可愛いトイプードルを飼ってみたいと思われている方は多いのではないでしょうか?
トイプードルは、初心者でも飼いやすいと聞いたことがあるのだけど、実際はどうなのか飼う前には不安になりますよね。
トイプードルは賢く穏やかな性格で、しつけもしやすいのでとても飼いやすい犬種と言えます。
ここでは、そんなトイプードルの基本的な性格から、被毛による特徴の違い、トイプードルを飼う時の注意点まで詳しく紹介しますので、トイプードルに興味のある方は是非最後まで読んでみてください。
目次
2.トイプードルの魅力とは?
2.1.トイプードルのよい点
2.2.トイプードルの魅力とは?
4.一般的な毛色にはどのような種類があるの?性格は毛色で異なる?
4.1.レッド
4.2.ブラウン
4.3.黒
4.4.シルバー
4.5.アプリコット
4.6.クリーム
4.7.ホワイト
5.トイプードルのしつけで覚えておきたい3つのポイント
5.1.トイレ
5.2.無駄吠え
5.3.マズルコントロール
1.トイプードルの基本的な性格を知ろう!
トイプードルはとても賢い犬種で、初心者の方でも大変飼いやすく、しつけもしやすいと言われています。そのため、根強い人気を保っている犬種でもあります。
そんなトイプードルは、実は被毛カラーの違いによってその性格も少しずつ違ってくる特徴があるのですが、まずは全てのカラーに統一する基本的な性格を紹介していきます。
- 穏やかでありながら、活発
⇒飼い主さんに従順で日々穏やかに生活していきますが、運動能力が意外と高いので走り出したりすると早過ぎて、うっかりすると追い付けなくなる程です。
- 温厚で人懐っこい
⇒温厚で人懐っこい性格なので、来客にもやたらに吠えたりせず明るく迎えてくれます。
- 社交的
⇒家族以外の人や他の犬にも愛想がよく、社交的な性格なのですぐに仲良くなることができます。そのため、多頭飼いにも向いています。
- 高い学習能力
⇒学習能力が大変高いので、しつけの際も割とすんなり覚えてくれることが多いです。その賢さを買われて、サーカスなどでも活躍しています。
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2.トイプードルの魅力とは?
人気のトイプードルですが、ここまで人気が長続きするには大きな魅力があるからです。
ここでは、トイプードルの良さや魅力的な部分を更に詳しく紹介していきます。
2.1.トイプードルのよい点
トイプードルの良いと言われる点について紹介します。
- 無駄吠えが少ない
⇒小型犬はキャンキャンと無駄吠えをする犬種が割と多いのですが、トイプードルは賢さからくるのか無駄吠えをすることがあまりありません。住宅密集地や集合住宅でも、近隣の方に鳴き声で迷惑をかけることがほとんど無いと言われています。
- 体臭が少ない
⇒他の犬種に比べてトイプードルは、体臭が少ないことも特徴の一つです。部屋が動物臭いなどの悩みをお持ちの飼い主さんも多いと思いますが、トイプードルにいたっては、室内が動物臭くなるようなこともほとんどありません。
- 抜け毛が少ない
⇒トイプードルは抜け毛がほとんどありません。アレルギーの原因になりやすい被毛がほとんど落ちないことから、場合によってはアレルギー体質の人でも飼うことができます。室内のあちこちが犬の毛だらけになってしまうようなこともありません。
2.2.トイプードルの魅力とは?
根強い人気で、ここ数年人気犬種のトップ3に入るトイプードルの魅力について、いくつかあげていきます。
- スタイルカットを楽しめる
⇒トイプードルのカットは、本当に種類が豊富です。ノーマルなスタイルから、時には奇抜なスタイルまで、飼い主さんの思うようなカットを楽しむことができます。
- しつけがしやすい
⇒トイプードルはとても賢い犬種ですので、しつけをする時もすんなり覚えてくれることが多く、飼い主さんがしつけをするのを諦めてしまうようなこともあまりありません。
- 被毛カラーが豊富
⇒トイプードルは被毛の色も豊富で、自分の好みの色を選ぶことができます。被毛の色や性別によって性格も多少変わってきますので、どんな子にしようか選ぶ楽しみもあります。
3.トイプードルのオスとメスの性格は違う!
