逃げたり嫌がる犬に抱っこをしつける6つのステップ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

「犬を抱っこしてしつけ」と聞くと抱っこでしつけってどういうこと?いったいなぜ?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。抱っこというと甘えたイメージがあるのでしつけに結びつかないこともありますよね。

しかし実は抱っこのしつけは愛犬にとっても飼い主さんにとっても重要なしつけなのです。

例えば災害時の避難の時、交通量の多い道路を歩く時抱っこができると危険から愛犬を守ることができます。そのほか散歩中の他の犬とのトラブルを未然に防ぐということもできます。動物病院の待合室や診察室でも抱っこが必要なこともあります。

また犬を抱っこすることで体重など、体調のチェックもできます。何より飼い主さんと愛犬が密着して触れ合うので、しっかりコミュニケーションがとれて信頼関係も深まるのです。

「うちの子をいつも抱っこしています」という小型犬の飼い主の方も犬の抱っこについて、この機会にぜひ見直してください。

もしせがまれて抱っこしている、または軽いからと持ち上げて移動する、という抱っことはちょっと異なるのです。抱っこを愛犬が嫌がる、重たいからしたことがないという方もこの機会に抱っこのしつけにチャレンジしてみましょう。

犬の抱っこのしつけができるようになると愛犬を危険から守れるうえ、様々なシーンでとても役に立ちます。そして愛犬との信頼関係も深まるでしょう。この記事を読めば抱っこのしつけができるようになりますよ。

目次

1.犬に抱っこのしつけは必要!
1.1.犬の抱っこのしつけの基本

2.犬の抱っこのしつけで準備すべきもの

3.抱っこをしつける6つのステップ
3.1.ステップ1:犬に手からご褒美を与える
3.2.ステップ2:犬を膝の上におびき寄せる
3.3.ステップ3:行動と指示語の紐付け
3.4.ステップ4:指示語だけで行動を促す訓練
3.5.ステップ5:ご褒美の回数を減らす訓練
3.6.ステップ6:場所と時間を変えてみよう

4.しつけをする際に気をつけたいポイント

5.まとめ

1.犬に抱っこのしつけは必要!

抱っこのしつけは犬にとって実は大切なしつけです。なぜなら、抱っこにはまず「犬の身の安全と確保する」という重要な役割があります。

またマナーとして抱っこが求められる場合もあるのです。日常生活において、抱っこができることでメリットがたくさんあるのです。抱っこが役に立つ例をいくつか挙げてみますね。

たまたま交通量の多く舗道がないという道を歩くときも、抱っこができると危険がかなり回避できます。

また台風や大雨、地震などの災害があって避難が必要となったとき、抱っこをして避難することができます。抱っこに慣れていれば。犬も飼い主さんも落ち着いて行動ができますよね。

散歩で、他の犬とトラブルになりそうになった時とっさに抱っこで離すことができます。ノーリードの犬に遭遇したときも、抱っこをしてやり過ごすことができます。

また動物病院での診察時、抱き上げて診察台に乗せるのもスムーズにできます。ただでさえ病院では怖がっているので、抱っこに慣れていることは大切です。

マンションなど集合住宅で飼っている場合だと、エレベーター内は抱っこするという規則がある場合があります。犬が苦手な人と同じエレベーターに乗ることもありますから抱っこができることは大切です。

そのほか散歩で犬が脚を痛めたときや、脚を汚して洗い場に連れていくときなど意外と抱っこが必要なシーンはあるのです。この機会に抱っこのしつけをしておきましょう。

また、犬の体に触れて犬の重みを感じることのできる抱っこは、体調チェックができるメリットがあります。「どことなく体重が軽くなった」「どうも重くなった」なども日々の抱っこで実感することができます。

抱っこの時にどこか痛がる、など異常にもすぐ気づくことができます。愛犬の体調にすぐ気付けるのは飼い主さんだけです。犬とのコミュニケーションにも役に立ちますよね。

では犬の「抱っこ」とは、どういう状態でしょうか。抱っこは「犬が飼い主の膝の上に乗り飼い主がその犬を抱きしめる状態」のことを指します。

これだけ見るとなんとなく簡単そうですが、実は注意することがあります。それは「すべての犬が最初から抱っこを受け入れてくれるわけではない」という点なのです。抱っこは犬にとって苦手になりやすいものです。

