シベリアンハスキーを飼うときに注意すべき8つのポイント

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数年前にシベリアンハスキーが大流行したのを覚えていますか?オオカミのように恰好いい姿の中に、可愛らしさを併せ持ったシベリアンハスキーは、一時期大ブームを巻き起こしました。

その時に飼い始めた人たちの間で、シベリアンハスキーは飼いにくいという話が広がり、その印象が今も多くの人の中に残っているようです。

確かにシベリアンハスキーは、初心者には向かない犬かもしれません。あえてそこは否定しません。でも、決して飼えないという訳ではありません。

しつけをきちんと行い、信頼関係を築いていけば、飼い主さんに従順なシベリアンハスキーは、素晴らしいパートナーになってくれるはずです。

そこで、シベリアンハスキーの性質や、飼う時の注意点などをいくつかまとめてみました。

これを読んでみて、それでもシベリアンハスキーを飼いたいと強い意志と覚悟をお持ちであれば、きっと素敵な飼い主さんになれると思います。

目次

1.かっこよくて可愛いシベリアンハスキー
1.1.シベリアンハスキーの特徴
1.2.元気いっぱいでやんちゃなシベリアンハスキー

2.シベリアンハスキーを飼うときに注意したい8つのこと
2.1.十分に運動させてあげよう
2.2.室内で飼う余裕があるかどうか
2.3.初心者はよく考えてから飼おう
2.4.しつけはしっかりと
2.5.主従関係を理解させる
2.6.トイレのしつけから開始する
2.7.食事の管理はしっかりと
2.8.迷子札は必ず装着しておく

3.シベリアンハスキーをお迎えする方法
3.1.里親になる
3.2.ブリーダーから引き取る
3.3.ペットショップで買う

4.まとめ

1.かっこよくて可愛いシベリアンハスキー

シベリアンハスキーは、古くから狩猟や犬そりの牽引をするのに大活躍をした大型犬種です。

原産地は、シベリアからカナダ北極圏にかけてのツンドラ地帯で、大変社会性豊かな性格をしています。

北極圏を中心に狩猟や遊牧を行いながら生活をしていた「チュクチ族」のよきパートナーでもありました。

シベリアンハスキーという名前の由来ですが、当時毛皮の貿易を主に行っていた北米商人や、アラスカ半島やシベリア地帯にやってきた冒険家たちが、エスキモーの事を「ハスキー」と呼んでいました。

その為、エスキモーと共に生活していたこの犬を「シベリアンハスキー」と名付けたという説が最も有力です。

現在でも、極地系の犬種の中では最も人気があると言われています。

日本でも、シベリアンハスキーが登場した漫画のヒットとバブル期が重なり、大ブームを引き起こし飼育数が一気に激増した事がありました。

1.1.シベリアンハスキーの特徴

シベリアンハスキーは、メスオス共に体長は55~60cm程度、体重に関してはオスの方が若干重く20~28キロ程度、メスの場合は16~23キロ程度が標準とされています。

ただし、個体差がありますので、30キロ以上になる場合もあります。

瞳のカラーは青色が最も多く、他には青灰色や濃褐色がいます。稀に左右の瞳のカラーが違う犬もいますが、これは遺伝的な要因が大きく影響しているようです。

寿命は、平均12年程と言われていますが、近年飼育状況の変化などにより犬も長寿傾向にありますので、シベリアンハスキーの平均寿命も徐々に延びてきているようです。

被毛はダブルコートタイプで、特徴的なボリュームのある立派な尻尾をしています。

子犬のうちは、白い眉があるように見える独特の模様をしていますが、成長と共に段々と白い部分が広がっていきます。

また、ほとんど犬は足先とお腹の毛は白いです。

被毛色にはいくつか種類がありますので、下記に紹介します。

  • シルバー&ホワイト・・・シルバーとホワイトの毛色です。シベリアンハスキーと言えば、やはりこの毛色が一番多いのではないでしょうか。散歩をしている姿を見掛けるのも、このカラーの犬がやはり多いように思います。
  • ブラック&ホワイト・・・ブラックとホワイトの毛色です。白黒のコントラストが凛々しい印象をうけます。子犬の時期と成犬の時期を比べると、模様の違いが一番分かりやすいです。
  • レッド&ホワイト・・・ブラウンとホワイトの毛色です。ブラウンは明るめの色をしていますので、太陽の下では茶髪のような雰囲気に見えます。
  • チョコレート&ホワイト・・・淡いブラウンとホワイトの毛色です。レッドよりも落ち着いた雰囲気のブラウンで、優しいイメージを持っています。ここ数年では、このカラーの人気が高いようです。
  • ホワイト・・・ホワイト一色の毛色です。滅多に見る事の出来ない大変珍しい毛色です。別名ホワイトハスキーとも言われています。