トイプードルはオスとメスでも性格の違いがあります。
それぞれに違ったよさがありますので、毛色と合わせて選ぶ際の参考にしてください。
- オス
活発で活動的な性格の子が多いです。
自立心は旺盛ですが、メスに比べると少し幼い部分があります。
元気でむじゃきなタイプと言えるかもしれません。
- メス
大人しく控えめな子が多いですが、要領のいい賢さも合わせ持っています。
飼い主さんの言う事を素直に受け入れる傾向が強いです。
一般的には、初めて犬を飼う方はメスの方が飼いやすいと言われていますが、トイプードルの場合には、メスもオスも他の犬種と比べると落ち着いているタイプが多いので、どちらでも飼いやすいと思います。
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4.一般的な毛色にはどのような種類があるの?性格は毛色で異なる?
トイプードルは毛色によって性格に少しずつ違いがあります。もちろん同じ毛色でも個体差はありますが、この毛色の子はこんな性格の子が多いという物をまとめました。
4.1.レッド
最近では最も人気のあるカラーと言われています。
性格は温厚で人懐っこく、天真爛漫タイプです。
他の犬種に比べると物覚えはいいのですが、同じトイプードルの中では物覚えがあまりいい方だとは言えません。協調性も少し劣っているところがあります。
似たカラーのアプリコットと比べると、レッドの方が少し活発なタイプが多いようです。
4.2.ブラウン
とても明るい性格で、人や他の犬とも仲良くできます。
ただ、マイペースで自己中心的な部分もありますので、少しつかみにくい性格かもしれません。
しつけの仕方を間違えてしまうと、わがままになってしまう傾向が強いです。
基本的には物覚えはいいので、一貫性を持ってきちんとしつけを行えば問題ありません。
4.3.黒
トイプードルの中では、最も賢く飼い主さんに忠実と言われています。しつけにもきちんと付いてくることができて、無駄に吠えたりすることもありません。
ただし、機嫌を損ねるようなことをすると、気性の荒い一面を見せることもあります。
4.4.シルバー
トイプードルの中では一番シャイな性格の子が多く、人見知りをしてしまうこともあります。
その逆に飼い主さんに対しては、とても甘えん坊になってしまう傾向が強いです。
基本的に大人しい子が多いですが、何か気に入らないことがあると感情的になりやすいので、このカラーの子は噛み癖がつきやすいとも言われています
4.5.アプリコット
レッドと似たカラーです。繊細で怖がりな子が多いようです。レッドと同様に少し協調性に欠けるので、他の犬に吠えてしまうことも多少あります。
しかし、活発で物怖じしない子もいますので、性格の個体差が最も出るカラーとも言えます。
4.6.クリーム
マイペースな子が多いですが、飼い主さんにはとても忠実でもあります。
人で例えると、少し天然の可愛いわがまま系という性格です。
4.7.ホワイト
ブラック同様に大変賢く物覚えがいいので、しつけがしやすいタイプです。
活発で明るい反面、驚く程繊細な部分も持ち合わせていますので、少しきつく叱ったりすると飼い主さんが驚くほど落ち込んでしまうこともあります。
嫌だったことをいつまでも覚えているところもあるので、叱り方には気を付ける必要があります。
5.トイプードルのしつけで覚えておきたい3つのポイント
トイプードルは大変賢く物覚えもいいので、しつけは早い段階から開始するようにしましょう。
しつけの際には、子犬だからといって甘やかしたり妥協したりせず、犬が混乱しない為にも一貫性を持って毅然とした態度で行うようにしましょう。
トイプードルのしつけを開始する時に、覚えておいて欲しいことを3つあげておきました。
5.1.トイレ
トイレトレーニングについては、トイプードルは賢く物覚えのいい犬種ですので、家に迎え入れたその日から開始するようにしましょう。
一番オーソドックスな手順を説明していきます。
1.トイレのタイミングを理解する
子犬は眠りから覚めた時や、食事の後、遊んだ後などに排泄をする事が多いです。
子犬の排泄のタイミングをよく確認しておくと、トイレトレーニングもスムーズにすすみます。
2.サークルを作り、トイレシーツをひいておく
トイレをきちんと覚えるまでは、子犬は基本的にはサークル内で過ごさせるようにします。
