テリア犬種で、もっとも有名なのがワイヤーフォックステリアです。キツネ狩りで活躍した名残から、とてもエネルギッシュで身体能力が高いです。
くるくるした硬い毛並みが人気で、シュナウザーのようなカットだけでなく、プードルのようなふんわりしたカットも楽しめます。
ここではそんなワイヤーフォックステリアの性格や特徴、飼うための情報とカットについてまとめました。
目次
1.ワイヤーフォックステリアってどんな犬?
1.1.性格について
1.2.身体的特徴
1.3.値段や寿命について
1.4.気をつけたい病気
2.ワイヤーフォックステリアを飼いたい!
2.1.ペットショップやブリーダーから迎える
2.2.おすすめのブリーダー
2.3.里親募集を探す
3.特徴的なワイヤーフォックステリアのカット
3.1.カット方法について
3.2.プラッキングでお手入れする
3.3.バリカンでお手入れする
3.4.ワイヤーフォックステリアのカット集5選
1.ワイヤーフォックステリアってどんな犬?
昔はキツネ狩りで活躍したワイヤーフォックステリアは、とてもエネルギッシュな性格で身体能力も高いです。
ショードッグとしても人気が高く、ワイヤーという名の通り、針金のような毛並みが多くの人々から愛されています。
1.1.性格について
ワイヤーフォックステリアは、たくさんのテリア犬種の中で、世界的に最も知られている犬種です。典型的なテリアとしての性格や気質を持っています。
もともと穴の中に住む害獣の駆除犬で、特にキツネ狩りで活躍したため名前に「フォックス」が入っています。自分より大きな害獣と戦うために改良された歴史があり、攻撃的な性格であることが求められていました。
そのため、
- 気が強い
- 精神力が強い
- 勇敢
- 決断力がある
- 好奇心旺盛
- 賢い
- いたずら好き
- 神経質
- 警戒心が強い
といった、エネルギッシュな性格を持っています。しっぽが頑丈なので、昔はしっぽを引っ張って動きを抑えるようなしつけをしていたそうです。
子犬のときは特にやんちゃで、子供が乱暴に扱ってしまうと反撃する可能性もあります。もともと子どもと遊ぶのが大好きですが、調子に乗ってやり過ぎてしまうこともあるので、しつけは子犬の頃からしっかりとしておく必要があります。
元気で愉快な性格なのですが、意外と神経質な面もあり、家族以外には警戒心が強くなり、小動物に襲いかかることもあるのです。甲高い声でよく鳴くので、番犬としては優秀ですが、 近所迷惑にならないよう気をつけましょう。
リーダーと認めた飼い主には従順な姿勢を見せるので、しっかりとした主従関係をつくって信頼されれば、攻撃的で突発的な行動も抑制できます。人気の高い犬種ですが、しつけの面では初心者向きではありません。
1.2.身体的特徴
ショードッグとしても人気の高いワイヤーフォックステリアは、バランスのとれた美しい体が特徴的です。その外見の美しさを競う愛好家が、世界にも多く存在し、数々のドッグショーで優秀な成績をおさめています。ベスト・イン・ショーに最も近いテリアと呼ばれるほどです。その大きさは、
- 体高36.5~39cm
- 体重7.3~8.2kg
といったところで、メスは若干小さくなりますが、オスとはそこまで大差ありません。小型犬にしては大きく、実際は小型犬と中型犬の間くらいの大きさです。胴体が短いため、小型犬に分類されています。
1番の特徴は、体長と体高がほぼ同じなので、横からみるとスクエア型になっているところです。体のバランスが非常によく、骨格もしっかりとしています。体重に比べて太くまっすぐな足で、しっかりと地面を踏みしめて立つ姿は、テリアの中の貴公子と呼ばれています。
毛色は、
- 白
- 白に黒とブラウンの斑
- 白と黒
- 白とブラウン
というものが主流ですが、もともとはレッドに近い毛色でした。キツネ狩りをしていた当時、キツネと間違えて射殺されてしまうことが多発していたため、白色を優性として改良されたようです。
当時、キツネ狩りをしていたテリア種はすべて「フォックステリア」と呼ばれており、1790年頃に現代のフォックステリアの原形まで進化しました。その後、改良されて「スムース」と「ワイヤー」という種類に分かれていきます。
