みなさんが飼っている犬は、しっかりとしつけをしていますか?それとも犬が好きなように自由奔放に育てていますか?
最近の飼い主さんの中には「犬がかわいそうだ」という理由や「犬は自由に育てるべきだ」といった発想から、犬のしつけをあまりおこなっていない飼い主さんも多いようです。
実際のところ、しつけをおこなうことは犬のためになるのでしょうか。
それともしつけをしないほうが犬のためになるのでしょうか。
ここでは、そういった犬のしつけや犬との主従関係の必要性、しつけの内容などについて紹介させていただきます。
目次
1.飼い主に原因あり!?主従関係は必要です
1.1.どうして主従関係が必要なのか?
1.2.チェックしてみよう!!あなたは主従関係を築けてる?
2.こうやって築いていく理想の主従関係
2.1.主従関係を築いていく理想の主従関係
2.2飼い主がリーダーになろう
2.3主従関係を作るのに大切なしつけ
2.4油断禁物!いつもの生活にひそむ主従関係の掟
1.飼い主に原因あり!?主従関係は必要です
犬との主従関係と聞くと、「人間と犬はより良いパートナーであって人間の方は偉いなんておかしい!」という人がいますが、もちろん人間のほうが偉いなんてことはありません。
ただし、犬との間にしっかりとした信頼関係を作るためにはやはり主従関係が必要なのです。
元々犬は群れや家族に優劣を付ける生き物ですので、仮に飼い主が犬よりも下になってしまうと、言うことも聞かず、周りに迷惑をかけてしまい、犬のためにもよくありません。
そういったことのないように、飼い主と犬の間にしっかりとした主従関係を作ることで、お互いが信頼し合える関係を作ることができるのです。
1.1.どうして主従関係が必要なのか?
犬のしつけと言うと何を想像しますか?
恐らく「犬にしつけなんて必要ない!」と考えている人のほとんどは、「しつけ=叱る」というふうに考えている人が多いのではないでしょうか?
そういうふうにしつけのことを捕えている人が「犬にしつけなんて必要ない!」と考えるのは確かに理解できます。
ただし、決して犬へのしつけは、叱るということではなく、子供に対しての教育と一緒で、人間社会の中で生きていく上での必要なスキルや常識を覚えさせ、問題なく人間社会を生きていくためにおこなう事が犬のしつけだと言えるのです。
そういったことからも、もちろん野生の犬にしつけは必要ありませんが、家族の一員として私たちと一緒に、社会生活をおこなっていくのであれば「ペットとしての犬のしつけ」は重要なことだと言えます。
また、犬が家具や物を傷付けたり壊したり、粗相をしたりするのを犬自体に問題があると考えてしまう人も中にはいるかと思いますが、そういった問題を起こす場合は、犬の問題ではなく、飼い主がしっかりとしつけが出来ていないため、つまり飼い主さんの問題とも言ったほうが良いでしょう。
犬にしつけは必要ないというのはやはり正しい考え方とは言えません。
犬が人間社会の中で生きてく限りは、やはり最低限のしつけは必要です。
ダメなことはダメだと教育せずに子供を育て、他人に迷惑をかけるような問題を起こした場合は、しっかりと教育しなかった親に原因があると言えるのではないでしょうか。
犬のしつけもそれと同じで、他人に迷惑をかけるような問題をおこした場合は、飼い主に原因があると言えるのです。
それでもしつけをしないのであれば、他人と関わらないよう、犬の生活圏を家の中だけに限定するなどということもできますが、それこそ犬がかわいそうだとは思いませんか。
そういった犬のしつけをおこなうのに一番大事なことは、犬との「主従関係」をしっかりと築くことだと言えます。
犬は基本的には、自分がリーダーと認めた存在についていきたいと考えています。
そのため犬のしつけをしっかりとおこなうためには、まずは犬に飼い主がリーダーという優位性を自覚させることが必要になります。
元々群れで生活をしていた犬にとって、主従関係のある生活というのはごく自然なことであり、決してストレスになる要因などではないのです。
信頼しているリーダーの元で生活するということは、犬にとっては安心して生活を送ることができるということに繋がるのです。
1.2.チェックしてみよう!!あなたは主従関係を築けてる?
