犬の捻挫の症状がわかる!治療にかかる費用・時間と予防法

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犬を飼っていれば、楽しいこともあれば、つらいこともあります。たとえば、外へ遊びに行き、喜んだ顔をしながら走り回っていれば、わが子のように感じるでしょう。

けれども、板子一枚下は地獄、という言葉があるように、楽しげに走り回っている最中に、急旋回し、捻挫してしまうこともあります。犬によっては、その場に立ち止まり、ワンワン鳴き叫んでしまうかもしれません。

しかし、捻挫の危険性は、外ばかりではありません、室内においても、高い所から急に飛び降りたり、走り回って足を滑らせても、捻挫になります。

このように、犬の捻挫は、実に身近なものであり、いつでも起きる可能性があります。飼い主であれば、是非覚えておくべきでしょう。

ここでは、そんな犬と捻挫を取り上げ、症状や治療方法、あるいは、予防について、お話しています。

目次

1.犬の捻挫
1.1.捻挫の症状
1.2.病院ではどのような処置がされるの?
1.3.一般的な捻挫の治療方法
1.4.捻挫した時に飼い主ができることはあるの?

2.捻挫が完治するまでにかかる時間と気になる費用
2.1.完治するまでどれくらいの時間が必要?
2.2.どれくらいの治療費がかかるの?
2.3.動物病院で処方される痛み止めのタイプ

3.捻挫を防ぐためにできる3つのこと
3.1.部屋の中で遊ぶ際に注意したいこと
3.2.外で遊ぶ時やお出かけ中に注意したいこと
3.3.ほかの症状や病名で犬の病気を調べる

4.まとめ

1.犬の捻挫

犬の捻挫も、人と同じように靭帯(じんたい、英名:ligament)を傷めたものです。

靭帯とは、関節をつないでいる部位になります。犬の捻挫であれば、前足の手根関節、後ろ足の足根関節を傷めるようになります。手根関節も足根関節も、犬の足首部分になり、関節としては、もっとも地面に近い部位です。

捻挫してしまう原因には、様々なことがあります。たとえば、高い場所から落ちてしまい、着地が上手くできず、足首をひねってしまうケースです。

あるいは、急な方向転換でも、足首をひねることがあります。こういう原因は、人と共通している面もあるでしょう。

また、犬の捻挫にも、次のような重症度があります。

I度:軽度とも呼ばれています。靭帯の繊維が裂かれた状態で、痛みも軽度と言えます。

II度:部分断裂とも呼ばれています。靭帯の一部が断裂してしまった状態で、軽度よりも痛みを伴います。

III度:完全断裂とも呼ばれています。靭帯が二つに分かれてしまった状態で、最も痛みを感じるものです。

なお、II度の部分断裂、あるいは、III度の完全断裂の場合、脱臼や骨折につながることもあります。脱臼には、骨が完全に外れた脱臼と部分的に外れた亜脱臼があります。また、骨折には、疲労骨折や亀裂骨折などがあります。

1.1.捻挫の症状

犬が捻挫をしているのか否かを判断するには、どのような症状があるのかを知っておくことでしょう。もっとも一般的なケースとしては、足を引きずる動作です。前足でも後ろ足でも、イッテンポ遅れるような動きになります。

また、左右対称では動かず、どこか不自然な感じの場合も、捻挫の症状に含まれます。日頃から歩き方などを注意しておくことも、重要でしょう。

さらに、足を地面に着けずに、持ち上げ、飛ぶようにしながら歩く状態も、捻挫の症状です。

特に前足の場合、先に踏み出す足でもあるので、非常に歩きにくい状態です。いわば、人における片足ケンケンのように歩くため、どこか不自然さがあることは、ひと目で分かることでしょう。

上記のほか、代表的な症状としては、以下のようなものがあります。

1. 関節部分が腫れている。

2. 関節付近を触ると、異常に熱い。

3. 触ろうとすると、極端に嫌がったり、声を上げる。

なお、捻挫した関節部分は、炎症を起こすため、赤く腫れていることがあります。しかし、被毛があるため、見た目には分からないことがあります。

1.2.病院ではどのような処置がされるの?