スムースは短毛、ワイヤーはくるくるとして針金のような剛毛のテリアです。1850年頃にスムースフォックステリアが認知され、1870年頃にワイヤーフォックステリアが認知されています。アメリカでは1985年まで、両種が同じフォックステリアとして登録されていたため、相互に交配が行われていました。
また、キツネ狩りの際には、必ず獲物を仕留められるといわれており、かなりの身体能力を持っています。他の犬種と比べても、トップレベルの足の速さでパワーもあるため、馬にも追いつけてしまうほどです。跳躍力もかなりのもので、160cmの人間の腰上まで、軽々と飛びあがって来られるのです。
1.3.値段や寿命について
ワイヤーフォックステリアの寿命は10~13年といわれ、他の犬種と比べても平均的な寿命です。エネルギッシュな性格なので、散歩や運動を日々継続できないとストレスがたまってしまい寿命に影響してしまうこともあります。
散歩であれば、毎日30分程度、2回以上行えるとよいでしょう。その他にも、ドッグランなどで自由に駆け回れる時間もあると、ストレスなく健康的に生活できます。
ドッグランなどでは、目を離さないようにしたり、他の犬に喧嘩を売ったりしないように注意しなければならならないので、しっかりとしたしつけをしておきましょう。
値段は、血統書のついた優秀な血筋であれば25~30万円程度はするでしょう。ショードッグとして飼育したいのであれば、30万円程度の子犬を探してみてください。
ペットとして飼うので血統は関係ないのであれば15~20万円程度でよいと思いますが、ブリーダーによっては優秀な血筋の子犬のみを育てていることもあるので、問い合わせするなどして納得してから購入しましょう。
ペットショップでの販売価格は、ブリーダーから仕入れるため少し高めに設定されています。それほど優秀な血筋ではなくても30万円近い値段で販売されていることもあるので、気になる方はどのような血統か聞いてみましょう。
1.4.気をつけたい病気
ワイヤーフォックステリアは、遺伝的な内臓疾患などはあまり心配ありませんが、アトピー性皮膚炎などの皮膚の病気に特にかかりやすい犬種です。脂性で皮膚が弱いため、少しの刺激でも赤くなってしまったり、かゆくなってしまうことがあります。
硬い被毛におおわれていて、ニオイがこもって臭くなりがちでもあります。シャンプーを定期的にしたり、毎日ブラッシングをしたりして、皮膚を清潔に保ってあげましょう。
垂れ耳ですから、どうしても通気性が悪くなってしまうため、外耳炎などの症状が出やすいです。耳のチェックは毎日行い、耳垢が溜まりやすいと感じたら1週間に1度、優しく耳掃除をしてあげるとよいです。
また、眼疾患では二重まつげやチェリーアイになりやすいと言われています。二重まつ毛は、まぶたの内側にもまつ毛が生えてしまう症状で、内側のまつ毛が常に目を刺激し、目やにやかゆみなどの症状が発生します。遺伝性ですので発症した場合は、刺激しているまつ毛を動物病院で抜いてもらいましょう。
チェリーアイは、第3番目の眼瞼の裏にある、第三眼瞼腺が瞬膜の外に飛び出してしまう病気です。これが外の刺激にさらされて、サクランボのように腫れあがってしまい、角膜炎や結膜炎を併発することもあるそうです。
先天的に第三眼瞼腺と骨膜をつなぎとめる力が弱いと、チェリーアイを発症しやすいようです。それ以外にも目やその周辺に傷を負った場合や、目の奥に腫瘍があった場合などにもチェリーアイを起こすことがあります。
その他には、身体能力の高さゆえにワイヤーフォックステリアは、肩を脱臼しやすいという危険もあります。高い所から飛び降りたり、興奮して無理な運動をしたりといった強い衝撃が加わると、肩を脱臼してしまうことがあるのです。
前足を地面につけずにあげているようであれば、脱臼している可能性があるので、動物病院で一度診てもらいましょう。興奮した状態で遊びすぎないように、メリハリをつけてあげてください。
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2.ワイヤーフォックステリアを飼いたい!
