ミニチュアダックスフンドのしつけ方!噛み・トイレ・無駄吠えなど

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ミニチュアダックスフンドのしつけにお悩みではありませんか?

トイレトレーニングや甘噛み、無駄吠えへの対応など、考え出したらきりがないかもしれません。

実はこれらは、犬が何故そうしているのかの理由を知ることで、改善に向かう場合があります。

ここでは、犬が何故無駄吠えをしてしまうのかなど、行動の理由を紹介したうえで、それを改善していく時の注意点やポイントなどをまとめてみました。

ミニチュアダックスフンドのしつけでお悩みの飼い主さんは、是非参考にしてみてください。

目次

1.ミニチュアダックスフンドの特徴と性格

2.ミニチュアダックスフンドのしつけはいつから始める?その時期は?

3.失敗を怒らないで!ただしいトイレのしつけ方4つ
3.1.絶対に怒らない
3.2.まずは排泄のサインをきちんと読み取る
3.3.トイレをさせる時は声で指示を
3.4.上手にできたら褒める

4.無駄吠えをしつけるときに注意すべき4つのこと
4.1.無駄吠えという考え方をやめる
4.2.犬が吠える理由を考えよう
4.3.要求吠えには応じない
4.4.痛みを与えるしつけはしない

5.ミニチュアダックスフンドの甘噛みのしつけ方

6.成犬になったミニチュアダックスフンドのしつけ

7.ミニチュアダックスフンドの散歩の重要性としつけで気を付けたいこと
7.1.ミニチュアダックスフンドの散歩の重要性とは
7.2.ミニチュアダックスフンドの散歩のしつけで気を付けたいこと
7.3.ミニチュアダックスフンドの散歩のしつけ方

8.ミニチュアダックスフンドのしつけ教室

9.まとめ

1.ミニチュアダックスフンドの特徴と性格

ミニチュアダックスフンドは、好奇心旺盛で楽天的な性格の持ち主ですが、元々が狩猟犬であった名残なのか勇敢な部分も合わせ持っています。

基本的には、人懐こく他の犬とも仲良くなるのが上手ですが、初対面の人や犬に出会うと、攻撃的に吠えまくる事もありますので、子犬の頃からのきちんとしたしつけが必要になってきます。

オスとメス、毛質の種類によっても性格の違いが出てきます。

  • オス

甘えん坊な子が多いです。成犬になっても子犬の頃のようなやんちゃな部分が抜け切れない場合も多く見られます。

縄張り意識や仲間を守ろうとする意識を強く持っていますので、時には攻撃的に吠えたりする事もあります。

  • メス

成長段階を見ていくと、オスよりも早く落ちつく子が多いです。縄張り意識も弱いので、吠える事も少ないようです。

独立心が強い一面もありますが、基本的には人が大好きなので家族の輪に入りたがるところもあります。

  • ロング・ヘアード

柔らかいフサフサと風になびく毛質です。

ミニチュアダックスフンドの中では、一番温厚な甘えん坊タイプです。

常に誰かの側に寄り添っていたいようで、特に就寝時などは家族か同居の犬の側で寝る事が多いです。

  • ワイヤー・ヘアード

カールのかかったクルクルした毛質です。

信頼関係のある家族にはとても友好的ですが、家族以外の人間や犬に対しては攻撃的な面を見せる気の強いところがあります。独立心も強いです。

  • スムース・ヘアード

一見被毛がないように見える、ツルツルした感じの短い毛質です。

明るい性格の子が多いようです。飼い主さんに忠実なのも、スムースタイプの子に多いです。

毛質や性別の違いで性格は多少変わってくるようですが、基本的には人懐こくて友好的な犬種と言えます。
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2.ミニチュアダックスフンドのしつけはいつから始める?その時期は?

ミニチュアダックスフンドのしつけを始める時期ですが、これは子犬を家に迎え入れたその瞬間から開始します。

多くの場合、子犬が家にやってくるのは生後2~3ヶ月程度の頃かと思います。そんな子犬のうちからしつけをすると聞くと、驚かれる方もいるかもしれません。

ただ、しつけという物の中にはトイレトレーニングや甘噛みのしつけはもちろんですが、

  • 自分の生活環境に馴染んでいくこと
  • 外の環境に慣れていくこと
  • 生活のリズムを覚えていくこと
  • 家族以外の人や犬に慣れていくこと
  • 飼い主さんとの信頼関係を築いていくこと

