スヌーピーのモデルとして親しまれてきたビーグル犬。どのような歴史があって、現在のビーグル犬になったのでしょうか。
愛情深くてエネルギッシュなのは魅力的ですが、しつけの際には注意も必要です。
ペットショップやブリーダーから購入するのか、里親として迎え入れるのか、メリットデメリット合わせてご紹介します。
目次
1.ビーグル犬の特徴
1.1.ビーグル犬の歴史
1.2.名前の由来
1.3.見た目の特徴
1.4.ビーグル犬の性格は?
1.5.ビーグル犬を飼いたい!気になる値段や寿命は?
1.6.注意したい病気は?
1.7.食べさせてはいけないもの
1.8.しつけについては?
1.9.生活環境はどうするか?
1.10.体のお手入れは?
2.実際にビーグル犬を飼うには?
2.1.ペットショップやブリーダーから迎える
2.2.里親募集を探す
2.3.里親になるには
2.4.里親としての心構え
1.ビーグル犬の特徴
1.1.ビーグル犬の歴史
狩猟犬のうちテリア種を除いた犬種をハウンドといい、サイトハウンドとセントハウンドの2種類がいます。
サイトハウンドは視覚に優れ、セントハウンドは嗅覚に優れています。
ビーグル犬はそのうちのセントハウンドに属し、人間よりも嗅覚の優れた犬の中でも、特に嗅覚に優れているので、警察犬、麻薬探知犬、検疫探知犬として活躍している犬が多いグループです。
そんなセントハウンドの中で最も小型だったため、足場が悪いところでもカバンに入れて連れて行くことができ、ハンター達から重宝されていました。
14~15世紀頃から、ウサギ狩りの際に活躍していたそうです。
イングランド原産のセントハウンドに属する、ハーリアや、その祖先犬とされているイングリッシュ・フォックスハウンドの血筋と考えられ、容姿や毛色はとてもよく似ています。
体格は大きい順に、イングリッシュ・フォックスハウンド、ハーリア、ビーグルとなっており、ビーグル犬は「小さなハウンド犬」といえます。
イギリスの小説「カンタベリー物語」に、「小さなハウンド犬」としてビーグル犬が出てくるのですが、ビーグルという名称で呼ばれ始めたのは、16世紀頃のことだそうです。
1.2.名前の由来
フランス語やケルト語で「小さい」を意味する「beag」が、なまってビーグルになったという説、古フランス語の「begueule」から名づけられたという説などがあります。
古フランス語の「begueule」は、「開いたのど」を意味し、ビーグル犬が歌うように吠えると認識されていたようです。
エリザベス1世女王は、所有していた猟犬を「歌うビーグルたち」と呼んでいたそうです。
ジェームス1世は妻宛の手紙を「親愛なる小さなビーグルへ」という書き出しで始めていたと伝えられています。
原産国のイギリスでも、多くのビーグル犬愛好家がおり、国民的に親しまれた存在のようです。
1.3.見た目の特徴
ビーグル犬は毛が短く、大きく垂れた耳が特徴で、スヌーピーのモデルにもなっています。マズルは中ぐらいの長さ、骨格はしっかりとしていて骨太です。
小型犬は体重10kg以下、中型犬は11kg以上24kg以下という基準がありますが、ビーグル犬の成犬標準体重は8~14kgといわれており、小型犬と考えるか中型犬と考えるか難しいラインです。
「小さなハウンド犬」ですから、小型犬と認識している人が多いかもしれません。
耳や鼻など、全体的に四角い印象の体型で、筋肉が引き締まっています。
地面に鼻をつけて獲物の臭いを嗅いでいたため、マズルの先端は角ばっていて、鼻孔が大きく色はブラックです。
鳴き声は、太くて大きい上よく通ります。この鳴き声からも、狩猟には適していたのです。
しっぽは高い位置にあり、上にピンと立って少しカーブしています。しっぽの先がホワイトになっているのは、遠くにいてもハンターがわかるように選択繁殖されたためです。
光沢のある短毛で、色はブラック&ホワイト&ブラウン、ホワイト&ブラウンのどちらかが多数派となっています。
ブラック&ホワイト&ブラウンはトライカラーと呼ばれ、背中にブラックが入る「クラシック」、ブラウンとブラックの班が入る「ダーク」、薄いブラックとブラウンのミックスされた「フェイデド」などに分かれます。
子犬はブラックに近い色がほとんどで、大人になるにつれてブラウンの毛に生え変わり、成犬になると3色か2色の毛色となるのです。
眼色はブラウンか、ライトブラウンとダークグリーンの中間色であるヘーゼルです。ヘーゼルは複数の色に見えることがあり、ビーグル犬の大きな瞳と相まって、とても魅力的にみえます。
1.4.ビーグル犬の性格は?
