犬が好きだけれど犬に好かれないのはなんでだろうと悩んだことはありませんか?
特に犬が好きなのに寄ってきてくれない、威嚇されてしまうと少し哀しくなってしまいますよね。
実は犬に好かれる人には理由と特徴があるのです。
そこで今回は、犬に好かれる理由とその特徴、犬が夢に出てきたときの意味、犬に好かれる7つのポイントなどをご紹介します。
犬に好かれるポイントは犬に好かれる理由をしっかり理解し応用することができれば簡単に習得することができます。
このページを読んで、犬に好かれるポイントを習得しましょう。
目次
1.犬に好かれる6つの理由とその特徴
1.1.犬への接し方を知っている人
1.2.落ち着いている人
1.3.犬が出しているサインを理解できる人
1.4.おやつを与える人
1.5.目を直視し続けない人
1.6.犬は腋臭の匂いに懐いてくる!
3.犬に好かれる7つの方法
3.1.すぐに近づこうとしないで!
3.2.目はじっと見ないこと
3.3.触る前に必ず挨拶をしよう
3.4.挨拶をしたら顔の下の胸のあたりを軽く触ってみて
3.5.大型犬や小型犬の性格を知ろう
3.6.人間が嫌いな犬もいることを忘れないで!
3.7.それでもうまくいかなかったらおやつをあげよう
1.犬に好かれる6つの理由とその特徴
犬が好きでも犬に嫌われてしまう人、犬が苦手でも犬に好かれる人がいます。
犬はどんな人を好きになるのか、性格や魅力などをご紹介します。
どうして犬に好かれるのか、その理由、また、犬に好かれる人の6つの特徴を調べました。
ここでは、犬に好かれる人の理由とその特徴をご紹介します。
1.1.犬への接し方を知っている人
犬への接し方を知っている人は犬に好かれる傾向にあります。
犬を触ったことのない人や犬に対して知識のない人は犬が出すサインに気づかず、犬が嫌がっているのも知らずに触ろうとすることがあります。
犬にとって、犬の扱いを知らない人はストレスであり、できればかかわりたくない人と感じます。
初対面で警戒している犬でも、犬の扱いをしり、犬が出すサインに気づいてくれる人に対しては心を開くスピードも速い傾向にあります。
犬に好かれるためには犬の接し方や、犬が触られると喜びポイントなどを抑えてからにした方がいいでしょう。
1.2.落ち着いている人
犬は落ち着いている人が好かれます。犬は予想外の行動をする動物に過剰に反応します。
赤ちゃんや子供などの高い声を出したり、淀区不可能な動きをする人は一緒にいると犬も理解ができず混乱します。
そのため、静かで落ち着いている人を好みます。犬好きだからといって「かわいい~!!」と大きな声を出し近づかれると犬自身も恐怖を感じます。中にはその高い声に対して興奮してしまう犬もいます。
犬と初めて会うときは声のトーンを下げ、できるだけ犬を安心させるよう落ち着いて行動しましょう。
1.3.犬が出しているサインを理解できる人
犬が出しているサインを理解できる人が好かれます。犬は「カーミングシグナル」という相手に自分の感情を伝え、不要なケンカなどの争いを避けるサインを出します。
このシグナルをしっかり理解することにより、犬の気持ちを知ることができます。
まず、「あくび」は自分自身の興奮やストレスなどを少しでも和らげるために見られます。
眠い時にもあくびはしますが、特に眠くないときのあくびは犬がその状況に対してストレスを感じていることになります。知らない人に長時間触られていたり、動物病院など不慣れな場所で緊張しているときなどに現れます。
次に「鼻や口をなめる」行動はこれも自分自身の興奮を鎮めるときに見られます。あくび同様、ストレスや緊張、興奮などを抑えるときに出すサインです。
「顔や目線をそらす」行動は対面した相手に対して敵意はありませんと伝えるときに見られます。
犬同士の初対面や初めて会う人間などに対して敵意がないときに見られる行動で、相手に対して警戒していたり、敵意がある場合は身をそらさずじっとその相手をみて威嚇することがあります。
