柴犬の抜け毛対策をしよう!お手入れの方法と換毛期について

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柴犬は賢くて可愛いけれど抜け毛が大変、とお悩みではありませんか?

特にやたらと抜けるときには、外出着に着替えても抜け毛がついてとにかく大変、と思われていることでしょう。

逆にあまりに一度に抜けて、これって大丈夫?と心配になることもあるのではないでしょうか。

柴犬には春秋に換毛期があり、抜け毛が多く出る時期があります。皮膚病を予防する上でも、特にこの換毛期にはこまめに抜け毛のケアをすることがとても大切になります。

ここでは、柴犬の抜け毛に関する知識と共に、ケアの重要性とその方法、抜け毛の対策について、一般的に行われているものから、ちょっとしたアイデアまで、詳しくご説明します。早速実践できるものばかりですので、最後まで読んで是非試してみてください。

目次

1.柴犬の抜け毛がひどいのはどうして?

2.柴犬には抜け毛が一気に増える「換毛期」がある
2.1.月に毛が抜けた!換毛期がずれると何か問題はあるの?

3.有効な抜け毛対策
3.1.毎日の掃除は大切!
3.2.毎日のブラッシングで抜け毛を予防!
3.3.定期的なシャンプーも抜け毛対策になる!
3.4.ノミやダニ予防も忘れずに!

4.室内にある抜け毛はそのままにしてはいけない

5.トリミングに使う道具はどんなものがあるの?
5.1.コームブラシ
5.2.スリッカーブラシ
5.3.ファーミネーター

6.まとめ

1.柴犬の抜け毛がひどいのはどうして?

一般的に短毛犬種は抜け毛が多いと言われますが、柴犬は思った以上に抜け毛があり驚くことはありませんか? 抜け毛が多い理由は、柴犬の被毛がダブルコートになっているところにあります。

柴犬はダブルコートと呼ばれる被毛の構造をしています。外側には皮膚を紫外線や水から守るための長めのオーバーコート(上毛)、内側には柔らかめで季節に合わせて体温調節するためのアンダーコート(下毛)がある二重構造となっているのです。

狩猟犬であった柴犬の被毛は、その活動から身を守るとともに、日本の気候に合わせられるように、ダブルコートの被毛が発達したと言われています。

オーバーコートは強い紫外線から体を守るだけでなく、山中を走り回ったり獲物を捕まえる時などに怪我をしないよう、硬めで少し長い毛で体が覆われています。

さらに、日本の四季に合わせて体温調節ができるよう、綿毛のような柔らかいアンダーコートで冬は防寒対策をし、夏には暑さや湿気対策として薄い毛に変わるよう発達してきたと言われます。

柴犬は上述の理由で換毛期と呼ばれる時期があり、春秋にアンダーコートが次の季節に備えて生え変わる時期があります。

しかも春の換毛期は2月末位から徐々に始まり、2か月後くらいにピークを迎え、その後も徐々に抜け落ちていきます。

冬毛が抜け終わると、少しして今度は秋の換毛期が、同じように徐々に始まりピークを迎え徐々に終わっていきます。そのため、柴犬は1年の殆どに抜け毛があり、抜け毛がひどいと言われるのです。

では、換毛期について、次項でもう少し詳しくご説明しましょう。
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2.柴犬には抜け毛が一気に増える「換毛期」がある

先述の通り柴犬には換毛期があり、特に春と秋は沢山抜けます。日本の気候に適応したからこその抜け毛です。では、換毛期について、もう少し詳しくご説明しましょう。

アンダーコートは冬には防寒用として、ふわふわの綿毛のような冬毛が沢山生えます。これによって保温効果が高まり、冬の寒さに対応しているのです。

夏になると、この冬毛では暑さや湿気に対応できなくなるため、薄めの夏毛に生え変わります。春秋に冬毛から夏毛、夏毛から冬毛とアンダーコートの生え変わりが行われ、この時期を換毛期と呼びます。

ですから柴犬の場合、春と秋の換毛期には、信じられないくらいの抜け毛が出るのです。

最初は毛並みが何か乱れたような、ボコボコとした感じで毛が浮き始めてきます。抜け始める場所には順序があって、脇腹辺りが浮き始め、次に頭部、四肢や外胸、背中や大腿部へと生え変わりが行われます。

抜ける準備ができると、ごそっと抜けるようになります。ですから初めて柴犬を飼われた方は、この抜け方に最初は驚くことでしょう。

柴犬は日本の風土気候に適合した犬です。1日の温度差や日照時間で自律神経を刺激させ、ホルモンの働きと皮膚の周期調整を行い、季節を感じて被毛を交換するメカニズムを持っています。

ですから、住んでいる地域によって、換毛期は多少のずれがあります。

柴犬は、春秋にひどい抜け毛がありますが、これは換毛期によるアンダーコートの生え変わりですので、病気ではないのです。

換毛期でもないのに抜け毛がひどい!はげになっているのはどうして?