あなたと犬の間に主従関係は築けていますか?
自信がないという方も、主従関係が築けているという方も、犬の言葉はわかりませんので、実際のところはどうなのかはなかなか確認できません。
そこで、主従関係が築けているかどうかを簡単にチェックできる方法をいくつか紹介いたします。
この中でより多くのチェックリストをクリアできた方は、犬との主従関係をしっかりと築けていると言えるでしょう。
①犬を呼んでみる
まずは、犬の名前を呼んでみましょう。
犬の名前を「一度」だけ呼んでみて、すぐに反応し飼い主の元にくるようであれば、犬と飼い主の主従関係はしっかりとできていると言えるでしょう。
それとは逆に、名前を呼んでもなかなか飼い主の元に来ようとしなかったり、何度も呼ばなければ反応しないようだと、飼い主と犬の間にしっかりとした主従関係が出来ているとは言い難いでしょう。
②犬の身体に触れてみる
通常、犬は馴れていない人間が体などを触ろうとすると、体を引いたりして触られることを嫌がります。
そのため、犬の身体を触っても嫌がる素振りがなければある程度は犬との関係は良好だと言えるでしょう。
特に口元などの箇所は、犬にとっては敏感な場所のため、口元などを嫌がらずに触らせてくれる状態であれば、犬と飼い主の主従関係はしっかり出来ていると言えます。
③犬を仰向けにしてみる
犬にとって、お腹は急所のひとつになります。
そんな急所のひとつであるお腹を嫌がらずに触らせてくれたり、飼い主の前で仰向けで寝るような状態であれば、犬と飼い主の関係が良好のため、犬がリラックスできているか、犬との主従関係がしっかりとできていると言えるでしょう。
私たちにとっては、仰向けで寝るということは当たり前のことだと言えますが、犬にとっては「飼い主を信頼している」という意味合いや「飼い主の方が主従関係では優位にある」ということを示していると言われています。
④犬に指示をだしてみる
犬にとっては、自分がリーダーと認める相手の指示は基本的には絶対です。
そのため、犬に何か簡単な指示を出してみて、その指示に一度で従えば犬との主従関係はしっかり出来ていると言えます。
簡単なチェック方法は、犬の好物を目の前に置いて「待て」をしてみるのが一番良いでしょう。
自分の好きなものを我慢できるほど指示に従うようであれば、しっかりとした主従関係ができていると考えて良いでしょう。
⑤おもちゃを取り上げてみる
当たり前のことですが、犬が気に入っているおもちゃなどを取り上げようとすると抵抗してきます。
中には、おもちゃに近づいただけで、吠えられたり、噛みつかれたという人もいるかもしれません。
おもちゃを取り上げても犬が怒らないという状態は、かなり犬と飼い主の間に主従関係が出来ていると言っても良いでしょう。
⑥散歩の時に引っ張らない
犬にリードを引っ張られながら散歩をしている飼い主さんを見かけたことがある人も多いかと思います。
犬と散歩に行く時に、リードを引っ張られるというのはもちろん、犬にリードを付けた瞬間に急に走り出して引っ張られるなんて飼い主さんも多いのではないでしょうか。
これでは人間が犬の散歩をしているというよりも、犬が人間の散歩をしているという状態に見えてしまいます。
これでは犬と飼い主の間に、しっかりとした主従関係を築いているとは言えません。
⑦飛びついてきたり、マウンティングをおこなう
犬がまるで交尾をしているかのように、人の足や人の腕にしがみついて腰を振る行為を「マウンティング」と言います。
犬のマウンティングはもちろん性的行動の意味もあるため、オスだけがおこなう行為だと思っている人も多いかもしれませんが、メスの犬もマウンティングをおこないます。
マウンティングという行動には、性的行動の意味合い以外にも、嬉しい時や興奮している時などにもおこないます。