犬をじっと見る行動や、犬にじっと見られる行動は友好的な関係を築こうとするときには出してほしくないサインですので、注意しましょう。
「円を描くように近づく」行動は相手に対して敵意はないですというサインを出すときに見られる行動です。一直線に相手に近づくという行動は犬にとって攻撃的な意味を持ちます。
まずは円を描くように徐々に相手に近づき、「私はあなたに攻撃しませんよ」というサインを出しているのです。ドッグランなどでよくみられる行動です。
「頭をぶんぶん振る」行動は興奮、ストレス、緊張などを和らげるためにする行動です。嫌がって、やめてほしいというサインです。
他にもシャンプーした時や耳掃除をした時などにぶんぶん振ることがありますが、これも不快感を感じているため起こる行動です。
「座る、伏せをする」行動は過剰に興奮した時などに感情を落ち着かせるときに見られる行動です。
運動した後などの休憩時にも見られます。犬同士で遊びテンションが上がりすぎてしまったときなどによく見られます。
犬は子供のように自分の体力の限界に気づきません。犬がお座りや伏せをした時にはしっかり水分補給などをしてあげるといいでしょう。
特に夏場はこのサインを出す前に水分補給をしてあげないと熱中症などになってしまう危険性がありますので、注意しましょう。
「笑う」行動は純粋に犬が楽しんでいるときに見られる行動です。楽しい、嬉しいなどの感情を伝えるときに、口角を上げ、にこっとした表情をするのです。この表情はその相手に対して心を開いているときに見せます。
「前足を持ち上げ、空中に浮いた状態にする」行動は過剰な興奮をどうにか抑えるためときなど感情を落ち着かせるときの行動です。人間にとっての深呼吸と同じような行動といえるでしょう。
「犬が間に割り込む」行動はたとえば飼い主と他の犬の間に入った場合は飼い主を守るため、これ以上はやめてくださいという意思表示です。
中には自分も触ってほしくて間に入ることもありますが、唸るなどの威嚇行動をしている場合はその行動を快く思っていないため、その後噛みつくなどの攻撃を仕掛けることもあります。
「背中を見せる」行動は背中を見せた相手に対してもう降参です、もうあなたに敵意はありませんという相手に落ち着いてもらうための行動です。
他にもゴロンと寝転がりお腹を見せる行動も同じ意味です。犬同士のけんかはどちらかがこの行動をすると終了になります。
このようなサインをしっかり理解し、犬のストレスになるような行動はやめてあげましょう。サインをうまく汲み取り、対処してあげると犬は落ち着くことができます。
1.4.おやつを与える人
犬はおやつを与えてくれる人を好きになります。餌付け効果です。犬はこの人はおやつをくれる人という風に感じ、この人に従えば大好きなおやつをもらえると感じます。
おやつを与える人は犬に好かれますが、ただあげるだけでは好きになってくれますが、いうことは聞いてくれません。しつけなどの合間におやつを与えることで効果を発揮することができます。
おやつは与えるタイミングも重要です。例えば犬がわんわん鳴いていてうるさいからおやつあげるから静かにしてね、というふうに与えてしまうと、犬は吠えるとおやつをもらえる!と勘違いしてしまいます。
犬が人間の望む行動(お座りと指示をした時、静かにしてと伝え静かになった時など)にすぐに与えるようにしましょう。
おやつを与えるときは犬とコミュニケーションを深めるいい機会です。犬に触れマッサージしたり、声をかけたりしながらおやつを与えましょう。おやつではなくても、ドッグフードでも代用できます。
1.5.目を直視し続けない人
犬は目を直視し続ける人は苦手です。苦手でもあるし、犬同士の目を直視することの意味はお互いに譲らずケンカに発展する可能性が高いサインです。目や顔をそむけ、自分の匂いをかいでもらいましょう。
犬の苦手なサインはできるだけ避けて、この人と一緒にいると落ち着くな、と犬が感じてもらえるような人が好かれます。
1.6.犬は腋臭の匂いに懐いてくる!
