犬が食欲不振になる3大原因と原因別の正しい対処法

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「ご飯の時間なのに今日は食べない」「昨日までは普通だったのに今朝は食べない」、という犬の食欲不振は心配になります。

犬はしゃべれませんから、どこか痛いのかな?具合が悪いのかなと思ってしまいますよね。

食欲不振とひと口に言っても、「ほっておいたら、2日後は食べた」というものから、「ほかの犬を預かったら、ご飯を食べなくなった」「食事を変えたら食べない」という犬の気持ちが原因と思われるもの、「下痢と嘔吐がある」という病気や体調不良を疑うものなど、さまざまです。

人間も同じで、調子が悪い時も食欲不振になりますし、試験の前など緊張している時も食欲がないです。

ここでは、犬の食欲不振について詳しく紹介していきます。

人間と同じで、今日はちょっと食べたくない、というだけもあれば、病気にかかっていることも考えられます。

食欲不振以外の症状も、詳しく紹介しますので、ぜひ、参考にして、愛犬に症状が出た場合に、照らし合わせてください。

病気の場合はすぐに動物病院に連れていくことが必要ですが、家の中でも対処できる方法や、症状の癒し方もあります。

案外簡単なものばかりですので、覚えておきましょう。

愛犬が食欲不振になった場合、飼い主さんは不安にならずに、まずは落ち着いて様子を見てあげます。

犬の食欲不振とはどういう状態なのでしょうか?

目次

1.犬の食欲不振とは

2.犬の食欲不振の原因3選
2.1.老犬は『歳を重ねたこと』によって五感が衰える
2.2.『ストレス』を感じたことにより食欲がなくなる
2.3.『病気』による食欲不振
2.4.元気なのに食欲がない場合、考えられること

3.食欲不振に伴って引き起こす症状は注意
3.1.『下痢や嘔吐』を伴うのは消化器官が影響している
3.2.『震えや嘔吐』の考えられる病気は感染症
3.3.『食欲不振と便秘』は日頃の食事がよくない
3.4.『寝てばかり』いて全然食べない

4.犬の食欲不振を改善する3つの方法
4.1.食にまつわる悩みを解消するツボ、『足三里』
4.2.食欲をそそらせるために『匂いをだす』
4.3.『消化吸収を助ける』サプリメント

5.まとめ

1.犬の食欲不振とは

食欲不振は、犬の体、気持ちに何らかの不調がある時の表れです。

1日ぐらいなら心配いりません。次の日は何もなかったように食べたりすることもあります。

しかし48時間も食べないままだと食欲不振といえます。ただそれでも、元気にしているワンちゃんもいます。

いつもはガツガツと、あっという間に食事を平らげる犬も、時には食欲不振になります。下痢や嘔吐、震えなどの症状がないか様子を見守りましょう。

食欲がなく、食べても少しの量だけの状態が続いたら、病気を疑い、念のために動物病院で診てもらうことをおすすめします。

食欲不振はストレスや運動不足などが原因の場合もあり、この場合、散歩をしたり、思い切り走らせたりしたら、さっきは食べられなかったのに元気になっていることがあります。

