犬はみかんを食べていい!皮を食べたときの対処法や適切な量とは

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犬を飼っている人なら経験したことがあると思いますが、みかんを食べていると、「ちょうだい!ちょうだい!」という風に、犬が近づいてくることがありませんか?

しかし、「犬にドッグフード以外のものをあげても良いのかな?」とか、「みかんを与えることで健康被害がないのかな?」などと、不安になりますよね。

実は、犬がみかんを食べても、健康上問題は特になく、みかんの栄養で皮膚を美しく保つ効果や、免疫力を上げる効果もあると言われています。

その反面で、みかんを食べることで下痢になるなどの症状が出てしまう犬もいると言われているので、みかんの与え方には注意をしなければなりません。

そこでここでは、犬にみかんを与えると、どんな効果があるのかや、みかんをあげるときの注意点などについて、紹介したいと思います。

みかんの正しい与え方が分かれば、安心して犬にみかんの栄養を与えてあげることができますね!

目次

1.犬はみかんが好き?食べることができる?
1.1.みかんは犬にとっても栄養豊富
1.2.みかんでアレルギーは出ない?
1.3.みかんを食べて下痢や消化不良になるのはどうして?

2.犬にみかんをあげる4つのメリット
2.1.みかんをあげると栄養が摂れて健康に良い
2.2.みかんで水分補給をすることができる
2.3.老犬に必要なビタミンCを摂取できる
2.4.犬用レシピを増やしてあげられる

3.犬へのみかんのあげ方
3.1.薄皮は食べることができる?適切な量は?
3.2.缶詰のものはあげても良い?
3.3.みかんの皮を食べてしまったら?

4.まとめ

1.犬はみかんが好き?食べることができる?

食欲旺盛で、とにかく食べることが大好き!というイメージがある犬ですが、みかんを食べる犬って変わってるのかな!?というイメージもありますね。

犬はドッグフードなどを見ていると、肉などが好きそうと思ってしまいますが、実は、みかんを食べることが大好きな犬もいれば、柑橘類の酸味が苦手で、みかんが嫌いな犬もいると言われています。

基本的には、犬にみかんを与えるのは、害がないため、安心してあげても良いそうなのですが、犬にとって、みかんを食べることで、どんな影響があるのでしょうか?

みかんを与えることで、良い効果があるなら知っておきたいですし、みかんが好きな犬でも、体質によっては合わない場合もあるかもしれませんね。

みかんを与えた後に、犬の様子が変わってしまうと、飼い主としては心配でたまらなくなることでしょう。

そこでここでは、みかんが犬に与える良い効果や、実際に犬にみかんを与えることで、起きてしまう可能性があるアレルギーや副作用などについて、紹介したいと思います。

先にみかんがもたらす効果や、影響を知っておけば、より安心して犬にみかんを与えることができますね!

1.1.みかんは犬にとっても栄養豊富

みかんと言えば、ビタミンが豊富に含まれていて、人間にとっても美肌効果や、疲労回復効果、免疫力を上げる効果などがあることで知られていますね。

実は、犬にとってもみかんに含まれている栄養は、とても良い効果を与えてくれると言われています。

みかんにビタミン類が含まれていることは、有名な話ですが、その他にどんな栄養が含まれているのか、ご存知ですか?

みかんなどの柑橘系のものに含まれている「リモネン」は、ガン予防になったり、免疫力を上げる効果があったり、香りが良いのでリラックス効果にもつながります。

また、最近注目されているカロテノイドの1つでもある、「β-クリプトキサンチン」も、ガン予防や免疫力を上げる効果があり、更には、骨粗鬆症を予防する効果もあると言われています。

骨粗鬆症といえば、人間がなるものっていうイメージがありますが、犬も老化が進むにつれて、骨粗鬆症になることがあったり、生後6週頃でも発生する若年性骨粗鬆症になることがあります。

骨粗鬆症になると、関節が痛くなったり、あまり動きたがらなかったりと、犬らしさがなくなってきたり、犬も辛い思いをするので、なるべく防いであげたいですよね。

また、β-クリプトキサンチンは、糖尿病予防や、肥満予防にもなるので、人間も犬と一緒にみかんを摂取していきたいですね!

