犬にも使えるパノラミス錠の安全性や副作用、効果や価格、通販情報

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

愛犬の健康を考えるのは飼い主の役目ですが、フィラリア予防やノミ・マダニの駆除・予防のほか、寄生虫予防のお薬など、愛犬の健康を考えてそれぞれ効果のあるお薬を愛犬に与え、「ちょっと手間かも」、「費用がかかりすぎる…」とお悩みの方も少なくないと思いますが、月に1回、1錠与えるだけでフィラリアだけでなく、ノミやマダニ、犬回虫や犬鉤虫、犬鞭虫といった寄生虫をも駆除・予防できる画期的なお薬があるのを皆さまはご存知でしょうか。

それがエランコ社の『パノラミス錠』です。今回は、パノラミス錠の効果と投与期間、飲ませ方や副作用だけでなく、他の予防薬との違いや購入方法といった情報をご紹介していきます。

目次

1.フィラリアをはじめとする6種類の寄生虫を予防・駆除できる『パノラミス錠』とは?
1.1.寄生虫の経口駆除薬『パノラミス錠』の効果とは?
1.2.パノラミス錠と他のフィラリア薬の違いは何?
1.3.フィラリア予防効果だけではなく、ノミ・マダニ、犬回虫などにも効果あり!
1.4.パノラミス錠の上手な飲ませ方とは?
1.5.他のフィラリア薬よりもパノラミス錠を長い期間投与する理由は?
1.6.ヒゼンダニや耳ダニ、ニキビダニにもパノラミス錠は効果があるの?

2.犬にパノラミス錠を飲ませたら吐いた!これは副作用?
2.1.子犬にパノラミス錠を与える時期はいつ頃から?
2.2.フィラリア陽性の犬にパノラミス錠を与えるのは危険!
2.3.犬のサイズごとに投与する量が異なることに注意!
2.4.猫にも犬用のパノラミス錠を投与しても大丈夫?
2.5.パノラミス錠の評判や口コミ

3.パノラミス錠はどこで購入できるの?
3.1.パノラミス錠の価格は?
3.2.パノラミス錠を安く購入するのにオススメのネットショップは?
3.3.個人輸入代行サイトでパノラミス錠を購入する際に注意したいこと

4.まとめ

1.フィラリアをはじめとする6種類の寄生虫を予防・駆除できる『パノラミス錠』とは?

犬用寄生虫駆除薬としてエランコ社が製造している『パノラミス錠』は、ネクスガードよりも以前から販売されているお薬で、主にフィラリアの予防、ノミ・マダニなどの外部寄生虫、犬回虫や犬鉤虫、犬鞭虫といった消化管内寄生虫を月に1回与えるだけで駆除・予防できるという画期的なお薬として注目されています。

ペットくすり

パノラミス錠の主な成分は、古くからフィラリア予防や寄生虫駆除に用いられ、イベルメクチンなどと比べ、副作用も少なく、比較的安全性の高い『ミルベマイシンオキシム』と、殺虫効果が高く、ノミ・マダニの駆除に非常に高い効果があり、即効性も強い『スピノサド』が用いられているため効果は高く、また経口駆除薬であるため、皮膚の関係でスポット薬を投与できない犬などにも投与することができます。

効果は1回の投与で効果はおよそ1か月間続きますが、他のフィラリア薬と異なり、月に1回、3月~12カ月の10か月間、また室内外の場合は毎月投与する必要があります。

1.1.寄生虫の経口駆除薬『パノラミス錠』の効果とは?

前項でもご紹介したように、パノラミスはフィラリア予防だけでなく、外部寄生虫(ノミ・マダニ)や消化管内寄生虫(犬回虫・犬鉤虫・犬鞭虫)の駆除・予防効果が高く、また投与後4時間で効果が現れ、特にノミ・マダニは投薬後30分ほどで効果が現れるため、ノミやマダニによる被害を受ける前に完全駆除することができるのです。

また、パノラミス錠は錠剤タイプの経口駆除薬なので、犬に薬剤を垂らして投与する所謂スポットタイプよりも早く効果が現れるだけでなく、スポットタイプのお薬と異なり、薬剤が犬の全身に浸透するまで待つ必要もなく、投与後すぐにスキンシップやブラッシング、シャンプーを行えるのも利点の一つです。

1.2.パノラミス錠と他のフィラリア薬の違いは何?