また、不安や不快感など、精神的なトラブルでも犬は食欲不振になります。

食欲があって、自分のお皿の前に来て、匂いを何回も嗅いだり、お皿に興味を持っていたりしますが、食べない場合もあります。

食べたそうにしているのに食べないのは、歯が痛い、口の中が痛いなどの原因も考えられます。

全く食べたくなさそう、見向きもしない場合は、吐き気がある場合などがあります。

2.犬の食欲不振の原因3選

犬が食欲不振になる原因は、年を取ったこと、ストレスによるもの、病気の場合の3つが考えられます。

この3つについて詳しく紹介していきます。

2.1.老犬は『歳を重ねたこと』によって五感が衰える

犬も人間と同じで、年を取ると、いろいろな体の衰えが出てきます。

味覚も衰えてきます。嗅覚も弱くなり、食べ物の匂いをあまり感じなくなり、食欲不振になることもあります。

このほかに耳が遠くなったり、老眼になったりします。

年齢とともに体も変化し、食の好みが変わることもあります。

一日中寝ているか、のんびりと寝そべっているなど、運動量も若い犬のようにはありません。

必要な摂取カロリーも少なく、お腹が空いていないこともあります。

歯が弱くなったり、抜けてしまったりして、飲み込む力が落ちていることも考えられます。

歯が弱い、飲み込みづらい場合は、食事を小さく刻む、柔らかくする、お湯をかけてふやかしてあげるなど工夫することが大切です。

食事のお皿の高さも年を取ると、足腰が弱って高すぎる、低すぎるなどが出てきます。

犬はお皿を持って食べられませんので、食べづらそうにしている場合は、高さを変えてあげてください。

食欲が低下している老犬には、1回の食事が少なくても、バランスよく栄養価が高いものをあげたいです。

老犬用の市販のドッグフードもいろいろ出ていますので、シニア用に変えてみるのもいいです。

いつもの食事にひと手間かける場合は、鶏肉のササミ、むね肉などを加えて、タンパク質を多くとれるようにします。

レバーやハツなどの内臓もいいです。

魚は脳の働きや認知症予防の成分も入っています。骨に気を付けてください。

カボチャなどの緑黄色野菜、食物酵素が豊富なキャベツを刻んだり、茹でたりして加える。

疲労回復に役立つアスパラギン酸を多く含むアスパラガスを茹でてみじん切りにして加えるのもいいです。

高い抗菌力を持つマヌカハニーをフードに混ぜたり、お湯に溶かしたりして飲ませてあげます。

マヌカハニーは、栄養価の高さと抗菌力の強さで最近、人気の食材です。

スーパーなどで販売されています。普通のハチミツでももちろんいいです。

2.2.『ストレス』を感じたことにより食欲がなくなる

ストレスを感じて食欲不振につながることもあります。

ストレスの原因を取り除いてあげることで、治ります。

留守番などで淋しい思いをずっとしている。

狭いところにずっと閉じ込められているといったことが、ストレスになっているかもしれません。

飼い主さんがそばにいてあげて、安心させてあげてください。

犬は規則的な生活が好きな動物です。

毎日、散歩に行って、昼寝をしておやつをもらってという生活に満足しているようです。

それが崩された場合はストレスを感じています。

散歩に行けない、1日中工事などの騒音で昼寝が出来ないなどです。

ストレスによる食欲不振だからといって、愛犬が可哀そうだと、おやつばかりあげたり、人間の食べるものをあげたりしないでください。

いつもの食事を食べさせるようにします。

飼い主さんがいないと、不安でご飯を食べない犬もいます。