柴犬に換毛期があることはわかりました。しかし、換毛期でもないのに抜け毛がひどい、剥げているという場合は、犬の様子や抜け毛の様子、皮膚をよく見てあげる必要があります。何か病気かもしれません。

柴犬は、実はアトピー性皮膚炎になりやすい犬種と言われています。遺伝的な要素があると考えられており、多くは3歳までに発症すると言われています。

抜けた後の皮膚が赤くなっていたり、痒がるようなしぐさを見せた時は、アトピー性皮膚炎を疑ってみる必要があります。

あまり痒いと、毛を舐めてむしり取るようになったり、搔いたり、常に体を何かにこすりつけたり、ひどいとかゆみのイライラで噛み付いたりします。

短期的な投薬治療では再発しやすく、重症化する傾向にあるため、早めに発見してあげる必要があります。

アトピー性皮膚炎では、大気中にあるハウスダストなどを吸引して皮膚の炎症を起こしますので、カビやダニ、花粉、埃など、原因となるアレルゲンも取り除いてあげる努力も必要になります。

アレルギー性皮膚炎も柴犬には多い疾患です。こちらは特定の食物や、肌に触れる何か特定のもの、例えば寝床の毛布、特定の草など、目に見える物がアレルギー反応を起こす対象となりますので、血液検査でアレルゲンを特定できたらそれを取り除いてあげれば症状は治まります。

例えば牛肉アレルギーの柴犬がいます。この場合、食事から牛肉を取り除けばよいのですが、首輪が牛革ですと首周りを痒がりますので、首輪を布製に変えてあげましょう。

牛乳アレルギーの柴犬もいます。その場合はおやつにミルクが入っていることが多いので、そちらも注意して見てあげましょう。

被毛の手入れが不十分、または逆に過保護にしてシャンプーをやり過ぎると、蒸れやカビ、菌などから急性皮膚炎や膿皮症になって脱毛することがあります。被毛の手入れやシャンプーについては3項で詳しくご説明します。

免疫が落ちたり、腸内環境が乱れることで皮膚炎になって脱毛することもあります。なるべく早く獣医師に診せて治療を始め、食事を見直すなどして腸内環境を整える、免疫を上げるなどの対策を取ります。

ストレスで脱毛することもあります。ストレスが発散できずにいると、体の毛をむしり取る行動を起こすことがあります。また、人間のように、ストレスで円形脱毛症のように、ある部分の毛が抜け落ちることもあります。

ストレスを無くしてあげることが重要です。運動不足、慣れない環境での宿泊や、家族構成の変化、食事やトイレを変えたなど、ストレスはそれぞれですので、良く犬を観察してストレスを取り除いてあげましょう。

クッシング症候群や甲状腺機能低下症でもひどい抜け毛があります。この場合、皮膚にかゆみが出ないことが特徴です。特に痒がっていないのにひどい抜け毛がある場合はすぐに動物病院に行きましょう。

2.1.月に毛が抜けた!換毛期がずれると何か問題はあるの?

柴犬の換毛期は、周囲環境温度や日照時間などで訪れるようになっています。

ですから飼っている環境によって換毛期が多少ずれることがあります。しかし、抜けるべきアンダーコートがしっかり抜けないと、肌トラブルをおこしやすくなりますので注意が必要です。

昨今は柴犬も室内飼いになり、暖房が効いた部屋にいることが多くなりました。また、気候の変化で暖かくなる時期が早まっている傾向にあり、環境によっては1月に換毛期が始まることもあります。

しかし、逆に夏に近づいているのに冬毛が抜けてこない時は問題です。冬毛は保温効果が抜群な綿毛です。

梅雨に入っても冬毛が抜けないでいると、皮膚が蒸れて、通常は居てもなんら問題がない細菌が異常に繁殖し、皮膚のトラブルをおこす原因となります。

換毛期は柴犬が自然に適合するために持つ被毛の交換作業です。環境温度や日照時間などで体が自然と反応し換毛期が起こります。

ですから、換毛期がずれないように、なるべく季節の変わり目を感じさせるようにします。室内飼いでは冷暖房が効いた部屋にいることでしょう。冬は人間にしたら少し寒いぐらいが犬には適温です。