パノラミス錠とフィラリア薬の一番の違いは、投与期間です。フィラリア予防だけを目的とする場合は、5月~12月の8か月間投与するだけで済みますが、フィラリアだけでなくノミ・マダニや犬回虫・犬鉤虫・犬鞭虫といった寄生虫も駆除するためにパノラミス錠を投与する場合は、その期間は3月~12月の10か月間、室内外の場合は周年投与(1年間お薬を投与すること)しなくてはならず、フィラリア薬と比べると長く投与しなければなりません。

また、フィラリア予防薬の場合は錠剤だけでなく犬に垂らすだけで済むスポットタイプのお薬や、おやつ感覚で与えることのできるお肉の風味が付いたチュアブル錠などがあり、犬の性格や性質ごとに投与するタイプを選ぶことができますが、パノラミス錠の場合は錠剤タイプしか今のところ販売されておらず、しかも少し大きめで独特の強いにおいがあるため、錠剤が苦手な犬に投与する場合は、ちょっと工夫して与える必要があります。

とはいえ、フィラリア予防のお薬とノミ・マダニの駆除・予防のお薬、犬の消化管内寄生虫の駆除・予防薬を別々に与えるとコストもかかり、別々のお薬を与えなくてはならないためそれだけ愛犬にも負担がかかり、また飼い主にとっても投与する手間や費用がかかるといった問題もあります。

ですが、パノラミス錠のみを与えるのであれば、月1回、1錠の投与で済むため、愛犬の負担や投与する手間だけでなく、薬にかける費用も大きく省くことが可能です。

1.3.フィラリア予防効果だけではなく、ノミ・マダニ、犬回虫などにも効果あり!

犬の体にとりつき、血を吸うだけでなくアレルギー性皮膚炎やライム病やバベシア症といったマダニ媒介性疾患なども引き起こすマダニは、人にもとりついたり、場合によっては病気の感染源にもなることもあり、また、放っておけば2~3週間で卵を産み、どんどん数を増やし、暖房器具や防寒対策が万全である近年では、マダニが越冬して翌年まで生き残ることも少なくないため、徹底的に予防・駆除を行わなければなりません。

このようにマダニは厄介な外部寄生虫ですが、パノラミス錠を月に一度投与するだけで、しつこいマダニも楽に駆除・予防することができるのです。

前項でもご紹介しました通り、パノラミス錠の主な成分はフィラリアや消化管内寄生虫に対して効果のある『ミルベマイシンオキシム』とノミ・ダニに効果のある『スピノサド』ですが、このスピノサドは特にノミ・マダニに対する即効性が高く、投与後30分ほどで効果が現れ、4時間以内に完全駆除することが可能です。

そのため、犬がマダニから血を吸われたり病気をうつされるといった被害を受けず、マダニが卵を産む前に駆除できるため、マダニの繁殖を防ぐことができます。因みにパノラミス錠を犬に投与し始める時期は、予防効果のことも考えるとマダニが多く発生し始める5月頃よりも前の3月あたりから始めるのが最適とされています。

また、パノラミスのもう一つの主成分『ミベルマイシンオキシム』は、古くからフィラリア予防や寄生虫駆除薬に用いられ、副作用も少なく比較的安全性の高い成分として多くのパノラミス錠のほか、インターセプタースペクトラム(ノバルティス社)やセンティネルスペクトル(同上)、ネクスガードスペクトラ(メリアル・ジャパン)などのフィラリア・寄生虫予防薬にも広く用いられています。

また、イベルメクチンなどに弱く副作用を起こしやすいコリー犬にも、ミルベマイシンオキシムを主成分とするパノラミス錠であれば危険は少なく、安心して投与することができます。

更に、このミルベマイシンオキシムはフィラリア予防だけでなく、犬回虫・犬鉤虫・犬鞭虫といった犬の消化器官内に寄生する寄生虫などにも絶大な効果があるため、フィラリアと寄生虫予防が一度にできるのも大きなメリットです。

1.4.パノラミス錠の上手な飲ませ方とは?