シベリアンハスキーは、毛色によって顔付きや全体の印象が大きく変わります。

子犬から成犬になるに連れて、模様が段々と変わっていきますので成長過程が楽しみな犬種です。

1.2.元気いっぱいでやんちゃなシベリアンハスキー

シベリアンハスキーは、オオカミのような凛々しい外見に反して、穏やかな性格の犬種です。

警戒心が強く独立心も旺盛ですので、番犬としての役目も立派に果たしてはくれますが、それよりも家族に対して仲間意識を持って優しく従順に接する事の出来る犬なので、実は室内飼いの方が向いています。

ただし、おちゃめでイタズラ好きな面もあるので、子犬の頃は度重なるイタズラに悩まされる飼い主さんも多いようです。

子犬のうちは元気が有り余っていて、手を焼かせる事もありますが、そんな犬でも成犬になるにつれて落ち着いていくようです。

友好的な性格で協調性もありますので、多頭飼いにも向いていると言えます。

オスとメスでも性格の違いは多少あります。オスの方は縄張り意識が強く、そのくせ甘えん坊の性格の子が多いようです。メスは比較的、落ち着いている性格の子が多い傾向にあります。

ただ、この違いは個体差もありますので、一概には言えない面もあります。

2.シベリアンハスキーを飼うときに注意したい8つのこと

シベリアンハスキーを飼う時には、いくつか注意をした方がいい事があります。

長く一緒に生活していくパートナーになるのですから、犬を迎え入れる前に注意点をよく確認してください。

ここにあげる8つの事は、とても基本的な事になります。

もしも少しでも不安な点があるのでしたら、厳しいようですが購入する事を再度よく考えるようにしてください。

2.1.十分に運動させてあげよう

シベリアンハスキーは、犬そりを引いて生活をしていたような犬ですので、散歩時間は長めに取らないと運動不足になってしまいます。

朝夕の1日2回、時間にすると最低でも1回に付き1時間は散歩が必要です。とにかくたくさん歩かせてあげなくてはいけません。

力も大変強いので、子犬の頃から飼い主さんの横に付いて歩く練習をきちんとしないと、散歩時に犬に振り回されてしまうだけでなく、咄嗟の時に犬をコントロール出来ず、事故などに繋がりかねません。

時にはドッグランなどで思い切り走らせてあげて、一緒にボールなどで遊んであげると、ストレス発散にもなりますし犬も大変喜びます。

2.2.室内で飼う余裕があるかどうか

シベリアンハスキーは大型犬種ですので、番犬の目的で外飼いを想定している方が多いかと思いますが、実はその逆で室内飼いに向いている犬種だと言えます。

シベリアンハスキーは、とても協調性があり穏やかな性格の子が多いです。

人とのコミュニケーションやスキンシップをとても好みますし、それがこの犬の大きな魅力の一つでもあります。

室外での飼育環境ですと、どうしてもコミュニケーションは少なくなってしまいますので、しつけが行き届いていたとしても、ただ服従するだけの大人しい犬になってしまい、魅力が半減してしまいます。

飼育環境の気温についてですが、寒い地域で生息してきたため、寒さには強いですが暑さには極端に弱いです。

特にここ数年の暑さの中での外飼いは、日陰を作ってあげても犬への負担は相当なものです。

熱中症や脱水症状の危険もありますので、やはり温度管理のできる室内での飼育がおすすめとなります。

2.3.初心者はよく考えてから飼おう

しつけのきちんとされたシベリアンハスキーは、飼い主さんにとても従順で穏やかな犬です。

ゆったりと散歩をしている凛々しい姿を見掛けると、自分も飼ってみたいと思う方は多いのではないでしょうか。

シベリアンハスキーは、とても人懐っこくていい犬ではありますが、犬の飼育やしつけの経験があまりない初心者の方には、正直言ってあまりおすすめできる犬種ではありません。

