犬の血尿は要注意!血尿に気づいた時に飼い主が取るべき対処法とは

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すべての犬にとって、尿と便は健康のバロメーターです。

そのため、犬の尿がなかなか出ない状態になったり、便秘ぎみである、というのは健康に大きな悪影響を及ぼします。

愛犬が血尿を出す時も、もちろん例外ではありません。この記事では血尿が出る原因、血尿が出た時の対処法、尿の色で健康を判断する方法についてまとめました。

犬は自分の体調不良を訴える事はできませんので、健康管理は飼い主の義務です。小さなことでも病気のサインになりますので、ぜひ見落とさないようにこの記事を参考にして下さい!

目次

1.犬が頻尿で血尿が出る原因
1.1.尿路結石症とは
1.2.尿路結石症が起こる原因

2.犬の血尿で血の塊がでた場合の対応は?
2.1.血尿と血の塊が出た時、考えられる病気とは?

3.尿路結石はストレスが原因?
3.1.ストレスと血尿を防ぐためにできること
3.2.尿路結石の再発を防ぐには
3.3.尿路結石にかかりやすい犬種は?

4.尿の色で病気がわかる?
4.1.尿の色が薄い
4.2.尿の色が濃い
4.3.尿の色が茶色、または赤い
4.4.尿がキラキラとしている
4.5.尿が無色透明
4.6.「正常な尿」とはどんなもの?

5.元気で食事も食べるが血尿が続くのはなぜ?
5.1.下痢などの症状もある場合はかなり深刻な状態
5.2.メスの犬の場合は生理かも

6.迷ったらかかりつけの獣医に相談

7.まとめ

1.犬が頻尿で血尿が出る原因

犬が血尿を出す理由はひとつだけではありません。

前立腺肥大や膀胱炎の他に、犬が玉ねぎを誤って食べてしまった場合も、中毒症状を起こして血尿を出すことがあります。

しかし愛犬が何度も排尿しようとするけどなかなか出ない、というのは危険な状態です。

さらに、やっと尿をしたと思ったら、なんと血尿が出てきたということになると、愛犬の健康を願う飼い主としては、パニックを起こしてしまうことでしょう。

もしトイレを行う回数が増えているにも関わらず、一回に出る尿の量が少なくて最終的にはピンク色や赤い色の尿が出てしまった場合は、愛犬が「尿路結石症」にかかっている可能性があります。

尿がピンク色や赤い色になっているのはもちろん血液の色です。尿に混じる血液の量で色が異なっているのです。

この状態を放っておくと悪化して「尿毒症」や「急性腎不全」になってしまうことがあります。

そのような事態にならないためにも、まずは尿路結石症がどのような病気かについて、知識を深めましょう。

1.1.尿路結石症とは

尿路結石症とは、体内で作られた結石が、尿道をふさいで尿を出しにくくする病気です。

結石が尿道をふさぐと、犬は尿をしたくても出せない状態になります。

これは、しゃがんで排尿の姿勢をとってもなかなか尿が出なかったり、出してもごく少量しか出ない、という状態です。

人間と同じように犬の尿は、体内の余分な水分や老廃物が含まれていますので、外に出す必要があります。

そして、尿が体外に排出できない場合は、腎臓にも大きな負担をかけてしまいます。尿が出ない状態が続き、悪化すると腎臓にも毒素がまわり、ほとんど機能しなくなってしまい、腎不全を起こします。

腎不全になると、愛犬は下痢やおう吐、失神やけいれんをおこし、最悪の場合は死に至ります。万が一命を取り留めたとしても、重症化している場合は完治をすることは難しいです。

尿と同時に結石が出た場合は、それによって尿道が傷つけられると血尿の原因になってしまいますし、尿道炎や膀胱炎を併発している可能性もあります。

尿路結石症は完治しないとくせになり、何度も再発してしまいます。

愛犬の尿がほとんど出ていない、何度尿をする体勢をしても少しずつしか出してない、といった場合は尿路結石症になっている可能性を疑い、早めに病院に連れて行って治療と再発防止につとめましょう。