動物病院で行われる処置も、人の場合と似たようなものです。以下、一般的な処置方法として、説明します。

1. 問診

口頭でどのような状況であったのか等を聞かれます。

答えとしては、たとえば、高い所から飛び降りた際、変な形で着地し、以後おかしな歩き方になった等です。

あるいは、走っている最中に、急に方向転換し、足が変な形で曲がってしまい、大声で泣きながらその場に止まってしまった等です。

2. 触診

獣医師が直接患部に触れて、傷めた部位などを確認します。この際、触られるのを極度に嫌がる犬もいるかもしれません。飼い主は、なるべく大人しくさせるように、日頃からの良好な関係を築いておくことが大事です。

3. レントゲン

触診した後に軽度の捻挫であると判断しても、見えない箇所に大きな傷がついていることもあります。

念のため、レントゲンを取ることで、さらに傷めた部位を特定することになります。この時もまた、愛犬が暴れたりしないよう、飼い主がきちんと、そして優しく触れてあげることが大切です。

4. 痛み止め注射

人の捻挫と同様、痛みがあれば、ゆっくり休むこともできません。犬用の痛み止めを打つことで、安静にするように進められます。痛み止め注射後、薬を処方され、その日は帰宅となります。

以上、一般的な犬の捻挫における、動物病院での処置となります。ただし、捻挫の程度によっては、その日に帰宅せず、入院ということも考えられます。こういうことがあり得ることも、十分理解しておくべきでしょう。

1.3.一般的な捻挫の治療方法

一般的な捻挫の治療方法は、炎症に対処するものでしょう。人にも共通している面もありますが、犬の捻挫に対するものは次の四つになります。

1. 安静にすること

犬が傷めた部位を動かさないように、静かに休ませることです。捻挫における最も知られた治療方法でもあります。

2. 冷やすこと

氷水などを使って、傷めた部位を冷やします。捻挫の場合、血液が急激に流れ、他の部位などに悪影響を与える恐れがあります。そのため、傷めた部位を冷やし、急激な流れを抑えることが目的となっています。

3. 圧迫すること

犬が捻挫をすれば、急激に血液が流れますが、傷めた部位に溜まってしまいます。そうなれば、ますます炎症がひどくなるため、傷めた部位を圧迫します。こうして、溜まってしまった血液量を減少させます。

4. 高く持ち上げる

これも血液の流れに関係します。心臓よりも低いところにあり、なおかつ、流れが通常とは異なってしまえば、傷ついた部位に溜まってしまいます。それを減らすために、心臓よりも高いところに、犬の足を持ち上げるようにします。

以上、一般的な治療方法になりますが、別名でも呼ばれることがあります。すなわち、安静のRest、冷却のIcing、圧迫のCompassion、上げることのElevasionのそれぞれの頭文字を取り、RICEとも言われています。

1.4.捻挫した時に飼い主ができることはあるの?

犬が捻挫した時に、飼い主ができることも、一般的な治療方法に基づいています。以下、具体的なことをお話します。

1. 安静にすること

散歩などをせず、犬が安心しながら静かにできるところに、寝かせます。日頃からケージを使っているのであれば、慣れている所でもあり、最も安心できるでしょう。

また、サークルであっても、同様です。どちらも日頃から使っていないのであれば、日常利用しているベッドなどを持ち込み、犬を休ませるようにします。

2. 冷やすこと

氷水以外では、冷水あるいは氷を使って、傷めた部位を冷やします。今では湿布もあるため、それを使うことも大切でしょう。また、氷嚢を使うことも問題ありません。

ただし、人の場合と同様、冷やしすぎれば、逆に傷みを広げてしまうこともあります。必ずタオルなどを巻いて利用するようにしましょう。

3. 圧迫すること

包帯やバンデージを使うことが、通常でしょう。傷めた部位の辺りに固定することで、炎症を抑えることができます。

ただし、犬はケガなどをした時、非常に神経質になることがあります。これは動物一般に当てはまることかもしれません。

そのため、包帯やバンデージを巻く際は、犬を刺激しないようにすることが重要です。もしできない場合、まずは休ませることが第一になります。

4. 高く持ち上げる

人の場合であれば、足を高く上げることは簡単です。しかし、四足動物である犬の場合、非常に難しく感じるでしょう。そうは言っても、心臓よりも高く持ち上げることで、傷めた部位の広がりなどを抑えます。

では、どのようにすべきでしょうか?それは心臓の位置を下げるようにし、前のめりにさせます。

ただし、前足の場合、上手く行かないケースが多いでしょう。その際、飼い主がしばらくの間抱きかかえて上げることも大事です。しかし、ずっと抱きかかえていれば、飼い主も疲れるため、程よいタイミングを見ながら、抱きかかえてあげましょう。

