犬の車酔いはなぜおこるのかご存知ですか?
飛んだり、跳ねたり、転がったり、泳いだり、運動神経の良い犬がなぜ車酔いをするの?と疑問を感じる方が多いのですが、人間と同じように三半規管への影響や心因的なことが原因で車酔いしてしまいます。
犬と出かける飼い主さんが増えてきた近年、犬の車酔いに悩む飼い主さんも増えてきました。
ここでは愛犬の車酔いを和らげる方法、克服できるポイントも合わせて抑えていきましょう。
まずは、犬の車酔いの原因と症状を知って、正しい対処方法や克服方法を試してみましょう。
目次
1.犬の車酔いは三半規管に関係があった!
1.1.車酔いに見られる主な症状とは?
1.2.車酔いには生姜が効く?
1.3.フラワーレメディが効果的
1.4.車酔いに効くツボもある?
2.犬の車酔いの対処方法
2.1.丁寧な運転を心がけましょう
2.2.こまめな休憩を取ろう
2.3.冷静にテキパキと片付ける
2.4.車内にトイレシートやビニール袋を常備しておく
2.5.あらかじめペットシートを敷いておく
5.どうしても車酔いする犬には酔い止め薬で対応
5.1.犬の車酔いに効く市販の薬はあるの?
1.犬の車酔いは三半規管に関係があった!
本来、犬は移動手段として自ら車を移動手段にすることはないので、乗り物酔いをしやすいのは仕方のないことですが、不思議に感じる方も多いと思います。
あれだけの身体能力があっても、車酔いをしてしまうの?という飼い主さんの声をよく聞きます。
現代人にとって、車に乗ることは日常的です。産まれた時から親に連れられ、自家用車、バス、タクシーなどを交通手段として利用しているので意識をしないうちから「車に乗る」ということに身体が慣れています。
それでも、車内の匂いや、疲れ、体調不良などで車酔いをすることもあります。犬にも人間と同じように「三半規管」があり、平衡感覚を司る器官です。
スイカ割りをする時に、目隠しをしてグルグルと一点で回転し、周りの声を頼りにスカイを目がけて歩いていきます。なかなか真っ直ぐに歩けず、体が思い通りに動かずにスイカを割るのも一苦労です。
体の回転が止まったのに、三半規管の中に流れるリンパ液が回転し続けているため、脳が自分の体の状態を把握できていない状態なのでこのようなことがおこります。br>
この状態で、脳への信号に視覚が加わった状態が「車酔い」です。
目に映る景色は回っているわけでも傾いているわけでもないのに、車の揺れによって三半規管が体の回転を感じています。
視覚からの伝達情報と、三半規管からの伝達情報がずれて脳へ届くので混乱して気分が悪くなってしまいます。
その他にも、不安やトラウマ、音への恐怖感などから心拍数があがり血圧の変動から三半規管が一時的に影響をうけることも考えられます。
車に乗るのが苦手であっても、得意であっても犬の車酔いは軽度であればあまり気が付かないので、よく注意して観察してあげることが大切です。
1.1.車酔いに見られる主な症状とは?
犬の車酔いの症状は、軽度だとなかなか気が付かないほど変化は小さいものです。
車酔いの症状の変化を知っておきましょう。
- 窓の外をボーっと見ている
- 落ち着かない様子で何度も座ったり立ったりを繰り返す
- あくびを頻繁にする
- 吠えたり、鼻を鳴らしたりする
- 震える
- 舌を出して、ハッハッと短い呼吸を繰り返す
- よだれが垂れるほど出る
- 嗚咽、嘔吐する
- 粗相する(下痢)
- 荒い呼吸でぐったりする、立ち上がれない
※1.(軽度)~10.(重度)
軽度の症状のうちは、ウキウキ嬉しそうにして落ち着かないのかな?と感じる飼い主さんも多く、尻尾をふっていると車酔いの症状だと気が付かないことがあります。
1.2.車酔いには生姜が効く?