なぜなら4本の足が地面から浮いてしまうので、大変不安を覚えます。また抱っこされていると当然体は自由になりません。そのため犬にとっては「拘束されている」という思いが起こりがちなのです。

抱っこを試しにやってみたら、大暴れして大変だったという経験がある方もいるのではないでしょうか。

そのため慣れていない、または抱っこが苦手な犬に対してはていねいにしつけをしていく必要があります。焦ると抱っこが嫌いになってしまい、いざという時に抱っこができなくなるので、ゆっくりした気持ちでしつけていきましょう。

犬が抱っこを苦手だ、いやだと思っているのを見分けるポイントがあります。

まずは抱っこをしようとすると、唸ったり逃げたりすること、これはわかりやしですね。あとは少しわかりづらいですが、抱っこしてみたときの様子を見てみます。

「耳が倒れる」「目の端に白目が見える」「ぺろぺろと舌なめずりする」、「顔を抱っこしている人からそむける」といった様子です。震えてしまう子もいるのではないでしょうか。犬のこういったしぐさは不安の徴候なのです。

この状態で無理に抱っこすると、犬が恐怖のため反射的に攻撃的になることもあります。またバタバタと暴れて、下に落としてしまう可能性も高くなります。

これは思わぬ事故につながって犬も人もケガをする危険性があります。そのため事前に抱っこのしつけをして少しずつ慣れさせておく必要があるのです。

1.1.犬の抱っこのしつけの基本

「抱っこ」という飼い主さんのコマンドで、犬が飼い主さんの膝の上の乗る、そして抱っこされたままでも大丈夫、というのがこのしつけの最終目標です。

この「抱っこ」というコマンドを聞いても、愛犬が反応せず歩き回っているということにならないように教えていきましょう。もちろん来ないからといって、無理に抱き上げたり前足を持ったりするのはNGですよ。

もし「抱っこ」の言葉で、犬が飼い主の膝に乗ってきたらその瞬間にごほうびをあげましょう。うまくいかなくてもここでは犬にとって不快なこと、つまり「コラ!」「イケナイ!」などと言って「罰」を与えてはいけません。もちろん鼻先をたたいたり、お尻を叩いたりなどの体罰も絶対にやってはいけません。

出来なかったことに罰を与えてしまうと、「抱っこ」のコマンドのあとは「怒られる」「嫌なことがある」という間違った認識を持ってしまう可能性があるのです。

うまくできなくても決して叱らないこと、これが大切です。犬が抱っこの言葉にちゃんと反応し膝の上に乗ることができたら、すぐに褒めてください。

そしてこの犬の抱っこは「犬がせがんでする抱っこ」とは違うということもしっかり認識しておきましょう。犬種や犬によっては抱っこが好きで、すぐにせがんでくる子もいますよね。しかし犬の要望通りに抱っこしていると、犬のほうが飼い主さんよりも上だと勘違いしてしまう恐れがあります。

そういった勘違いを起こすと、他のコマンドでいうことを聞かなくなったり、勝手なことをするようになったりしてしまいます。

せがまれても簡単には抱っこしない、ということにも気を付けて抱っこしましょう。

[article-CTA-h2-no2]

2.犬の抱っこのしつけで準備すべきもの

抱っこのしつけの前に準備しておくことがあります。いつでも始められるようにしておきましょう。

1つ目はご褒美です。犬の好きなおやつなどを用意しておきましょう。愛犬の好きなおやつやおもちゃ、撫でられるのが好きな子には「いい子!」といいながら優しく撫でてあげましょう。

激しく撫でる必要はなく、優しくさっと撫でてあげるだけで十分です。むしろあまり激しく撫でたり、長い間撫でたりすると「ご褒美」ではなくなるので気をつけましょう。

おやつはカロリーオーバーにならず、すぐ食べられる犬用おやつを選んでおきましょう。その場でぱくっと食べられるものがいいですね。お腹がすいている時にやると効果的なので、いつものご飯である何粒かドライフードをあげてもOKですよ。

