愛犬が急に耳を痒がっている、最近耳が臭いなんて症状出ていませんか?
激しく耳を掻いていて、止めてもおさまらなかったり、掻くのをやめないなんて状況が続くと心配してしまいますよね。
その症状、実は「外耳炎」かもしれません。
外耳炎は正しい処置により簡単に治療することができます。
そこで今回は「外耳炎」原因や治療法、予防法、耳掃除を嫌がる時の対処法などをわかりやすくご紹介いたします。
外耳炎は正しい方法で予防・改善できます。
人間と同様に痒みは抑えることが出きないもので、ストレスも溜まります。
正しい知識があればそんなストレスから愛犬を守ることができますので、ぜひ試してみてください。
目次
1.犬の「外耳炎の原因と症状」
1.1.外耳炎とは?
1.2.外耳炎の症状や考えられる原因
1.3.外耳炎になりやすい犬種
1.4.外耳炎にならないための予防法
2.「外耳炎の治療」あれこれ
2.1.外耳炎に「おすすめの薬4選」
2.2.「点耳薬を嫌がるワンちゃん」への対処法
2.3.「外耳炎の手術」について
3.外耳炎と関係が深い「マラセチア」
3.1.マラセチアに有効な薬
1.犬の「外耳炎の原因と症状」
ここでは犬の外耳炎についてご紹介します。
外耳炎とは何なのか、原因、症状について詳しく説明していきます。
さらに外耳炎にかかりやすい犬種はどんな犬なのか、外耳炎に奈ないための予防策なども調べてみました。
1.1.外耳炎とは?
外耳炎とは耳の外耳と呼ばれる部分が何らかの原因により炎症を起こした状態のことを言います。
犬の外耳はL字型をしており、耳の表面は表皮、真皮と呼ばれる皮膚で構成されているため、毎日角質などの汚れがでてきます。
外耳炎になっていない犬でも汚れは日々溜まります。
そのため汚れが溜まりやすく、定期的な耳掃除が必要になります。
1.2.外耳炎の症状や考えられる原因
外耳炎の症状は耳垢が溜まる、耳が臭い、犬が耳を掻こうとしたり、床に耳をこすりつけたりします。
他にも頭をぶんぶん振ったり痒がる仕草をします。
痒みがあると集中力が低下し、食欲がなくなることもあります。
外耳炎が進行すると、音が聞こえずらくなったり、外耳の皮膚が肥厚し、外耳道が狭くなります。
さらに進行すると鼓膜が破れて耳が聞こえなくなることもあります。
外耳炎の原因はミミヒゼンダニなどの寄生虫、腫瘍などの異物、アレルギー、細菌感染や真菌感染、日々の耳掃除不足などです。
1.3.外耳炎になりやすい犬種
外耳炎になりやすいのは耳が垂れている犬種です。
プードル、マルチーズ、シーズー、アメリカン・コッカ―・スパニエル、ゴールデン・レトリバー、ラブラドール・レトリバーなどです。
たれ耳犬種は立ち耳犬種よりも通気性が悪く耳の中がじめじめしてしまいがちです。
そのため外耳炎になりやすいといわれています。
他にも耳の周りの毛が多い犬なども耳の中で細菌が繁殖しやすい環境になりやすいため注意が必要です。
さらに、6月などの梅雨時期は湿気が多く皮膚トラブルになりやすい時期です。
耳掃除をこまめに行ったり、通気性を良くするために耳周りの毛を刈るなどし、外耳炎になりやすい犬種はいつもより耳のケアをこまめに行うことをお勧めします。
他にもシャンプー後耳周りをきちんと乾燥させずに放置しておくと湿気が溜まり酸菌が繁殖しやすい環境を作り出してしまいます。
シャンプー後は十分な感想を心掛けましょう。
1.4.外耳炎にならないための予防法
外耳炎にならないためには日々の耳のケアが必要です。
コットンなどを使用し耳を掃除したり、散歩後には異物が入っていないか耳の中を確認するなどです。
耳掃除も毎日行うと逆に耳道が傷つき外耳炎になることがありますので耳掃除は基本的には1週間に1回程度でいいでしょう。
耳掃除の時は綿棒を使用すると綺麗になりますが、逆に傷をつけてしまったり、汚れを奥に押し込んでしまう事がりますので、無理に行わないようにしましょう。
耳掃除は優しく撫でるように行ってください。
散歩後の耳チェックは耳に触られることに慣れるためのトレーニングの一環でもあります。
耳に触られ慣れていないと外耳炎などの治療が必要なった時に適切な治療を行えない可能性もあります。
日常的に耳などに触られ慣れるよう徐々に行いましょう。
外耳炎の治療では耳に洗浄液を入れたり、点耳薬を塗布することもあります。
治療をすることにより完治のスピードが変わりますので、治療に耐えられるようにボディコントロールを取得しましょう。
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2.「外耳炎の治療」あれこれ
