犬を飼うにあたって飼い主の誰もが経験するシャンプー。
犬のシャンプーは人間とは違います。
自分の犬をどのようにシャンプーしたらよいのかをよく学んでからシャンプーを開始しましょう。
今回は犬をシャンプーする前に気をつけたい事や、シャンプーのやり方、おススメのシャンプーなど様々な疑問についてご紹介いたします。
目次
1.厳選!人気の犬のシャンプー
1.1. 自然派系シャンプー
1.2. 皮膚に優しいシャンプー
1.3. いい香りのするシャンプー
2.犬が喜ぶシャンプーのやり方
2.1. シャンプーの手順
2.2. シャンプーをする時に気をつけてほしい事
4. 飼い主を困らせるシャンプーの4つの悩み
4.1.シャンプーを嫌がる
4.2.目や鼻にシャンプーが入ってしまった
4.3.シャンプーをしたら皮ふなどに異常があらわれた
4.4.シャンプー後にあばれる
1.厳選!人気の犬のシャンプー
犬をシャンプーする際、犬によってはシャンプーを使い分ける必要があります。
人間用のシャンプーは犬にとって刺激が強いので使用しないでください。
また、元々皮膚の弱い犬や膿皮症とアトピーを伴っている犬の場合は皮膚に優しいシャンプーを使用する必要があります。
- 自然派系シャンプー
- 皮膚に優しいシャンプー
- いい香りのするシャンプー
今回はこの3つの種類のシャンプーで人気がある物をご紹介いたします。
1.1. 自然派系シャンプー
「 シャンメン 自然のシャンプー」300m 1,764円
犬の皮膚の脂分をすべて洗い落とすことなく汚れだけを洗浄し、誤って飲んでも大丈夫とされています。
ひまわり油を主原料にした純植物性なので、人間の手にも優しいです。薄めて使えるので、毎日の手足のお手入れにも使えます。
1.2. 皮膚に優しいシャンプー
「ビルパック アデルミルシャンプー」2,380円
皮膚の弱い子向きシャンプー。動物病院やサロンでも使用されていて、獣医さんの推奨のシャンプーとして有名な製品のひとつ。
無香料で皮膚のバリア機能を保つセラミドが配合されており、皮膚の弱い犬にも安心して使える優しいシャンプーです。
1.3. いい香りのするシャンプー
「シルバーハーベストシャンプー」 2,160円
種類多く販売されている「一般のシャンプー」なので、色々な香りの物が売っています。
今回ご紹介するこのシャンプーは、 肌に残っても安心の成分ですので、拭くだけのドライシャンプーやブラッシング時のスプレーとして使うと、毛のもつれも取れやすくなります。
また3倍~5倍に希釈してお使いいただけるので経済的です。
香りが残りやすく、口コミ等でも好評化の商品です。
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2.犬が喜ぶシャンプーのやり方
自宅で犬のシャンプーをする前に、上手なシャンプーの仕方や気を付けなければならない事を学んでから行うようにしましょう。
- シャンプーの手順
- シャンプーをする時に気をつけてほしい事
- あると便利なおすすめのシャンプーグッズ
2.1. シャンプーの手順
ここでは犬のシャンプーの手順をご紹介したいと思います。
シャンプー嫌いな犬にならないように日頃から上手なシャンプーを行いましょう。
1. ブラッシング
被毛のもつれがある場合は、先にブラッシングしてからシャンプーするようにしましょう。
2. シャワーをかける
初めは恐がり嫌がるので足先の方から洗います。
シャワーの水をかけるのは、お尻や足元からにして、次にお尻、背中、胸、足の付け根、首、頭、顔の順番。頭や顔は繊細な場所なので、犬を驚かせないよう特に注意してシャワーします。
3. シャンプー
シャンプーは皮膚を傷つけないように、指の腹を使ってカラダをマッサージするように泡立てていきます。
顔などはいつもとっているスキンシップをとっているように、顔を両手で包みこんでなでるようにやさしく洗います。
また、肢のつけ根から汚れやすい足先までは、1本ずつ握ってもみこむようにていねいに洗います。
4. シャンプーを洗い流す
肉球の間なども忘れず丁寧に洗いましょう。
【頭→耳→顔→背中→胸→前肢→おなか→おしり→後肢】の順に、カラダの高い位置から泡を落としていくような感じでシャンプーを洗い流します。
この時犬の鼻にシャンプーが入らないように注意しましょう。
ブローの前にペットタオルなどで水気を取ります。水気をしっかり取っておくことによって、ブローの時間が短縮できます。
5. ブロー