その理由をいくつか箇条書きにして説明していきます。

  • 多くの運動量が必要・・・とにかく毎日の散歩は必須です。1日2回、1回につき最低でも1時間は必ず必要です。運動量が足りないとストレスが溜まり、飼い主さんのいう事もきかなくなるだけでなく、ストレスによる無駄吠えをするようになる事もあります。
  • 抜け毛が多い・・・ダブルコートタイプの犬種なので、換毛期は驚く程の量の被毛が抜けます。この時期には1日に何度もブラッシングが必要です。
  • とにかく元気・・・特に子犬の頃は、有り余る体力を発散するかのように駆け回ります。手に負えないと感じる方も少なくないようです。
  • 室内飼いが適切・・・大型犬ではありますが、その性質により室内飼いがおすすめです。室内に居るとそれなりの存在感もありますので、犬がゆったりする場所を確保出来ない間取りのお宅では難しいかもしれません。
  • しつけが難しい・・・決して覚えてくれない訳ではなく、他の犬と比べるとかなり根気のいる作業になります。しつけを開始する時期も、犬の性格を見極めて適切な時期に開始するようにしなければいけません。

数年前にシベリアンハスキーの飼育ブームが巻き起こりました。

その時に「シベリアンハスキーは、飼いにくい犬だ」と言う方が多く、残念な事に保健所へ引き取りを希望する飼い主さんも数多くいました。

山などへ放置してきてしまう人もいて、当時はシベリアンハスキーの野犬も多くいたそうです。

シベリアンハスキーは、決して飼いにくい犬ではありません。ただ、適切な時期に適切なしつけをきちんと行わないと、確かに大変な事になってしまいます。

おすすめ出来ない理由をいくつか紹介しましたが、シベリアンハスキーについての知識を持ち、生涯飼育していく覚悟さえあれば、初心者の方でも決して飼えない訳ではありません。

子犬が可愛いから、成犬が凛々しくて恰好いいからなどの安易な理由だけでは、飼う事は難しいということです。

2.4.しつけはしっかりと

シベリアンハスキーのしつけは、一般的な犬種よりも早く、生後2~3か月の頃には開始するのがおすすめです。

ただ、これはあくまでも平均的な開始時期なので、犬の性格などによっては多少変わってきます。

しつけを開始する前には、まず信頼関係を築き、主従関係を覚えさせてからでないと意味がありません。

飼い主さんを主人と認めたうえで、言いつけを守ろう、覚えようという意識を犬に持たせる事が必要です。

そして、シベリアンハスキーのしつけは、他の犬種よりも根気よく行う必要があります。完璧に覚えてくれるまでは、時間がかかる場合もあります。

コツとしては、色々な事を一度に教えようとせずに、1個1個ゆっくりと教えていく事と、散歩をしっかりと行い少し疲れさせてから行う事です。

体力が余っている状態ですと、気が散ってしまいなかなか集中して覚えてくれません。

生後5~6ヶ月頃には、何にでも興味を持ち始め、やんちゃな時期に突入します。

少しでも他に興味のある物を見付けてしまうと、飼い主さんの言葉もなかなか届かなくなってしまいますので、それまでにはしつけを完了しておくとよいでしょう。

2.5.主従関係を理解させる

飼い主さんをリーダーと認め、主従関係がきちんと構築されれば、そこには自然と信頼関係が築かれていきます。

リーダーと認めさせるには、日頃のスキンシップの他に、名前を呼んで話しかける事をこまめに行います。話しかける時には、必ず犬の目を見るようにしてください。

食事は飼い主さんの後に食べさせるように習慣づけ、散歩やおやつを要求するような吠えには一切応じてはいけません。主導権は常に飼い主さんが握ってください。

言う事をきかせようと怒鳴り散らしたり、スキンシップが足りていなかったりすると、いつまでもリーダーとしては認めず、同等の立場の扱いしかしてくれないようになってしまいます。