犬や人間の「車酔い」に効くとして「ジンジャー(生姜)」が注目されています。
さまざまな吐き気はセロトニンという神経伝達物質が過剰に胃腸の筋肉を刺激することでおこります。
生姜にはジンゲロールという【抗セロトニン作用成分】が含まれているため、吐き気を和らげるといわれています。
吐き気を和らげるジンジャー水の作り方
- 生姜スライス2~3枚
- 生姜に50℃のお湯を100mlかける
※長時間生姜を浸してしまうと犬には成分が強すぎるため湯通しする程度 - 小さじ半分程度のハチミツ、少量のシロップなどをまぜる
- よく冷やして飲ませる
小型犬~中型犬は、30ml~50ml程度
大型犬は100ml
無理に全部を飲ませなくても、舐める程度でも効果があるといわれています。
ただし、生姜やハチミツは摂取量によっては犬の体に害になることもありますので、十分に注意しましょう。
1.3.フラワーレメディが効果的
フラワーレメディとは、花や植物から抽出されたストレスやマイナスな感情を和らげるエッセンスです。副作用、依存性がなくペットにも安全に飲ませられます。
飲み水にレメディを数滴たらしたり、直接口の中に数滴たらしてあげたりすることもできますし、犬の鼻や唇に塗ったり、薄めて犬の体に拭きかけるか飼い主の手に拭きかけてマッサージすることでも効果があります。
バッチフラワーレメディ
http://www.purnama-intl.co.jp/pet/
- スクレランサス
- レスキューレメディ
- ウォールナット
ペット用のレメディとして車酔いを和らげるレメディがお勧めです。
1.4.車酔いに効くツボもある?
犬の体にもたくさんのツボがあります。車酔いをしやすい犬には胃の動きを整え、気の流れを良くするツボを指圧するのも効果的です。
また、マッサージで気持ちを落ちつかせてあげるのも効果的です。
車酔いに効果があるツボ 指圧のしかた
- 両前脚の最初の関節(手首)から、次の関節(肘)までを優しくマッサージしていく
- 前脚の内側に、親指がくるようにする
- 最初の関節(手首)から、親指で押して筋肉と筋肉の間の窪みを探る
- 窪みを優しく指圧する
犬の気分を落ちつかせるマッサージ
- 犬の目頭に両手の親指をあてマズルを優しく包み込む
- 目頭から頭部、耳の裏に流すように優しく指圧していく
- 耳のつけ根から耳全体を優しく持ち上げて、円を描くようにマッサージする
ツボの指圧やマッサージは、車に乗せる前や途中の休憩の時にしてあげましょう。
前脚や顔、耳が触られて嫌な犬には無理にさせようとせず、胸や顎の下、尻尾のつけ根などもリラックス効果がありますので、触れるばしょを優しく撫でてあげるだけでもリラックス効果があります。
基本的に体を触られることが苦痛、苦手な犬に対しては車に乗る時だけツボ押しやマッサージをしても逆効果になることがありますので、犬にあった方法を選びましょう。
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2.犬の車酔いの対処方法
犬も人も旅行や外出の道中に車酔いで気分が悪くなってしまうと、せっかくの楽しい時間を楽しめなくなってしまいます。
犬が車酔いをしないように車に乗せる時のポイントと、万全の備えと対処方法を学びましょう。
2.1.丁寧な運転を心がけましょう
気分が悪くなる運転
- 急発進、急ブレーキ
- 頻繁な車線変更
- 頻繁な速度の変化
- 過度な車体の揺れ
- 減速しないカーブ進入、右左折
犬は伏せた状態で車に乗っている時でも、車の揺れにあわせて足に力をいれて体を支えています。
車に乗り慣れている犬でも、体に力が入った状態で長時間過ごすことは車酔いに繋がり大きなストレスにもなってしまいます。
ドライバーは、車の揺れが最小限になるような運転を心がけましょう。
2.2.こまめな休憩を取ろう
車の移動に慣れている犬でも2時間に一度、15分以上の休憩が必要です。外にでて新鮮な空気を吸って、歩いたり排泄を済ませたり水分補給をさせましょう。