これらが含まれています。

特に様々な環境に慣れさせていくのは、ちょうど家に迎え入れた2~3ヶ月の頃に教えていくのが、とても効果的といえます。

子犬のうちから適切な方法で周りの環境と順応させていくことで、問題行動を起こす可能性も少なくなっていきます。

ミニチュアダックスフンドは、生後3ヶ月を過ぎると縄張り意識が出てきます。

この頃から生後6ヶ月程度の間をどのように過ごしていくかで、その後の飼い主さんとの関係性が大きく変わってしまう場合もあります。

何よりも一番大切なことは、信頼関係を築くことです。そして、愛情をたっぷりと注ぎながら、ダメなことはダメときちんと教えていきましょう。

遊ぶ時は楽しく遊び、しつけをする時には一貫性を持った対応をしていくことが大切です。

3.失敗を怒らないで!ただしいトイレのしつけ方4つ

子犬のトイレトレーニングには、手こずっている飼い主さんが多いようです。

失敗が続くと、ついつい飼い主さんも叱りたくなる気持ちは分かりますが、それでは子犬はますます失敗してしまいます。

トイレトレーニングをする時のポイントを、4つ程紹介していきます。

3.1.絶対に怒らない

これは絶対です。飼い主さんが希望している場所に排泄をしてくれなくても、絶対に叱ってはいけません。

飼い主さんからすれば、トイレと設定した以外の場所で排泄したことを叱っているつもりでも、子犬からしたら排泄したこと自体を叱られていると思ってしまいます。

子犬がそのように学習してしまうと、飼い主さんに叱られたくない意識が先に働くようになり、隠れて排泄をするようになってしまい、トイレトレーニングもなかなか進まなくなってしまいます。

子犬がトイレ以外の場所で排泄してしまっても、絶対に叱ることはせずに、淡々と片付けるようにしましょう。

3.2.まずは排泄のサインをきちんと読み取る

トイレトレーニングを成功させるには、排泄のサインやタイミングを理解することです。

まず排泄のタイミングですが、一番多いのが「眠りから覚めたとき」です。目が覚めて立ちあがったら、まず排泄というのが最も多く、そして分かりやすいタイミングです。

その他には、食事の後や遊び終わって一息付いたときなどが、排泄のタイミングといえます。

そのタイミングで、子犬がクンクンと地面の匂いを嗅ぐような仕草をしたり、ソワソワし出したりしたら、それが排泄のサインとなります。

子犬によってはサインが分かりにくく、動きが止まったと思ったら出ているなんて子もいます。

子犬をよく観察していると、タイミングやサインにはある程度パターンがあるのが分かりますので、それを見極めるようにしましょう。

3.3.トイレをさせる時は声で指示を

排泄のタイミングが分かるようになりましたら、子犬が排泄する時にコマンドを決めて常に声を掛けるようにします。

コマンドは何でも構いませんが、「トイレ」などの簡単な単語がおすすめです。子犬が排泄をしている時には、必ずこのコマンドを言うようにします。

それを毎日続けていると、子犬の頭の中には「排泄=トイレ」の結び付きが完成していきます。

子犬が排泄をしたいような素ぶりを見せたら「トイレ」とコマンドを出してあげると、徐々にではありますが、自分からトイレの場所に行くようになっていきます。

もう一つのメリットは、外出先など犬が初めていくような場所でも、「排泄=トイレ」の結び付きができていれば、飼い主さんがコマンドをかければ犬はここで排泄していいんだな、と理解してくれるようになります。

3.4.上手にできたら褒める

トイレトレーニングの際には、叱らないのと同じレベルで大切なのが褒めるということです。

これはただ褒めればいいのではなく、タイミングがとても大事です。

子犬が決められた場所で上手に排泄ができたときには、排泄が終わった瞬間にすかさず褒めてあげてください。少し大袈裟に褒める位がちょうどいいです。

子犬は飼い主さんに褒められると嬉しいものです。排泄のたびに飼い主さんが褒めてくれれば、次も褒めてもらいたくて同じ場所でするようになっていきます。

トイレトレーニングは、数回で覚えてしまう子もいますし、覚えるまでに時間がかかってしまう子もいます。

兄弟犬であっても個体差はありますので、飼い主さんは焦らずに根気よく教えてあげるようにしてください。
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4.無駄吠えをしつけるときに注意すべき4つのこと