活発なワイヤーフォックステリアはストレスなく飼育されている、ブリーダーから購入するのがおすすめです。ペットショップでは、ストレスが溜まり攻撃的な性格になりがちです。飼育環境が整っているのであれば、里親募集もおすすめします。
2.1.ペットショップやブリーダーから迎える
生後50日程度の子を迎えたい方は、ペットショップで購入するとよいですが、ペットショップにいるワイヤーフォックステリアにはデメリットもあります。
活発に動き回りたい子犬を、ガラス張りのショーケースに入れているため、ワイヤーフォックステリアの子犬は特にストレスが溜まってしまいます。ペットショップに来てすぐの子犬であれば心配するほどのストレスはかかっていないかもしれませんが、ショップに置かれている期間が長いほど精神的なストレスは溜まっているでしょう。
また、ペットショップは仕入れ値を押さえるため、市場や安い値段のブリーダーから仕入れているため、もともとの健康状態が良好でないこともあります。安い値段で子犬を販売しているブリーダーは、悪い環境で子犬を繁殖させている可能性があるのです。
ブリーダーから購入するとしても、飼育環境が整えられていなければ、ペットショップでストレスの溜まった子犬を購入するのと同じです。ストレスが溜まると、もともとの攻撃的な性格が前面に出て、激しい性格の子犬になっていることが多いです。
飼育やしつけには根気の必要なワイヤーフォックステリアですから、ブリーダーは犬のケアに慣れている経験の豊富な方を探すとよいでしょう。子犬の時期にしっかりしつけされていなければ、
- 人に対して攻撃的
- 甘噛みが激しい
- 興奮しやすい
- 吠え癖がついている
- 自己主張が激しい
- 気性が荒い
などといった傾向が出ているので、そのような点がないかどうか見学して、子犬の様子を観察してみましょう。
2.2.おすすめのブリーダー
東京都 ケリーケンネル
子犬1頭1頭、きちんとコミュニケーション取りながら飼育されています。ブリーダーは正しい知識をもち、子犬の健康管理がしっかりできるようこころがけています。子犬たちは社会性が身につくよう、みんなで遊ばせて元気に育っているようです。
初めて犬を飼う方でも安心して飼えるよう、配慮してされています。ショータイプをお求めの方も、パートナードッグをお求めの方も対応してくれます。伝染病予防のため、飼うつもりのない見学はできないので、犬を飼う心構えができてから問い合わせするようにしましょう。
神奈川県 子犬のブリーダー.jp
自宅という安心できる場所で親犬が出産し、その親元で育った子犬は心身共に健康です。ワイヤーフォックステリアのほか、アメリカンコッカースパニエル、ウエストハイランドホワイトテリア、チワワ、トイプードルなど様々な犬種がいます。
北海道から沖縄まで、全国の愛犬家へ販売しているので遠方でも安心です。ボストンテリアの子犬は夏季は空輸できませんが、それ以外は空輸にも対応してくれます。
滋賀県 釜田ブリーダー
長年ドッグショーに参加されているので、ショードッグをお求めの方には心強いブリーダーだと言えます。日本警察犬協会公認訓練士の資格を持ち、石川県警察本部嘱託警察犬指導手や、日本警察犬協会公認トリマーとしても活躍されています。もはや犬のプロです。
しつけ教室、トリミング、ホテル、ドッグランを併設しており、繁殖功労賞も受賞している犬舎です。
奈良県 野村純一 ブリーダー
サイト「ブリーダーナビ」の「野村純一 ブリーダー」ページはこちら
こちらはテリア専門の犬舎で、ワイヤーフォックステリア、エアデルテリア、ノーフォークテリア、ホワイトテリア、ジャックラッセルテリアなどの7種を主に繁殖されてます。
犬舎は広々とし、様々な犬種がお互いに仲良く群れて遊んでいるそうです。見学の際も無理に購入を迫ることもなく、普段通りに接してもらえたとの口コミもあります。
奥様が対応されることもあり、明るい方のようです。父犬、母犬だけでなく、祖父犬や祖母犬の話も聞くことができ、丁寧なアドバイスがあるので安心して子犬を迎えることができたという飼い主もいらっしゃいます。
また、お迎えまでの間、数回子犬の動画を送ってもらえるそうで、ブリーダーの愛情も伝わりますし、飼い主も子犬とのこれからの暮らしを楽しみに待つことができるでしょう。
2.3.里親募集を探す