外耳炎の治療は原因により異なります。まずはそれぞれの治療方法についてご紹介いたします。
寄生虫が原因の場合はその寄生虫を除去する治療を行います。
まずは耳垢検査を行い耳の中にどんな寄生虫が住み着いているか調べます。
ミミヒゼンダニが原因の場合、黒い耳垢や耳の悪臭、激しい痒みなどの症状が現れます。
寄生虫の感染の原因としては日々の耳掃除不足や他の感染犬との接触などが考えられます。
寄生虫の感染が疑われる場合はドッグランや他の動物との接触を控えましょう。
他にも不衛生な環境での飼育なども原因として考えられますので、治療を行うと同時に適切な飼育環境かどうか見直す必要もあります。
治療方法は耳道をきれいにする耳洗浄を行い寄生虫を駆虫するための薬を塗布したり、内服薬が出る場合もあります。
耳洗浄は自宅でも行い、毎日耳掃除、外耳薬や内服薬を獣医師に指定された回数、塗布もしくは服用することが必要になります。
異物が原因の場合はどんな異物かにより治療法などが異なります。
腫瘍が原因の場合はその腫瘍を手術で取り除くなどの治療法があります。
しかし、腫瘍の大きさや発生した部位により手術が行えない場合もあります。
手術が行えない場合は今出ている症状に対しての治療を行います。
治療内容に関しては内服薬や外用薬が出る事もありますが、獣医師と相談し治療方針を決めます。
他にも散歩のときに雑草や植物の種などが異物として外耳道に入ってしまい炎症を引き起こすこともあります。
治療法としては異物を除去し、耳洗浄や点耳薬などを処方されます。
散歩の後などはしっかり耳の中も確認しましょう。
耳の入り口付近についている場合は取れることもありますが、無理して取ろうとすると逆に奥に押し込んでしまう事もあるため、動物病院を受診し、除去してもらったほうがいいでしょう。
アレルギーが原因の場合はアレルギーの原因を調べます。
何が原因でアレルギー症状が出ているのか突き止め、アレルゲンを除去します。
採血を行いアレルギー検査を行うこともありますが、結果が出るのに1週間程度時間がかかるため、アレルギー症状が出た原因を問診することにより突き止めます。
アレルゲンを除去すると症状は改善していきます。
炎症の度合いにより内服薬や点耳薬など処方されることもあります。
細菌や真菌などの菌が原因の場合は耳の中にどの菌が存在しているのか耳垢検査を行います。
原因菌の種類が判明したら、耳洗浄処置を行い耳道をきれいな状態にし、その菌に対して効果がある抗生物質などが入った点耳薬を塗布します。
症状の度合いにより、耳洗浄、点耳薬以外にも内服薬を処方されることもあります。
原因は様々ありますが、すべての外耳炎は早期発見早期治療を行うことによりその後の治療や治療日数などが変わります。
炎症がひどくなると犬も痛がるため自宅での治療も大変になり、動物病院での治療も治療費がさらにかかり経済的にも負担がかかります。
できるだけ早めに治療を行うようにしましょう。
次に治療費についてです。
動物病院を受診し、診断・治療をしてもらうと再診料、耳垢検査、耳洗浄処置などを行い、さらに点耳薬、内服薬の処方などかかり、だいたい5000~7000円程度かかります。
症状が悪化している場合には内服代にさらにかかり、暴れてしまい耳洗浄などの処置ができない場合は毎回動物病院での耳洗浄処置などがかかります。
攻撃性があり、起きている状態で治療が行えない場合は麻酔処置をして耳洗浄などを行うこともあります。
麻酔処置を行うと一回で1万~1万5000円ほどかかります。
動物病院により費用は変わりますので、かかりつけの動物病院に直接問い合わせるのをお勧めします。
次に治療期間についてです。
治療期間は外耳炎の進行具合により変わります。
外耳炎になり始めの場合は1~2週間程度で完治しますが、症状が進行している場合は数カ月かかることもあります。
腫瘍などによる外耳炎の場合は一生涯耳のケアを行う可能性もあります。
外耳炎の治療で一番危険なのは自然治癒を待つことです。
外耳炎をそのまま放置すると外耳炎が悪化し内耳炎まで進行し耳が聞こえなくなる可能性もあります。
他にも耳血腫や斜頸という症状も出ることもあり、治療費も外耳炎の治療費の数倍かかることもあります。
愛犬と飼い主のために外耳炎の治療は早期発見早期治療が求められます。
2.1.外耳炎に「おすすめの薬4選」
外耳炎に効果がある薬をご紹介いたします。
2.1.1.ドルバロン
基本的に動物病院で処方される外用薬です。
犬の急性湿疹・慢性湿疹、外耳炎、細菌性・真菌性の皮膚炎に効果があります。
激しい痒みなどにも効果が期待できる外用薬です。
獣医師の指示に従い用法用量を守り、1日1~3回塗布します。