6種類の寄生虫に対して高い予防・駆除効果が期待されるパノラミス錠ですが、難点もいくつかあります。パノラミス錠はサイズが少し大きめで、しかもドクダミにも似た独特の強いにおいがあるため、錠剤を飲むのが苦手な犬や、においに敏感な犬はすぐに薬だと気づいて吐き出したり、飲もうとしないこともあります。

パノラミス錠は砕いても効果が落ちることはありませんので、基本的に、パノラミス錠を与えるときは粉末状にして水やお湯などに溶かしてスポイトやシリンジで飲ませたり、砕いて少量のフードに混ぜて与えるのですが、頭のいい犬などは「いつものエサと違うぞ?」と気づいて薬だけを取りのぞいたり、そもそも口にしないことも少なくなく、上手く飲ませるのには少し工夫する必要があります。

餌に混ぜても食べようとしない場合は、そのまま砕かずに犬の口を上に向けて口腔内の奥の方にパノラミス錠を入れて口をもう片方の手でふさぎ、薬を飲み込むまで喉あたりを撫でさすって嚥下させる方法もありますが、慣れないうちは手間取ってしまい、賢い犬であれば「薬を飲ませられる!」と察知して抵抗したり、逃げたりするなどかなりの苦戦を強いられます。

そのため、どうしても飲まない場合はパノラミス錠を半分に分けて朝と晩に2回投与する方法もあります。

そのままで飲もうとしない場合は、半分に分けたパノラミス錠をハムなどで包んだり、バニラ味のアイスクリームなどに混ぜて与えるなど、愛犬の好物やめったに食べられないものに混ぜて与えるのも効果的です。

愛犬の個性や性質を良く理解したうえで飲ませるようにしましょう。

1.5.他のフィラリア薬よりもパノラミス錠を長い期間投与する理由は?

前項でもご説明しました通り、他のフィラリア薬が5月~12月までの8か月間であるのに対し、パノラミス錠は3月~12月の10か月間、室内外の場合は1年中投薬しなければなりません。

その理由は、パノラミス錠がフィラリア予防だけでなく、ノミやマダニ、犬回虫や犬鉤虫、犬鞭虫の駆除・予防もできるという点にあります。

フィラリアは蚊によって媒介されるため、蚊が発生し始める5月頃から、蚊がいなくなる1カ月後の12月までフィラリア予防薬を投与するわけですが、ノミやマダニはそれよりも早い時期に発生し、近年では温暖化や室内の暖房施設の充実化もあり、季節に関わらず冬でもノミやマダニの被害を受ける可能性があるため、特に室内飼いの犬は年中ノミ・マダニの予防を心がけなければいけません。

また、犬回虫や犬鉤虫、犬鞭虫も同じく通年被害を受ける可能性があります。

こうした理由から、フィラリア予防をはじめ、ノミ・マダニや犬回虫・犬鉤虫・犬鞭虫の駆除・予防効果を持つパノラミス錠は他のフィラリア予防薬よりも長い期間投与し続けなければならないのです。

1.6.ヒゼンダニや耳ダニ、ニキビダニにもパノラミス錠は効果があるの?

このように、フィラリアやノミ・マダニ、犬回虫・犬鉤虫・犬鞭虫など6種類の寄生虫に対して絶大な効果を持つパノラミス錠ですが、主成分であるミルベマイシンオキシムとスピノサドは、疥癬を引き起こすヒゼンダニや耳ダニ、ニキビダニ症(アカルス)を引き起こすニキビダニには効果がありません。

そのため、ヒゼンダニや耳ダニ、ニキビダニを駆除する目的でパノラミス錠を投与しても駆除・予防することはできないので注意しましょう。

[article-CTA-h2-no2]

2.犬にパノラミス錠を飲ませたら吐いた!これは副作用?