おもちゃは、愛犬の大好きなボールやぬいぐるみ、コングなど犬がワクワクするおもちゃを用意しましょう。普段はしまっておくようなおもちゃを何種類か準備しておくと、おもちゃをみた犬の喜びも大きいはずです。そうなるとやる気もでますよね。おもちゃを飼い主さんの背中に隠しておき、犬がうまくできたら与えましょう。しばらく遊んだらまた取り上げます。

おやつやおもちゃがなくても、撫でたり声をかけたりでも十分ご褒美になります。犬は褒められると喜びますよね。いい子だね、よくできた!グッドなどいつもしつけで言っている言葉で褒めて、軽く抱きしめて撫でたりあげてくださいね。

最初に愛犬を誘導するときは、おやつだと効果的です。毎回用意しておくほうがいいでしょう。

2つ目は犬へのコマンドを家族や同居している人など、しつけを一緒にやる人で統一することです。例えばお父さんは「抱っこ」なのにお母さんは「おいで」や「お膝!」だと犬は混乱してしまいます。

コマンドがばらばらになるのは意外と多いので気を付けてくださいね。家族で統一するのは、簡単そうで難しいものです。言いやすいコマンドを話し合って決めておきましょう。
抱っこのしつけですが、家族が「膝」がよければ「膝」でいいのです。大事なのは犬が混乱しないことなのです。

3つ目は犬が集中できる環境作りです。最初のうちは犬がしっかり集中できる環境を作ってあげましょう。例えば犬のおもちゃや、おいしそうなおやつが視界に入ると犬もソワソワしてしまいますよね。ご褒美は上手に隠して、犬を集中させてあげましょう。
またしつけしている最中に、他の家族が出入りしたり何か食べたりというのも気が散る原因となります。家族で協力して犬が集中できる環境を作ってあげましょう。

3.抱っこをしつける6つのステップ

具体的に犬に抱っこを教える方法をご紹介します。6つのステップで進めていきます。もちろんどの犬もすぐにできるということはほとんどなく、むしろ時間がかかったり後戻りしたり、ということが普通です。うまく覚えられなくても焦らずに楽しく教えていきましょう。

普段抱っこをせがんでくる犬がせがんできても、抱っこしないようにしてくださいね。あくまでも飼い主さんのコマンドで抱っこをする、これが大切なのです。

また、しつけとはいっても明るい表情でやることが大切です。飼い主さんが怖い顔でやると犬も心配になってしまいます。

3.1.ステップ1:犬に手からご褒美を与える

まずは飼い主さんの手から愛犬にご褒美をあげます。この時がおやつなど愛犬の好きなものだと効果的ですね。とっておきのを用意して今飼い主さんはいいものを持っている!ということをしっかり見せてあげましょう。
「これから何が始まるんだろう、あのいいものはもらえるのかな?」と犬はわくわくするに違いありません。

3.2.ステップ2:犬を膝の上におびき寄せる

犬を今度は餌をもって自分の膝におびき寄せましょう。最初から椅子やソファに座っているより、床に足を伸ばして座るところからやるとやりやすいでしょう。犬におやつを見せて犬を膝に誘導します。膝に乗ったら褒めながら抱きしめ、おやつを食べさせてあげましょう。最初の慣れないうちは床に座っているとわかりやすい上、万が一うまく膝に乗れないときに落ちるトラブルを避けることができますよ。

おやつで膝に誘導し、乗ってきたら褒めて軽く抱きしめてご褒美のおやつを食べさせる、これを数回繰り返します。ご褒美で犬を誘導し膝に乗せる、これをルアートレーニングと呼びます。

犬は膝の上に乗るとおいしいものが食べられる、いいことがある、と学習します。これは「いいこと=おやつ」が提供されると「行動=膝に乗る」ことが増える、という「オペラント条件付け」のしつけなのです。