車のなかでずっと同じ姿勢で、体に力が入った状態なので、歩いて外の空気を吸うことで体の緊張がほぐれ、血流が良くなり和らぎます。
また、排泄を長時間我慢させているとさらに気分が悪くなる原因になるので休憩の時には必ず排泄を促してあげましょう。
休憩中にマッサージなどをして、リラックスさせてあげるのも効果的です。
2.3.冷静にテキパキと片付ける
飼い主の行動や言動で、犬の不安や緊張が高まってしまうことがあります。
車酔いで嘔吐や粗相があった時、犬は気分が悪くなっているので飼い主は慌てずに落ち着いて行動しましょう。
車酔いをしてしまうのは、犬が悪いわけではありません。
嘔吐や粗相は、どうしても我慢できないことです。
絶対に叱ったり、叩いたり、大きな声を出して犬を責めるような言動行動はしないでください。
汚れてしまったところは、サッと片付けて休憩をとり犬を休ませてあげましょう。
2.4.車内にトイレシートやビニール袋を常備しておく
犬と車でのお出かけには、さまざまな状態を想定して万全の備えをしましょう。
犬と車でのお出かけ 基本の備え
- ビニール袋 大(ゴミ袋)中(スーパー袋)小(スーパーの食品袋) 各数枚ずつ
- トイレシート 代用できるのでかなり多めに備える
- 使い捨てのタオル 大小
- バケツなど水が汲めるもの
- 消臭スプレー
- 飲み水以外の水
- うちわ
- トイレットペーパー
慣れない車での外出にはハプニングはつきものです。ビニール袋は大きさの違うものを多めに備えて行くととても便利です。
トイレシートは吸水性が高く消臭効果もあるので、掃除のとき効率がよく、犬の手足の汚れを拭く時にも代用できます。
飲み水以外の水は、意外に重宝します。どこでも水が汲めるようにバケツなどを常備しておくと便利ですが、ペットボトルで準備していけば近くに水道がない時でも便利です。
車酔いで嘔吐などをして気分が悪く息があがっている時には、体に水を拭きかけてうちわであおいであげると、緊張した体の熱が解放されて気分が楽になることがあります。
家にいるのと同じように、犬を連れての外出の時は十分な備えをしておきましょう。
2.5.あらかじめペットシートを敷いておく
車酔いをしやすい犬を車に乗せる時や長距離移動が分かっている時は、あらかじめペットシートを敷いておくと掃除が素早くできます。
車のシートに嘔吐物や排泄物がしみこんでしまうと、なかなか臭いがとれず車内環境が悪くなります。
車のシートをカバーするペット専用のシートやマットもお勧めです。
犬は、吐く時に狭い隙間などを探し飼い主に隠すように吐くことが多いので犬が過ごすスペースは、あらかじめペットシートなどで汚しても良いように整えておくことをお勧めします。
注意点
犬を直接シートやマットの上で過ごさせる時には、足元が滑りやすくなるので注意が必要です。
ペットシートは滑りやすく足元の踏ん張りができなくなり体を支えづらくなります。
車のシートカバーなどは撥水性に優れていますが、滑り止め加工がないものは犬が車内で過ごすマットとしては不十分です。
ペットシートやシートカバーの上に、タオルや簡易マットなどを重ねて滑りづらくする工夫をしてあげましょう。
また、ストレスでシートをかじってしまうこともあるので注意しましょう。
3.犬の車酔いを克服するコツ
犬の車酔いを克服させるためには、車の移動に慣れさせるのが一番ですが、車酔いをさせない丁寧な運転を心がけなければなりません。
仔犬のころの車酔いであれば、日常的に短時間の車の移動練習などを重ねて行くと克服できる犬が多いようです。
また、仔犬の頃から人に抱かれて車に乗る習慣がある犬は自然に車移動に慣れ車酔いになりづらいようです。
車酔い克服のクレートトレーニング法
車酔いをいつも感じている犬は、車に乗ることに抵抗があります。車内でも安心して過ごせるようにクレートを使うトレーニング方法をご紹介します。
