コーギーの性格や特徴がわかる!コーギーの種類と飼うときの注意点

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家庭犬として人気のコーギーは、とても賢い犬だと言われています。

賢い犬なので、犬を飼うのが初心者の人や犬の扱いに慣れていない人を見ると、すぐさまそれを見抜いて、ご主人と認めてもらえない場合がある、なんて話も耳にします。

可愛いコーギーを是非飼ってみたいのだけど、そんな話を聞くと不安になってしまう方もいるのではないでしょうか。

ここでは、コーギーの性格や特徴を踏まえたうえで、実際に飼う時に注意をしなくてはならない躾の方法までを、全てまとめてみました。

全てを読んでいただけると、コーギーとどのように接していけばいいのかが、よく分かるようになっています。

目次

1.コーギーの特徴と性格
1.1.とってもキュートなコーギー
1.2.賢く元気な犬種

2.コーギーには2種類ある!

3.コーギーをお迎えする方法
3.1.プロのブリーダーから引き取る
3.2.里親になる
3.3.ペットショップで買う

4.コーギーを飼うときに注意したい4つのこと
4.1.噛み癖、吠え癖のしつけはしっかりと
4.2.とても活発なので運動量には注意
4.3.賢すぎて初心者にはオススメできない
4.4.コーギーがかかりやすいとされる病気

5.コーギーのおしりはトリマーにかわいくしてもらおう!

6.まとめ

1.コーギーの特徴と性格

街に出ると必ずと言っていいほど見掛ける、根強い人気のコーギー。そんなコーギーの特徴や性格についてまとめてみました。

コーギーに興味のある方は、是非読んでみてください。

1.1.とってもキュートなコーギー

イギリスが原産のコーギーは、成犬の体高はだいたい25~30センチ程度で、大人の膝位の高さがあります。

一番の特徴は胴長で短脚というところではないでしょうか。

そして、とても短い尻尾をチマチマと振る姿はなんともいえず可愛らしものです。少し大きめの耳もチャームポイントといえます。

コーギーの多くは、活動的で明るい性格をしています。時には大胆な姿も見せてくれる様子は、人に例えると天真爛漫そのものです。

毛色は大きく分けると「レッド・セーブル・トライカラー」の3種類がありますので、毛色ごとに詳しく紹介します。

  • レッド⇒色の濃淡の違いはあるけれど、少し赤みがかった褐色
  • セーブル⇒見た目はレッドと見分けが付きにくい場合があるが、ベースは黄褐色で毛先に黒毛が入っている。ただし、この黒毛は目立たない場合が多い
  • トライカラー⇒別名ブラックタンとも呼ばれ、黒・黄褐色・白の3色が入っている

この他には「フォーン」という明るい金髪のような毛色もあるのですが、これはほとんど見かける事はない珍しい毛色です。

コーギーはダブルコートタイプの被毛を持ちます。

これは少し硬めの被毛の中に、短くて柔らかい被毛が寒さ対策の為に生えているのが特徴で、夏が近付くと不要になる柔らかい毛が、ごっそりと抜け始めます。初めて見る方は、皮膚病か何かかと驚く程に毛が抜けます。

元々コーギーは抜け毛の多い犬種ですので、日頃からブラッシングのケアは大切となってきます。

1.2.賢く元気な犬種

コーギーは飼い主さんに従順で、主人の指示をきちんと理解したうえで、それを忠実に守る賢さがあります。この賢さから、牧羊犬として人間の役に立ってきました。

そして好奇心旺盛なところもありますので、子犬のうちは数々のイタズラに悩まされる飼い主さんも少なくないようです。

遊んでいるうちに興奮しすぎて、つい噛みついてしまう事もありますので、子犬のうちにきちんと噛み癖の躾をしておく必要があります。

基本的には、明るくて社交的な性格をしていますので、人と楽しく暮らしていく事の出来る犬種といえます。

個体差はあるのですが、オスとメスの性格の違いを紹介しておきます。

  • オス⇒やんちゃな性格の子が多いようです。攻撃性が強く出てしまうタイプの子もいるようですが、これは躾次第で矯正が可能です。基本的にオスの方が活発傾向にあるようです。
  • メス⇒オスと比べると、落ち着いたのんびりタイプの子が多いです。ただし、発情期には、少し攻撃性が出る場合がありますので、その時期は注意が必要となります。

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2.コーギーには2種類ある!