床に座った膝に乗れるようになったら、座布団やクッションで座るところをもう少し高くして同じようにやってみます。それが上手くできるようでしたら、同じ要領で椅子やソファに座って膝に誘導する、褒めながら軽く抱きしめておやつをあげるというのを数回繰り返してください。大げさに抱きしめる必要はなく、軽く抱きしめることで大丈夫です。

3.3.ステップ3:行動と指示語の紐付け

次のステップはコマンドと、膝に乗る行動を紐づけしましょう。おやつで飼い主さんの膝に乗る、その直前に抱っこのコマンドを声に出します。そして犬がちゃんと膝に乗ってきたら褒めながら軽く抱きしめて、ご褒美のおやつを与えて褒めてあげましょう。

この練習を何度も繰り返します。おやつで膝に誘導する、膝に乗る前に「抱っこ」などのコマンドを出す、膝に乗れたら抱きしめて褒める、おやつを与える、です。

3.4.ステップ4:指示語だけで行動を促す訓練

次のステップは、いよいよご褒美のおやつなしです。もうここまできたら飼い主さんのご褒美とコマンド「抱っこ」で膝の上に乗り、そうするといいことがあるということを覚えています。

では、ここでご褒美を見せずに「抱っこ」とコマンドを出してみてください。もしちゃんと乗ってきたら、見せていなかったおやつをあげて、いい子だね!とほめてあげましょう。このときも抱きしめながら褒めてあげると、犬はとても嬉しいはずです。

もしうまくいかなくても焦らずに、また時間をおいて前のステップに戻ってみましょう。

3.5.ステップ5:ご褒美の回数を減らす訓練

ここまでのステップで、ご褒美のおやつを見せなくても抱っこで膝の上に乗るようになったらご褒美を減らしてみましょう。今度はもうコマンドだけで膝の上に乗せて、抱っこする練習をします。ご褒美のおやつは時々あげるようにしてください。
毎回毎回おやつをあげていると、おやつありきのコマンドになってしまいますし、カロリーオーバーになって体重増加の心配もあります。うまくできかけるとついおやつも奮発したくなりますが、ここは愛犬のためにも少しずつ減らしてあげましょう。

しかしいきなりなくすのではなく、毎回与えていたおやつのご褒美を、2回に1回、3回に1回、そして5回に1回などと減らしていきましょう。最後は「いい子だね」と軽く抱きしめる程度にしていきましょう。

3.6.ステップ6:場所と時間を変えてみよう

いよいよ応用編です。外で抱っこさせるとき、飼い主さんは椅子には座っていませんよね。いつも家の椅子でしつけをやっていたら、違うお部屋で飼い主さんが椅子に座らず膝を曲げて「抱っこ」コマンドを出してみましょう。不安定なら、壁にもたれるといいでしょう。
そこで膝に乗ってくることができたら、抱きしめて褒めてあげてください。犬を落とさないように気を付けてくださいね。

家の中のあちこちでできるようになったら今度は家の外に出てやってみましょう。散歩の途中や公園で抱っこのコマンドを出してみてください。また他の犬とすれ違うときや、子供が走っていて追いかけてしまいそうな時など犬が興奮しがちなシーンでも試してみましょう。
また、動物病院の診察の時も抱っこのコマンドで、やってみてくださいね。そこでうまくできたらよく褒めてあげましょう。

場所を変えるのと同時に時間も変えてみます。朝の散歩の時間、夕方の散歩の時間など他の犬に多く出あう時間を選ぶのもいいでしょう。

あまりに興奮する、というときは犬に会わないところからやり直してくださいね。外だとコマンドが伝わりにくいこともあります。焦ったり叱ったりする必要はないので、静かに場所を変えてあげてください。

愛犬が吠えそうになったら抱っこのコマンドを出す、家でインターホンがなったら抱っこのコマンドを出す、と場所だけでなくシチュエーションも変えてみましょう。

このようにいつでもどこでも飼い主さんの指示に従うというのが、しつけの最終目標です。家ではできるけれど公園ではできない、というのではせっかくのしつけが役に立たなくなってしまいます。