- 部屋の中にクレートを設置して、安心できる場所だと覚えさせる閉じ込めるのではなく、玩具やおやつ使い慣れた布団などを使って自らクレートの中に入るように促します。狭いところや屋根がある場所は、本能的に【巣穴】として落ち着いて過ごせるので好みます。無理に閉じ込めたりせず、クレートの中で熟睡できるくらいまで慣らしていきましょう。
- 家の中のクレートと同じ環境のクレートを車内に設置する車内にクレートを設置する時には、動かないようにしっかり固定します。グラグラとクレートが揺れてしまうと車酔いに繋がります。
- 車の中のクレートで過ごす時間を増やしていくはじめのうちは、ただ車のクレートに入るだけのトレーニングをします。エンジンをかけて車内で過ごす時間を少しずつ増やしていきます。
- 短距離、短時間の移動からトレーニングしていくクレートの中で過ごしながら、距離と時間を増やしていきます。無理はさせず何度も繰り返し、車で出かけて何事もなく無事に帰宅するという成功体験を続けていきます。
普段から安心して過ごせるクレートの中で、体が寄りかかれる状態だとフリーや抱っこで車に揺られている時より、車酔いになりづらくなります。
不安定な状態より、体の支えがある限られた空間で足元が滑らないように整えてあげると体のバランスがとりやすくなります。
クレートの中では異変に気が付くことが遅れがちなので、様子が見て分かる場所に設置し中に空気がこもらないよう、冷えすぎず暑すぎずクレート内の空気の流れをつくれるようにしましょう。
※犬を車に乗せる時には、安全面を考えるとフリーの状態や抱っこはお勧めしません。クレートなどに入れない場合でも必ず係留しましょう。
また、抱っこの状態では万が一の事故の時、最初に犬が犠牲になってしまいます。
クレートの中で車酔いを克服できたら、クレート扉を装着せずに自由に出入りできる状態を作ってあげると、犬が自ら過ごしやすい場所や体勢をとって過ごすようになります。
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4.犬が車酔いしないためにできる8つのこと
1)車に乗せる直前に食事をさせない!
車に乗せる【3時間前】までに、食事と排泄を済ませます。通常の食事量より3割少なく与えましょう。
また、休憩時間を除いて移動時間のトータルが6時間以上になる場合には出発の【8時間前】までに通常の食事量より3割少ない食事を済ませておきます。
長距離、長時間の移動の場合未消化の食べ物が胃の中に大量にある状態だと、車酔いだけでなく胃拡張などの発症にも繋がります。
休憩などでゼリーや少量のウエットフードなど水分が含まれているおやつを選んで、空腹で気分が悪くならないようにしましょう。
2)こまめに休憩を取ろう!
1時間以上車で移動する時には、必ず休憩時間を計算して余裕をもって出かけましょう。
外の空気を吸わせて、体を動かせる時間をつくり、排泄を我慢させないようにしましょう。
3)病院に行くときだけに車に乗せない!
病院が「大好き!」な犬を除いて、【嫌な経験=車に乗る】と結び付けて記憶させないようにしましょう。
人間と共に生活していく上でたくさんの経験をさせることは犬にとってとても大切なことです。
病院に行くときだけ車に乗せて外出をするという習慣を作らず、車でいろいろな所に出かける経験をさせましょう。
4)車に乗ると良い事があると思わせる!
車に乗ると褒められる、車にのると楽しい場所に行ける。車に乗って無事に家に帰ってくる。
車で出かけ帰宅するまでの間に、必ず犬にとって「嬉しい!楽しい!」経験をさせてあげましょう。
ほんの少しのお出かけでも、飼い主さんが楽しそうに声をかけ帰宅した時にたくさん褒めてもらえる経験は、不安や緊張をほぐし車での外出を楽しんで車酔いにさせない大切なポイントです。
5)体を固定させて揺れを最小限に抑える!
クレートやケージを使うことも効果的ですが、後部座席で飼い主さんに体を預けながら伏せて過ごせると車酔いになりづらくなります。
飼い主さんが車の揺れに合わせて、犬の体を支えてあげるようにすると効果的です。
抱っこする場合は、体がしっかり安定できるように抱いてあげましょう。
6)車内の臭いに気をつけて!