また、相手よりも自分の方が優位だと誇示する時も、犬はマウンティングをおこなうため、犬にマウンティングをされるという飼い主さんは、犬からリーダーとし認められていないと言えるかもしれません。
⑧身体の上に乗ろうとする
寝ている人間の上に、犬が乗る行為を「かわいい」とか「懐いている」「好かれている」と勘違いする人は多いのではないでしょうか。
実はその意味合いは全く違います。
横に寝転がっている人間の上に犬が寝転ぶということは、犬がその人間よりも優位な位置にいるという意思表示のひとつだと言われています。
あなたが横になった時に犬が上に乗ってくるような状態だと、犬はあなたのことをリーダーと認めていないのかもしれません。
⑨飼い主や家族に吼える
犬が散歩やごはんをねだるように、飼い主に「ワンワン」と声をだしたりする場合、犬が飼い主よりも立場が上だと思っている可能性が高いと言えます。
そういった際に、犬の要求通りにごはんやおやつを与えたり、散歩に連れていったりしてしまうと飼い主との主従関係が逆転しまう恐れがありますので注意が必要です。
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2.こうやって築いていく理想の主従関係
ここからは、犬との主従関係の築き方や注意点などを解説していきます。
上記をチェックして、犬との主従関係を築けていないという人は、是非参考にしてみてはいかがでしょうか?
2.1.主従関係を築いていく理想の主従関係
犬の祖先は一般的な説ではオオカミだと言われています。
オオカミは平均で3頭から11頭ほどの群れを形成して生活しており、群れの中ではリーダーをはじめとする順位制がそれぞれ付けられています。
当然ながら人間に飼われている犬自身は、「飼われている」、「人間のペット」などの意識は持っておらず、自分は家族の一員、つまり群れの一員だと認識しています。
犬にとってはこのオオカミにとっての群れが一緒に生活している飼い主の家族に当たります。
その中でも犬は自分の中で家族それぞれに順位を付けており、基本的には自分より強い立場にいるものの言うことしか聞こうとしません。
そのため、人間社会の中で犬と生活するためには、飼い主と犬の間にしっかりとした主従関係を作り、人間社会で生活するためのルールをきちんと教えることが大事だと言えるのです。
飼い主は、犬が問題を起こさずに人間社会の中で生活していくためにも、また、そのためのしつけをしっかりとおこなうためにも、家族や群れの中で犬自身が常に一番下の順位であるという状態を作っておく必要があります。
また、犬との主従関係を作る際に気を付けておかねばならないことのひとつとして、一貫性を持つということも挙げられます。
家の中でも外でも、家族の前でも他人の前でも、常に同じ価値観や同じ態度で犬に接する必要があるということです。
飼い主の気分や機嫌の良しあし次第で犬との接し方を変えてしまうと、当然ながら犬は戸惑ってしまう原因になります。
さらには頼りになるリーダーから良いこと悪いことを教えられるという関係ではなく、飼い主の機嫌を取るために言うことを聞くというよくない関係性になってしまいます。
最近では、こういった犬の主従関係や、犬のしつけの話になると、どうしても「犬がかわいそう」という声や、「主従関係なんて必要ないと聞いた!」なんて声を聞きますが、犬のしつけや主従関係は何も飼い主やその周囲の人間のために作るものではありません。
犬が人間社会の中で生活する上で、他人に噛みついたり、大きな声で吠えて騒音の原因になったりしてしまうと、飼い主が困るだけでなく犬のためにも良いことではありません。
過去に他人を噛んで事件になった犬が、最悪の場合、保健所の殺処分につながってしまうといったことも皆無ではなく、そういった可能性は否定できません。
犬は元々外部から恐怖や敵意を感じた場合、「噛む」という行動を取る生き物なのです。