みかんに含まれている栄養で、代表的な「ビタミンC」は、免疫力を上げたり、老化を防止する効果があり、「ビタミンA」には、皮膚の健康を促す効果があることで知られています。

そのほかにも、抗酸化作用のある「β-カロテン」、疲労回復効果や、食欲を増加してくれる「クエン酸」、塩分を排出してくれる「カリウム」、便秘改善効果がある「食物繊維」など、みかん1つに含まれる栄養は豊富にあるのです。

犬の寿命も、近年では長くなってきているのは確かですが、ガンや心臓病などの病気を患ってしまう可能性もあります。

犬がみかんを食べることで、健康を維持できて、ガンなどを予防していく可能性があるのなら、飼い主にできることの1つとして、みかんを与えていきたいですね。

1.2.みかんでアレルギーは出ない?

犬にみかんを与えるときに、心配になるのが「食物アレルギー」ではないでしょうか?

最近では人間にも多い食物アレルギーですが、実は食物アレルギーを持つ犬は、意外と多いと言われています。

犬は、とうもろこしや牛肉や乳製品、鶏肉、卵、小麦などにアレルギー反応を起こしやすいと言われていて、これらを含んでいるドッグフードにさえも、アレルギー反応が出てしまう犬もいます。

そして、ごくまれではあると言われているのですが、みかんを食べることで、アレルギー症状が出る犬もいるようです。

犬がみかんでアレルギー症状を起こすときは、食物アレルギーの症状で良く見られる、「抜け毛」や「湿疹」、「じんましん」などの、皮膚疾患があります。

他にも、「下痢」や「嘔吐」、「目の充血」などの、アレルギー症状が出てしまう犬もいます。

しかし、自分の犬がみかんを食べることで、アレルギーが出るのかは分からないため、犬がみかんを欲しがって、初めて与えるときは、1粒の半分にするなど、かなり少量を与えて、様子を見るようにしてください。

なにか様子がおかしいなと思ったときは、みかんによるアレルギー症状が出ている可能性があるため、すぐにかかりつけの獣医師に相談をしてください。

また、元気がなくなったり、下痢や抜け毛、体のむくみなどの症状がでる「甲状腺疾患」を持病に持っている犬は、高カロリーで消化に良いものを食べないといけません。

そのため、低カロリーで消化に悪いみかんはおすすめできません。

健康な犬でも、みかんを食べたあとの排泄物に、消化されていないみかんが出てきている場合もあるので、注意が必要になります。

また、みかんは農薬を使って作っているものも多く、農薬がついている部分を誤って食べてしまうと、自己免疫疾患に影響が出る恐れがあります。

さらに、甲状腺疾患の症状を抑えるために、薬を飲まないといけないのですが、グレープフルーツやみかんをはじめとする柑橘類は、薬の効き目を促進しすぎる傾向があると言われているため、摂取を控えなければなりません。

甲状腺疾患を持つ犬は、食事療法をしていくことも大切なので、薬だけでなく、食事面でも獣医師にサポートをしてもらうようにしましょう!

アレルギーが出たり、甲状腺疾患を持っていてもみかんが大好きな犬もいると思います。

大好きなものを取り上げるのは、飼い主にとっても心が痛むことですが、犬にとって負担は少ないほうが良いので、みかんをあげるのは控えるようにしましょう。

1.3.みかんを食べて下痢や消化不良になるのはどうして?

犬がみかんを食べることで、「下痢」や「嘔吐」などの副作用が出ることもあるのですが、これは多くの飼い主さんも経験しているのではないでしょうか?

口コミにも、「犬がみかんを下痢をした」とか、「犬がみかんを食べたあとに吐いた」などという意見が多く見られました。

しかし、みかんは栄養豊富で、犬に与えても問題ないと言われていますし、免疫力の向上やガンの予防など、良い効果がたくさんあるのに、なぜ下痢になったり、嘔吐したりするのでしょうか?