7)安全運転を心掛けて!
大切なのは【安全運転】です。人間が不快に感じないハンドルコントロール、ブレーキアクセルの操作が重要です。悪路、悪天候の時にはさらに注意して安全運転を心がけましょう。
8)犬の体の大きさに合わせて車内環境をつくろう!
小型犬であれば、抱っこで体を支えてあげられますが、中型犬、大型犬を抱っこで支えながらドライブするのは大変です。
小さく、足の力が弱い犬ほど体を支えられず車の揺れに体が大きく振り回されてしまうので、車酔いしやすくなります。
中型犬、大型犬であれば、伏せて寄りかかれる場所をつくってあげましょう。
5.どうしても車酔いする犬には酔い止め薬で対応
さまざまな方法を試してみても、どうしても車酔いしてしまう犬もいます。でも車に乗せなければならない状況もあります。
そんな時は動物病院で、獣医師に相談して酔い止めを処方してもらいましょう。
※幼齢期の犬(半年未満)には、処方されない場合があります。
セレニア錠
嘔吐中枢に直接作用するので、車酔いによる吐き気嘔吐を抑える効果が高いお薬です。
副作用も少なく1日1回の投与、24時間効果が持続します。
動物病院では、車酔いに対して抗ヒスタミン剤やマロピタントなどの吐き気止めの薬を処方されることが多いのですが、ただ吐き気を止めるといっても薬の成分や体質によっては内臓に負担がかかるものもあります。
5.1.犬の車酔いに効く市販の薬はあるの?
犬の車酔いに効果がある市販薬をご紹介します。
人間用の酔い止めを勧める獣医師もいるのですが、まずはかかりつけ医に相談をしてから市販薬を飲ませるようにすると安心です。
トーラス ペットとのドライブを楽しくするカーロップ
Amazon:トーラス ペットとのドライブを楽しくする カーロップ
価格
400円~900円(販売元によって異なる)
成分
ヘスペリジン・カノコウソウエキス・クチナシエキス・カフェイン抽出物・ビタミンB郡、パラベン・果糖ブドウ糖液糖・精製水
特徴
食品成分で依存性、習慣性がなくシロップタイプなので飲ませやすく安心です。
使用方法
外出の20~30分前に舐めさせるか直接舌の上にたらして飲ませる。
使用用量
幼齢犬、小型犬8~10滴
中、大型犬15~20滴
Nature’s Inventoryドライブアロマfor dog
価格
2800円~3000円(販売元によって異なる)
成分
ジョジョバオイル(ジンジャー&ペパーミントのアロマブレンド精油)
特徴
アメリカ農務省認定の100%オーガニックで体に優しく安心です。
体に塗るタイプのアロマで、車内や犬用品に拭きかけるのも効果的です。
使用方法
外出前にオイルを手に取り温めてから、犬の体を撫でながら肌になじませるように塗りましょう。
使用用量
1日1回~5回程度
アロマやオイルなどは、犬の体に害になることもあります。人間用を使うのではなくペット用として販売されているものを選ぶようにしましょう。
また、犬にも好みがありアロマの匂いが苦手な犬もいるのでしっかり観察して、それぞれに合った酔い止め薬などを選びましょう。
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6.まとめ
犬にとっても楽しいお出かけとなるように、まずは車酔いの克服をさせてあげたいところですが、犬の様子を正しく理解しないと本当は辛いのに我慢させていることも多くあります。
車酔いの初期症状を知っておくと、早めの対応をしてあげたいですね。
車での移動に慣れさせていくと共に、飼い主さんにもできることがたくさんあります。
また、吐き気止めやリラックス効果がある薬やアロマなどを使って、車酔いを和らげてあげることもできます。
車での外出=楽しいこと!と知って、リラックスして過ごせるように、できるだけ嫌な経験、辛い経験をさせないことが大切です。
車での外出が楽しく快適な時間になるようにさまざまな工夫をしてみましょう!
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