飼い主さんが出かける用意をしているだけで察知して、食事をすすめても食べません。

飼い主さんが帰ってくると、やっと安心して食べます。

それほど、犬の心は敏感で、食欲ともつながっています。

2.3.『病気』による食欲不振

病気による食欲不振もあります。これが一番心配です。

消化器系の病気では、下痢や嘔吐なども併発します。

発熱していて、食欲がない場合は、感染症にかかっているかもしれません。

すぐに動物病院で診てもらいます。

呼吸器の病気で食欲がなくなるのは、ケンネルコフや喘息、気管支炎などの場合です。

ケンネルコフはウイルス菌を吸入することで伝染する気管支炎で、咳がでます。

若い犬や免疫力が弱まっている犬が感染しやすく、1週間から数週間で治りますが、老犬はもう少し回復に時間がかかります。

犬は食べ物の匂いがないと食べたがりません。

鼻に異常があると、匂いが嗅げなくなり、食べ物を判別できなくなります。

鼻水やくしゃみをしていないか、呼吸の仕方がおかしくないかをみます。

このほかにも食欲不振になる病気はたくさん考えられます。

フィラリア症、心不全、肺炎、咽頭炎、出血性胃腸炎、腸閉塞、がん、膀胱炎、尿路感染症など。

実に多くの内臓の病気が当てはまります。

食欲不振のほかに、何かしらの症状が病気よって出ています。

体調はどうか、目は輝いているか、お腹を障り、異常がないかなど見てください。

体重が減った、下痢が続いている、元気がないなどの症状があったら、すぐに獣医師に診てもらいます。

このほかに歯周病など、口の中の病気もあります。

本当は食べたいけれど、歯や歯茎が痛くて、食べられないのです。

普段から歯、歯石の状態を見ておくといいです。

また、ペットサロンや動物病院に行くことがあれば、歯石の状態を相談してみるのもおすすめです。

頭のケガや、損傷により満腹中枢や空腹中枢に影響が出て、食欲不振になっている場合もあります。

成犬は体力もあり、絶食して胃腸を休ませることもいいですが、成長期の子犬などは、長く続くと成長に支障がでたりします。

子犬は体力もないので、「今日は食べないなあ」と思っているうちに、かなり具合が悪くなってしまうこともあるので注意します。

子犬は食事の時に飛んできて、すごい勢いで食べます。

そういう元気な子犬が、急に食事に呼んでも来ないことがあったら、目の輝きや行動などをチェックしてあげてください。

2.4.元気なのに食欲がない場合、考えられること

愛犬がいつもと同じように元気にしていて、食欲がないだけなら、様子を見てください。

人間と同じで、すごく暑い日は、それだけで食欲がないことがあります。

鼻が詰まってしまってよく食事の匂いがわからないということもあります。

犬は匂いがわからなくなると、食べないことがあります。

今食べているドッグフードに飽きてしまった、あまり好きじゃないものかもしれまません。

ドッグフードを変えてみる、手作りのトッピングを加える、手作りフードにしてみるのもいいです。

また、フードが傷んでいて、避けて食べたくないということもあります。

小型犬は生後4か月位から始まる思春期を迎えた場合も考えられます。

子犬用の栄養価の高いフードから食事を変えたとたん、新しい食事が気に入らずに食べないことがあります。

「食べないのは、かわいそう」と、次々においしい食事やおやつを与えて、犬の機嫌をとっていると、「あんまり、おいしくないものは、食べないで待っていると、もっとおいしいものが出てくる」という、わがままが出てきますので注意してください。