シャンプー後は必ずブローをするようにしましょう。
皮膚に湿り気が残っていると、蒸れて皮膚炎やニオイのもとになってしまいます。
ですから、シャンプーの後は、皮膚や被毛を十分に乾かしておくことが大事です。
【お尻→背中→首→胸→前肢→後肢】の順によく乾かしていきます。
長時間のドライヤーは皮膚や被毛にダメージとなるので気を付けましょう。
2.2.シャンプーをする時に気をつけてほしい事
犬のシャンプーでは気を付けなければならない事がいくつかあります。
- シャンプーの頻度
- シャワーの温度
- シャンプー後のすすぎ
- シャンプーをしない方がいい時
上記の4つはシャンプーをする際には飼い主が気をつけてあげる必要があります
シャンプーの頻度
毎日毎日シャンプーをすれば問題ないという事ではありません。
シャンプーのしすぎは逆に犬の皮膚を傷つけてしまう可能性があります。
一般的に夏は月に2回、冬は月に1回でいいとされています。
短毛と長毛でもシャンプー頻度に違いがあります。
短毛の場合は年に数回でいいので長毛よりは楽です。まずはシャワーの温度です。
犬の皮膚は薄いので暑めの温度は避けなければなりません。
シャワーの温度
シャワーの温度としては37度~38度が望ましいです。
人間からすると少しぬるいと感じる温度が適温です。
シャワーの温度には最新の注意が必要です。
シャンプー後のすすぎ
鼻や目などにシャンプーが入らないように注意しなければなりません。
また、流しが不十分だと皮膚病などの原因となるため流し残しのないように注意しましょう。
シャンプーをしない方がいい時
汚れてしまったから、臭いがきつくなってきたからと言ってシャンプーをしたいと思っても出来ない場合があります。
生後90日までの子犬、妊娠中の犬、怪我をしているまたは治療中である、発熱しているなど体調が悪い、皮膚疾患がある時などがあげられます。
子犬の場合免疫力が低く風邪などをひきやすく、怪我をしている犬や体調が悪い犬などは体力が落ちているためシャンプーでの体力消耗により悪化するなどがあげられます。
どうしても体が汚くなってしまった場合は、タオルなどで拭き取ってあげる程度がいいでしょう。
3.あると便利なおすすめのシャンプーグッズ
【ドギーマン ハニースマイルウルトラマルチグルーマー】 価格862円
シャンプーの際に使用できるブラシです。
ドギーマン ハニースマイルウルトラマルチグルーマー:Amazon
オールラバー素材でできていて、水が抜けやすいように適度な水抜き穴を開けてあるので、シャンプーで使っても乾きがいいです。
手に力が入りやすいように凸凹した形状になっているので、ブラシと手の間に水がたまることもなく、ラバー素材のおかげで手が滑ることがなく洗うことができるので便利です。
このブラシはシャンプーブラシとしてではなく、通常のブラッシングブラシとしても使えます。
ドライの状態でもワンちゃんが痛がることなく抜け毛が取れ、突起の間に毛がたくさん絡まるので、お部屋などブラッシング場所が毛で散らかることも少なくなります。
普通のブラシよりも抜け毛がよく取れるので、春・秋の換毛期には大活躍です。
【ドギーマン 吸水タオルすぐれもの】 価格542円
ワンちゃんが雨に濡れたり、シャンプーの後に使うペット専用タオルです。
ワンちゃんの体は人間と違い毛で覆われている為、乾かすのに時間がかかります。
皮膚や毛が濡れている状態で放っておくと、膿皮症(のうひしょう)などの皮膚病にかかりやすくしまいます。
このタオルはマイクロファイバーでできているので、他のペット用タオルのようにツルツルした触感で絞りにくい物ではなく、普通のタオル用に肌触りが優しく、濡れても楽に絞ることができます。
水の吸収力が抜群に良いので、ワンちゃんも飼い主さんも楽に拭きあげることができます。
普通のタオルより一回り大きいので、ゴールデンレトリーバーなどの大きなワンちゃんも楽に拭くことができます。
一枚あれば安心ですね。
【ペット用バスタブ BO-800E】 価格4,480円
ペット用のバスタブ。小型犬~中型犬に対応していて犬が滑らないように加工されているので安心して使用できます。
この商品のいいところはシャワーやドライヤーをセットするフックが付いている事。両手を使って洗ったりブローをする事ができるので効率よくシャンプーできます。
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4.飼い主を困らせるシャンプーの4つの悩み