パノラミス錠を飲ませたときに吐き出した場合、口に入れてすぐに錠剤を吐き出した場合、特に異常が見られなければそのまま投与しなおせばいいのですが、犬に投与した後、しばらくしてから嘔吐や下痢、無気力、顔面の腫脹、発疹や心因性のかゆみなどが発生した場合、副作用を起こしている可能性があります。

パノラミス錠の主成分の一つである『スピノサド』は、ノミ・マダニの駆除・予防効果が高いため、パノラミス錠以外のノミ・ダニ駆除・予防薬であるコンフォティス(イーラーリリー社)などにも用いられていますが、まれに嘔吐や下痢などといった副作用が現れることがあり、特にフィラリア薬に用いられるイベルメクチンを高用量併用した場合、重篤な副作用が現れることがあります。

パノラミス錠によって副作用が起こる理由は、パノラミス錠の成分であるスピノサドが胃や十二指腸にある消化管粘膜刺激受容体というセンサーに付着することで、消化管粘膜刺激受容体に刺激を与えてしまい、その結果末梢性嘔吐という症状を引き起こしてしまいます。

スピノサドによる下痢や嘔吐などの副作用は、48時間以内に現れてその後、徐々に症状が治まります。そのため、パノラミス錠を投与して48時間は愛犬の様子を見るようにしましょう。

もし、下痢や嘔吐の症状が治まらない場合はかかりつけの動物病院に受診しましょう。

また、犬が空腹状態のままパノラミス錠を与えるのはできるだけ避けましょう。というのも、先ほどご説明したように、嘔吐や下痢といった副作用が起こるのは消化管粘膜刺激受容体をスピノサドが刺激することで起こってしまうため、お腹の中に何もない状態で与えるとより刺激されやすくなってしまうからです。

私たち人間も薬を服用する際に、医師から「食後(または食前)30分以内に服用するように」と指示されますよね?それと同じように、犬も薬を服用するときは空腹状態よりも少量の食べ物を食べてから与えたほうが副作用のリスクも減ります。

そのため、パノラミス錠による副作用を防ぐために、必ず犬に少量の餌を食べさせてから投与するようにしましょう。

もし、嘔吐などで1時間以内にパノラミス錠を吐き出してしまった場合は、もう一度投与する必要があります。投薬後1時間経過しないと薬の効果が現れないためです。

嘔吐した直後に与えると再び吐き出してしまう可能性があるため、時間を置いて、数日後に再度パノラミス錠を犬に投与するようにしましょう。特に初めてパノラミス錠を与えるときは、犬も緊張してしまい薬を飲んでも吐き出してしまうことが多々あります。

そのため、焦らず、犬の負担などを考えて投与するようにしましょう。2回目以降になれば、副作用が出る確率も低くなるため、初回の投与のみで打ち切るのはなるべく避けましょう。

2.1.子犬にパノラミス錠を与える時期はいつ頃から?

子犬にパノラミス錠を与える際、注意したいのが産まれた時期です。もし生後2カ月以下であれば、副作用の心配があるため、投与することは避けましょう。

また、パノラミス錠を与える推奨体重は2.3kg以上と定められていて、それよりも体重が軽い場合は投与することができません。子犬にパノラミス錠を投与する際、生まれた時期がわからなかったり、体重が気になる場合は、なるべく獣医師に相談してから投与するようにしましょう。

2.2.フィラリア陽性の犬にパノラミス錠を与えるのは危険!

ノミやマダニなどの外部寄生虫や犬回虫・犬鉤虫・犬鞭虫などの消化管内寄生虫だけでなく、フィラリア予防薬としての効果も高いパノラミス錠ですが、フィラリア症にすでにかかっている犬に投与するのは厳禁です。

フィラリア陽性の場合、パノラミスを投与すると血管内に潜むフィラリアが死に、その死骸が肺動脈などの血管内などに詰まってしまい、命を落とす危険があるためです。

また、フィラリア薬であるイベルメクチンを投与している場合、重篤な副作用を引き起こす可能性があります。そのため、事前にフィラリアの検査を行い、陽性でないことを確認してからパノラミス錠を投与するようにしましょう。

2.3.犬のサイズごとに投与する量が異なることに注意!