飼い主の居なくなってしまった犬、飼育放棄された犬、飼い主になんらかの問題があった犬など、恵まれない環境にいるワイヤーフォックステリアもたくさんいます。テリア種では1番知られている犬種だとしても、日本で飼育されている数が多いわけではありません。
運よく里親募集にワイヤーフォックステリアがいればよいですが、探せばすぐに見つかるとは言えないでしょう。そういった場合は、繁殖引退犬の里親になることをおすすめします。
ただし、里親になるには、飼育放棄しない環境や資金、心構えなどが必須です。最期の時まで大切に育てていきたいという気持ちがある方は、ぜひ里親になって頂きたいと思います。下記を参考にしてください。
NPO法人ペット里親会
代表の上杉さんが1992年から個人で保護活動をしていましたが、2001年NPO法人として認証されました。動物愛護センター、廃業ブリーダー、多頭飼育者などが飼育放棄した犬猫たちを年間700~800頭保護し、新しい飼い主を見つける活動をされています。
東京都板橋区で毎週日曜日、午後3時~5時半まで里親会を行っており、随時見学することができます。迎え入れたい子が見つかった場合は、里親アンケートにて申し込みをし、里親会でお見合いをします。
お見合いで相性が良さそうであれば、1週間~10日間のトライアルで、最後まで飼育できるかどうか最終確認をするそうです。トライアルで問題かなければ正式譲渡となります。
こちらの活動拠点が埼玉県なので、譲渡できるのは犬を送り届けられる首都圏のみとなっています。下記のブログでは、日々の活動の様子がわかるので、ぜひ参考にしてください。犬猫たちの悲惨な現状に胸が痛むこともありますが、大切な命を最後まで全うさせてあげたいと思うばかりです。
静岡県 クランバーアップケンネル
こちらはブリーダーですが、繁殖犬としての役割を終えた犬たちを無償で譲渡しています。繁殖犬のお産は生涯2回~3回を限度にしているそうで、5歳前で一般家庭へペットとして迎えてもらいたいと考えています。
純血種を途絶えさせず、その犬種らしさを後世に伝えていきたいとの思いで、優秀な血筋の子犬を繁殖しているブリーダーです。ですが、純血種の未来に貢献してくれた繁殖引退犬にも、生涯大切に育てられ、健やかな毎日を過ごせるように願っておられます。
ショードッグも繁殖犬も大切に育て、健康管理に気をつかっていますが、やはり家庭犬がもっとも幸せだとも考えているそうです。繁殖に貢献した犬の老後は心配されるところでありますが、その受け皿があれば、ブリーダーも繁殖引退犬を安心してゆだねることができ、また未来への繁殖をつなげていくことができます。
それだけでなく、ワイヤーフォックステリアは初心者にはしつけが難しいですから、子犬から飼育するのが不安な方も繁殖引退犬であれば、しつけが出来ているので安心して迎え入れることができます。
3.特徴的なワイヤーフォックステリアのカット
カットは、シュナウザーに似たスタイルが一般的でしたが、最近ではプードルのようなスタイルも人気になっています。美しい毛並みを維持したいならプラッキングをし、こだわりがなければバリカンでのお手入れもよいでしょう。
3.1.カット方法について
日本ではスムースよりも、ワイヤーフォックステリアのほうが圧倒的に人気で、スムースフォックステリアはブリーダーもあまり繁殖させていないようです。それだけ、ワイヤータイプの被毛が魅力的だということでしょう。
ワイヤーフォックステリアのカットは、シュナウザーのように眉毛と口髭を残したカットが一般的です。最近はそれに限らず、プードルのようなカットや、口周りの毛を立ててパフのように仕立てるカットなど、様々なカットスタイルを楽しむ飼い主が増えています。
被毛は、硬く密集した下毛と、少し長めの上毛のダブルコートです。針金のような下毛は少し曲がったりカールしたりしていて、上毛は巻き毛の子もいますが、ドッグショーでは直毛の方が好まれるようです。
テリア犬種はこのようなダブルコートになっており、お手入れにはプラッキングという方法をとります。一般家庭ではバリカンでお手入れするという方もいます。
3.2.プラッキングでお手入れする
プラッキングとは、硬い毛を根元から抜き、部分的に伸びてきた毛を抜いてお手入れするという方法です。これを子犬の時から行っておくと、成犬になってからの毛質にとても影響するので、生後4~5ヶ月の時期に行うのがおすすめです。プラッキングをすることによって、