できれば人間に合わせて温度を設定しないことです。あるいは人間に合った室内温度内に長く居させないようにするなど、なるべく季節感を感じる環境を作ります。

また、夜いつまでも蛍光灯の光を浴びていると、日照時間が分からなくなり季節感が狂う原因にもなります。できるだけ、夜は暗い、朝は明るいというリズムを保ってあげるようにしてあげることで、換毛期のずれを予防しましょう。

3.有効な抜け毛対策

柴犬の抜け毛が多い理由は分かったと思いますが、それにしてもなんとかならないものか、とお悩みの方も多いでしょう。抜け毛対策としては、一般的には抜け毛の掃除、ブラッシング、シャンプーが効果的です。

特に換毛期には念入りに行う必要があります。掃除やブラッシングでのちょっとしたアイデアもご紹介しますので、是非一度試してみてください。

3.1.毎日の掃除は大切!

とにかく毎日の掃除は大切です。室内の抜け毛をこまめに取り除いておかないと、あちらこちらについてしまいますし、せっかく着た洋服にも抜け毛が、なんてことに。

毎日の掃除機かけは必須です。抜け毛を綺麗に取り去りましょう。

掃除のときには、少し面倒でも、掃除機をかける前に粘着式のコロコロ掃除用具やワイパーなどで、大まかに抜け毛を取り去っておくとやりやすいです。

いきなり掃除機をかけると、掃除機やコードに特に冬毛がついてしまってそれが取れずに苦労したり、ノズルのブラシ部に毛が絡まって何度も取り除いたりと、厄介なことが起きるからです。あとは掃除機で隅々まで取り去ります。

細かなところが気になる方には、ちょっとしたアイデアをお教えします。絨毯やカーペット、マットなどに絡まった抜け毛は、ゴム手袋をはめて撫でると良く取れます。

家具についた抜け毛や、テレビ、テーブルなど、掃除機がかけにくいが気になる、という場合、あるいは静電気で掃除機についた抜け毛が取れない、とイライラする方は、履き古しのストッキングをワイヤハンガーにふかふかに巻き、それで撫でると綺麗に取れます。掃除した後はストッキングを捨てればOKです。

ワイパーで水拭き用シートは抜け毛が良くくっついてくれます。畳用というシートは少し厚手でボコボコしているので、床でも畳でも毛が良く絡んでくれます。

3.2.毎日のブラッシングで抜け毛を予防!

ブラッシングで抜け毛を予防することは、部屋を綺麗にするだけでなく、皮膚病の予防や血行促進にもなるので、毎日やってあげましょう。

ブラッシングをこまめにやることで、抜け毛はある程度予防できます。

全身をまんべんなくブラッシングしてあげましょう。やりやすいので背中はおそらく一番ブラッシングが出来ている部位ではないでしょうか。しかし、蓑毛や袴毛もしっかりやりましょう。

ブルブルするたびにここからも抜け毛がふわ~っと飛び立ちます。そして意外と忘れているのが尻尾です。巻尾が一般的ですから、内側を忘れがちです。

尻尾を伸ばして根元の折れたところから先までをよくブラッシングしてあげます。意外と抜けますし、付け根は抜けた毛が溜まりやすいですから気を付けてあげましょう。

毎日のブラッシングは、体にマッサージをしていることにもなり、血行が良くなります。また、抜け毛をしっかりと体から取り去ってあげることで、皮膚を健康に保ち、ダニやカビの繁殖も予防し、皮膚病の予防になります。

顔や耳などはブラッシングしにくいですし、いくらブラッシングしても撫でると毛がふわ~っと舞ってくるのが換毛期ですね。

そんな時、軍手をはめて顔を撫でてあげたり、全身をこするようにマッサージしてあげると、軍手が毛を巻き取ってくれて飛び散りません。コミュニケーション時にお試しください。

専用の手袋もありますが、絡まり過ぎて毛が取れないので、軍手はお手頃ですし、両手ではたけば割と抜け毛が取れますから洗濯も楽です。

3.3.定期的なシャンプーも抜け毛対策になる!