コーギーには、ペンブロークとカーディガンの2種類がいます。

元々は「ウェルシュ・コーギー」として1つの犬種として扱われていましたが、イギリスのケンネルクラブが別の犬種として分ける事を決定しました。

それぞれの特徴や違いを紹介していきたいと思います。

  • ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

日本で飼われているほとんどのコーギーは、こちらのペンブローク種と言ってもいいと思います。

紀元は諸説あるのですが、フランス人がペンブロークシャー地方に持ち込んだというのが、最も有力な説のようです。

性格:とても活発で体力のある犬です。明るい性格ですが、興奮しやすいのが難点でもあります。

牧羊犬として活躍できる程ですので、とても賢く自立心もあり好奇心も旺盛ですので、特に子犬の頃はイタズラに注意する必要があります。

特徴:外見的には胴長で短足が大きな特徴です。身体つきはがっしりしていて、牧羊犬の頃の、牛や羊を追うのに尻尾は邪魔になる習慣から、本来は長い尻尾を断尾しています。

最近では断尾をしない飼い主さんも増えてきているようです。また、声が太く大きい特徴もあります。

  • ウェルシュ・コーギー・カーディガン

カーディガンの紀元は、ウェールズのカーディガン地方にケルト民族が移住した際に、元々連れていたという説が有力です。

時期は紀元前らしいので、カーディガン種の方が人と暮らしている歴史が長いと言えます。

ただし、ペンブロークほどの人気犬種にはならず、一部の愛好家の間でのみ飼われていたようです。

性格:活発で体力があるのはペンブロークと変わりませんが、性格はやや大人しいタイプが多く警戒心が強い傾向にあります。

特徴:ペンブロークと比べると、毛色の種類が多く、胴も少しだけ長めで耳も大きいです。カーディガン種は断尾をしていない場合が多いですが、声が太く大きいのは同様です。

3.コーギーをお迎えする方法

コーギーを家族として迎え入れるには、コーギーを繁殖販売しているブリーダーから譲り受けるか、ペットショップで購入する方法があります。

他には事情があって新しい飼い主さんを探している団体から、里親として引き取る方法もあります。

それぞれについて注意点などを紹介していきたいと思います。

3.1.プロのブリーダーから引き取る

ブリーダーから子犬を引き取るにあたっては、親犬を確認出来るほか、子犬の社会性が身に付く大切な時期に母犬の元で過ごす事が出来るという大きなメリットがあります。

子犬は産まれてから生後二か月位までの間に、母犬や兄弟犬と一緒に過ごして社会性を身に付けます。

これをするのとしないのとでは、後々の性格や問題行動などに大きく影響が生じます。

多くのブリーダーはその犬が好きで繁殖していますので、躾や生活していく上でのアドバイスも適格にしてくれます。

ただ中には、犬を儲ける道具にしか見ていないようなブリーダーがいることも事実です。

ブリーダーから引き取る場合には、必ず犬舎の見学を申込み、直接訪問して判断することをおすすめします。

色々と理由を付けて、犬舎を見学させてくれないようなブリーダーは避ける方が賢明です。

3.2.里親になる

犬の里親になるには、里親募集専門の保護団体や、個人での里親募集などに問合せてみる方法があります。

いずれにせよ、募集している人とのコミュニケーションをしっかりとる事が大切です。

今までどんな生活をしてきたのか、躾はどの程度完了しているのか、病気の有無や生活習慣など確認する事は様々あります。

こちらからの質問全てにおいて、誠意を持って対応してくれる人の元から引き取るのがおすすめです。

成犬に近い、又は既に成犬の里親になる際には、お試し期間を設けて犬との相性を確認する方がいいでしょう。

3.3.ペットショップで買う

ペットショップは、自分の都合で何度か訪れる事ができ、子犬の様子を確認できる利点があります。

ペットショップで注意する点は、子犬の管理状況です。

ショーケースは常に清潔であるか、排泄物はすぐに処理しているか、子犬をお客に触らせる際には消毒を促しているかなど、この3点は最低限クリアしている必要があります。

その他には、子犬の誕生日は勿論ですが、店舗にはいつ来たのか、いつから展示されているのか、親犬の血統はどうなのかなど、子犬の情報を詳しく教えてくれるペットショップは管理のいいところが多いです。