パノラミス錠を与える際に気を付けることは、犬のサイズや体重に合わせて投与することです。

これはどの薬でも同じことですが、例えば超小型犬用のパノラミス錠を超大型犬に与えたとしても、血液中の薬の濃度が足りず、効果も充分に現れません。逆に、超大型犬用のパノラミスを目分量で分割して小型犬に与えるのも効果は充分現れないばかりか、逆に過剰摂取になってしまうためお勧めできません。

必ず犬の体重やサイズに合わせたパノラミス錠を投与するようにしましょう。

2.4.猫にも犬用のパノラミス錠を投与しても大丈夫?

現在市販されているパノラミス錠はあくまで犬用のみで、猫用のものは今のところはなさそうです。また、パノラミス錠は超小型犬用のものでも体重が2.3kg未満の個体には投与できないため、猫に投与するのは危険であるといえます。

「超小型犬用のものを割って与えればいいのでは?」とお考えの方もいるかと思いますが、薬というものは定められた容量と用法を守って初めて効果が現れるものです。

そのため、素人計算で分割した薬を与えても、効果が現れないばかりかかえって逆効果になることもあります。あくまで犬用のものは犬だけに投与し、猫には動物病院に行き、獣医師と相談してから投与するようにしましょう。

2.5.パノラミス錠の評判や口コミ

フィラリア予防だけでなく、ノミやマダニ、犬回虫・犬鉤虫・犬鞭虫などの寄生虫の駆除・予防にも効果のあるパノラミス錠ですが、気になるのが使用した人の薬への評判です。

春になるとノミマダニが気になり、暑くなる前にフィラリアもしなきゃと忙しい。薬を投与日がバラバラで忘れてしまったりと、愛犬に迷惑ばかりかけていましたがパノラミスにした事で全て解決出来ました。ありがとうございます。

わんこのくすりやさん

このパノラミスはフィラリア予防とノミ、マダニ、犬回虫、犬鉤虫、犬鞭虫が一つで出来るのでコストだけでなく手間も省くことができます。

「ペットの薬」通販

実際にパノラミス錠を投与してよかった意見としては、ノミやマダニの駆除・予防とフィラリア予防及び犬回虫や犬鉤虫、犬鞭虫などの消化管内寄生虫も駆除・予防できる点が一番のメリットであるという回答が多く、またスポット薬が苦手な犬もパノラミス錠を月1回与えるだけで手間もコストもかからないといった点を評価しています。一方で、

錠剤が思ったより大きかった。このままは無理だと判断し小さく割ってゴハンに混ぜたが、かえって薬の臭いが強くなったので、結局そのまま服用させています。ネックなのは薬の大きさと臭いだけでそれ以外に不都合はありません。

わんこのくすりやさん

鼻が良いので臭いが駄目な様です。ミルベマイシンなら大丈夫でした。無駄に多めに犬の薬を買ってしまって後悔しています。

「ペットの薬」通販

といったデメリットの意見も。特に多いのが「錠剤が大きく、臭いも強いので飲ませるのに苦労する」といった点と、副作用が心配であるという点です。

特に、パノラミス錠はほかの薬と比べるとサイズが大きく、またドクダミのような強くクセのある臭いは犬によっては嫌悪感を示すことも。その場合は、鉱物やめったに食べられないおやつなどに混ぜたり、細かく割って投与する回数を増やして与えるなど工夫して与えるようにしましょう。

また、副作用が心配なときは、かかりつけの動物病院に行き、獣医師に相談してから与えるようにしましょう。

3.パノラミス錠はどこで購入できるの?

パノラミス錠は主に動物病院で購入することができますが、最近では海外からの個人輸入代行サービスを請け負っているネットショップでも購入が可能です。

ペットくすり

ただし、ネットで購入する際は海外からの購入になるため、価格が変動しやすいのと、あまり安すぎる金額のものは偽の薬である可能性もあるため、信頼できる販売者を選んで購入しなければなりません。

初めてパノラミス錠を愛犬に投与する際は、まずはかかりつけの動物病院へ行き、フィラリア検査などを行ってから投与しても大丈夫であると獣医師から診断されたうえで、初回はなるべく動物病院でパノラミス錠を処方してもらいましょう。

3.1.パノラミス錠の価格は?