以上、犬が捻挫した場合に、飼い主ができる処置をお話してきました。

しかし、一つだけ気をつけるべき点があります。高齢犬の場合、傷めた部位を冷やすことが、返って逆効果になってしまうこともあります。そのため、温かく濡れたタオルなどを使うようにしましょう。

2.捻挫が完治するまでにかかる時間と気になる費用

犬が捻挫をした場合、どれくらいで完治するのか心配になるでしょう。また、費用の面が気になることも当然です。以下で詳細を述べますが、完治は程度によって変わります。大体3日から数週間程度と考えられます。

また、費用に関しては、動物病院で異なります。概ね5000円前後のようですが、掛かり付けの動物病院などに確認することが大事です。

なお、外出先などで、犬が捻挫をし、応急処置ができないということであれば、外出先近くの動物病院へ行くことが大事でしょう。その際、できればスマートフォンなどを使い、ホームページなどで治療費を確かめておくべきです。

2.1.完治するまでどれくらいの時間が必要?

まず一般的に、目安としては3日間になります。安静にすること、冷やすこと、圧迫すること、高く持ち上げることを続けての期間になります。もし足を引きずったり、元気がないということがなければ、完治と見なせます。

しかし、その逆であれば、動物病院へ連れて行くべきです。問診や触診、レントゲンなどを行い、捻挫の程度を確認します。そうして、長い場合、完治まで数週間程度を要するでしょう。

大事なことは、捻挫の程度になります。心配なようであれば、たとえ軽度のように見えても、すぐに動物病院へ連れて行くことです。

2.2.どれくらいの治療費がかかるの?

始めに踏まえておくべきことは、動物医療は人の医療とは違い、社会保険がないことです。民間保険はありますが、基本的に動物病院で自由に治療費を設定できます。しかし、一般的な相場があることも事実です。

犬の捻挫の場合、初診料とレントゲン代が考えられます。初診料は1500円位、レントゲン代は4000円位です。合わせて5000円位の費用と考えられます。

しかし、この他、問診や触診などに料金が掛かるかもしれません。あるいは、痛み止めの注射代や薬代もあります。安易なことは申し上げられませんが、初診で1万円前後掛る可能性もあるでしょう。

上記のように一般的な相場から推測することもできますが、事前に確認することが大切です。たとえ掛かり付けの動物病院へ連れて行くのであっても、ホームページや電話などで、治療代を確かめておきましょう。

2.3.動物病院で処方される痛み止めのタイプ

犬が捻挫し、動物病院へ連れて行き、問診や触診をされた後、レントゲン検査がなされることもあります。骨に異常がないと判断されれば、痛み止めを処方されます。程度によりけりですが、人と同様、かなり楽になることでしょう。

しかし、薬である以上、効果とともに副作用があります。それらを十分踏まえておくことが大切です。また、処方される薬には、ステロイド系と非ステロイド系の2種類があります。以下、その2種類について、効果と副作用を説明します。

1. ステロイド系

効果:解熱作用があります。また、炎症を抑え、神経系統に働きかけ、麻痺などを抑えることが見込まれています。さらに、アレルギーを抑えることもできるようです。

副作用:肥満があります。ステロイドによって、カロリーの消費率が上がるため、食事量が増えてしまうからです。それとともに、肝臓病を挙げることができます。また、カロリー消費率が上がると、水分排出量も増え、小便の回数も多くなります。

2. 非ステロイド系

効果:ステロイド系と同様、解熱作用と神経系統に働きかける効果があります。しかし、特に神経系統であれば、末梢神経、脊髄、視床下部の3つに作用します。そうして、痛みを抑える働きがあります。

副作用:消化器への悪影響が見込まれています。消化器の粘膜保護効果を抑制する働きもあるためです。また、腎臓への悪影響もあります。腎臓の血管拡張を抑えてしまう効果があるためです。

以上、ステロイド系と非ステロイド系の痛み止めについて、お話してきました。なお、両系統の薬を併用することは、あまり推奨されていません。消化器や腎臓を傷めてしまう可能性が上がるからです。

また、ステロイドは、元々人の体に存在するもので、炎症などを抑える働きがあります。ステロイド系の薬とは、自然の物質を利用した人工薬ということです。

3.捻挫を防ぐためにできる3つのこと

人の捻挫の場合でも、予防をすることが大事です。たとえば、激しい運動の前には、準備運動を十分行う、あるいは、足首をひねらないようにサイズの合った靴を履く等です。では、犬においては、どのように予防すればいいでしょうか?