展示の時期について補足しますが、良心的で子犬の幸せを考えているペットショップは、通常店舗に入ってきた子犬をすぐに展示するような事はしません。

輸送や環境の変化で子犬には大変な負担がかかっています。数日~1週間程度はバックヤードで様子を見ながら休ませる事をします。

可能であれば、時間帯を変えて何度か来店してみるのもおすすめです。

時間帯によって従業員の顔ぶれも代わりますので、全ての時間においてケージの様子が常に一定レベルを確保しているのであれば、従業員への教育もきちんとしているお店だと思います。

ペットショップにいる子犬は、早いうちに母犬から離されている場合が多いので、感染症などにどうしても気を付けなければいけません。

そんなデリケートな子犬を常に清潔な環境で、丁寧に扱っているところでの購入をおすすめします。

実際に子犬を決めたら、1回目のワクチン接種が済んでから引き渡してもらう事になると思いますが、ワクチンの効果が出てくるのは接種後2週間ほどたってからになりますので、接種時期を必ず確認してください。

決めたからには早く家に連れて帰りたい心境になると思いますが、子犬は環境の変化に弱いものです。

ワクチンが効き始める前の環境の変化はおすすめできませんので、ワクチンの効果が出始める時期まで待ってから引き取るようにしましょう。

購入を決める際には、保証やアフターフォローに付いても確認してください。

成長段階で先天性の異常が発見される場合もありますので、有料でも長期保証は付けるようにしましょう。

どのような方法を選ぶにしても、必ず自分の目で動いている犬の状態を確認してから決めるようにしてください。

特にコーギーは股関節の病気にかかりやすい犬種なので、歩行がフラフラしたりしていない、しっかりとした犬を選ぶようにしてください。
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4.コーギーを飼うときに注意したい4つのこと

コーギーは、その賢さと飼い主さんへの忠実性から、牧羊犬として活躍してきました。

とても頭のいい犬種なので、躾もしやすいと言われていますが、それが逆効果になる場合もあります。

コーギーを飼うときには、注意しなければならない点をまとめましたので、初めてコーギーを飼う方は是非参考していただきたいです。

4.1.噛み癖、吠え癖のしつけはしっかりと

大変賢い犬種のコーギーは、牛や羊を追うことを役目とする牧羊犬として大活躍してきました。

その性質は、現在牧羊をしないコーギーのDNAの中にも生き続けています。

牧羊犬は、群れから離れてしまいそうになる牛や羊に向かって吠え続け、時にはその足に噛みついて、群れに戻そうとします。

その為、コーギーには、噛むという行為で要求を通すという性質が受け継がれています。

しかし、家庭犬として人と一緒に生活していくからには、噛み癖は早い段階で矯正しなくてはいけません。

元来興奮しやすい性質を持つ犬種でもある為、遊びのテンションがあがってきた時などに、思わず噛んでしまうことも多いようです。

そんな時は、噛んだその瞬間に遊びは中断します。背を向けてしまっても構いません。

最初は何故遊びが中断されたのか理解出来ずに、遊びの催促をしてくると思いますが、それも一切無視します。

そのうち犬が催促もしなくなり、大人しくなったら遊びを再開してあげます。再開後にまた噛むような事があったらまた中断するという事を繰り返します。

これを何度か繰り返していくと、賢いコーギーは、噛むと遊びが中断されて嫌だなと思うようになり、噛む事がだんだんとなくなっていきます。

牧羊犬は吠える事も仕事の一貫なので、自分の意志を伝えるためには、太く大きい声で吠え続けます。

この大きな鳴き声は、ご近所の迷惑にもなりかねませんので、噛み癖同様に早い段階で矯正をしなければなりません。

コーギーが吠える時には、何かしらの要求をしている時になりますので、そんな時はその要求には絶対に答えず、吠えても要求は通らないという事を教えていきます。

吠えているコーギーに注意をする時は、名前を呼んだりせずに、単純に「ダメ」などの簡単な制止コマンドのみを出します。

犬が吠えている声に負けないようにと、名前を呼びながら大きな声で飼い主さんが「○○ちゃん、ダメよ」と言い続けると、犬は注意をされているのではなく、吠えている事を応援してくれていると勘違いして、ますます興奮して吠えてしまいます。