もともと狩猟犬として活躍しており、集団で互いに鳴くことで獲物を追うという方法でした。
協力し合うことが大切だったため、他の犬や人間に対してもフレンドリーで、争いを好みません。
高いコミュニケーション能力があるので、コンパニオン犬としても活躍しています。
集団生活が好きなため、多頭飼いに向いていますが、好奇心も旺盛なので夢中になると、飼い主を無視して単独行動をとってしまうこともあるでしょう。
寂しがり屋でもあるので、長時間の留守番では、分離不安症になってしまうこともあります。
とても元気で食欲旺盛、体格もしっかりしているため、エネルギッシュに活動することができます。
いたずら好きで、遊ぶことも大好きです。いつも元気で、とてもエネルギッシュな犬種です。
大きな声で鳴き声もよく通るため、集合住宅での飼育にはしっかりとしたしつけが必要になります。
1.5.ビーグル犬を飼いたい!気になる値段や寿命は?
ビーグル犬の相場は、100,000円~200,000円台といったところです。
血統や容姿、月齢で価格の差が生じます。両親もしくは片方の親がチャンピオン犬であれば、さらに価格が上がります。
平均寿命は12~15歳といわていますが、健康管理の仕方によっては20年以上生きることもあるでしょう。
骨格がしっかりしているので、病気にはかかりにくいと言われています。多産で個体差がないことから、医学実験にも貢献してきました。
1.6.注意したい病気は?
基本的に健康なビーグル犬ですが、飼育の仕方によっては病気になることもあります。
食欲旺盛なので運動量が少なければ、太りやすくなります。軟骨が他の犬種よりも弱いので、太りすぎてしまうと、椎間板ヘルニアなどの病気になりやすいです。
椎間板ヘルニアは、背骨のクッションとして働いている椎間板物質の形が変わり、脊髄神経が走っている脊柱管へ飛び出してしまうという病気です。
足腰をかばうような歩き方をしていたら、重症化しているのですぐに病院へ連れて行きましょう。
目の病気にもかかりやすいといわれ、進行性網膜萎縮、白内障や緑内障などがあげられます。
白内障は加齢とともにかかりやすくなる病気ですが、ビーグル犬の場合は若くても発症することがあり、遺伝的なものではないかといわれています。
遺伝的なものでいえば、皮膚病もあげられます。アレルギー性皮膚炎になることが多く、ハウスダストや花粉、ドッグフードなどが原因で起こります。普段から皮膚の状態をチェックしてください。
また、たれ耳の犬に多いのが外耳炎です。予防のために耳掃除を習慣にしましょう。
また、聞きなれないものでは、クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)も起こりやすいとされています。
副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されることにより、多飲多尿、多食、肥満、脱毛、色素沈着、筋力低下などの症状が現れるのです。
普段の生活では見逃してしまいがちですが、発見が遅いと投薬治療でも回復しないことがあります。
6歳以上になったら、食事、排泄、行動、体の様子をよく観察するようにしておきましょう。
1.7.食べさせてはいけないもの
通常、犬に食べさせてはいけないとされている、ネギ類や魚介類、加工品、刺激物、菓子類は、ビーグル犬も同様に食べさせてはいけません。
いちごは食べさせてもよいのですが、食べさせ過ぎると果糖の取り過ぎでカロリーオーバーになります。食欲旺盛で太りやすいビーグル犬は注意した方がよいでしょう。
また、いちごにはシュウ酸カリウムが多く含まれているので、シュウ酸結石になる可能性があります。一度シュウ酸結石ができたことがある場合は、与えないほうがよいです。
犬がキシリトールを摂取することで、低血糖を起こして肝細胞が壊死してしまうことがあり、それをキシリトール中毒といいます。
いちご100gあたりには、およそ350mgのキシリトールが含まれています。
体重5kgであれば、1000mg以上のキシリトールを摂取すると肝細胞が壊死してしまうので、いちご300g弱を食べてしまうと危険です。
いちご1パック全て食べると300g程度になります。
一度にそれだけの量を与えることはないでしょうが、買い物袋の中にあるいちごを見つけて食べてしまわないように気をつけましょう。
食欲旺盛なビーグルは、食べ物に特に気を配ってください。
1.8.しつけについては?