1.2.尿路結石症が起こる原因

尿路結石症は人間にもある病気ですが、実は結石の成分にはいくつか種類があります。

そして、犬にできる結石の成分は、大きく分けて「ストルバイト結石」「シュウ酸カルシウム結石」の2種類があります。

その中でも特に多くできるのは「ストルバイト結石」で、これは通常犬の尿の中では溶解状態になっている成分です。

しかし、膀胱や尿道が細菌に感染すると、成分の関係から体内で作られる結石です。

通常、犬の尿は酸性ですが、何らかの理由で細菌に感染してしまうと尿がアルカリ性に変わります。

もちろん犬の尿道や膀胱は、すぐに細菌感染をしてしまうわけではありませんが、例えば犬が強いストレスを感じていると抵抗力が落ちてしまい、細菌に感染しやすい状態を作ってしまうのです。

それまで尿が酸性の時には溶解状態になっていた「リン酸アンモニウムマグネシウム」ですが、尿がアルカリ性に膀胱内で結晶化してしまいます。

この結晶化した「リン酸アンモニウムマグネシウム」が徐々に大きくなり、先ほど述べた「ストルバイト結石」へと変化するのです。

尿路結石症この結石が尿道をふさぎ、尿が出にくくなってしまうことで発生します。

2.犬の血尿で血の塊がでた場合の対応は?

犬が出した尿が血尿だったことに加えて、血の塊などが混じっている場合は、膀胱が弱っている可能性があります。

膀胱の粘膜が弱って傷がついた場合、出血すると尿の中に血液が混ざってしまうことが血尿の原因です。

血尿の色は、ピンク色やオレンジ色、赤だったりと出血状態によって異なりますが、膀胱の中で出血した血が塊になってしまうと、尿と一緒に血の塊も排出されることがあります。

このような場合はどのような病気が考えられるか、次項で詳しく述べたいと思います。

2.1.血尿と血の塊が出た時、考えられる病気とは?

愛犬が血尿と一緒に血の塊が出した場合は、膀胱炎になっている可能性が考えられます。

血尿を出す以外にも、陰部を頻繁になめていたり、しゃがみこむことが多いのに尿がなかなか出ない、なども膀胱炎の特徴です。

陰部を頻繁になめるのは、膀胱炎によって尿道周辺が痛むためにかばっている行動です。

陰部をなめるのは猫に多く見られる行動ですが、犬でも行うことがあります。

血尿以外に、愛犬が何か普段と違う行動をしていないか注意して観察するようにしましょう。

膀胱炎は尿路結石症とも密接な関係がありますので、早めに病院へ連れて行き、治療する必要があります。

また、血尿と一緒に血の塊が出てきた場合は、かかりつけの獣医さんに早めに連れて行くことは重要ですが、連れていく際には可能な限り血尿を拭きとらずに、液体の状態で動物病院に持っていくようにしましょう。

血尿を液体のままで病院に持っていくと、検査をしてもらうことで原因をはやく突き止められます。そのため、可能であればなるべく一緒に持っていくようにして下さい。

膀胱炎は、尿路結石が原因の場合は結石を取り除くための治療を行い、結石が原因ではない場合は抗生物質を投与して治療します。

また、膀胱炎は水分補給をして尿をたくさん出すことも自宅できる治療です。愛犬のために綺麗な飲み水を用意し、たくさん飲ませて尿をしっかり出させるようにしましょう。

3.尿路結石はストレスが原因?

尿路結石の原因は、膀胱や尿道が細菌に感染するためだと先に述べましたが、ではなぜ犬の膀胱や尿道細菌に感染してしまうのでしょうか?

細菌に感染してしまう理由は色々あげられますが、少量の細菌や雑菌が膀胱に入ったとしてもすぐに尿路結石になることはありません。

先ほども少し触れたように、尿路結石や膀胱炎にかかってしまう最大の原因は、ストレスによるものではないかと言われています。

犬も人間と同じく、大きなストレスを感じると体内の免疫力が低下し、細菌が発生しやすい環境を作ってしまいます。

ここでは、ストレスによる尿路結石や血尿の理由と、再発を防ぐ方法をまとめました。

3.1.ストレスと血尿を防ぐためにできること

愛犬が感じるストレスを軽減し、血尿を防ぐためにはどのようなことに気をつければいいのでしょうか?

まず、愛犬のストレスになる原因を探すことが大切です。

例えば住環境にストレスの原因はないでしょうか?