- 新陳代謝を促す
- ワイヤーらしい毛並みになる
- 毛に光沢が出る
- 毛の退色を防ぐ
といったメリットがあり、皮膚炎になりやすいワイヤーフォックステリアにはよいお手入れ方法といえます。新陳代謝が促されれば、肌の免疫も強くなる可能性があります。プラッキングによって美しい毛並みになりますが、技術が必要なのでペットサロンに頼むと料金が高くなります。
プラッキング料金は、毛量によって変動しますが10,000~13,000円ほどします。プラッキングは3週間~1ヶ月間隔で、定期的に行うとよいのですが、毎回ペットサロンにお願いしていたら、それなりの出費になってしまいます。
3.3.バリカンでお手入れする
毛並みに特にこだわりがないのであれば、費用が抑えられるバリカンを使う方もいます。バリカンでお手入れするメリットは、
- プラッキングより料金が安い
- 自宅でもお手入れしやすい
という点です。ショードッグやワイヤーフォックステリアらしい毛並みにしたいならプラッキングは必須ですが、一般家庭であればバリカンで十分かもしれません。バリカンでお手入れするデメリットは、
- 毛質が柔らかくなる
- 毛色が退色してしまう
ということです。1度でもバリカンでお手入れしてしまうと、もうワイヤーらしい毛並みには戻らないとする情報もありますが、必ずしもそうではありません。
バリカンでお手入れしていたワイヤーフォックステリアを譲り受けた方が、プラッキングによってお手入れしてみたところ、もとのくるくるとして硬い毛質に戻ったそうです。
また、バリカンでのお手入れだと、皮膚炎になりやすいのかと言えばそうとは限りません。皮膚を健康にするためにプラッキングをしても皮膚炎になることもありますし、バリカンでお手入れしていても皮膚を清潔に保てば健康な皮膚になることもあります。
脂漏症の湿疹が出やすい犬を、自宅でお手入れしやすいようにバリカンでカットするというペットサロンもあるのです。
3.4.ワイヤーフォックステリアのカット集5選
上の画像を参考したページのブログ「ウェルシュテリアと・・・」はこちら
耳の毛をすっきりカットし、眉毛と口ひげを多めに残して、足元にボリュームをもたせている、基本的なワイヤーフォックステリアのスタイルです。足の毛がゴワゴワだったサリーちゃんですが、プラッキングによってふんわりしています。
上の画像を参考したページのブログ「センチュリーペット藤原台店」はこちら
つぶらな瞳でカメラを見つめるケイちゃん。顔まわりはふんわりさせて、体はすっきりカットしてしまいました。皮膚炎になりやすいワイヤーには、このようなサマーカットもおすすめです。
上の画像を参考したページのブログ「東京都渋谷区、犬・猫 ペットの美容室 FunkyD plus(ファンキーディー・プラス)。」はこちら
ニコニコという意味の名前のきときとちゃん。皮膚トラブルがなく清潔に保つことができていれば、このような体全体をふんわり伸ばすカットも愛くるしいものです。
上の画像を参考したページのブログ「ウェルシュテリアと・・・」はこちら
こちらの凛々しいうめじくん。さくらちゃんとカップルでのカットだったので、男らしく頭と耳上の毛を立たせたカットになっています。パートナーのさくらちゃんは対照的に、丸みをおびたカットになっていました。
「ドッグスタジオ・アン オフィシャルブログ」のカットを参考にしたページはこちら
ぬいぐるみのように可愛いミクちゃん。耳の毛も厚めに残し、顔も足元もふんわりさせた、プードルのようなカットです。背中はすっきり短くカットされています。このようなカットもだんだん人気になってきています。
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4.まとめ
世界にも愛好家がいて、日本でも人気のあるワイヤーフォックステリア。エネルギッシュな性格なので、攻撃性が前面に出ないよう子犬の頃からのしつけが必要です。ブリーダーから購入するなら、噛み癖や吠え癖などがないか観察しておきましょう。美しい毛並みを維持するならプラッキングによってお手入れして、様々なカットスタイルを楽しんでみてください。
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