犬は腋臭の匂いに懐くと言われています。皮膚にはアポクリン腺とエクリン腺があります。
アポクリン腺は脂肪とタンパク質などを含む分泌物を出し、皮膚に存在する常在菌が脂肪とたんぱく質を分解し臭いを発生させます。
子の匂いはフェロモンとして機能していて、エクリン腺は体内の熱を外に逃がすための体温調節の機能を持っています。
犬は全身にアポクリン腺が存在し、エクリン腺は肉球に分布しています。
一方、人間は全身にエクリン腺が存在し、アポクリン腺は脇などの部位に分布していて、腋臭の人はアポクリン腺は体にも残っている人で犬がにおいを感知しやすい体なのです。
犬はその人の匂いを嗅いでその人を感じます。犬にとって腋臭の人は臭いを感知しやすいため、その人と一緒にいると落ち着けるのでしょう。
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2.犬に好かれる夢は人間構築の成功を意味する
犬に好かれる夢は夢占いで「よい人間関係に恵まれる」という意味です。人間関係の構築の成功や友達との関係が良好であることを表しています。
今後もそのよい関係も続く暗示があるので、安心していいでしょう。
犬に舐められた夢は、好意という意味があり、恋愛運の上昇を暗示しています。
夢占いでは犬は男性を表すため、あなたに対して好意がある男性がいる、すでに恋人がいる場合は、恋人があなたのことを愛しているという暗示でもあるようです。
犬に舐められたことを不快に思った場合、その愛情が重いと感じているという暗示です。彼と少し距離をとり、少し落ち着くことが必要なのかもしれません。
3.犬に好かれる7つの方法
犬が好きだけど犬に好かれない、犬に好かれたい方のために、犬に好かれる7つの方法をご紹介します。
3.1.すぐに近づこうとしないで!
犬はすぐに近づかれると驚くことがあります。
人間が好きな犬だと喜んで遊んでくれるかもしれませんが、臆病な犬や人間が苦手な犬だと驚きさらに人間が苦手になってしまうことがあります。驚き噛みついてしまうこともあります。
犬に初めて出会ったときは、すぐに近づかず、人間の匂いをかいでもらい、「この人は危害を加えない」と感じさせないといけません。
まずは飼い主に声をかけ、飼い主と仲良く話している姿を犬に見せることで少し安心させることができます。
3.2.目はじっと見ないこと
犬は目をじっと見られるのが苦手です。犬にとって「目が合う」状態はお互いが一歩も譲らず、ケンカなどに発展してしまう可能性があります。
犬同士の好意的な初対面は犬に近づいてから目や顔をそらし「私はあなたに危害を加えませんよ」という敵意はありませんと教えるためのサインです。
このサインは人間でも同じです。犬と初めて会ったときは犬と目を合わせて顔をしっかり見つめるより、目を合わせないでまずは自分の匂いをかいでもらう方がいいでしょう。
3.3.触る前に必ず挨拶をしよう
犬に触る前には必ず挨拶をしてからにしましょう。犬と飼い主に挨拶し、一声かけてからにしましょう。
犬の散歩中などに急に触るのはやめましょう。犬に触る前に飼い主に「触っても大丈夫ですか?」と声をかけて、その犬が人に触られるのに対して抵抗がないか、犬が人に対して攻撃してしまうかもしれません。
飼い主に挨拶をしてから、犬に自分の匂いを嗅がせてから、「自分はあなたに危害を加えません」ということを伝えましょう。
犬同士の最初の挨拶はお尻を嗅ぎあい自分はこうゆう人ですよ、と自己紹介をしています。
犬のお尻には肛門嚢という匂い袋があります。これは犬の性格や年齢、性別などの情報が含まれていて、これを嗅ぎあうことにより、コミュニケーションを図ります。
しかし、人間にはこれはありませんので、手の匂いをかがせましょう。手を握り手の甲を犬の鼻に近付け、匂いをかいでもらいます。
初めはこちらからぐいぐいやるのではなく、犬の方から近づいてもらうようにしましょう。
掌を差し出すと万が一噛まれたときに傷口が深くなりますので、手の甲を差し出しましょう。
臆病な犬や攻撃的な犬にはこちらから無理やり触ろうとすると犬にとってストレスを与えてしまいますのでやめましょう。
飼い主にとっても、無理やり触ろうとすると噛みついてしまうのではないかと心配になってしまいますし、万が一噛みついてしまった場合に何かと迷惑がかかりますので、初めに飼い主にしっかり了承を得ましょう。
3.4.挨拶をしたら顔の下の胸のあたりを軽く触ってみて
飼い主と犬に挨拶をしたら、顔の下や胸のあたりを軽く触ってみましょう。顔の下や耳、胸のあたりは触るとリラックスできます。