騒音が頻繁に起こったり、冷暖房が極端にきき過ぎている場合や、空調が悪くて空気の流れが悪いなど、居住空間の悪さは犬にとってもひどいストレスになります。

また、飼い主とのコミュニケーションが少ないと、犬も孤独感を感じてしまいます。

長時間留守番をさせられて一人ぼっちの状態が長く続いたり、散歩になかなか連れて行ってもらえない状態も、犬の大きなストレスの原因です。

このようなストレスの解決方法としては、部屋の温度を愛犬が快適に過ごせるように設定したり、なるべく散歩や遊ぶ時間を作ってあげる事でしょう。

ただし、排尿のチェックはコマ目にすることが肝心です。

飼い主がストレスを解消したつもりでも、愛犬の血尿が続く場合はすぐに病院に連れて行って下さい。

3.2.尿路結石の再発を防ぐには

尿路結石は一度かかると、再発を繰り返すなどくせになる傾向があると言われています。

病気自体は病院で治療を受け、抗生物質の投与などで直すことができます。

抗生物質を投与すると、尿がアルカリ性から通常の酸性に戻るので「リン酸アンモニウムマグネシウム」が結晶化せずに結石を作られる事もありません。

しかし、病気はどんなものでも愛犬の体に負担をかけてしまいます。

尿路結石の再発防止のためには、膀胱炎と同じように清潔な水をたくさん飲ませてあげることです。

水をたくさん飲むと、体内の水分量も増えて尿も正常にでるようになります。尿が正常に出る事は、体内の水分循環が上手くいっている証拠です。

水分循環が上手くいくことで細菌の繁殖を防ぎ、ひいては尿路結石の再発防止にもつながります。

水分をたくさん摂取させると同時に、排尿がしやすい環境も整えてあげましょう。

犬は人間が思っているよりも排尿を我慢しやすい動物です。

飼い主が留守にして、一日ケージの中にいる場合などは、ケージの中にペットシーツを用意しても、自分のいる環境が不潔になることを嫌がってずっと我慢する場合もあります。

排尿をがまんさせると、せっかく清潔な水を与えて体外に排出させようとしている細菌や雑菌が体内にとどまったままになります。

そのような循環の悪さは尿路結石の再発につながりますので、トイレはいつも清潔にし、愛犬がトイレで排尿しやすい環境にしてあげることが大切です。

また、生活環境を整えて、愛犬の状態を清潔に保つことも病気の予防につながります。シャンプーを月1~2回ほど行ったり、排便後は肛門周辺を下から上に優しくふき取って、便が尿道につかないように気をつけてあげましょう。

雑菌を多く含む便が尿道につくと、炎症を起こして再発の原因になってしまいます。

愛犬が普段の生活でくつろぐソファや犬用ベッドなどもこまめに掃除し、清潔な環境を用意してあげましょう。

犬は清潔好きですので、不潔な環境も強いストレスの原因になります。

尿路結石の再発を防ぐためには、バランスの取れた食事を与えることも忘れてはいけません。

最近では結石を防ぐ機能のあるドッグフードが販売されていますし、尿を酸性に保って結石を作らないようにするサプリメントも販売されています。

普段から愛犬の生活環境を清潔にしても、尿路結石が再発してしまう、と愛犬の体調が気になる方は、このようなドッグフードやサプリメントを試してみるのもいいでしょう。

3.3.尿路結石にかかりやすい犬種は?

犬は100種類以上の犬種があり、小型犬から大型犬まで幅広い体格ですが、その中でも尿路結石にかかりやすい犬種はいるのでしょうか?

犬の結石にはいくつか種類があると申しあげましたが、その中でも最も発症する確率が高い「ストルバイト結石」は、遺伝的にミニチュアシュナウザーや、日本ではあまりなじみのない犬種ですが、ビションフリーゼがかかりやすいと言われています。

また、プードルやダックスフント、ウェルシュコーギー、シーズーなども普段から水を飲む量が少ないため、ストルバイト結石にかかりやすい犬種に含まれています。

これらの犬種を飼っている場合は、水分量の多い缶づめタイプのドッグフードを与えたり、清潔な水を用意するなど、工夫して積極的に水分を取らせるようにしましょう。

このように、ストルバイト結石にかかりやすいとしてご紹介した犬種は、主に小型犬です。

しかし、尿路結石は犬種や体の大きさに関わらず、どの犬種でも発生する可能性がある病気です。

ここまで例にあげた犬種を飼っていない場合でも、ストレスによる免疫力の低下や不潔な環境などで尿路結石になることは十分に懸念されます。

先に述べた予防方法をもとにして、愛犬が尿路結石、ひいては血尿になる状態を防ぐように気をつけましょう。

4.尿の色で病気がわかる?