有効成分としてナイスタチン、チオストレプトン、フラジオマイシン硫酸塩、トリアムシノロンアセトニドが含まれています。
使用する前に健康状態を確認し異常がないことを確認してから使用する、妊娠。授乳中の犬には使用しない、過敏症が認められる場合は使用を注意するなどの注意項目があります。
副作用として、副腎皮質ホルモン系薬剤のため、多飲多尿、嘔吐、異常な体重増加などの全身症状や、一時的な難聴が現れることがあり、このような副作用が出た場合は使用を中止し、獣医師に相談しましょう。
2.1.2.オトマックス
犬の感染性外耳炎に効果があります。
基本的に動物病院で入手できる外用薬です。
有効成分として硫酸ゲンタマイシン、吉草酸ベタメタゾン、クロトリマゾールが含まれています。
15kg未満は2滴、15~24kg未満は3滴、24kg以上は4滴を片耳当たり1日1~2回滴下します。
獣医師の指示に従い用法用量を守り使用しましょう。
妊娠・授乳中の犬には使用しないでください。
他にも治療している病気がある場合は獣医師に相談しましょう。
副作用として嘔吐・下痢などの症状が出る場合があります。
副作用と思われる症状が出た場合は使用を中止し、獣医師の診察を受けるようにしましょう。
2.1.3.ヒビクス軟膏
犬の急性湿疹・慢性湿疹、外耳炎、細菌性・親近性皮膚炎などに効果があります。
ネットなどの通販でも購入できます。
症状により1日1~3回塗布します。
軟膏なので、適量出し、幹部に薄くのばし塗りこむように使用します。
有効成分としてチオストレプトン、ナイスタチン、硫酸フラジオマイシンが含まれています。
必ず獣医師の指示に従い用法用量を守り使用しましょう。
副作用として、多飲多尿、嘔吐、異常な体重増加などの全身症状が見られる場合があり、他にも一時的な難聴などがあります。
妊娠・授乳期の犬には使用できません。
2.1.4.ゲルネFローション
犬の外耳炎治療薬でネットなどの通信販売などでも購入できます。
外耳炎だけでなくアレルギー性皮膚炎などにも効果があります。
ローションタイプなので塗りやすくなっていて、1日1~3回、外耳に塗布します。
獣医師の適切な指導の下、用法用量を守り使用することが必要です。
有効成分として硫酸フラジオマイシンが含まれています。
価格はだいたい1200~1400円程度です。
2.2.「点耳薬を嫌がるワンちゃん」への対処法
点耳薬は耳の中に直接塗布するため違和感を覚える犬が多いです。
さらに外耳炎で痛みや痒みがある場合は耳を触ること自体を嫌がります。
そんな時の対処法をご紹介します。
まずは耳に触られることに慣れてもらいましょう。
毎日少しずつでも耳を触り触られることに慣れてもらいましょう。
中には点耳薬の容器を耳に入れること自体を嫌がる犬もいます。
そんな時は点耳薬を自分の手につけて、耳に直接塗りこみます。
手に付けるのは少し抵抗がある場合はコットンなどにつけて塗りこんでもいいでしょう。
注意点としては必ず最後に手を洗うことです。
ステロイド剤が入っている場合は手袋をつけ、使用しましょう。
単純に嫌がる場合はトレーニング同様、褒めながら行いましょう。
おやつやフードが好きな犬は我慢できたらご褒美として与えるのもいいでしょう。
「まて」と指示をし、待たせている間に点耳薬を塗りこむなどしてみましょう。
人手があるのであれば、一人が犬を抑えて行うのもいいでしょう。
しかし、力任せに行うと嫌がり、毎日行うのが犬にとってただストレスになってしまいます。
耳掃除は毎日行いますので、犬に負担がかからないその犬に合った方法を模索しましょう。
2.3.「外耳炎の手術」について
外耳炎の原因が腫瘍や重度の外耳炎で手術が必要になる場合もあります。
手術の方法や今後のケアについては手術の内容により変わりますので、耳の手術を行う場合は手術の内容以外にも今後のケアなどもしっかり獣医師と相談しましょう。
費用に関しては手術に内容によりかなり変動します。
5.6万程度で済む場合もあれば10万もかかる場合もあります。
手術のほほうなどにより変わりますので、手術費用だけでなく今後かかる費用も毎月いくらかかるかなど細かく確認しておくといいでしょう。
3.外耳炎と関係が深い「マラセチア」
ここでは外耳炎と関係が深い「マラセチア」についてご紹介します。
マラセチアとは真菌の一種で、顕微鏡などで見るとダルマのような形をしています。
マラセチアは犬の身体のいろんなところに常在菌として存在していて、犬が健康な時には特に悪さをせずに過ごしています。
しかし、犬が体調を崩したときなどマラセチアの好む環境になると増殖し、外耳炎や皮膚炎などを引き起こします。