ビーグル犬は興奮しやすい面があり、嗅覚に優れているので気になる臭いがあると、飼い主の声かけに応じなくなることもあります。
散歩中にも臭いに夢中になると、その場から動かなくなることもあるので、子犬の頃から制止させる訓練や、飼い主の横について歩く訓練をしておきましょう。
公園に行ったときなど、人懐っこさから人に近づいて行くかもしれませんが、パワーがあるので驚かせてしまうかもしれません。
急に人に飛びついて行かないような訓練も、社会生活を送る上で重要になります。
とてもマイペースなのでしつけには根気が必要で、初めて犬を飼う人には向いていない犬種かもしれません。
しかし賢いので、飼い主との主従関係がしっかりしていれば、見違えるほどに飼い主の指示に従うようになります。家に迎えた当初からのしつけがとても大切です。
食欲も旺盛なので、ご褒美を食べ物だけにしていると太りやすくなっていまいます。声かけやなでることで、ご褒美を与えるとよいでしょう。
また、家族に対してとても愛情深いですが、休息の場でしつこく構われるのは苦手です。子供がいる家庭は、ケージなどを用意してテリトリーを確保してあげましょう。
家で留守番をさせると、寂しさからいたずらしたり吠えたりしてしまうので、分離不安症にならないよう、子犬の頃からケージに慣れさせておくとよいです。
1.9.生活環境はどうするか?
体はそれほど大きくないのに、しっかりした体つきで体力があるため、毎日しっかり散歩させてあげましょう。
30分の散歩を1日2回連れていってあげられるとよいです。室内での遊びも大好きなので、時間が空いたら遊んであげると喜びます。
運動不足になると、ストレスがたまったり肥満になってしまったり、無駄吠えの原因ともなります。
しかし遊び過ぎると、好奇心旺盛なためいろいろなことに目が行き興奮状態が続くと、そのことでも無駄吠えの原因となってしまいます。
遊びと休息を飼い主の指示のもと、メリハリをつけて遊ぶことが重要です。
室内で遊ぶときに、フローリングのままでは危険です。フローリングでは滑りやすく、関節を傷めてしまうので、カーペットやコルクマット、ペット用のマットなどを敷くようにしましょう。
ソファなどへの上り下りや、その上でのジャンプも、気に入って何度もやるようでは、関節を痛めてしまうので、上らせないようにするか、制止を聞くようしつけた方がよいです。
気温の変化に強く体が丈夫なので、屋外で飼っている家もよくありますが、さまざまなものに興味を示してよく吠えるため、しつけの面からすると室内飼いのほうがよいでしょう。
健康管理の面でも室内の方が向いています。室内温度は人間と同様でよいので、室内で安心して眠れるケージを用意し、体をなでてあげながら健康状態をチェックしてあげましょう。
1.10.体のお手入れは?