飼い主にとってシャンプーをする事は一苦労。それに加えて犬が言う事を聞かなかったりするともっと大変になります。
- シャンプーを嫌がる
- 目や鼻にシャンプーが入ってしまった
- シャンプーをしたら皮ふなどに異常があらわれた
- シャンプー後にあばれる
今回は飼い主をもっとも悩ませているこちらの4つについてご説明いたします。
4.1.シャンプーを嫌がる
シャンプーを嫌がるには理由があります。いきなり知らない場所に連れていかれて、水をかけられ、洗われるのは、ものすごい恐怖です。
一度怖い思いをしてしまうとその場所へ近づかなくなってしまいます。
シャンプーを嫌がらないようにするにはまず、飼い主との信頼関係が大切です。
ブラッシングなどをして嫌がらずにいられるかを試します。大人しくしていられれば飼い主を信頼しているという事になります。
シャワーの際に水が怖くても信頼できる飼い主が一緒にいて「大丈夫だよ、私がいるから」と声をかけてあげる事で恐怖や不安が和らぎ、徐々に水に慣れさせていけます。
最初から顔を洗うときに、シャワーを直接かけるのは、恐怖心を煽ってしまうので、濡れたタオルなどで優しく拭いてあげる程度にしてあげてください。
急にシャワーをかけるのではなく徐々に慣らしていくことを心が得て下さい。
4.2.目や鼻にシャンプーが入ってしまった
犬用のシャンプーを使っていれば、犬は多少目に泡が入っても痛くはないので問題ありません。
心配な場合にはスポンジにお湯をふくませて少しずつ流してあげるのも一つの方法です。
すすぐ際、目や耳に水が入るのを恐れる必要はありません。
それよりも、シャンプー剤やリンス剤が、目元や耳の内外に残るほうがが有害です。
残ったシャンプー剤によって、犬が皮膚炎を発症する危険性もあります。
4.3.シャンプーをしたら皮ふなどに異常があらわれた
シャンプーの量が多すぎたり洗いすぎたりなどすると、皮膚は乾燥が増します。それにより痒みが後々出てくる事もあります。
また、シャンプーの際にゴシゴシと力強く洗ってしまうと犬の皮膚の表面に細かい傷が出来て皮膚の奥へ細かいゴミや細菌が入りやすくなり炎症を起こす場合があります。
他にもシャンプーそのものが犬に合わない、シャンプー後タオルドライをしただけでブローをしないなども炎症を起こす原因となりますので注意しましょう。
異常があらわれた場合はすぐに病院へ連れて行く事をおすすめします。
4.4.シャンプー後にあばれる
水がついているのも原因でありますが、人間にとっては良い臭いと思う犬用シャンプーの臭いでも、犬にとっては自分の臭いが消えるシャンプーの臭いは嫌なのです。
犬は自分のにおいがなければ、他の仲間達に自分が自分であることを伝えられません。
そこで、入浴後のシャンプーの香りが漂っている時、犬は自分のにおいが染みついている床や絨毯などで転げ回り、犬にとってとても大切で快適な、自分のにおいを全身につけようとするのです。
あくまで、自分のにおいを取り戻す事が、入浴後の犬の目的ですから、きれいにすればするほど、石鹸のにおいが強ければ強いほど、この行動は激しくなるはずです。
綺麗に乾かした後ならば多少目をつむりましょう。
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4.トリミングのお店を選ぶ大事なポイント
家でシャンプーするのもいいけどたまにはプロにお願いしたいという飼い主もいるかと思います。
ではトリミングのお店を選ぶにあたって大事なポイントとはどんな事でしょうか。
今回はこれだけは確認しておいた方が安心できるというポイントをいくつかご紹介いたします。
動物取扱業登録証 | 無許可営業ではないか必ず確認 |
衛生管理 | 清掃が行き届いているか確認 |
施術 | 施術の様子を見る事が出来るお店を選ぶ |
値段 | セット料金に含まれているのは何か |
サービス | カウンセリングがあるかどうか |
その他 | 施術中に台と犬をきちんと繋いでいるか |
5.まとめ
今回は犬のシャンプーについてご紹介しました。
犬を飼うと欠かせないのがシャンプー。
皮膚病などの病気にならないためにも出来る限りシャンプーはしてあげたいですね。
そして犬が嫌がらず飼い主も楽しめるようなシャンプーが出来たら嬉しいです。
是非今回の記事を参考にしていただき、楽しいペットライフを送ってください。
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