そのため、しっかりとしつけをしていなかった飼い主に原因がある場合でも、こういった悲しい結果になってしまう恐れがあるということを、犬を飼う立場であれば肝に銘じておく必要があると言えるでしょう。
犬が可愛いからしつけをするというのではなく、犬が可愛いからこそしつけをする必要があることを理解しましょう。
犬のしつけや主従関係は、犬のしつけを否定する人が言うような「恐怖政治」のようなものとは違い、飼い主との信頼関係を築くことで、「飼い主の困るような行動を取るのはやめておこう」という飼い主への愛情からくるものなのです。
飼い主の言うことをまったく聞かずに、犬が好き勝手な行動をおこなうという状態は、犬から一切信頼されてない飼い主だと言えるのかもしれません。
2.2.飼い主がリーダーになろう
犬に飼い主がリーダーだと思わせることは、しつけをおこなうことで非常に大切なことのひとつです。
そのため飼い主は、常日頃から犬の前で、リーダーとしての振る舞いをおこなうことが大事なことだと言えます。
例えば、犬とおもちゃの引っ張りあいこなどをする場合は、決しておもちゃから手を放して犬に負けてしまった状態で終わってはいけません。
手を放して、飼い主が犬に負けた状態を作ってしまうと、犬はだんだんと飼い主よりも自分の方が強い、優位だと考えるようになってしまいます。
また、犬が横になっているそばを通る際などにも、犬の寝ている上をまたいだり、寝ている犬を避けたりと、飼い主のほうが気を使うのではなく、犬をどかすように促すことも大事なことです。
犬も家族の一員ですので、人間と同じように扱ってあげたいという気持ちはよくわかりますが、人間と同じソファーやイスなども、犬に優先して使用させてしまうと、飼い主と犬の主従関係がおかしくなり、しつけが上手くいかない原因にもなりかねません。
2.3.主従関係を作るのに大切なしつけ
しつけをおこなう際に大事なことのひとつは、飼い主の指示通りにできた時にきちんと「褒める」ということです。
ただし、褒める場合も「飼い主の指示通りにできた時に」という部分をしっかりと守ることが大事です。
自分の飼っている犬がかわいいのは誰でも同じことですが、何の理由もない場合や、指示通りにできてもいないのに褒めてしまうと当然ながらしつけは上手くいかなくなってしまいます。
また、しつけは時々ではなく毎日おこなうことも大切です。
何も一日1時間も2時間もしつけに時間を割けという訳ではなく、10分から15分ほどの簡単なしつけを毎日数回おこなうだけで構いません。
一週間に一度、徹底して長時間しつけをおこなうよりも、毎日コンスタンスに短時間、しつけをおこなうほうが効果的だと言えます。
もちろんはじめは、なかなか言うことを聞いてくれませんので、どうしても上手くいかないことに対してイライラしてしまいがちです。
しかし、それでも投げ出さずに継続することが大事なことは言うまでもありません。
例えば長時間しつけをおこなって言うことを聞かないとだんだん、飼い主にイライラが募ってしまいますし、犬にとっても大きなストレスを抱える原因になります。
そういったことからも、長時間ではなく、短時間のしつけを気長に毎日おこなうほうがおすすめだと言えるのです。
また、一度指示が上手くいったからと言って、そのしつけをおこなうことを一切止めてしまうと、犬は少しづつ指示に従わなくなってしまいます。
その結果、飼い主のほうも一度の指示ではなく、何度も指示を出して従えばいいかと妥協し始めてしまい、何度も支持を出しても最終的に従いさえすれば、犬が言うことを聞いていると思ってしまいます。
しかし、実際のところは犬が気まぐれに言うことを聞いているだけであって、その際の言うことを聞く、聞かないの選択肢は飼い主ではなく犬にあるのです。
こんな状態では、当然ながら犬が飼い主をリーダーとして認めているとは到底言えません。