短毛なので毛が絡まることはありませんが、固い毛が上に柔らかい毛が下に生えているダブルコートなので、抜け毛が多いです。
下に生えている柔らかい毛が抜けやすいので、毎日ブラッシングしてあげるとよいでしょう。毛を放置しておくと、皮膚病の原因となるので注意してください。
運動量が多いため外での運動も多くなり、爪のお手入れも月に1、2回行う方がよいでしょう。
運動しているうちに自然と爪が削れていくこともありますが、のびたままになると肉球まで食い込んでしまうので、やはり定期的なお手入れは大切です。
ビーグル犬の爪は黒いので血管を傷つけないように、少しづつ切りましょう。爪やすりも仕上げにかけると、ケガの防止になります。
たれ耳なので、耳のお手入れには特に気をつかってあげましょう。1週間に1度はお手入れするようにしておくと安心です。
悪臭がしないかどうか、耳を痒がっていないかのチェックとともに、優しく汚れを取り除いてあげます。
また、目の病気にもなりやすいので、耳掃除とともにチェックしましょう。涙の量や、目ヤニの量が普段より多くないか、多ければなにが原因か調べてみてください。
花粉などのアレルギー症状の場合もありますし、ドッグフードの添加物によって涙の流れる道が狭くなっている場合もあります。
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2.実際にビーグル犬を飼うには?
2.1.ペットショップやブリーダーから迎える
ビーグル犬は、爆発的人気の時代がありましたが、ブームが過ぎていることと、チワワなどの超小型犬と比べるとどうしても大きく見え、小さい方が人気があるため、ペットショップ店頭に並ぶことが少なくなりました。
ペットショップは利益を出さなければいけないので、どうしても世の中の人気が反映されます。超小型犬~小型犬で、流行の子犬が店頭に並べられます。
展示されていなくても、バックスペースにはビーグル犬がいる場合もあるので、一度聞いてみるとよいでしょう。
ブリーダーから購入する場合は、子犬の親を確認し触れ合うことができ、どのような環境で育てられたか、直接見ることができます。
ブリーダーが多くいる犬種とそうでない犬種がいますが、ビーグル犬のブリーダーは数多く存在します。
ブリーダーがどのような環境で親犬を育て、健康管理をし、繁殖させているのかしっかり確認することが大切で、信頼のおけるブリーダーから購入するようにしましょう。
どんな親犬で、どんな環境で育ったかは、子犬の生涯に関わることです。
インターネットでも簡単にブリーダーを検索することができます。
直接飼育環境を見られることが、ブリーダーから購入するメリットなので、電話やメールでのやり取りだけでなく、見学もしっかりしに行くとよいでしょう。
見学を断るブリーダーから購入することは、おすすめできません。
また、ビーグル犬の原産国や歴史、性格、特徴といった常識的な質問をしてみて、答えられないようなブリーダーは信用しない方がよいです。
ペットショップやブリーダーから購入するのは、手続きが簡単で、経費が想定しやすいので便利です。
また、子犬の頃から飼育してみたいという人はペットショップやブリーダーから購入した方がよいでしょう。里親募集ではほとんどが成犬になっています。
健康管理や衛生管理が行き届いていない、ペットショップやブリーダーがいるので、その点はきちんと自分の目で調べておきましょう。
2.2.里親募集を探す
里親制度とは、保護されている犬や猫の情報を公開し、新しく飼育してくれる人を広く募集することで、期間内にできるだけ多くの新しい飼育者を見つけようという制度です。
ビーグル犬のように爆発的な人気のあった犬は、ブームが過ぎると飼い主が飽きたのか、保護件数が増えていってしまいます。
インターネットで里親を検索してみると、多くのビーグル犬が新しい飼い主を探しているのです。
飼い主を失った犬は、公共の動物愛護センターか保健所で保護される場合と、民間の保護団体に引き取られる場合があります。
民間の保護団体に引き取られた場合は期限がないので、見つかるまで里親を探すことができます。
しかし、民間の保護団体だけでは引き取れる犬の数に限りがあるので、多くの犬や猫は公共の動物愛護センターや保健所に保護されるのです。