パノラミス錠を愛犬に投与する際に気になるのがそのお値段。基本的に、フィラリア薬は1回1,1000~2,000円程度、年に換算すると7,700円~15,400円程度ですが、パノラミス錠の場合、1回1,700円~2,165円、パノラミス錠は年に10カ月間(室内外の場合は周年投与)なので、さらに費用がかかるため、1年でおよそ20,000円以上かかります。

パノラミス錠の価格(税込)

※「犬のサイズ…1錠あたりの価格・年間価格(10カ月間)」と表示

  • 超小型犬用 S 2.3kg以上4.5kg未満…2,166円・21,660円
  • 小型犬用 M 4.5kg以上9.0kg未満…2,316円・23,160円
  • 中型犬用 L 9.0kg以上18.0kg未満…2,416円・24,160円
  • 大型犬用 LL 18.0kg以上27.0kg未満…2,550円・25,500円
  • 超大型犬用 XL 27.0kg以上54.0kg未満…2,716円・27,160円

ただし、動物病院によっては箱でパノラミス錠を購入するといくらか値段を引いてくれることもあるようです。かかりつけの動物病院でパノラミスを購入する際は、箱で購入すると値段を引いてもらえるかどうか相談してみるとよいでしょう。

3.2.パノラミス錠を安く購入するのにオススメのネットショップは?

ペットのお薬 うさパラ

ペットのお薬 うさパラ

犬や猫などのペット用品だけでなく、フィラリア予防薬やノミ・ダニ駆除薬などの薬品も扱っている個人輸入代行サイトです。こちらでご購入する場合、パノラミス錠の価格は以下のようになります。

パノラミス錠の価格(6錠入り1箱あたり税込)

  • 超小型犬用 S 2.3kg以上4.5kg未満…6,525円
  • 小型犬用 M 4.5kg以上9.0kg未満…6,983円
  • 中型犬用 L 9.0kg以上18.0kg未満…7,207円
  • 大型犬用 LL 18.0kg以上27.0kg未満…7,498円
  • 超大型犬用 XL 27.0kg以上54.0kg未満…8,706円

このように、半額以下で購入することができます。ただし、海外から輸入して購入するため、入手するのに数日かかることと、円安・円高によって値段も変動しやすいので注意が必要です。

くすりペットナビ

くすりペットナビ

こちらの『くすりペットナビ』も、先ほどご紹介しました『ペットのお薬 うさパラ』と同じように、個人輸入代行にてフィラリア薬やノミ・マダニ駆除・予防薬を取り扱っています。パノラミス錠を周年投薬する場合、かかる金額は

パノラミス錠の価格(6錠入り1箱あたり税込)

  • 超小型犬用S 2.3kg以上4.5kg未満…10,430円
  • 小型犬用 M 4.5kg以上9.0kg未満…11,110円
  • 中型犬用 L 9.0kg以上18.0kg未満…11,540円
  • 大型犬用 LL 18.0kg以上27.0kg未満…12,200円
  • 超大型犬用 XL 27.0kg以上54.0kg未満…12,990円

パノラミス錠の価格(12錠入り1箱あたり税込)

  • 超小型犬用S 2.3kg以上4.5kg未満…20,670円
  • 小型犬用 M 4.5kg以上9.0kg未満…22,040円
  • 中型犬用 L 9.0kg以上18.0kg未満…22,890円
  • 大型犬用 LL 18.0kg以上27.0kg未満…24,220円
  • 超大型犬用 XL 27.0kg以上54.0kg未満…25,800円

パノラミス錠の価格(18錠入り1箱あたり税込)

  • 超小型犬用S 2.3kg以上4.5kg未満…30,720円
  • 小型犬用 M 4.5kg以上9.0kg未満…32,770円
  • 中型犬用 L 9.0kg以上18.0kg未満…34,050円
  • 大型犬用 LL 18.0kg以上27.0kg未満…36,050円
  • 超大型犬用 XL 27.0kg以上54.0kg未満…38,410円