それには、次のような3つのことがあります。

1 部屋の中で遊ぶ時

2 外で遊ぶ時

3 ほかの症状や病名などで犬の病気を調べる

以下では、上記の3点を具体的に述べていきます。

3.1.部屋の中で遊ぶ際に注意したいこと

部屋の中においても、犬が捻挫してしまうことがあります。たとえば、テーブルなどから勢い良く飛び降りて、足を捻ってしまうことがあります。また、部屋の中でも、走り回って、急に曲がったりすれば、捻挫をしてしまう危険性があります。

そこで、部屋の中で遊ぶ際に注意すべき点を挙げておきます。

1. 高い場所へ上らないようにする

とりわけ、子犬であれば、色々なことに興味を持ちます。犬であっても、猫のように高いところに興味を持つ子もいます。仮に高い所に上ろうとするのであれば、飼い主が上らせないようにすることです。

2. マットなどを敷いておく

犬が部屋を走り回って、捻挫になるのは、足を滑らすケースが多いでしょう。そのため、滑り止めのついたマットなどを敷いておくことが、捻挫予防にもなります。

マットなどは大きな一枚タイプもあれば、小さく細切れになったタイプもあります。どちらを選ぶかは、状況次第で判断すべきでしょう。

3. ケアを忘れない

足裏の毛が伸びていると、足を滑らす危険性もあります。時折、足裏を観察し、できれば毛を切っておくべきでしょう。

以上の他、部屋の中で遊ぶ際は、飼い主が監視しておくことが大切です。人の子供は成長しますが、犬は成長するとはいえ、大人になっても人の子供のようです。

したがって、親である飼い主が、ケガ防止などに十分注意を払うべきです。

3.2.外で遊ぶ時やお出かけ中に注意したいこと

外で遊ぶ時に考えられるケースで多いのが、車の乗り降りの時です。急に飛び乗ったり、あるいは、降りたりすれば、思わぬ所で足を滑らしたり、ひねったりし、捻挫してしまいます。

そのため、いくら乗り慣れている車であっても、リードを付けて、犬の動きを抑えることが大事です。

また、ドッグランなどへ行けば、障害物などの遊び道具があります。敏捷性の高い犬であっても、遊び慣れていなければ、思わぬところで足に負担を掛け、捻挫になってしまうこともあります。

したがって、無理にドッグランなどで遊ばせないようにすることも、大切なことです。

外で遊び、捻挫になることは、犬のテンションが上がっているケースが多くなっています。

特に室内飼いの犬であれば、楽しいひと時と感じ、テンションも上がってしまうでしょう。やはり、室内での捻挫予防と同様、成長しても人の子供と同じであると認識し、飼い主が十分注意することが大切です。

3.3.ほかの症状や病名で犬の病気を調べる

インターネット上では、多数の情報が公開されています。人ばかりでなく、犬の病気についても、色々なサイトで知ることができます。今では、辞典サイトなどもあり、外出先でも調べることができます。

仮に捻挫のようだけれども、違うような症状が見受けられるのであれば、上記のような犬の病気辞典サイトなどを活用すべきでしょう。また、捻挫に関わらず、いつもと違う動きなどをしている場合、そういうサイトで調べてみるべきです。

しかし、自分で調べ、なおかつ、疑わしい病気がわかったとしても、動物病院へ行くことも、忘れるべきではありません。

4.まとめ

以上、犬の捻挫と治療方法などについて、お話してきました。人と似ている面もあれば、そうでない面もあります。飼い主であれば、きちんと覚えておくことが大切でしょう。ここでは、復習の意味も兼ね、上記で述べたことを項目毎にまとめています。最後までお読みいただければ、幸いです。

1.犬の捻挫

犬の捻挫も、人と同様、関節部位の靭帯を損傷する病気です。以下のように3つの重症度があります。

I度:靭帯が裂かれた捻挫ですが、軽度に分類されます。

II度:靭帯の一部が断裂している捻挫で、部分断裂とも呼ばれています。

III度:最も重症度の高いもので、靭帯が割れているため、完全断裂とも言われています。

1.1.捻挫の症状

前足、後ろ足ともに、不自然な動きをします。イッテンポ遅れたような歩き方、あるいは、足を地面に付けない等が、代表的な症状です。特に前足の場合、飛び跳ねるような動作になるでしょう。

また、関節部分が腫れている、関節付近が熱い、触ろうとすると極端に嫌がることも、症状のうちに含まれます。

1.2.病院ではどのような処置がされるの?