その場合は施設によってさまざまですが、定めている預かり期間があり、その期間を越えてしまった犬や猫は、残念ながら殺処分されている状況です。
日本では年間に30万頭もの尊い命が奪われています。里親になる事で、尊い命を1つでも救うことができるのです。
2.3.里親になるには
インターネット上で検索すると、大きな里親募集サイトがい&くつかあり、犬だけでなく、猫、小動物、鳥、魚、爬虫類などの里親も募集しています。
里親募集サイトに会員登録して、里子を探しましょう。気に入った子を見つけたら、その情報を掲載している里親募集者に連絡をします。
里親募集者といくつかメッセージのやり取りをして、その犬を譲り受けることが決まったら、直接会っての受け渡しとなります。
第三者が立ち会っていた方が安心な人は、譲渡スポットというものを設定しているサイトもあるので、そちらを利用しましょう。
身分証明書のコピーを添付した誓約書を、きちんと取り交わすようなサイトなら双方安心できます。
受け渡しが完了したら、掲載者の評価をすると、その他の利用者の参考になります。
インターネット上で里親を募集するのは、虐待の可能性があると考え、おすすめしないという保護活動者もいます。
もちろんその可能性も拭えませんが、里親を早く見つけるという点においては、インターネットが最もよいでしょう。
詐欺や虐待抑止のために会員登録をし、規約を設けているサイトもあります。双方でメッセージのやり取りをすることでも、ある程度そういった危険性のある人をふるい落とすことができるでしょう。
2.4.里親としての心構え
そのような人はいないと願いたいですが、転売目的で里親になるのは以ての外です。家族がいる人は里親としてペットを迎え入れてもよいか、家族全員に同意を得ましょう。
望まない家族がいる中で飼育されるペットは、悲しい思いをします。自分の満足ではなく、ペットの幸せを第一に考えられなければ、里親にはふさわしくありません。
そして、ペット不可の住宅で飼い始めるのは、絶対にいけません。近隣トラブルによってまたそのペットを手放すことになれば、さらに心の傷を深めてしまうことになります。
また、毎日の散歩ができるかどうか、ブラッシングなどのお手入れをすることができるかどうか、自分のライフスタイルにそういった時間がしっかり取れることを確認してください。
長時間の留守番や出張が多いなど、ペットを一人にする時間が多い人は、里親になるのは避けましょう。大きなストレスをかけてしまうことになります。
ペットも譲り受けたときは健康でも、高齢になれば体の不調が出てくるものです。場合によっては、介護の必要なこともあり、飼い主が仕事をしていると手に負えなくなってきます。
そういった場合に、どうするのかあらかじめ考えておかなければいけません。去勢や避妊の手術をしていないペットなら、その手術費用もまかなうことになります。
お金のことに関しては、ペット保険に入ることをおすすめします。保険に入っていなければ、人間よりも治療費が高額になることがあるので、病気になるかもしれないと想定しておくとよいでしょう。
病気でなくても、定期的なトリミングも必要となります。
当たり前のことですが、一度飼い主を失ったペットは傷ついています。二度と同じことが起こらないように、里親募集をしている人は願っているのです。
最期のときまで責任をもって、飼育することが最も大切な心構えです。
3.まとめ
「小さなハウンド犬」として、古くから親しまれてきたビーグル犬。うさぎ狩りで活躍し、大きく通る声はハンター達の役に立っていました。
狩猟犬としてのルーツがあるので、頑丈な骨格でエネルギッシュです。
反面、体格のわりに運動量が必要ですし、食欲旺盛なので食事の管理には気を使います。フレンドリーな性格が魅力ですが、しつけには手こずる面もあるので、心構えをしっかりして飼い始めましょう。
ペットショップやブリーダーから購入するメリットは、子犬の頃からお世話できることと、手続きが簡単なことです。
里親として迎え入れる場合は、成犬であることが多いですが、大切な命を守ることができます。
自分はどのように飼育できるのか、しっかり考えて愛情深いビーグル犬を迎え入れましょう。
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