尿や便は愛犬の健康のバロメーターと言われていると先に述べましたが、毎日の尿の色や特徴で愛犬の健康状態がわかることがあります。

ここでは、尿の色で考えられる病気についてまとめました。

4.1.尿の色が薄い

犬の尿は黄色が正常なのですが、愛犬の水を飲む量が急に増えている場合は、水分の過剰摂取やホルモン系の病気が考えられます。

尿の色に問題がないからといってそのままにするのではなく、愛犬の普段の行動に変化がないかもきちんと見ましょう。水分の摂りすぎも病気の徴候である可能性が高いのです。

4.2.尿の色が濃い

正常な犬の尿は薄い黄色ですが、愛犬が濃い黄色の尿をする場合は水分が不足していたり、肝臓や胆嚢に異常がある場合があります。

通常、尿は体内の老廃物や余分な水分を肝臓や腎臓でろ過し、膀胱へと送られるのですが、肝臓の調子が悪い場合は尿の色が濃くでることがあります。

しかし、愛犬が散歩をしたり激しい運動をした後に排尿すると、体内の水分が運動によって発散されたため、必然的に水分量が少なくなり尿の色が濃く出る事があります。

このような排尿のタイミングによっては、すぐに病気の可能性を考える必要はありませんが、2・3日ほど濃い色の尿を出す場合は動物病院へ相談しましょう。

4.3.尿の色が茶色、または赤い

尿の色が茶色い状態や赤い状態は、中毒症状で血液が尿に流れ込んでいる状態が考えられます。

例えば、玉ネギなどのネギ類を食べた場合もこのような症状が起きます。玉ネギをはじめとするネギ類には「アリルプロピルジスルフィド」という有機化合物が含まれており、これが犬の血液内でヘモグロビンを酸化させて貧血症状を起こします。

酸化したヘモグロビンは赤血球から出て尿と共に排出され、これが血尿の原因になるのです。

ヘモグロビンは便と共に排出される場合もあり、同時に血便が出ている場合も要注意です。

玉ネギは直接与えるだけでなく、一緒に調理をした肉を与えるだけでも中毒症状を起こす可能性があります。また、玉ネギを切った後のまな板を洗わずに使った場合も同様です。

中毒症状を緩和させる薬はありませんので、このような色の血尿が出た場合も病院で診察を受けさせて下さい。

4.4.尿がキラキラとしている

愛犬が排尿をした後、ペットシーツに残された尿がキラキラ光っている、という場合もあります。

このような尿の状態も病気のサインで、これはこの記事で何度も取り上げた「ストルバイト結石」が結石になる前の結晶化した状態です。

ペットシーツの尿が乾くと、キラキラとした粒粒の状態が残ります。この場合も結石になる前の段階だからと放置せずに病院で検査・治療を受けてもらって下さい。

その時にペットシーツの排尿も一緒にもっていき、「ストルバイト結石」について検査をしてもらいましょう。

この状態で放置すると、この記事で述べているように、尿路結石症や血尿の原因になってしまいます。

4.5.尿が無色透明

犬がペットシーツに排尿した時、尿の色が無色透明で臭いもしない場合は、腎臓に異常がある可能性があります。

肝臓と同じく腎臓は老廃物をろ過する機能がありますが、腎臓が正常に動いていない場合は、正常な尿を作れないためにこのような無色透明で臭いが全くない状態になるのです。

腎臓が機能しないと体内に老廃物が残っている可能性がありますので、こちらも動物病院で治療が必要になります。

4.6.「正常な尿」とはどんなもの?

それでは、健康な犬が排泄する「正常な尿」とはどのようなものでしょうか?

通常、犬の尿は薄い黄色で、アンモニア臭が少しします。この状態こそが、正常な尿の状態です。

しかし、この色が濃かったり、別の色や無色透明になっている場合は臓器に何らかの問題がありますし、臭いが強い場合も健康状態に異変が起きていると考えていいでしょう。

これらの対応方法は最終的に病院に行くことです。排泄物の異常は飼い主の独断ですと取り返しのつかない可能性があります。そのため、気になることは早めに対応してもらい、愛犬の健康状態を保つことが大切です。

5.元気で食事も食べるが血尿が続くのはなぜ?

愛犬がいつも通り元気で、食欲も旺盛なのに血尿が続いている…どんなに元気そうに見えても、尿や便に異常があると心配になるものです。

犬の血尿が続く場合は、どのようなことを予測し、対応した方がいいのでしょうか?