飼い主さんが吠えて欲しくないタイミングで犬が吠えることを「無駄吠え」と言いますが、これも適切なしつけをすることにより、なくすことは可能です。

無駄吠えのしつけを始める前に、注意すべき点を4つ紹介しておきます。

4.1.無駄吠えという考え方をやめる

人間が言葉で相手に何かを伝えるのと同じように、犬は吠えることで、周りに居る飼い主さんや犬たちに何かを伝えようとしています。

その何かとは、そのときの状況によって理由は様々あります。

理由があって吠えているのですから、飼い主さんが思う「無駄吠え」という物は実は存在しません。

「うちの犬は無駄吠えばかりして困る」や「無駄吠えをやめさせたい」と言う話をよく耳にします。

一般的には、吠えて欲しくない状況の時に犬が吠える事を「無駄吠え」と言うようですが、先にも書いたように、犬は意味があって吠えているのです。

ただやみくもに「うるさいから、黙って」と言ったところで、犬には全く通じません。

飼い主さんの言う「無駄吠え」をやめさせるには、まずは犬がどうして吠えているのかを理解する必要があります。

それを理解した上で、それぞれの理由にあった対処をしていくことで、無駄吠えをなくしていくことができます。

4.2.犬が吠える理由を考えよう

犬が吠えるには理由があると紹介しましたが、その代表的なものをいくつかあげていきます。

  • 自分の縄張りを守る為の威嚇

自分の縄張りに知らない人や犬が入ってきた時に吠えて、その対象を威嚇します。

チャイムが鳴った時や、家の前を人が通っただけでも吠える場合があります。

  • 飼い主さんの気をひきたい

単純に飼い主さんの気をひきたい時に吠えます。

吠えれば飼い主さんがかまってくれるということを、既に学習してしまっている場合に起こります。

  • 何かを要求する時

遊んで欲しい、散歩に行きたい、おやつが欲しいなど、何かをして欲しい時に吠えます。

これも吠えれば要求がかなったことを覚えていて、その時と同じように吠えれば要求がかなうと学習している証拠です。

  • 病気や怪我のため

痛みや苦しみを訴えようとする時に吠えます。犬は痛みなどには強く、自分の弱い部分を他には見せない習性があります。

そんな犬が痛みを訴えて吠えるということは、かなりの緊急事態ですのでなるべく早めに動物病院に連れて行くようにしてください。

4.3.要求吠えには応じない

犬が吠える理由をいくつか紹介しましたが、飼い主さんに向かって吠えている時は、大抵の場合何かを要求している吠えです。

これは要求されるたびに、飼い主さんが対応してあげればその場は吠えるのはなくなります。

ただし、吠えれば飼い主さんは言う事を聞いてくれるものだと学習されてしまうと、何かして欲しいたびに吠えるようになり、それが少しでも叶わないと分かると、さらに吠えるようになってしまいます。