と、少々お高めではありますが、定価で購入するよりも比較的安くお求めいただけます。こちらも海外からの個人輸入代行の体裁をとっているため、価格も円高や円安の影響を受けて変動しやすく、また、入手にも時間がかかることもあります。

3.3.個人輸入代行サイトでパノラミス錠を購入する際に注意したいこと

個人輸入代行サイトを通じて海外で犬用のお薬を購入することの最大のメリットは、やはり安価で購入できるということです。

日本と海外ではペット用の薬の基準が異なるため、日本では動物病院でしか販売されていない薬でも、海外だとペットショップやホームセンターなどで安く販売されていることもあります。ですが、同時にデメリットも存在するのです。

例えば、折角ネットで購入したのに愛犬が薬を飲もうとしないというのであればまだよいのですが、個人輸入代行サイトから獣医師の診察や処方の必要なく簡単に購入できる分、投与することで起こる問題が不明のまま愛犬に投薬して副作用が起こるなどといった点や飲み合わせの問題、海外から取り寄せるため、薬に添付されている説明書などもその国の言葉で書いてあるため、理解しづらく、場合によっては素人の自己判断による誤った判断や、正しくない投与の仕方をして愛犬の健康を害することもあります。

また、信頼性や金銭トラブルの際の対応などデメリットも多く、初めてパノラミス錠を投与する際に、個人輸入代行サイトで購入するというのはトラブルの元に繋がりかねません。

また、海外から購入したとしても、医薬品医療機器等法によると、海外で購入したペット用の薬はあくまで購入した飼い主のペットにだけ使う目的のみ許されているため、余った薬を知人に譲渡したり、また販売する行為は禁じられています。

そのため、もし、使用者が何らかの理由でネットを利用できす、代理人として購入する場合は、手続きを行う代理人名義ではなく、薬の購入を依頼してきた使用者本人の名義及び住所に商品が送られるようにしましょう。

前項でもご説明しましたが、愛犬に初めてパノラミス錠を与える場合は、まずはかかりつけの動物病院へ行き、フィラリアの検査を行い陽性であるかどうか診察を受けましょう。

その他、各種検査や持病がある場合は現在投与している薬などを詳しく獣医師に伝え、その上でパノラミス錠を投与してもいいか判断してもらい、処方してもらいましょう。そして、実際に投与してみてちゃんと愛犬に投与でき、副作用などの問題が出なかったときに、改めて個人輸入代行サイトを利用し、購入するようにしましょう。

[article-CTA-h2-no2]

4.まとめ

今回は、フィラリア予防だけでなく、ノミ・マダニといった外部寄生虫や消化管内に寄生する犬回虫や犬鉤虫、犬鞭虫の駆除・予防効果のあるパノラミス錠についてご説明していきましたがいかがでしたでしょうか。

絶大な効果がある反面、少々錠剤が大きく独特の臭いがあるため、犬によっては飲ませるのに苦労したり、少々お値段がかかるといった欠点もありますが、他のフィラリア薬と比べると、かなりメリットが多い薬でもあります。

どのような薬もそうですが、「効果があるから」と獣医師による検査や診察を受けずに投与するのは犬にとって大変危険な行為です。もし、愛犬がすでにフィラリア陽性であるとしたら、パノラミス錠を与えるのは非常に危険で、重篤な副作用によって命を落とす危険があります。

そのため、素人判断によるパノラミス錠の投与は絶対にせず、必ずかかりつけの動物病院でフィラリア陽性であるかどうかを確認してから処方してもらうようにしましょう。

飼い主にとって重要なのは、いかにいい薬を安く購入するかよりも、愛犬が常に健康でいられるために薬や病気に対する知識を蓄えることです。それを踏まえたうえで、獣医師と協力しつつ、愛犬にあった薬を探すようにしましょう。

[article-CTA]

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

ゴルフの上達に関する情報はSNSでの購読が便利です。