食事の好き、嫌いで食べない場合があります。

自分のお皿の食事は食べないけれど、おやつは欲しがる。飼い主さんのご飯は食べたがるという場合です。

これは食欲不振というよりも好き嫌いです。

「フードは食べないけど、お腹が空いて可哀そう」と、おやつなどをあげて甘やかしていると、与えた犬フードは、食べなくなります。元に戻すのは大変です。

人間の食べるものを上げていると、犬は自分のフードに興味をなくして食べなくなることがあります。

犬は飼い主さんと同じ、おいしい匂いがするものを食べたいのです。

人間の食事にも肉や魚など、犬が食べていいものがたくさんあります。

でも、人間の食事は、犬には味が濃くて、塩分が多すぎです。

脂っこいこともあり、食べ続けては肥満や病気の原因になります。

一度、上げてしまうと、味を覚えて、ずっと欲しがります。

極力人間の食べるものはあげないようにします。

3.食欲不振に伴って引き起こす症状は注意

食欲不振だけにとどまらず、ほかにさまざまな症状を併発している場合は、病気や感染症にかかっている場合があります。

下痢や嘔吐、震えなどが合わせてある場合を詳しく見ていきます。

3.1.『下痢や嘔吐』を伴うのは消化器官が影響している

消化器系の病気の場合、下痢、便秘、嘔吐などを併発します。

胃腸炎などのほか、食べ過ぎで消化機能が追い付いていないかもしれません。

下痢も水状なのか、粘性があるものかなどによっても違います。

冷えからくるものや病気、寄生虫などさまざまなものが考えられます。

嘔吐があっても、下痢はしていな場合は、様子を見てください。

下痢がある場合は1食抜くなどして様子を見てください。

下痢は止めないようにします。脱水になりやすくなっているので、よく水を飲ませてください。

夏などは冷えから下痢をすることもあります。

また、おやつのあげすぎや、人間の食べ物をあげたりすることが、胃腸の負担になっていることもあります。

「いつも通りに食べさせたい、食べて元気になってほしい」と飼い主さんは思いますが、犬が欲しがるまで無理やりに食べさせる必要はありません。

元気になれば、食事を欲しがります。

調子がよさそうだからと、いつも通りに上げると消化不良になり、嘔吐や下痢が続いてしまう場合があります。

量を工夫してください。

下痢や嘔吐が続く場合は、動物病院で診てもらってください。

3.2.『震えや嘔吐』の考えられる病気は感染症

犬が震えていて、しかも嘔吐がある場合は、感染症にかかっていることが考えられます。

感染症の場合は、発熱や脱水症状もあります。

消化器系と泌尿器系の病気は震えと嘔吐があることがあります。

胃腸系の病気では、胃潰瘍、急性胃炎、急性膵炎などがあります。

胃捻転はシェパード、ボルゾイ、ボクサー、グレート・デンなどの大型犬がなりやすく、死に至ることもある病気です。

運動した後に水を一気に飲んだり、食べたりすることで胃がねじれてしまう症状です。

胃がねじれているので、吐けずに苦しみ、痛みで震えています。緊急手術が必要な場合が多いです。

運動直後の飲食に注意をしてください。

泌尿器系の病気の場合も、尿をきちんと作れなくなったり、全身に尿の毒素が回ったりして、嘔吐や震え、下痢などを起こします。

膀胱炎、腎不全、尿毒症などです。

食欲がなく、水を飲んでは、頻繁におしっこする行動をします。口からアンモニア臭がするなどさまざまな症状が出ます。

すぐに動物病院で診てもらってください。

感染症のジステンバーも怖い病気です。

下痢、嘔吐、肺炎と、消化器系、呼吸器にも症状が出て危険です。ひどくなると震え、けいれんが出ます。

このほかに、犬伝染性肝炎、コロナウイルス感染症、犬パルボウイルス感染症などがあります。

どれもひどくなると死に至る怖い病気です。

震えと嘔吐がある場合、中毒になっていることもあります。

散歩中に誤って拾って食べたり、舐めたりしたものに薬品がついていたという場合です。

農地などが近くにある場所を散歩している犬は、除草剤や農薬が掛かっている草や土が身近にあります。

家の中では、誤ってタマネギ、チョコレートなどを食べてしまった場合が考えられます。

中毒は、震えと嘔吐のほかに、下痢や目の充血、興奮などの症状がみられます。

すぐに動物病院に連れて行ってください。

中毒となっている原因や食べた量がわかる場合は、獣医師に伝えてください。

中毒は後遺症が残ることもある恐ろしいものです。すぐに治療を受けてください。

中毒は飼い主さんの注意によって防げます。

散歩中に、犬が興味を持って近づいた物を、誤飲しないように気を配ってください。