サークル内のトイレシーツの上で排泄をすることができたら、すかさず褒めてあげてください。ご褒美におやつをあげても構いません。
その後はサークルから出して、たっぷり遊んであげましょう。
3.時間を見てサークルに戻す
トイプードルの子犬は、生後二ヶ月前後で約75分、三ヶ月前後で約90分経つと膀胱がいっぱいになると言われています。
これは平均的な数字ですが、サークルから出して1時間程したらまたサークルの中に戻すようにしましょう。
戻してすぐに排泄はしなくても、そのままサークルの中に入れておけばサークル以外の場所で排泄をしてしまうことがありませんので、失敗をすることが起こらなくなります。
失敗の経験は積ませず、成功のいいイメージだけを覚えさせていくようにしていきます。
後は、これを繰り返していくだけです。サークルの中で排泄をしたら、また大袈裟な位褒めて外に出して遊んであげましょう。
この手純を繰り返していくことで、サークルの中で排泄をすると飼い主さんにとても褒められて、時にはご褒美も貰え、そして外に出て遊んでもらえるという、いいことばかりが起こることを学習してくれます。
そして、徐々にではありますが排泄をしたくなると、自分からサークルに戻って排泄をするようになります。
トイレトレーニングで大切なことは、その間飼い主さんは子犬に付きっ切りになる位の覚悟で、なるべく目を離さないようにすることです。
何故なら、褒めること、サークルから出すこと、遊んであげること、サークルに戻すこと、この全てにおいてタイミングがとても重要だからです。
特に褒めるタイミングは、排泄後すぐにしないと意味がありません。
集中してトレーニングを行えば、大事なタイミングがずれることもなく、すんなりと覚えてくれる可能性も高くなります。
5.2.無駄吠え
あまり無駄吠えはしないトイプードルですが、なかにはどうしても吠えてしまう子もいます。
でも、吠えたからといってただ叱るのでは、何の解決にもなりません。
犬は何かしらの意味を持って吠えているのですから、何故吠えているのかをまずは知るようにしましょう。
トイプードルが吠える理由の代表的なものです。
- 恐怖心から身を守ろうと吠えている
⇒神経質で怖がりな犬によくあることなのですが、雷や花火の音など、犬からしてみると得体のしれない物音などに恐怖心を抱き吠えることがあります。
こんな時は、優しく声をかけながら背中を撫でてあげるなど、落ち着かせるようにしましょう。飼い主さんが冷静に対応していれば、怖がる必要はない物だと理解するようになります。
- 家族を守ろうとして吠える
⇒チャイムの音が鳴って知らない人が自宅に入ってきた時や、散歩中に知らない人や犬に向かって吠えることがあります。
これは、自分が吠えて威嚇することで、大事な家族である飼い主さんを守ろうとしているのです。犬が吠えた時には、「ダメ」や「いけない」などの禁止のコマンドを犬の目をみながらしっかり伝え、吠えるのをやめたら褒めてあげます。
これを犬が吠えるたびに繰り返すようにし、犬が家族を守るのではなく、飼い主さんが犬を守る立場だと言うことを教えていくようにしましょう。
- 自分の要求を通そうとする
⇒散歩に行きたい、おやつが欲しい、遊んで欲しい、お腹がすいたなど、自分の要求を満たして欲しい時に吠えます。
これは、今までこの吠えて訴える犬の要求に、飼い主さんが応じてきてしまった結果です。
今後は犬がどんなに吠えても要求には応じず、散歩もご飯も遊びも全て飼い主さん主導で行うようにしていきます。最初のうちは要求を通そうとけたたましく吠えるかもしれませんが、そこはグッと我慢です。
吠えているうちは一切要求には応じず、吠えるのをやめて大人しい時に散歩や遊びに誘うようにしていきます。
どの場合も、犬にとって無駄吠えなどは一つもなく、その良し悪しは別として、常に飼い主さんに向けて何かを訴えているということを理解してあげてください。
ここであげた3つの吠えについては、しつけをしっかりとすることで、改善はされていきますが早々になくなるとは思わずに、根気よく教えていくようにしましょう。
5.3.マズルコントロール
最近ではマズルコントロール自体をする人はだいぶ減ってきているようですが、マズルコントロールには
- 無駄吠えや噛み癖の矯正
- デンタルケアをしやすくする
- 犬の興奮を落ち着かせる
などの目的で行います。
マズルコントロールのやり方