軽く触ってみて、特に犬が嫌がらないのであれば、マッサージするように触ってみましょう。
犬にとって足先やお尻、尻尾などは触られるのが苦手な箇所なので、そこは避けて優しくなでてあげましょう。
なでて特に嫌がらないからといって抱っこしたり、犬が苦手な箇所を触るのは避けましょう。
3.5.大型犬や小型犬の性格を知ろう
犬に触れる前には犬の性格を知りましょう。大型犬、中型犬、小型犬、さらに犬種、性別により性格が違います。
人が大好きな犬、人に触られるのが好きな犬、逆に触られるのが嫌いな犬、人は好きだけど抱っこや触られるのが嫌いな犬など性格があります。
大型犬は体が大きいためにあまり人に臆病な犬はいません。しかし、中には人間が苦手な犬もいます。さらに、大型犬は力が強く噛まれたり飛びつかれると、受ける衝撃は大きいです。
小型犬は体が小さく、5kg以下の犬であると人間はかなり大きく見えます。
そのため、犬にとって人間はとても大きく恐怖を感じます。力はあまり強くないのですが、臆病な犬も多く、触られるのが苦手な犬が多いです。
大型犬より初めのコミュニケーションをしっかり取りましょう。
小型犬も大型犬も始めてもコミュニケーションをしっかり取り無理やり触らず、優しく接するようにしましょう。
3.6.人間が嫌いな犬もいることを忘れないで!
人間は犬が好きでも、犬自身が人間を苦手なこともあります。初めにしっかりコミュニケーションをとったからと言って無理やり触るのはやめましょう。
犬の社会化期にしっかり人間に慣れさせて育てないと、人間に対して恐怖を感じ、人間が嫌いな犬になります。
もともとの性格もありますが、人間が嫌いな犬に対して触ろうとすると自分を守るために攻撃してしまったえい、極度に怯えることもあり、犬にとってもストレスになります。
人間が苦手な犬は、触ろうとせずに声掛ける程度にしましょう。触ろうとするのもストレスになり、散歩に行くのを嫌がる可能性もあります。
近年のペットブームで、何らかの事情で飼い主に捨てられてしまった犬やしっかりしつけやご飯などを与えられずネグレクトを受けてしまった犬、虐待されてしまった犬なども多くいます。
人間のせいで臆病になり、触られることにより嫌がっている犬をもらいうけ一緒に生活している人も多くいます。人間や外の世界に慣れさせるために、リハビリをしている犬もいます。そんな犬にあった時は早く人間に慣れるよう見守ってあげましょう。
注意したいのが、盲導犬などの活動犬です。普段外を歩いている犬は立派にお仕事をしている途中なので、触らないようにしましょう。飼い主に声をかけて、触るものやめましょう。
困っているとき以外はむやみに声をかけるのはやめましょう。
3.7.それでもうまくいかなかったらおやつをあげよう
最終手段としておやつを与える方法があります。ペットフードやおやつなど食べるものが好きな犬にはとても効果的です。
しかし、おやつを与えすぎるとカロリーの摂取オーバーで肥満になることや、おやつがないとこちらの指示を聞かなくなってしまうこともありますので、1日に与える量をしっかり守り与えるようにしましょう。
可愛いからといってあげるタイミングには注意しましょう。犬がおやつを要求したときや、わがままを言っているときなどに与えてしまうと、その行動が強化されてしまうので、気をつけましょう。
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4.まとめ
犬に好かれるためのポイントなどをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
犬の接し方、声のトーンや行動が落ち着いている、犬のカーミングシグナルをくみ取り理解し、犬の嫌がることをしない人が好かれます。
他にもおやつやドッグフードなどを与えてくれる人も犬にとっては好意的に映ります。
犬に好かれるポイントは落ち着いて、顔をそらし、自分の匂いを犬にかがせ、ゆっくり優しく触ることです。
また、どんなに順序を正確に踏んでいたとしても、中には人間が苦手な犬もいます。しっかり飼い主とコミュニケーションをとり、「触っても大丈夫ですか」と声をかけてからにしましょう。
急に触ってしまい、噛みつかれ怪我をすると飼い主にも迷惑がかかります。いくら犬が大好きだからといって、勝手には触らないようにしましょうね。
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