それは、みかんの「薄皮」や「白いすじ」に含まれている食物繊維が、腸が短い犬にとっては消化しにくいものになってしまうからと言われています。

また、みかんの皮には、「へスペリジン」という成分が含まれていて、このへスペリジンは、血流を改善したり、ガンを予防する効果があったりと、良い効果をもたらしてくれるのですが、水分に溶けにくく、消化されにくい性質を持っているため、消化不良を起こしやすくなります。

さらに、みかんは水分を多く含んでいるため、食べ過ぎるとお腹がゆるくなったり、下痢をしてしまう犬もいるのです。

みかんの白いすじには、食物繊維が含まれていたり、へスペリジンなどのビタミンPが含まれていたりして、体内の老廃物を排出してくれたり、ビタミンCをサポートしてくれるなど、人間にとっては良い効果があります。

そのため、人間なら、「みかんを食べるときに白いすじを取るのはもったいない!」と言われています。

しかし、人間にとって良いものであっても、犬にとっては負担になるものもあるため、みかんの皮や白いすじには注意して、与えるようにしてください。
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2.犬にみかんをあげる4つのメリット

ビタミンCを体内で作ることができる犬に、みかんをあげることは、本来ならしなくても良いことではあるのですが、みかんを食べることで、犬の健康を促進したりと、メリットもたくさんあります。

嫌がる犬に対して、栄養があるからといって無理してみかんを与える必要はありませんが、自分の犬がみかんを好んで食べるとしたら、そのメリットを知っておくことは飼い主にとってもプラスになりますよね!

また、最近は犬を飼っている人も多くいるため、近所の方や、お友達が犬にみかんを与えても良いか悩んでいたときは、アドバイスをすることもできると思います。

そこでここでは、犬にみかんを与えることで、どんなメリットがあるのかについて、紹介したいと思います!

2.1.みかんをあげると栄養が摂れて健康に良い

みかんは低カロリーで、栄養がたっぷり含まれているため、犬の健康を促してくれるところが、メリットの1つです。

上記でも紹介したのですが、みかんには、ビタミン類や、β-クリプトキサンチン、β-カロテン、クエン酸、カリウム、リモネン、食物繊維などの多くの成分を含んでいます。

そのため、犬にみかんを与えることで、免疫力を上げて、疲労回復効果を促したり、ガンの発症を抑制する効果があるのです。

みかんは小さくてあっという間に食べれてしまうのですが、栄養がギュッと詰まっているので、犬にとって、栄養を摂取するのに効率の良い食べ物にもなりますね!

人間にとって身近で、食べる機会も多いみかんは、実は栄養が多く、犬にとっても人間にとっても良い効果が多いので、犬と一緒にみかんをおやつとして食べることもできますね!

普段与えているドッグフードと違って、みかんをたまに食べられるのは、犬にとって楽しみを増やしてあげることにもつながります。

2.2.みかんで水分補給をすることができる

みかんを食べることで、お腹いっぱいになったり、お腹がタプタプに感じたり、喉の渇きに潤いを与えられたことがありませんか?

実は、みかんは水分を多く含んでいるため、犬がみかんを食べることで、ほど良い水分補給になり、犬を危険な脱水症状から守ることができるところも、メリットの1つです。

犬でも、水分補給は上手にしていかないと、熱い日は熱中症になったり、嘔吐や下痢をしてしまうこともあると言われています。

しかし、みかんには水分や、カリウムなどのミネラル類が含まれているので、適切な量を与えることで、犬にとって良い水分補給になるようです。

また、カリウムには、不要な塩分を排出してくれる効果もあるため、心臓や肝臓疾患を抑制してくれるので、より健康にも良い効果があるのです。

水が嫌いでなかなか飲んでくれない犬もいますし、犬が水分不足になると、皮膚の弾力や毛のツヤもなくしてしまうので、注意深く見てあげてください。

犬にも猫にも共通するのですが、皮膚を引っ張って、手を離したときに、皮膚の戻りが遅かったら水分不足の可能性があるので、気になったときはチェックしてあげてくださいね!

特に老犬への水分不足のチェックは、毎日欠かさないようにすることをオススメします。

みかんと言えば、冬の食べ物っていうイメージが大きいのですが、汗をかいたりと水分が蒸発しやすい夏のほうが、犬にとってはみかんがありがたく感じるかもしれません。

犬は人間のように話すことができませんし、非常に我慢強いと言われているため、喉が渇いていても我慢してしまうこともあるかもしれません。

しかし、毎日犬にみかんを少し与えるだけで、栄養と一緒に水分を与えることができるので、飼い主にとってもみかんを食べてくれることは、安心材料の1つになりそうですね!