最初は犬のマズルを撫でるように優しく触ります。触られることに抵抗をしないようであれば、鼻先を手の平で包み込んだり、軽く握ってみたりします。
何度かやっていくうちに、マズルを触られることも慣れてきますので、マズルをつかんでも大人しくしているようになったら、よく褒めてあげてください。
次は口を開けさせる練習をしていくのですが、これも抵抗なくやらせてくれるようになれば、薬を飲ませる時などもスムーズにいくようになります。
マズルコントロールを身につけるのであれば、なるべく早いうちから練習をはじめるようにします。
ただし、いくら早くといっても子犬が家に来た途端にはじめるのではなく、まずは信頼関係を築いて子犬が環境に慣れてからにしてください。
信頼関係も築いてないうちから、いきなりマズルをつかまれたのであれば、子犬は飼い主さんに恐怖心を抱いてしまうかもしれません。
マズルコントロールは体罰などに使用するのではなく、あくまでもしつけをスムーズに進める為の補助として使用するようにしましょう。
マズルを触る行為自体は、犬からしてみると愛情表現も含まれていますので、犬が鼻をスリスリとしながら甘えてきた時には、マズルを優しく撫でてあげるようにしてください。
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6.トイプードルの飼い方のポイントや注意点
トイプードルは賢く明るい性格で、抜け毛も少なく体臭もあまりないので大変飼いやすい犬種です。
そんなトイプードルでも、実際に飼うにはいくつか抑えておいて欲しいポイントがありますので、それを紹介していきます。
- 日頃のケアは欠かさずに
トイプードルは抜け毛が少ない代わりに、毛が伸びる犬種ですので定期的なカットが必要となります。それに加えて被毛は巻き毛タイプですので、日頃からブラッシングなどのケアをしておかないと、毛玉になってしまいます。
毛玉ができてしまうとその下の皮膚の通気性が悪くなり、皮膚トラブルを起こしてしまうこともあります。
ブラッシング以外のケアとして、成犬のトイプードルは、一ヶ月に一回程度はシャンプーを行うようにしましょう。その際には、耳の掃除もしてあげてください。
トイプードルの耳は、耳の奥まで毛が生えていますので、耳垢が毛に邪魔されて外に出にくい構造です。そのため、鼓膜付近にどうしても汚れがたまってしまいます。これも定期的にケアしてあげないと外耳炎などを起こしてしまう場合もあります。
自宅ではこまめなブラッシングを心がけるようにし、シャンプーやカットはプロにお任せして、その時に耳の掃除などもしてもらうのがおすすめかもしれません。
- 運動不足には注意
小さくて穏やかな性格のトイプードルですが、実は運動好きな子が多いです。日々の散歩だけでなく、一緒に走ったりボール遊びをしたりするなど、身体を動かす遊びを取り入れてあげてください。運動不足になるとストレスを溜めてしまいますので、定期的な運動をおすすめします。
ただし、子犬は自分の体力の限界を知らずに、倒れる寸前まで遊んでしまう子が稀にいます。飼い主さんが子犬の疲れ具合を見ながら、運動の時間を調整してあげるようにしましょう。
- 生後五カ月頃には注意
トイプードルのしつけには「生後五カ月が勝負」と言われるくらい、この時期は扱いが一番難しくなる時期だと言われています。
何故難しいのか、その理由を3つ紹介します。
1.ホルモンバランスの変化
トイプードルは生後五ヶ月を迎える頃から、ホルモンバランスが急激変化し始めます。
人もホルモンバランスが崩れると精神的に不安定なったりすることがあるという話を聞いたことがありませんか?犬もそれと同じで、ホルモンバランスの変化により落ち着きがなくなったり攻撃的になったりすることがあります。
2.歯の抜け代わり
トイプードルに限ったことではありませんが、この頃には乳歯から永久歯への歯の生え変わりが始まります。
乳歯が抜ける時には軽い痛みを伴うこともあるのと同時に、永久歯が生えてくる時にはむず痒いような感覚が起こります。
その痛みと痒みから少しイライラしてしまうことがあるようです。
3.成犬の本能が強く表れだす
だんだんと成犬に近付くに連れ、飼い主さんや同居の犬に対して自分が一番偉いと言うことを主張するようになります。
それまでにきちんと指示に従うことができたことにも、言うことをわざと聞かないような態度を取ることもあります。
子犬も自我が芽生えてきて、反抗期を迎えるのがこの五ヶ月の頃とも言われています。