噛み癖の矯正同様に、犬が吠え始めたら禁止のコマンドを出す以外は何も応じません。

その代わり、吠える事をやめた瞬間に大袈裟なくらい褒めてあげてください。

これも繰り返していくうちに、吠えても飼い主さんは全くかまってくれない事と、吠えるのを止めると褒めてくれる事を覚えてくれます。

どちらの躾も、基本的には犬との信頼関係と主従関係の確立が必要となってきます。

特に信頼関係が成り立っていないと、躾の練習も進んでいきませんので、日頃のコミュニケーションやスキンシップを大切にしてあげてください。

そして、噛み癖や無駄吠えに限らず、同じ事を何度も繰り返し行う必要がありますので、犬のしつけは根気のいる作業です。

でも、犬は必ず覚えてくれますので、諦めずに続けてみてください。

4.2.とても活発なので運動量には注意

コーギーはとても活発で体力もある犬種ですので、毎日朝晩のお散歩は必要です。

時間にすると、最低でも30分程度、できるなら1時間程度はお散歩の時間をとってあげましょう。

お散歩の際には、ただ歩くだけでなく、時々小走りを入れるなど変化を付けてあげると喜びます。

夏場のお散歩では、足の短いコーギーは地面からの距離が人よりもかなり近いです。

照り返しの暑さの影響を受けやすいので、涼しい時間を選んで行くようにしてください。

お散歩以外の運動は、ボール遊びやおもちゃの引っ張りっこなどをして、一緒に遊んであげてください。

運動不足になると、コーギーはストレスを溜めてしまい、無駄吠えの原因にも繋がります。

また、太りやすい体質を持っていますので、肥満傾向にならない為にも毎日の運動は必須となってきます。

4.3.賢すぎて初心者にはオススメできない

コーギーはその賢さから、初心者には向かない犬種とよく言われています。

子犬の頃の愛くるしい姿に一目惚れして、可愛がるばかりできちんと躾をしないと、コーギーは本当に手に負えない犬に成長してしまう場合があります。

つまり、初心者だからむかないのではなく、甘やかすだけではなくきちんと躾が出来ない人にはむかない犬種という事なのです。

コーギーを家に迎え入れた後には、まずは信頼関係を築き、躾はその後からになりますが、愛情をかける場面ではたっぷりと愛情をかけ、子犬でもダメなものはダメと厳しく対応する事が出来ないと、コーギーは飼い主さんの言う事を聞かない犬に育ってしまいます。

牧羊犬として人の手助けをしていた程ですので、飼い主さんが自分の主人となるべき人間かを見極める力がコーギーにはあります。

可愛がるだけでなく、毅然とした態度で接する事ができていないと、コーギーは飼い主さんの事を、主人とは認めず、同等のポジションで捉えるようになります。

その結果、要求吠えや噛み付き癖のある犬に育ってしまいます。

躾以外には、コーギーは運動量が必要な犬種ですので、毎日の散歩を負担に思う方もいるようです。

また、抜け毛も多いのでブラッシングなどのお手入れに慣れていない飼い主さんも辟易してしまう可能性があります。

そうは言っても、誰でも最初は初心者です。

自分だけでは無理だと感じたら、しつけのプロや獣医師などにアドバイスを求めながら、信頼関係を築いていけば初心者でも無理な事はありません。

躾は犬をいじめるのではなく、一緒に生活していくうえでのマナーを躾としてきちんと教えてあげる事です。

これは結果的には犬の為になる事です。愛情とケジメを持って接していけば問題はありません。

4.4.コーギーがかかりやすいとされる病気

コーギーの特徴でもある胴長と短足の体型には、かかりやすい病気がいくつかあります。

それらを症状と共に紹介していきます。

  • 椎間板ヘルニア

⇒肥満や階段の上り下りが原因でなる事が多いです。

腰から背中にかけて痛みが出る場合と、首が痛む場合があります。どちらの場合も、悪化してくると足腰に麻痺が出る事もあり、排泄のコントロールがうまく出来なくなる場合もあります。

  • 股関節形成不全

⇒この病気は7割が遺伝的な要因、残りの3割は肥満などが原因と言われています。

歩き方が内股になり、左右に身体をふるような感じで、不安定な歩き方をするようになります。更に、股関節が悪いと脱臼をしやすくなります。

激しい運動はおすすめしませんが、適度な運動をさせる事により、筋肉を付ける必要があります。

  • 進行性網膜萎縮症

⇒遺伝による要因が大きい病気ですが、目に外傷を追ったりしたのがきっかけで発症する場合もあります。

症状としては、網膜が委縮して視力低下を起こします。進行がすすむと失明をする場合もあります。

その他には「てんかん・尿路結石」なども多く見られますが、原因の多くは遺伝的要因です。

成長と共に症状が出てくる場合もありますので、少しでも様子がおかしいと感じましたら、早めに動物病院での診察を受けるようにしてください。

足の短い体型のコーギーは、腰への負担がかかりやすいです。

ソファーやベッドなどから飛び降りたりする行為や、階段の上り下りは可能な限り避けるようにしてください。

また、フローリングの床も滑るため、腰に負担がかかります。

元気で長生きしてもらう為にも、室内の環境を少し気にかけると共に、日常生活の動作にも気を付けてあげるようにしてください。

5.コーギーのおしりはトリマーにかわいくしてもらおう!