家でもチョコレートを、犬が届くところに置きっぱなしにしないことです。

犬が震えるのは、単純に寒い時があります。

ストレスなどが原因の場合は、神経質になっていたり、警戒心が強くなっていたりする時です。

この場合は、不安を取り除くように、飼い主さんが抱っこしたり、撫でたりして安心させてください。

3.3.『食欲不振と便秘』は日頃の食事がよくない

便秘によって食欲不振になっていることもあります。

繊維質のものを与えすぎて、固まってしまったり、老廃物が溜まったりして便秘になっている場合です。

どの位便秘が続いているかによって重症度が異なります。

犬によって排便の回数は異なりますが、成犬は毎日、2回くらいです。

子犬はもっと回数が多いです。2日間ぐらい排便がないなら、便秘です。

ドッグフードの相性が悪く、便秘になっていることもあります。

質の悪いドッグフードに含まれる油や添加物などが原因です。

小麦、米、大豆などの穀物類の消化が苦手な犬もいるので、原料に穀物類が多いと便秘や食欲不振になります。

ドッグフードを変えて様子を見てください。

腸内環境を整えることが望まれます。

サツマ芋など繊維質の多い野菜を茹でて刻んで入れてあげたり、少しプレーンヨーグルトやオリゴ糖、果物を与えたりするのもいいです。

ビフィズス菌などが入ったサプリメントも売っています。

腸内の善玉菌を増やして消化を助けます。

老犬になると善玉菌が減りますので、便秘のワンちゃんには、サプリメントなどもおすすめです。

ひどい場合は軽度の下剤を飲ませます。薬局やペットショップで購入できます。

犬も人間と同じで、バナナ状のウンチであれば問題はありません。

便が出ているがコロコロ、少ししかでない場合は、犬が飲んでいる水分量を見てください。

水分をあまりとっていないのかもしれません。

ドライフードの場合は、食事にお湯をかける、お肉を茹でたお湯をかけてあげるなどして水分を増やしてあげてください。

カルシウムなどの取り過ぎも便秘になります。

骨や煮干しなどを毎日あげて、ウンチがガチガチになっていたら、量を調整してください。

引っ越ししたばかり、粗相して叱られて排便が不安など、精神的なストレスでも便秘になります。

3.4.『寝てばかり』いて全然食べない

食事をしないで、寝てばかりいる場合、飼い主さんは心配になります。

1日ならまだしも、続く場合は、何か体の不調があります。

犬はしゃべれませんので、元気にしているのか、だるそうにしているのか、呼吸は正常化などをみます。

だるそうなら、病気の前兆かもしれません。

肺の病気、腎臓病や甲状腺機能低下症などが考えられます。

食事だけではなく、散歩にいきたがらないなど、水も飲みたがらないなど、ほかのことも嫌がるかをみてください。

おかしいと思ったら、動物病院に連れていきます。

老犬などは、これまでにないほど、1日中よく寝ています。

食事に興味がなさそうでも、少し食べている、水を飲んでいるなどがあれば様子を見てください。

犬も食べたくない時があります。

飼い主さんが構いすぎると、犬が不安になってしまいます。「食べなさい」などと叱ったりしないでください。

4.犬の食欲不振を改善する3つの方法

次に食欲不振になった場合、家で出来る治療方法を紹介します。

犬は目の輝きもあるという健康状態で、食欲がない場合に役立ててください。

4.1.食にまつわる悩みを解消するツボ、『足三里』

食欲不振や食欲にムラがある場合など、胃腸に効くツボ「足三里(あしさんり)」を押すことをおすすめします。

家で簡単にできますし、薬品も使わないので、体が弱いワンちゃんでも安心です。

東洋医学では、気の通り道、経路の上にあるツボを刺激して気の流れをよくすることで、健康促進を図ります。

足三里は、胃腸の健康、元気が出ない時に刺激すると、胃のぜんどう運動を活発にし、消化を助けてくれます。

食欲がない時に押すと、食欲増進になります。下痢の解消にもなります。

足三里は、後ろ足の膝の外側の骨が出っ張っているところから、やや斜め前の下のくぼみの部分です。

くぼみは膝と外くるぶしの間、上から4分の1あたりです。

くぼみに親指を当てて、足をつまんで5秒ほどゆっくり、やさしく圧力をかけるように押してください。

左右、約20~30回ずつ押します。

小型犬は指では押せないので、綿棒を使ってください。

ケガをしないように、弱めにやってください。

爪を短くして、指輪などをしている場合は外します。

足三里は人間にもありますので、胃もたれの時に押してみてはいかがですか?