ただ、難しい時期ではあるのですが、しつけや遊びなど色々なことを吸収して覚えていく時期とも言えます。
そして、身体もだいぶしっかりしてきて走り回ることが楽しく感じ始める時期でもあるので、飼い主さんが制止しても落ち着きなくはしゃぎ回ってしまうことも少なくないでしょう。
でも、元気に走り回って飼い主さんの言うことが耳に入ってこないのも、この時期でしたら普通の行動とも言えます。
まだまだ子犬ですので、飼い主さんはイライラしたり、しつけに自信を無くしたりせずに、少し広い心で見守ることも大切です。
ただし、これは好き勝手にさせろと言うことではなく、ダメなことはダメときちんとその都度伝えていくようにはしてください。
その時は、感情的な言い方になることがないように気を付けましょう。
飼い主さんが感情的に怒鳴ったり、人に説教をするように長々と怒りだしたりしても、犬には何も伝わらないどころか、飼い主さんが感情的になって興奮している姿を見て、犬まで一緒に興奮してしまうかもしれません。
犬に注意をする時には、あくまでも冷静に言葉は単語を用いるようにしましょう。
7.まとめ
トイプードルについて、色々と紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
トイプードルは、とても賢く大変飼いやすい犬と言われているのですが、その性格について詳しくまとめておきました。
穏やかで人懐っこい性格の子が多いので、犬を初めて飼う方も安心して飼うことのできる犬種と言われていて、ここ数年人気犬種のトップ3には常にランクインしているほどです。
トイプードルの魅力はたくさんあるのですが、やはりしつけがしやすい点は大きな魅力と言えるでしょう。
それに加えて被毛のカラーも豊富ですので、実際飼う時にはどんなカラーを選ぶのかを楽しむことができます。
このカラーの違いや性別によっても性格に違いが出てきます。全てを組み合わせると行く通りのパターンにもなりますので、性別やカラーを決めるまでには悩んでしまうかもしれません。
しつけについてですが、トイプードルはしつけがしやすいと言われているように、大変賢く物覚えもいいです。
トイレトレーニングなども、さほど苦労はせずに完了することがほとんどですが、賢いなかにも個体差はどうしてもあります。覚えの悪い子もいるかもしれません。
そんな時でも飼い主さんは感情的になったりせずに、冷静に一貫した態度で対応するように心がけましょう。諦めずに根気よく教えていけば、必ず覚えてくれます。
無駄吠えもあまりする犬種ではありませんが、やはりなかにはしてしまう子もいます。ただ、犬は無駄にただうるさくしているのではなく、必ず意味を持って吠えています。
まずは何故吠えているのかを理解して、その理由に合った適正な対処をしていかないと、無駄吠えはいつまで経ってもなくなりません。
叱る必要のある場合でも、ただ「うるさい!静かに」などと叱るのではなく、犬の気持ちを理解したうえで叱るようにしていくと結果も違ってきます。
最後に、トイプードルを飼う際の注意点として、日頃のケアを欠かさないようにと紹介しました。
トイプードルの被毛は巻き毛で、ブラッシングを怠るとどうしても毛玉になってしまいます。
一度毛玉になったり、もつれてしまったりすると、それを綺麗にとかすのは大変な作業になりますし、犬にも痛い思いをさせてしまうかもしれません。
場合によっては、毛を根元からカットすることになってしまうかもしれませんので、ブラッシングは欠かさずに行ってください。
定期的なシャンプーも必要になってきますが、ご自宅で上手にできる場合はかまいませんが、押さえつけて無理矢理にしてしまう飼い主さんも多いようです。
そうするとシャンプー自体が嫌いになって、次の時にはますます暴れるようになってしまいます。
シャンプーは気持ちの良い物だと覚えてもらう為にも、最初はプロのトリマーにお願いする方がいいかもしれません。
そして、生後五ヶ月を過ぎる頃には反抗期を迎える子もいます。
教えたはずのことを急にしなくなることもあるかもしれませんが、そんな時でも動じず冷静に対応するようにしてください。
運動も大好きですので、普段の散歩に軽く運動を加えてあげるなど、飼い主さんも一緒に楽しく過ごしてください。
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