2.6.トイレのしつけから開始する

シベリアンハスキーはとても綺麗好きなので、トイレのしつけは割と早く覚えてくれて、一度覚えれば失敗をする事はほとんどありません。

トイレのしつけの方法自体は、他の犬と同じようにサークルなどを用意して、その中にトイレシーツを敷き、食事や散歩以外はそこで過ごさせるようにします。

排泄をしたらサークルから出すようにしていけば、そこがトイレだと自然と覚えてくれます。

2.7.食事の管理はしっかりと

大型犬種のシベリアンハスキーですから、食事はガツガツと勢いよく食べるイメージがありますが、実は食事に関してはデリケートな部分を持っています。

いつも食事を与えている人が留守で、別の家族が与えただけで食べなくなってしまう事もあるくらいです。

与えるドッグフードの量はメーカーによっても適正量が違いますので、成分表を参考にしながら適正な量を与えます。

あとは犬の個体差や日々の運動量を見ながら肥満にならないように調整してください。

与えている量が適正かどうかの目安の一つとして、便が柔らかい様でしたら量が多いと判断してください。

逆に便が固くコロコロして小さ目の場合は、もう少し量を増やすようにしてください。

2.8.迷子札は必ず装着しておく

シベリアンハスキーは、エスキモーと共に獲物を探しながら住居を移す生活をしてきたので、その本能の中に帰省本能が育たなかったと言われています。

現在のシベリアンハスキーもその性質を受け継いでいますので、放浪癖に加え帰省本能があまりありません。

うっかり脱走をさせてしまうと、自力で戻って来る子は少ないようです。

時には、その友好的な性格で保護された先に馴染んでしまい、そのままそこで飼われていた、なんて話も耳にします。

シベリアンハスキーを飼う時には、必ず首輪には迷子札を付ける事をおすすめします。

3.シベリアンハスキーをお迎えする方法

シベリアンハスキーを迎え入れると決めたら、次は犬探しです。

一番手間がないのがペットショップでの購入かと思いますが、ブリーダーさんから譲り受ける方法や、保護団体から引き取る方法もあります。

その三種類について紹介していきますので、どこで犬を探すのが自分に取って最適なのかを、考えてみてください。

3.1.里親になる

各都道府県には、保健所・動物愛護センター・動物保護センターなどがあります。

ここには事情があって飼えなくなってしまった動物や、飼育放棄されて捨てられた動物たちがたくさん保護されています。

そして残念な事に、このような保護施設にはシベリアンハスキーは意外と多くいるのが現実です。

可愛らしい子犬の姿を見て、思わず飼う事にしてみたものの、しつけが上手に出来ずに持て余す方が未だに一定数存在するという事です。

保護施設にいる動物たちは、新しい家族との出会いを毎日待っています。

このような施設から犬を引き取り、新しい家族として迎え入れる事も、是非選択肢にいれてみてください。

公共の保護施設だけでなく、民間の保護ボランティアも最近は数多くあります。

民間の施設から引き取る場合には、いくつか注意して欲しい事があります。

まず、成犬の予防接種はきちんと実施しているか、引き取り希望の人にすぐに譲渡するのではなく、飼育環境の調査をきちんと行うか、避妊去勢手術はしているかなどを確認してください。

また、ワクチン接種の実費のみを請求する団体は一般的とはいえますが、それ以外の飼育費を請求してきたり、グッズの購入を促してきたりするような団体は、あまりおすすめできません。

里親を希望している人の家族構成や、飼育環境をうるさい程きちんと確認してくる団体の方が、動物の新しい生活の事を本当に親身になって考えていると言えます。

3.2.ブリーダーから引き取る

シベリアンハスキーの子犬を探す時には、シベリアンハスキーを専門としているブリーダーを探すのがやはりおすすめかもしれません。

シベリアンハスキーのブリーダーをしているという事は、なんといってもシベリアンハスキーが大好きな証拠ですし、扱いやしつけの仕方も熟知しているはずです。

それに子犬の親が実際に見られるのも、子犬を選ぶ際の安心材料になります。

子犬を選ぶポイントですが、小さいながらも身体つきがしっかりとしていて、マズルが太い子がおすすめです。

性格は落ち着いているタイプの方が、しつけもスムーズに進む事が多いですが、子犬のうちはどの子もはしゃいで元気よくしていて選びにくいので、そこは普段身近で世話をしているブリーダーさんに相談してみるといいでしょう。

もしも犬をあまり飼い慣れていないのであれば、それも正直伝えましょう。ブリーダーによっては、あまりいい顔をされない場合もありますが、本当にシベリアンハスキーを飼いたいのであれば、熱意を伝えてください。