コーギーに限らずですが、自分の飼い犬の日頃のケアは、犬とのスキンシップにもなりますので、できる限り自宅で飼い主さんが行うようにしましょう。

ご自宅で出来るコーギーのケア方法をご紹介していきます。

  • ブラッシング

⇒ブラッシングはケアの基本です。コーギーの被毛は毛玉になりにくいタイプの物ですので、ブラッシングは比較的行いやすいはずです。

ただ、ダブルコート種なので、年に2回の換毛期には驚く程の量の毛が抜けます。

日頃からブラッシングの習慣をつけておくと、換毛期に部屋が毛だらけになる事が防げるだけでなく、ブラシをする事で皮膚の血行がよくなり、健康維持にも繋がります。

  • 耳掃除

⇒コーギーの耳は立っているので、蒸れによる汚れの付着はありませんが、月に1度程度は綿棒などで掃除をしてあげてください。

  • 歯磨き

⇒長寿犬が増えるに連れて、歯のトラブルも増えてくるようになりました。歯石などを放置しておくと、歯周病の原因になるだけでなく、歯槽膿漏の末に歯が抜けてしまう事もあります。

歯磨きは、専用のブラシで軽くこするか、歯ブラシを嫌がる場合には、ガーゼなどを濡らした物で、歯や歯茎を軽くこするように掃除してあげるだけでも構いません。

歯茎はマッサージするように、指先を使ってクルクル円を描くようにします。

  • 爪切り

⇒犬の爪は放置しておくと、爪と一緒に神経と血管が伸びてきてしまいます。そのままの状態で爪を切ってしまうと、痛みと共に出血します。

その為、犬の爪切りはなるべくこまめに行う事をおすすめします。

ご自宅で出来る簡単なケア方法を紹介しましたが、コーギーの可愛さポイントであるお尻のカットは、やはりプロのトリマーにお願いをした方がいいかもしれません。

トリミングでシャンプーやカットをお願いするのであれば、定期的に行くようにした方が、犬も段々と場所やトリマーを覚えてくれますので、感じるストレスも軽減されるようになります。

ここで躾の話に戻りますが、コーギーはトリマーや獣医師泣かせの犬種とも言われています。

噛み癖をきちんと躾ておかないと、せっかく可愛くしてもらおうとトリミングに連れて行っても、最悪の場合は施術が出来ない事もあります。
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6.まとめ

コーギーについて様々な事をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

元々が牧羊犬であったコーギーは、本当に賢い犬種で飼い主さんにはとても従順です。

それと同時に好奇心も旺盛で活発ですので、子犬の頃は思わぬイタズラをして飼い主さんを困らせてしまう事もあるかもしれません。

コーギーを新しい家族の一員として迎え入れるには、いくつかの方法がありますが、何よりも一番大切なのは、犬を自分の目で確認をする事と、犬の情報をきちんと開示してくれるところを選ぶ事です。

コーギーの躾は、難しくて初心者には無理だと言う人もいますが、決してそのような事はありません。

確かにコーギーは賢さのあまり、犬の扱いに慣れていない人を見抜いてしまいます。

それでも愛情とケジメを持ち、根気よく躾ていけば犬もきちんと付いてきてくれます。

犬にとって信頼すべき相手となれるように、コミュニケーションやスキンシップを日々とるようにしてください。

日々のブラッシングなどのケアは、スキンシップの一貫としてご自宅で簡単に出来ますので、是非毎日の習慣にしてください。

コーギーはその体型ゆえに、どうしても腰に負担がかかってしまいます。

また、太りやすい体質を持っていますので、適度な運動も取り入れて筋肉をつけていかないと、腰の病気になってしまう事もあります。

いくら賢い犬でも、自分の体調不良を訴える事は出来ません。

そこは飼い主さんが常に犬の状態を確認して、少しでもいつもと様子の違うところを見付けましたら、早目に動物病院での受診をおすすめいたします。

とても賢く明るい性格のコーギーと、楽しい生活を手に入れてください。
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