シャンプーを定期的に行って、抜け毛対策をします。シャンプーの時にも毛がごっそりと抜けますので、一緒にブラッシングもやると効果的です。

力が入り過ぎないように、慣れないうちはシャンプーの時にはラバーブラシをお奨めします。これならゴシゴシやっても皮膚を傷めませんし、全身に使用することもでき、マッサージ効果もあります。

個体差はありますが、月に1回程度が理想と一般的に言われます。汚れを落とすだけでなく、ノミやダニなどのアレルギーケアにとってもシャンプーは大切です。

皮膚を清潔に保つということもありますので、抜け毛対策だけでなく、日頃のケアとして定期的に行いましょう。

柴犬に限らず、犬は皮膚が弱い動物です。シャンプーも正しく行わないと、逆効果になるので気を付けましょう。

最近、膿皮症という皮膚病が増えています。カビや細菌が原因で発症します。シャンプーをやり過ぎて逆に皮膚を弱らせてしまい、もともと持っていた菌が繁殖して皮膚を炎症させ、毛が抜けてしまうのです。

清潔にすることは良い事なのですが、やりすぎで犬が本来持っている、菌を抑制する能力を弱めてしまうのです。薬を飲んで処置しますが、またシャンプーをすると発症し、次第に薬が効かなくなります。

犬が本来持っている免疫力などを妨げない程度に、人間が清潔にしてあげる配慮が必要です。

また、柴犬はその被毛の構造によりとても濡れにくくなっています。逆に中まで濡れると乾くまでにとても時間がかかります。シャンプーをする際にも、皮膚までしっかりとシャワーをかけることは簡単ではありません。

シャンプーの洗い残しや、根本までしっかりと乾かし切れていないことで、急性皮膚炎になる柴犬も少なくありません。

シャンプーをする際は、十分に洗い流し、終わった後はしっかりと乾かすようにしましょう。アレルギーがある場合、シャンプーが合わない場合、シャンプーが皮膚にかゆみを与えることがあります。

もしシャンプーをした後であまり痒がるようであれば、皮膚の状態を確認してください。

3.4.ノミやダニ予防も忘れずに!

皮膚トラブルを防ぐために、ノミやダニの繁殖を防ぐこと、そしてノミやダニの予防と駆除も大切となります。

ブラッシングやシャンプーなどで体を清潔に保ち、ベッドやタオルなど居住環境も清潔に保って、ノミやダニを寄せ付けない、増やさないことは大切なことです。さらに、ノミやダニを寄せ付けない予防と、駆除も忘れずに行いましょう。

一般的なものでは、フロントラインという外用薬があります。肩甲骨の間に滴下するもので、持続性に特徴があります。

簡単なので、良く使われているものですが、最近ではフィラリア予防の薬にノミ・ダニ予防・駆除の効果も含まれるものが出てきました。内用薬でフェラリアとノミ・ダニを一緒に対策する方も多いのではないでしょうか。

できるだけ自然成分にこだわりたい、という方には、天然成分の虫よけスプレーがあります。ハーブやヒバ水などが良く使われています。散歩前に使用します。

散歩中に草むらに入り込まない、ということも注意したいところです。しかし柴犬はそういうところに入りたがるのです。

なにせ、小動物を狩っていた犬ですから。せめて、散歩から戻ったら、濡れタオルで手足を良く拭き、特にダニが付きやすい顔、耳、お腹などの体毛が少ないところを念入りに、変な虫がついていないか確認して予防しましょう。
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4.室内にある抜け毛はそのままにしてはいけない

3.1項で毎日の掃除についてご説明しましたが、抜け毛の放置は柴犬にとっても良くないので、毎日の掃除が重要です。

抜け毛を放置すると、埃と一緒になってハウスダストになります。湿気を保つようになり、その中にダニやノミ、菌などが繁殖し、アレルゲンとなってしまうのです。

それらを吸い込んだり、体に触れることによって皮膚炎を起こしたり、ノミやダニがついてしまったりします。

いつまでも抜け毛を放置することによって繁殖したノミやダニは、柴犬のベッドや居住スペースだけでなく、人間のソファやカーペット、クッション、ぬいぐるみなど、様々な所へと繁殖の場を広げていきます。

毎日、掃除機によって丁寧に抜け毛を取り去ります。掃除機で掃除することで、一緒にノミやダニも吸い込んでくれます。

アレルゲンを予防するために、抜け毛はこまめに掃除することが大切です。

室内で柴犬を飼う場合の抜け毛対策はある?