犬のお腹をやさしく円を描くように、なでてあげるのも胃腸の不調に効果があります。

マッサージやツボ押しは、いきなりやると犬はびっくりしてしまいます。

犬を落ち着かせて、話しかけながらやります。

飼い主さんものんびりした気持ちで、リラックスしてやります。

犬が気持ちよさそうにしていたら成功です。

夏バテがある場合にも、足三里のツボ押しがよいようです。

4.2.食欲をそそらせるために『匂いをだす』

犬は嗅覚が発達しています。

食事の匂いを強くして、刺激してあげることで、食欲をそそってあげます。

健康な犬の場合は、これで食欲が戻る場合があります。

人間も食欲がなかったのに、肉の焼ける匂いや、甘い匂いがしてきたら、食欲がわきます。

犬はニンニク系の匂いが好きだそうです。

好みですので、すべての犬が好きというわけではありません。

ニンニクを細かく切って、食事に加えてみるのもいいです。

犬はニンニクを食べても大丈夫ですが、少量にします。

温めてあげるのも匂いが引き立ついい方法です。

ドッグフードを少し温める、お湯をかけるなどすると、匂いが強くなります。

アロマテラピーを使って食欲を回復させることもできます。

犬の食欲不振にはバラやベチバーのエッセンスがいいそうです。

少し嗅がせたり、ティッシュにとって、犬の近くに置いたりします。

バンダナにつけて、犬の首に巻くなどしてもいいですが、犬に直接つけるのは止めます。

乾燥したハーブのペパーミント、ファンネル、ショウガ、ディルなどを食事の上に少し振りかけてみる方法もあります。

4.3.『消化吸収を助ける』サプリメント

サプリメントも多く販売されています。

食欲不振や消化吸収を助けるサプリメントを紹介します。

プロバイオティクスは体によい働きをする細菌で、食事の消化を助けます。

下痢や嘔吐、などの胃腸疾患の予防、治療に適しています。

プロバイトティクスが入っているサプリメントに「酵素パワー元気」があります。

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プロバイオティクスと53種類の野菜や果物を発酵させた野菜パウダーです。

ビタミン、ミネラル、アミノ酸などがスムーズに吸収できます。

食事に振りかけて食べさせます。100g入りで約500円からあります。

このほか、同じ会社から消化酵素の商品も出でいます。

「犬用消化酵素・エンザイム」で、消化酵素のほかに青パパイヤとリンゴ粉末が入っています。

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犬が好きなチーズ味で、おいしく食べて消化をサポートいます。

粉状でスプーン一杯ほどを食事に振りかけて食べさせます。100gで約2500円です。

発酵食品を利用したサプリメントもあります。

大豆活性酵素「rashiku‐rashiku」は天然酵母、こうじ菌、乳酸から出来たサプリメントです。

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天然酵母、こうじ菌、乳酸菌を特殊な方法で休眠状態にしてあります。

そのまま胃腸なで届き、消化酵素を届けてくれます。

食事に振りかけて与えます。130gで約2000円からあります。

「ニュートリスタッドサプリメント」は、アメリカで初めて販売されたペット用サプリメントです。

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食欲不振や栄養補助として利用されるロングセラー商品です。

120.5g入りで1200円前後です。そのまま与えたり、お湯に溶いたりして与えます。

膵臓に疾患がある場合も消化酵素が不足しているので、サプリメントで補ってあげるのもいいです。

膵臓の不調から来る食欲不振には「C&Rベジタブルエンザイム」があります。

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100%植物を原料にした消化酵素です。

膵臓が不調の場合に特に効果的な商品です。

Sサイズ26g約1000円~、各サイズがあります。食事に振りかけて与えます。

穀物類の消化が苦手な犬に利用されているのが、主に魚類からつくられた「クプレラホリスティックグレインフリー」です。

Amazon

小麦、大麦などの穀物を含んでいいません。

消化酵素やマルチビタミン、プロバイトティクスも含まれています。

900gで2500円前後です。フードとして与えます。

いずれも商品はペットショップや通販で購入できます。

子犬から老犬まで使えるものが多く、与え方も食事に混ぜられ、食べさせやすいです。

老犬で栄養がとれない場合もサプリメントに頼るのもいいです。

5.まとめ

犬の食欲不振について紹介しました。

飼い主さんは、犬が食事をとらないと、どこか悪いのではないかと、とても心配します。

私たちは、犬が元気に食べているところを見ると安心し、いつも食欲旺盛であることに期待しているのかもしれません。

犬も食べたくない時もあるんだろう、と構えて見守ることも大切です。

案外、気が付いたら、お皿が空っぽになっていた、ということもあります。

食欲不振はストレスによるものがあり、これを取り除いてあげるのは飼い主さんの役目です。

老犬になって食欲が落ちるのは自然の摂理です。

長い付き合いの中で、好きな物もわかっていますから、少しでも食べられるように、栄養バランスを工夫して、健康を維持できるようにしてあげましょう。

一番怖いのは病気です。人間も同じですが、食欲不振のほかに何かしら症状が出ているはずです。

怖い病気も多いですから、おかしいと思ったら、すぐに動物病院に連れていくことをおすすめします。

かわいい愛犬ですので、「いっぱい食べさせたい、でも、病気にならずに元気でいて欲しい」と思うのが飼い主さんです。

食欲は健康のバロメーターです。

飼い主さんは正しい知識を持って、犬の健康を守ってあげてください。

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