初心者と聞いて渋るという事は、本当に犬の事を大切に思っている証拠です。こちらの思いがきちんと伝われば、逆に頼もしい相談相手になってくれるかもしれません。

3.3.ペットショップで買う

大型犬種であるシベリアンハスキーの相場は、10万円台から20万、30万とかなり値幅が広いですが、最近はそもそもペットショップで見かける事は少なくなりました。

店舗によっては、希望のカラーを聞いたうえで入荷をしてくれるサービスを行っているところもありますので、展示されてないからと言って諦める事はありません。

ペットショップで購入する一番のメリットは、生体保証が付いているというところにあります。

成長段階で先天性の病気などが発覚した場合には、治療費を全額または一定金額負担してくれる保証を付けている店舗もあります。

ただし、ペットショップでの購入を考えている場合には、希望の犬種が展示されていなくても、何度かお店に足を運び、犬の飼育環境を必ず確認してください。

犬はそれぞれの小部屋で展示されていると思いますが、そのスペースはどんな時間帯に行っても常に清潔に保たれているか、子犬に接する時には従業員だけでなく、お客にも手の消毒をさせているかなどを確認しましょう。

子犬は感染症には弱いものですので、どこで何を触ってきたのか分からないような人には、いくらお客様といえども、消毒無しに触らせる事は絶対にしません。

最低限の事を、きちんとしているペットショップを選ぶようにしてください。

4.まとめ

シベリアンハスキーについて、様々な事を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この犬は可愛さと凛々しさの両方を持ち合わせた、とても魅力的な犬だと言えます。

数年前に大ブームを巻き起こしたのも分かる気がしますが、シベリアンハスキーはブームに乗っかって気軽に飼える犬ではありません。

犬そりを引いていた犬種ですので、力は勿論強いです。飼い主さんにきちんと従うようなしつけを行っていないと、散歩中に犬に引きずられたり、飛びつかれた途端に転んだりして、怪我をしてしまうかもしれません。

そうは言っても、シベリアンハスキーは基本的には穏やかで従順な気質を持っている犬です。しつけさえきちんとしていれば、一緒に生活するパートナーとしては最高かもしれません。

被毛色はいくつかあるのですが、成長するに連れて子犬の頃の模様が段々と変わっていくのを見るのは、飼う楽しみの一つでもあります。

そして、意外に思われるかもしれませんが、シベリアンハスキーは外で飼うよりも室内で飼う方が向いています。

冬の寒さはある程度までは問題ありませんが、夏場に外に繋いでおくには無理のある犬種です。

特に最近では猛暑が続いていますので、犬にエアコンなんて贅沢だ!などと思わずに、室温の管理出来る室内で過ごさせてあげる必要があります。

大型犬種なのに室内で飼うという点も、シベリアンハスキーは飼いにくいと言われる原因かもしれません。

他にも、抜け毛が多い事や、子犬の頃は何しろ元気過ぎて相手をする飼い主さんが疲れ果ててしまう事も、飼いにくいと言われる理由の一つでしょう。

しつけも、柴犬などの日本犬に比べると、覚えるまでには少し時間が多くかかるかもしれません。ただこれは個体差もありますので、必ずそうだとは言い切れません。

そして、時間はかかったとしても、飼い主さんが諦めずに根気よく教え続ければ、必ず覚えてくれます。それはどんな犬でも同じ事です。

家族の一員として迎え入れる事を決めましたら、ブリーダーやペットショップだけでなく、保護団体から引き取って、里親になる事も選択肢にいれていただきたいです。

以前の大ブームの後には、飼いきれなくなったシベリアンハスキーが保護施設には多くいました。捨てられて野良犬となってしまったシベリアンハスキーが群れを作ってしまい、問題になった地域もありました。

保護団体から引き取る場合には、子犬ではなく成犬となりますが、考えようによっては既に落ち着いた成犬を引き取るのですから、子犬の頃の暴れっぷりに悩まされる事はなくなります。

一度は人から放棄されてしまって心に傷を追っている犬ですが、こちらが誠意を持って接していけば、持って生まれた人懐っこい性格で、心を開いてくれるのは早いようです。

これはシベリアンハスキーに限らずですが、犬を飼うと決めたからには、自分の生活の時間をある程度は犬の為に費やすようになります。

その覚悟と、一生面倒を見るという責任感を持っている人だけが、犬を飼う資格があるのだと思います。

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