これまでにご紹介したこまめなブラッシングと定期的なシャンプー、毎日の掃除は必須の抜け毛対策になりますが、他にも抜け毛対策としてできることはあります。

服を着せて置くのも対策の一つです。毛が飛び散るのを防ぎます。

しかし、急に着せても嫌がって無駄になるかも、と思う事があるかもしれませんね。

そんな時は、着古したTシャツで試してみましょう。できれば小さめか子供用が良いです。首を通し、袖のところに前足を入れます。胴の部分がかなり余りますので、両脇から余った布を引き上げて、腰の上で軽く結んであげます。

着ていることに慣れてくれば、今度は可愛らしい服を買ってきてあげてみてはいかがでしょう。

夏であればサマー仕様にトリミングをすると言う手もあります。ただし、トリミングは注意が必要ですので、よくトリマーさんと相談しましょう。

柴犬のオーバーコートは紫外線と水から体を守る役割があります。刈り過ぎると夏の紫外線で皮膚にダメージを与えます。また、柴犬は毛が伸びる犬種ではありませんので、短く切り過ぎると、冬になっても生えそろわないこともあります。

お客様が来るのに困ると言う時、割烹着を着せてしまう手もあります。

部屋にあがってもらう時には、スリッパの代わりにこちらで用意した靴下をはいてもらいます。

どんなに掃除しても、どうしても毛はついてしまいますし、中には犬を撫でてくれる人もいるでしょう。そんな時にはお客様自身に防御してもらうのも一つです。

5.トリミングに使う道具はどんなものがあるの?

様々なブラシやコームがありますが、それぞれに役割や特徴があります。また、抜け毛対策は柴犬の宿命です。慣れていなくて嫌がったり、怖がったりするとブラッシングができずどうにもなりませんので、子犬のうちから慣らしておくようにしておきましょう。

スリッカーブラシ、コームブラシでブラッシングをした後、ファーミネーターを使ってアンダーコートを取り除きます。

5.1.コームブラシ

スリッカーブラシが終わった後に、仕上げに使います。頭や耳、足などの被毛が薄いところにも使えます。

定期的にコームを通してあげることで、トリミングの作業がとても楽になりますので、マメに毛をとかしてあげましょう。

コームの3分の1程度を軽く握り、毛並みに沿って毛をとかしていきます。スリッカーできれいにトリミングされているので、すーっとくしが通るはずです。全身にコームブラシが通るようになり、毛が抜け落ちなくなったらブラッシングは終了です。

まだ大量にアンダーコートが引っかかるようなら、除去しきれていない状態なので、コームで無理にとかそうとせず、もう一度スリッカーブラシをかけなおします。

5.2.スリッカーブラシ

毛玉を解くまでの手入れに幅広く使えるブラシです。柴犬の場合は、必ず毛流れの方向に使用します。逆毛で使うと皮膚の下にある立毛筋が炎症を起こすことがあります。

ブラシは軽く親指と人差し指で握る程度にし、皮膚がずれないように反対の手で犬の皮膚を抑えてください。

軽く皮膚をたたくような感じで、手を回転させるようなイメージで毛先からかけて行きます。段々と根元に向かってかけて行くようにします。アンダーコートが細かい埃などと一緒に、きれいに取れていきます。

アンダーコートの除去が終わったら、コームブラシで整えます。

5.3.ファーミネーター

アンダーコートの手入れに使う道具です。スリッカー、コームと使用してもまだ抜け毛が気になる、という時にアンダーコートの抜け毛を取るには最適な道具です。

使い方は基本的にブラッシングと同じですが、トリミングナイフで毛を引っかけて抜くという構造で、アンダーコートを抜くための道具でもあります。

ファーミネーターを使うとアンダーコートがごっそりと取れて便利ですが、その構造のために使い方には注意が必要です。

ファーミネーターは、やり過ぎると逆に皮膚に負担をかけてしまいます。特に換毛期にだけ、ガシガシとファーミネーターでブラッシングすることがありますが、これはあまり良くありません。

普段から時々使って、皮膚がアンダーコートが抜かれることに慣れるようにしておきます。

そうすることで換毛期に毎日ファーミネーターを使用しても、皮膚がアンダーコートの抜け毛に慣れていて、負担になることはありません。力の入れ過ぎにも要注意です。

また、面白いように取れるため、背中など局部的にやり過ぎてそこだけ脱毛症になったと思い、病院に来ることも珍しくありません。

アンダーコートは冒頭で言った通り、アンダーコートを抜く機能も持つことを忘れずに。正しく使うとアンダーコートの抜け毛処理には、他には無い利便性がありますので、正しく、適度に、やり過ぎない程度に使用し、アンダーコートの手入れをしましょう。
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6.まとめ

柴犬の抜け毛のメカニズムや換毛期についてご理解いただけましたでしょうか。その上で、皮膚病を予防するためにも、抜け毛のケアや環境を清潔に保つことが、とても大切なことがお分かりいただけたと思います。

抜け毛は確かに厄介ですが、さすがは天然記念物の柴犬、日本の気候に適合した換毛期を持つ素晴らしいダブルコートと誇らしく、抜け毛のケアもコミュニケーションの一つと楽しんで頂けたら、もっと柴犬が好きになる事でしょう。
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