犬の外耳炎の約8割がマラセチアが関与した外耳炎だといわれており、外耳炎とマラセチアは密接に関係しています。
マラセチアの症状として、激しい痒み、耳の悪臭、こげ茶の耳垢などです。
マラセチア性外耳炎は痒みが強いため、犬が耳をひっかくことにより耳に傷ができそこから細菌が侵入し炎症が起こるなどの二次感染も引き起こされ、どんどん悪化します。
マラセチアは常在菌なので、できるだけ繁殖しにくい環境を作ることが大事です。
耳の中は日常的にケアを行い清潔にしておき、通気性が良い状態を保ちましょう。
脂漏症やアレルギー体質な犬はマラセチアが繁殖しやすい環境を作りやすく、マラセチアにより皮膚炎や外耳炎を引き起こしやすいです。
耳のケア以外にもシャンプーなどで適切なケアを行いましょう。
3.1.マラセチアに有効な薬
マラセチア性外耳炎には抗真菌薬を使用します。
マラセチア性外耳炎には動物用ウェルメイトL3点耳薬が効果があり、動物病院で処方される点耳薬です。
有効成分としてオフロキサシン、ケトコナゾール、トリアムシノロンアセトニドが含まれています。
オフロキサシンはグラム陽性菌やグラム陰性菌に対して効果があるニューキノロン系抗生物質で、ケトコナゾールは強い抗菌作用のあるミダゾール系の抗真菌薬で、マラセチアに効果がある抗真菌薬です。
トリアムシノロンアセトニドはステロイド剤で炎症を抑える効果があります。
このケトコナゾールが含まれていることによりマラセチアに対して効果がある点耳薬なのです。
使用方法は耳洗浄を行い綺麗な状態にしてから適量点耳し、耳の付け根をマッサージし外耳に刷り込みます。
この動物用ウェルメイトL3は動物病院の身で販売されている点耳薬なので、獣医師に診断してもらい処方してもらわないと手に入らないお薬です。
動物用のお薬なため値段は少しお高いですが、効果はかなり期待できるので、獣医師の指示に従い用法用量をしっかり守り使用しましょう。
他にもマラセチアに対して効果があるシャンプーもあります。
「マラセブ」というシャンプーで、主成分にミコナゾール硝酸塩、クロリヘキシジングルコン酸塩液などが含まれています。
これはマラセチア皮膚炎などに効果が期待できるシャンプーで1日1回、3日以上あけ、週2回使用します。
使用方法は犬の被毛をしっかりぬるま湯で湿らせ、マラセブシャンプーを全身刷り込むようにマッサージしながら泡立てます。
マッサージしながら10分程度時間を置き、シャンプー剤を洗い残すことのないように十分に洗い流します。
マッサージしながら塗りこむことが重要で、洗い方により効果に差が出ますので、しっかり洗いましょう。
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4.まとめ
ここでは犬の外耳炎についてご紹介しました。
犬の外耳炎の症状は痒がるや耳垢が溜まるなど一緒に暮らしていればわかりやすい症状ばかりで早く見つけることができる病気です。
原因もいくつかありますが、日々の健康管理の一環で耳掃除を行っていればすぐに見つけることができます。
外耳炎は放置すればするほど治療費も治療期間もどんどん伸びてしまいます。
外耳炎と診断されていても必要な治療を行えないのでは早く見つけても意味がありません。
治療のためには普段から耳など身体に触れられることに慣れておく必要がある様です。
外耳炎に効果のある薬は動物病院でしか購入できないものと、市販で購入できるものがあります。
耳の中にどんな種類の細菌が悪さをしているかにより薬の種類が変わります。
さらに、薬の種類によって副作用や使用上の注意などもありますので、安易に市販で購入せず、一度しっかり動物病院で診察を行ってからの方が効果的です。
点耳薬をつける際に嫌がりなかなかつけられないという話もよくあります。
しかし、無理やり押さえつけてしまうと、耳掃除を嫌がり逃げたり、暴れてしまう事もありますので、何事も褒めながらトレーニングの一環として行いましょう。
飼い主にとって言行動をした時に褒めるとその行動は強化されます。
トレーニングをうまく取り入れながら、耳の治療を行うと楽にできます。
外耳炎はなりやすい犬種もあれば、なりやすい犬もいます。
じめじめした時期は特に気にしたり、こまめに耳掃除や耳の健康チェックなどを行うと早期発見早期治療に繋がります。
痒みは止めることのできない我慢できないつらい症状です。
愛犬のSOSを上手にくみ取りることを心がければ、愛犬との素敵な生活を送ることができるようになりますよ。
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