知らない人や犬がいる、おいしそうな食べ物があるなど犬にとって気が散るシーンでも落ち着いて飼い主さんの指示に従える子にしていきましょう。

これは最終的な目標なので、できない時があっても決して焦らないことが必要ですよ。

[article-CTA-h2-no2]

4.しつけをする際に気をつけたいポイント

しつけをしている時は犬の集中力に注意しましょう。犬の集中力は、だいたい10分から15分と言われています。あと少しで覚えそう、うまくいきそうという時、飼い主さんはつい、もうちょっとと頑張ってしまいがちです。

犬もおやつ欲しさに、乗り気であるように見えてしまうこともあります。

しかし時間が経つにつれて、集中力は落ちていきます。その時に一生懸命教えても、覚えることはできませんし失敗も増えてしまいます。失敗したことは犬自身もわかりますし、飼い主さんのちょっとがっかりした顔も犬には伝わってしまうのです。

あと少し大丈夫そう、という10分くらいで切り上げるのがおすすめです。しつけを中断して、また時間をおいて夜にやったり翌日にやったりするほうが覚えやすくなり犬も疲れません。

また10分に満たなくても、犬が集中しない、疲れているということを感じたら潔くやめてしまいましょう。犬が抱っこのしつけで疲れてしまったら、抱っこそのものが苦痛になってしまう恐れがあります。

もう一点、抱っこしたときに犬の目線より人が下にならないように注意してください。犬の方が人間より上の目線になると「自分の方が偉いぞ」と勘違いしてしまう可能性があります。

特に子供が犬を抱っこすると目線が犬の下になりがちです。大人がついて気を付けてみてあげてください。また子供が抱ききれず落としたりしてしまわないように注意してくださいね。

小型犬の場合、人間の赤ちゃんにするように「高い高い」のようなことをしてしまう人もいます。犬は怖がる場合もありますし、自分が上だと勘違いする場合もあります。目線には気を付けて抱っこしてくださいね。

5.まとめ

抱っこは犬にとっても飼い主さんにとっても必要なしつけなのです。犬にとって抱っこが有効なシーンはたくさんあります。交通量の多い危険なところを歩く時、そして災害が起きてしまって避難しないといけない時。

危険を回避するという意味でも抱っこはとても重要です。「抱っこ」のコマンドで犬が安心するというメリットもあります。

また散歩中知らない犬とトラブルになりそうになった、愛犬が興奮して子供のあとを走っていきそうになった、というときも抱っこができれば未然にトラブルを回避できるのです。

マナーとして、犬の抱っこが求められることもあります。共同住宅でのエレベーターやホールで、そしてペット可のショッピングセンターで、動物病院の待合室でなど、抱っこが必要な場所も多くあります。

ペットがいろいろなところに行けるようになった分、抱っこのマナーが求められる場所も増えているのです。

普段でも、犬の足が汚れたからお風呂場まで抱っこして連れていく、動物病院の診察台に抱っこで乗せるなど抱っこのシーンはちょくちょくあります。

抱っこのしつけができていると、犬との生活がかなり楽になることがわかると思います。

抱っこで犬の体調の変化も感じ取れます。日々の健康チェックにも抱っこを取り入れましょう。

ここで気を付けたいのが「抱っこ」は犬にせがまれてするのではなく、飼い主さんが抱っこというコマンドを出してするもの。抱っこをさせられているのではなく、抱っこをするということをしっかり認識することが大切です。

また抱っこを犬が嫌がるという方は、時間をかけて抱っこのしつけをやっていきましょう。犬のおやつやおもちゃを使ってしつけていけば、だんだんと覚えていくことができます。

そして出来たら褒める、ということもしつけを成功させるポイントです。どんなしつけにも共通していますが、できたら明るく褒めることを忘れないようにしましょう。

何より抱っこのしつけは、犬のぬくもりを感じられるしつけです。犬も飼い主さんの温かさを感じることができます。お互いの体温を感じながら、抱っこのしつけをマスターしていきましょう。

[article-CTA]

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

ゴルフの上達に関する情報はSNSでの購読が便利です。