ここでは愛犬の血尿から考えられる可能性についてまとめました。

5.1.下痢などの症状もある場合はかなり深刻な状態

愛犬が一見元気そうに見えても、尿を出す時にしゃがんでもなかなか出すことができない場合は尿路結石の可能性があります。

尿路結石は、オス・メス性別問わずにかかってしまう病気ですが、特に尿道が長いオスがかかりやすいとも言われています。

また、愛犬がなかなか尿を出さない他に、下痢を起こしている場合は危険信号です。尿が出ない上に下痢をする場合は尿毒症にかかっている可能性があり、腎臓がほとんど機能していません。

そのため、病院に言っても元気に回復する可能性は極めて低いと言われていますが、もちろん動物病院に早く連れて行って、指示を仰いで下さい。

尿路結石が悪化し、腎臓に毒素が回ることで尿毒症にかかる、と先ほども述べましたが、腎臓は「沈黙の臓器」と言われているほど耐久率の高い臓器です。

そのため症状が表面化してきた時には、命に関わるほどの状態になっている可能性が非常に高くなります。

下痢以前に、愛犬が散歩や遊びなどをすると疲れやすくなっているように見えたりするのは、尿毒症の初期症状かもしれません。

さらに病状が進行すると、愛犬の体がむくんでいたり、腹部にかたまりのようなものが見られます。

下痢をしている時には、同時に嘔吐をしたり、口臭にアンモニア臭が混ざってないかも判断の基準になります。

末期状態になると、痙攣や昏睡状態を引き起こしてしまい、このようになるとほとんど助けることが困難になります。

まずは、愛犬のトイレをチェックし、ペットシーツにどれくらいの尿をしているのか、尿の色はどのようになっているか、下痢はしていないか、など普段から排泄物はきちんとチェックしてあげましょう。

5.2.メスの犬の場合は生理かも

先に尿路結石はオス・メス両方ともかかる病気と述べましたが、メスは発情期を迎えると生理になり、陰部から出血することがあります。

生理中の場合は、血液が尿に混じり、それが血尿のような状態を引き起こすのです。

もし飼っている愛犬がメスの場合は、不妊手術を行っていないと半年に一度の周期で発情期を迎えて生理になります。

血尿を出す場合は発情期を迎えたのかどうか周期を調べ、陰部からの出血を確認して下さい。

生理中は、愛犬が座ったところも血液で汚れる可能性がありますので、血尿以外にそのような汚れがないか調べましょう。

また、尿の他に便も下痢状態になっていないか、食欲や散歩など普段と変わりはないか、飼い主がきちんと見てあげることが最も大切です。

6.迷ったらかかりつけの獣医に相談

血尿は出ているけど、愛犬はいつも通り元気で食欲もあり、散歩や遊ぶことも楽しんでいるように見える。

血尿も薄い色のようなので、どう判断していいのかわからない、と迷う場合もあると思います。

そういう時には、やはり飼い主の独断で判断をせず、かかりつけの獣医さんへ相談しましょう。

飼い主が問題ないと判断しても、実際には病気が思ったよりも進行していたり、逆に重病だと心配していたことが実際には軽いものだった、という場合もあります。

当たり前のことですが、犬は自分の体の状態について詳しく話すことはできません。愛犬の健康を守るのは、一緒に生活している飼い主の判断次第なのです。

もし獣医さんの判断に納得がいかない場合は、セカンドオピニオンという選択肢もあります。

とにかく、愛犬の健康面で不安を感じる時にはまずは獣医さんへ相談することをおすすめします。

7.まとめ

いかがでしたか?

犬が血尿を出す大きな原因の尿路結石症は、本文でも述べたように放置すると愛犬の腎臓にも深刻なダメージを及ぼす恐ろしい病気です。

愛犬が尿を出したいのに出せない、出しても色がピンク色だったり、赤かったりするなど、明らかに血尿だと感じられる場合は尿路結石の可能性を疑いましょう。

尿路結石は、オス・メス両方がかかる病気ですが、特にオスは尿道が長いためにかかる確率が高いと言われているので注意が必要です。

恐ろしい病気の尿路結石症ですが、きちんとした対処をして、早めに処置をすれば愛犬の状態が重症になることを防げます。

かかりつけの獣医さんとも連携を取りながら、ぜひ可愛い愛犬の健康を守ってあげましょう!

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