2.3.老犬に必要なビタミンCを摂取できる

犬は、人間と違って、体内で必要なビタミンCを、自分で作り出すことができると言われています。

そのため、必ず犬にみかんを与えて、ビタミンCを摂取させる必要はないのですが、老犬になるにつれ、ビタミンCを作り出す力も弱ってきて、ビタミンC不足になりがちと言われています。

なので、ビタミンCが豊富なみかんを食べることは、ビタミンCが不足しがちな老犬にとって大きなメリットになるのです。

犬にとって、体内のビタミンCが不足することは、疲れやすくなったり、免疫力が下がってしまったり、ストレスが溜まったり、老化を早めてしまうなどの原因になってしまいます。

体内でビタミンCを作る機能が弱ったら、食べ物から摂取して、補っていかなければならないのですが、そんなときこそ、ビタミンCが豊富で、犬にとって害を及ぼす心配がないみかんがおすすめなのです。

大型犬や小型犬などの種類にもよりますが、基本的には、大型犬ですと7歳頃、小型犬ですと10歳を過ぎると、老化がはじまってくると言われています。

犬の老化が始まる前に、みかんに挑戦してみて、嫌がったり、少量を与えただけでも下痢をしてしまうなどの問題がみられなければ、みかんからビタミンCを摂取していくようにするのも、良いと思います。

老犬にみかんを与えるときは、飲み込む力が弱っている場合もあるので、喉につまらせずにスムーズに飲み込めるように、若い犬に与えるときよりも気を配って、小さくしたり、少しずつあげるようにしてください。

2.4.犬用レシピを増やしてあげられる

みかんは、みかんの実の部分のみを、そのまま与えることもできますが、みかんを使ったおやつを手作りすることで、犬の楽しみを増やしてあげることができるのも、メリットだと思います。

犬の誕生日の日に、みかんを1粒~2粒使ったケーキを作ったり、みかんを入れたクッキーやビスケットを手作りすることもできるでしょう。

たまには、いつもと違う与え方をすることで、犬の喜びも増すでしょうし、喜ぶ犬を見て飼い主自身も癒され、犬と一緒に過ごすことの幸せをさらに感じることができそうですね!

3.犬へのみかんのあげ方

みかんが大好きな犬にとっては、みかんを与えられると嬉しくて、尻尾をたくさん振ってくれたり、甘えてきてくれたりと、みかんがもらえる喜びを、全身で表現してくれることもあるでしょう。

中には、みかんを見ただけで走ってくるほど、みかんが大好きで食べたくて仕方ない犬もいると思います。

そんな犬の姿を見ていると、飼い主にとっても喜びになるため、可愛くて犬にみかんをたくさんあげたくなってしまいませんか?

しかし、可愛いからといって、犬にみかんをたくさんあげるのは、飼い主のNG行動です。

犬にとっても、みかんは栄養が多く含まれていますし、アレルギーが起こることは稀なので、安心して食べられるものではありますが、みかんの皮に気をつけたり、与えすぎないようにしなければなりません。

犬は与えられると、たくさん食べてしまって制限ができないこともあるため、飼い主が注意してあげて、犬の大好きなみかんを適切に与えるようにしましょう!

そのためにも、ここでは、犬にみかんを与えるときのポイントについて、紹介したいと思います!

3.1.薄皮は食べることができる?適切な量は?

犬にみかんを与えても、問題はないのですが、みかんには水分が多いため、与えすぎることで、お腹を壊して、下痢になってしまうこともあるようです。

また、カリウムも含んでいるため、犬がみかんを多く食べると、おしっこの回数が増えるという、いわゆる頻尿になることもあります。

場合によっては、おしっこを漏らしてしまう犬もいると言われているため、与えすぎると、犬にとっても負担になりますね。

さらに、水分が多いみかんは、体を冷やしてしまう原因にもなるため、冷蔵庫で冷やしたものは犬には与えないようにし、常温のみかんを与えてください。

また、みかんの薄皮ですが、薄皮がついたまま犬にみかんを与えると、消化不良の原因になったり、のどに詰まらせることもあるため、犬が辛い思いをするかもしれません。

そのため、薄皮や白いすじ、みかんの種はキレイにとって、「みかんの果肉の部分のみ」を与えるようにしてください。

犬には、小型犬や大型犬など、体格の差が種類によって全く変わってくるので、みかんを与える量も犬によって多少変わってくるのですが、「基本的には1日1粒~2粒まで」です。

それ以上は与えすぎになってしまい、下痢などの副作用が起きる場合があるため、1粒~2粒を、食べやすいように、小さく分けて与えてください。

3.2.缶詰のものはあげても良い?