それでは短時間のしつけでは何をおこなえば良いのでしょうか。
しつけをおこなう際のおすすめの指示は「待て」や「お座り」が良いでしょう。
「待て」や「お座り」といった指示は、犬に動きを止めさせて我慢するという指示になりますので、飼い主への服従心や主従関係を向上させるのにも役に立ちます。
さらには犬が可愛くて、犬を褒めたい時や愛情を与えたいなどといった際には、なにか簡単な指示、例えば「お座り」などを命じ、できたら褒めるという習慣を付ければ、日常の中でも効果的にしつけをおこなうことができます。
犬がきちんと、今何故ほめられているのかを理解させるためにも、指示通りにできたすぐ後に褒めてあげることも大切なことです。
2.4.油断禁物!いつもの生活にひそむ主従関係の掟
犬という生き物は、私たちが思っている以上に賢い生き物です。
また、犬は観察能力にも優れており、飼い主の行動をしっかりと観察しています。
そのため、しつけの時間だけなく、日々の生活の中で犬と接する際も、飼い主にはちょっとした注意が必要になってきます。
飼い主と犬との理想の関係は、犬が何かの指示に応えることで、そのご褒美として犬の要求に応えてあげるという形だと言えるでしょう。
犬が可愛くて、どうしても「犬の要求に無条件に応えてあげたい」という気持ちもわからなくもないですが、ごく簡単な指示で構いませんので、要求に応えてあげる前に指示を出す習慣をつけましょう。
犬にごはんを与える際にも気を付ける必要がいくつかあります。
犬が飼い主に吠えたりして、自分のごはんを急かしてきた場合、素直にごはんを与えるのは正直良くありません。
そういった場合は、犬主導ではなく、しっかりと飼い主が決めた時間にごはんを与えるようにしましょう。
また、人間の食卓と犬の食事場所を同じにするのもあまりおすすめできません。
基本的には、人間が先に食事を済ませた後に、犬にごはんを与えることで家族との主従関係も犬にしっかりと認識させることができます。
私たちが食べている食事を犬に与えるのも止めておきましょう。
人間の食べ物には、人間には影響はなくても、犬の身体にとって良くないものが入っているということがありますし、人間の食事を与えるということは、飼い主と犬の主従関係が同列と勘違いさせる原因にもなってしまいます。
こういう風に書くと、犬を飼うというのは、日常生活からそんなに面倒くさいことばかりなのかと捕えられがちですが、基本的には犬は犬、人間は人間としっかりと区別して生活を送ることが大事だと言うことです。
3.まとめ
犬を飼うということは自分の家族の一員に犬が加わるというだけでなく、周囲の人間社会の中に犬が加わるということを考えなければいけません。
よく、犬がかわいそうなどの理由でリードを付けずに散歩させる飼い主さんを見かけますが、犬がかわいそうという気持ちももちろんあるのでしょうが、犬が問題を起こした時のことを考えていないだけとも言えるのではないでしょうか。
本当に犬がかわいそうだと思うのであれば、犬が人間社会の中でしっかりと問題なく暮らしていける状態を飼い主さんが教え、作ってあげることが大切なのです。
確かに犬は可愛いですが、自分と同じように周囲の人間も可愛いと思っているという幻想は持たないようにしましょう。
人間社会の中で、周囲の人間とトラブルを起こさずに、犬が幸せに生きていけるような環境を作るということが、犬のしつけの一番の意味だと言えるのです。
犬が動物を飼うということは、どう良く言っても人間のエゴには違いありません。
それならば、人間が犬にダメなことはダメ、ということをしっかりと教え、無駄なトラブルに巻き込まれることを避けれるようにすることも飼い主としての役目だと言えるでしょう。
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