要求吠えと認識できたのであれば、吠えている間は一切対応するのをやめるしかありません。

吠えるのをやめて大人しくなったところで対応するようにしていきましょう。

4.4.痛みを与えるしつけはしない

犬が吠えるからといって、叩いてやめさせるようなことは絶対にやめましょう。

飼い主さんが叩けば、その場は恐怖のあまり大人しくなるとは思いますが、それは恐怖で犬の行動を抑え付けているだけで、何の解決にもなっていません。

犬が吠えるとその声帯の動きに反応して、電流が流れる首輪をする飼い主さんもいます。

これも叩くのと同様で、痛みによる恐怖やストレスを犬に与えてしまうだけです。

痛みを伴うしつけの方法は、犬と飼い主さんの信頼関係を崩すことになり、犬は飼い主さんを恐怖の対象としてみるようになってしまいます。

5.ミニチュアダックスフンドの甘噛みのしつけ方

噛み癖は、子犬がする甘噛みの時期にしっかりとしつけておくことが大切です。

子犬の頃は歯の生え変わりに伴い、歯がむず痒くなりますので何かを噛みたがります。

それと同時にまだまだやんちゃ盛りですので、遊んでいる最中につい飼い主さんの手を噛んでしまうこともあります。

子犬が甘噛みをしてきた時にするおすすめの方法を紹介します。

  • 噛みついたら手は引かずに軽く押し込む

子犬と遊んでいる最中に噛まれると、つい手を引っ込めたくなります。

狩猟犬であったミニチュアダックスフンドは、口にくわえた物を引くと逆に力を込めてしまう性質があります。

そこで無理に手を引くと、手を傷つけてしまうかもしれません。

そんな時には、逆に手を子犬の口の奥の方へ軽く押し込んでみます。すると子犬は一瞬驚いて動きが止まり、口を開きますのでその瞬間に手を引き抜きます。

この口の奥に押し込まれる行為は、犬にとってはあまり気持ちのいい物ではありません。

何度か繰り返していくうちに、噛むと嫌な事が起こるというのを学習してくれます。

  • 大袈裟に痛がる

子犬が遊んでいる最中などに甘噛みをしてきたら、その瞬間に「痛い!」と大きな声を出して、身を隠すような仕草をします。子犬に背を向けても構いません。

しばらくして、同じ遊びをしている中でまた甘噛みをしてきたら、同じような行動を取り、その逆で同じ遊びをしても噛んでこなかった場合には褒めてあげてください。

これを繰り返していくことで、噛むと大きな声を出されて遊びを中断されてしまうけれど、噛まなければ飼い主さんが褒めてくれると学習していきます。

  • 噛んでよいおもちゃなどを与える

子犬は歯の生え変わり時期には、どうしても何かを噛みたがります。好きなだけ噛んでいいように、子犬が思い切り噛んでも壊れないような丈夫なおもちゃを与えてあげましょう。

ただし、あまり固すぎるおもちゃは、まだ柔らかい子犬の歯や歯茎にはよくありませんので、子犬用の物を用意することをおすすめします。

自由に噛む物があれば、子犬もストレスを感じずに過ごすことができます。
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6.成犬になったミニチュアダックスフンドのしつけ

成犬になってからしつけをするのは、飼い主さんの本気度が大きく関係してきます。

しつけをすること自体は不可能ではありませんが、子犬にしつけるのと比べると時間も根気も必要になってくるからです。

成犬のしつけは、基本的には子犬にしつけをする時と方法は同様でかまいませんが、一度覚えてしまっていることをリセットするのですから、最初は犬も混乱してしまうかもしれません。

それでもしつけをすると決めたからには、妥協はせずに一貫した態度で接するようにしてください。

他に同居の家族が居るようでしたら、家族間でも必ず同じ対応をするように話し合っておく必要があります。

お座りなどのしつけは、最初はお気に入りのおもちゃなどで気を引きながら軽くお尻を押して座らせます。

この時「お座り」など単語のコマンドを前もって決めておきましょう。コマンドを言いながら「お座り」の動作を教えてあげます。

そして、座った瞬間に褒めてあげるようにしてください。

全てのことにおいて、上手にできたその瞬間に大袈裟な程褒めてあげるのがポイントになります。

そして、上手にできなかったとしても、大きな声でしつこく叱ったり、叩いたりは絶対しないでください。

飼い主さんに恐怖を感じるようになってしまうと、犬との信頼関係が崩れ、しつけ自体もうまくいかなくなってしまいます。

しつけの進みが悪く、飼い主さんがイライラしたり焦ったりすることもよくありません。

犬は飼い主さんの気持ちを汲み取ってしまいますので、飼い主さんのイライラした気持ちが犬に伝染してしまうと、犬の気持ちも不安定になってしまい、これもしつけには悪影響を及ぼします。

成犬のしつけは時間がかかるものだと開き直り、ゆったりした気持ちで犬と向き合うようにしていきましょう。

7.ミニチュアダックスフンドの散歩の重要性としつけで気を付けたいこと

室内で毎日自由に動き回っているから、お散歩は必要ないと思われている飼い主さんもいるかもしれません。

室内での遊びと、外でのお散歩は違った意味がありますので、散歩の重要性について説明していきたいと思います。

7.1.ミニチュアダックスフンドの散歩の重要性とは

室内で飼っている小型犬でも、散歩は毎日必要です。

何故散歩が必要なのかを3つ紹介していきます

  • 運動不足解消

日々身体を動かさないと犬も肥満になってしまいます。

特にミニチュアダックスフンドの場合には、胴長の体型をしていることからヘルニアなどの腰の病気にかかりやすいです。

日々運動をして適度な筋肉を付けておくことで、腰へかかる負担も減り健康維持にも繋がっていきます。

  • ストレス発散

犬は外の空気を吸うことで、様々な臭いや気配を感じ取ります。

それがストレスの発散にも繋がっていますので、1日中室内に置いておくのではなく、外に連れ出して気分転換をさせてあげてください。

  • 社会性を身に付ける

散歩中に、家族以外の人や他の犬と触れ合いを持つことで、社会性が身に付いていきます。家族以外の人との触れ合いを適度に持たない犬は、神経質になったり臆病になったりする場合があります。