みかんには、みかんの缶詰があり、最初から皮も剥いてあるし、白いすじもキレイにとってくれているので、飼い主にとっては、缶詰を使ったほうが犬にみかんを与えやすいですよね。

しかし、人間が食べても分かるように、缶詰は非常に糖分を多く使っているので、犬にとってはあまり良くないと言われているため、できるだけ与えないようにしてください。

果物のみかんは酸味が強いけど、缶詰のみかんは酸味が抑えられているので、缶詰のみかんなら食べてくれる犬もいると思いますが、あげないようにしてください。

みかんの缶詰に含まれている砂糖を摂取すると、せっかくカロリーが低いみかんでも、カロリーが高くなってしまいますし、犬にとっては大量の砂糖を摂取することになります。

また、糖分を摂取しすぎると、犬でも血糖値が上がり、人間と同じように、糖尿病や、肥満になる可能性が高くなります。

犬が糖尿病になると、白内障になる危険性もあり、治療には辛いインスリン注射や、食事療法を取っていかなければならなくなります。

缶詰と言えば、「甘いシロップさえ与えなければ、糖分は気にしなくても良いのかな!?」と思いがちですよね。

しかし、みかんの缶詰に含まれているシロップは「100グラムで約60キロカロリー」あり、缶詰のみかんの果肉も「100グラムで約60キロカロリー」となるため、シロップを避けて、缶詰の果肉部分だけを与えるのも基本的には避けた方が良いそうです。

犬にみかんを与えるときに、外皮をむいて、中の薄皮や白いすじ、種までとって果肉部分のみを与えるのは、手間がかかるかもしれませんが、可愛い犬が健康的に過ごせるためにも、この手間は惜しまないでくださいね!

3.3.みかんの皮を食べてしまったら?

みかんは、外で育てられるものでもあるため、虫が近づいてきたり、痛みやすかったり、腐りやすかったりするため、防虫剤や防腐剤などの、いわゆる農薬と呼ばれるものを使っているものが多いと言われています。

無農薬のみかんもあるとは言われていますが、みかんを無農薬で作るのは非常に難しいですので、農薬が使われているものが多いと言われています。

また、みかんの皮には、「ソラレン」という中毒性のある成分が含まれています。

さらに、みかんの見栄えを良くし、ツヤを出すために、ワックスを使っているため、みかんの皮には様々な成分が付着している可能性が高いようです。

これだけ色んな成分がついているみかんの皮を犬に与えると、消化不良を起こしたり、胃腸に大きな負担をかけてしまうため、食べると危険だと言われています。

農薬は、水で洗えば落ちると言われているものもありますが、農薬がついているかどうかが目で確認できるわけではありませんし、完璧に落ちるという保証もありません。

そのため、水洗いをしたとしても、犬にみかんの外皮は、絶対にあげないようにしてください。

もし犬がみかんの皮を食べてしまったときは、なんらかの異常が出る恐れがあるため、獣医師に相談するようにしてください。
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4.まとめ

犬がみかんを食べることで、得られる効果や、注意点などについて、紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

  • 犬はみかんを食べても害はない
  • みかんにはビタミンCやビタミンAなどのビタミン類が豊富で犬にとっても良い
  • みかんに含まれるリモネンやβクリプトキサンチンはガンの予防や免疫力を上げる効果がある
  • みかんを摂取することで、栄養・水分の補給や、老犬にとってはビタミンCの補給ができるというメリットがある
  • ごくまれではあるが、みかんアレルギーが出る犬もいる
  • みかんの与えすぎは下痢や消化不良の原因になるため、1日1粒~2粒までにする
  • みかんをあげるときは、みかんの薄皮、白いすじ、種は全てとって果肉のみを与える
  • 缶詰はあげないほうが良い
  • みかんの外皮には農薬やワックスがついているので与えないこと

などのことが分かりましたね。

犬にみかんを与えると、良い効果もありますが、与えすぎは犬にとって負担になるので、適切な量を適切なやり方で与えてあげてくださいね!

適切にあげることで、犬の健康を促進し、病気などのトラブルからも守ってあげることができそうですね!
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