どうしても他の人が居る場所に、連れて行かなければならないことがあるかもしれませんので、その時の為になるべく家族以外の人にも慣らしておく方がよいでしょう。

ミニチュアダックスフンドは、元々は狩猟犬として走り回っていたような犬です。

その頃の本能は犬の中に残っていますので、同じようなサイズの小型犬よりは散歩はしっかりとしてあげないと運動不足からストレスを溜めてしまうかもしれません。

7.2.ミニチュアダックスフンドの散歩のしつけで気を付けたいこと

ミニチュアダックスフンドは、警戒心の強いところがありますので、散歩中に他の犬や知らない人に向かって吠えることがよくあります。

知らない人が近くにくると、威嚇行動をすることもあるようです。

こんな時には、軽くリードを引き必ず犬の目を見て「いけない」と低めの声で叱りましょう。叩いたりする必要はありません。

いけない事はいけないと、根気よく言い続けていけば徐々に覚えていってくれます。

また、他の犬や人に向かって吠えてしまう間は、散歩の時のリードは特に短めに持つようにしましょう。

7.3.ミニチュアダックスフンドの散歩のしつけ方

ミニチュアダックスフンドは好奇心も旺盛ですので、散歩時には色々な物に興味を示しなかなか真っすぐ歩いてくれないことがあります。

散歩中に犬が引っ張ってどんどん先に行ってしまうようであれば、リードを軽く引き、飼い主さんはその場に立ち止まりましょう。

そして、「おいで」と言いながら犬を近くに引き寄せます。犬が足元まで来たらすかさず笑顔で褒めてあげましょう。

その後また歩き出すと、おそらくまた引っ張って進んでいってしまうと思いますが、先に行ってしまったら、また先程と同じように立ち止まり引き寄せ、近くまできたら褒めてあげます。

これを何度も繰り返し行います。散歩に出てもなかなか前に進まず、かなり根気のいる作業になりますが、飼い主さんの前を行くとなかなか散歩に行かれないことと、飼い主さんの近くに行けば笑顔で褒めてもらえるしまた前に進み始めることを、だんだんと結び付けて覚えるようになります。

犬にとっては、飼い主さんに褒めてもらえることと、歩きはじめることは「いい事」になります。飼い主さんの側にいれば「いい事」があると学習してくれれば、きちんと横について歩くようになってくれます。
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8.ミニチュアダックスフンドのしつけ教室

ミニチュアダックスフンドのしつけがなかなかうまくいかなくてお悩みの飼い主さんは、しつけのプロにお願いするのも一つの方法です。

噛み癖や、無駄吠えなどの問題行動がなかなか治らない場合にも、一度家族以外の人にお願いしてみると、犬も気分が変わって行動が改善されるかもしれません。

本などを見てその通りにしつけをしているつもりでも、気が付かないところで間違ったしつけをしている場合もありますので、何かお困りのことがある場合には相談をしてみるだけでもいいかもしれません。

ミニチュアダックスフンドのしつけをする場合の、おすすめのしつけ教室をいくつか紹介しておきますので、参考にしてください。

  • DOG INDEX

http://www.dogindex.jp/index.html

おやつを使わず犬を褒めてしつけをしていく方法を教えてくれます。

  • Love Like Dachs!!

http://www.lovelike-dachs.com/shituke/

基本的なしつけから、上手な遊び方まで教えてくれます。

  • DOGLY

http://dogly.jp/dogs/m-dachshund.html

社会性を学ぶ幼稚園コースや、グループ教室なども開催しています。

9.まとめ

ミニチュアダックスフンドの特徴や性格などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

まずは信頼関係を築き、そのうえで生活環境に慣らしていってあげましょう。周りの環境に順応していくのもしつけの一貫となります。

 

子犬は成犬よりも排泄の回数が多いです。トイレに限らず何かを教える時には、何度も繰り返し練習する必要がありますので、この排泄回数が多いことを利点と捉えて、子犬のペースに合わせながら焦らず根気よくトレーニングしていってください。

 

成犬になってからのしつけについてですが、これは飼い主さんが本気で根気よく取り組む事で成功に近付きます。

ただし、子犬に教える時よりは、時間がかかることは覚悟してください。それでも不可能なことではありませんので、犬との信頼関係を崩さないように、気持ちに余裕を持って進めていくようにしてください。

そしてお散歩は、なるべく毎日連れて行き運動不足にならないようにしてあげてください。

お散歩に行く時には、好奇心旺盛の性格からか、最初は落ち着いて歩いてくれないかもしれませんが、これもきちんと教えていくことで解消されていきますので、根気よく教えてあげるようにしましょう。

 

陽気で明るい性格のミニチュアダックスフンドと、楽しく過ごしていってください。
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