動物病院では、四つの処置がなされます。問診、触診、レントゲン、痛み止め注射です。程度によっては、その日のうちに帰宅できるとは限りません。

1.3.一般的な捻挫の治療方法

RICEに基づいた治療方法になります。RICEとは、安静のRest、冷却のIcing、圧迫のCompassion、上げることのElevasionのそれぞれの頭文字を取った言葉です。具体的には、以下のようになります。

1. 安静にすること

傷めた部位を動かさないようにし、ゆっくり休ませることです。

2. 冷やすこと

血液の急激な流れを抑えるため、傷めた部位を冷却することです。

3. 圧迫すること

血液が溜まらないように、傷めた部位を強く抑えつけることです。

4. 高く持ち上げる

血液の滞留を止めるため、足を心臓よりも高い位置に上げることです。

1.4.捻挫した時に飼い主ができることはあるの?

飼い主ができることも、一般的な治療法であるRICEです。以下、具体的に述べていきます。

1. 安静にすること

散歩や急激な運動をさせず、サークル内などでゆっくり休ませることです。

2. 冷やすこと

氷水や氷嚢を使って、傷めた部位を冷やすことですが、逆効果にならないように、タオルなどを使うべきでしょう。しかし、高齢犬の場合、温かい濡れタオルなどを使うことが大事です。

3. 圧迫すること

包帯やバンデージを傷めた部位に巻くことです。ただし、刺激しないようにすることが、大切です。

4. 高く持ち上げる

人のように簡単に持ち上げられないので、前のめりにさせます。あるいは、飼い主が抱きかかえることでも、同様な効果が見込まれます。

2.捻挫が完治するまでにかかる時間と気になる費用

捻挫の程度によって、完治までの時間が異なります。概ね3日から数週間程度となっています。また、費用は動物病院毎に異なります。しかし、一般的には、初診が5000円前後になるでしょう。ただし、初診料とレントゲン代の一般的な料金であり、それ以上掛る場合もあります。

2.1.完治するまでどれくらいの時間が必要?

目安になるのが、捻挫になってからの3日間です。安静や冷却などの一般的な治療を行い、3日経過後、元気に歩けるようになれば、問題ないでしょう。しかし、目に見えない小さな傷が付いている場合もあります。

たとえ軽度であっても、心配なようであれば、すぐに動物病院へ連れて行くべきです。

2.2.どれくらいの治療費がかかるの?

動物医療の場合、人とは異なり、社会保険がありません。したがって、動物病院でマチマチです。しかし、一般的な目安として、初診料が1500円程度、レントゲン代が4000円程度です。

ただし、問診や触診でも料金が発生したり、あるいは、痛み止めの注射や薬代もあります。安易なことは言えませんが、1万円程度の費用が掛かるかもしれません。

2.3.動物病院で処方される痛み止めのタイプ

痛み止めのタイプには、2種類があります。すなわち、ステロイド系と非ステロイド系です。以下、効果と副作用になります。

1. ステロイド系

効果として、炎症を抑えること等があります。副作用として、カロリー消費が高くなるため、食事量が増え、肥満や肝臓病等があります。

2. 非ステロイド系

解熱作用などの効果があります。副作用としては、消化器系への悪影響等があります。

3.捻挫を防ぐためにできる3つのこと

犬の捻挫を防ぐには、3つのことを頭に入れておくべきです。すなわち、部屋の中で遊ぶ時、外で遊ぶ時、ほかの症状や病気などを調べておくことです。以下、それらの内容です。

3.1.部屋の中で遊ぶ際に注意したいこと

部屋の中で遊ぶ際には、下記のように注意すべきです。

1. 高い場所へ上らないようにする

飼い主が上らせないように、きちんと観察しておくことが大事です。

2. マットなどを敷いておく

滑らないように、犬用のマットを敷いておくべきでしょう。

3. ケアを忘れない

足裏の毛を切るなど、肉球のケアが大切になります。

3.2.外で遊ぶ時やお出かけ中に注意したいこと

外で遊ぶということは、いつもと違う状況になります。犬も興奮しがちであるため、リードを付け、いざという時に動きを抑えられるようにしておくべきです。また、無理に障害物のあるドッグランなどで遊ばせないようにすることも、重要です。

3.3.ほかの症状や病名で犬の病気を調べる

捻挫のようであっても、症状が異なる場合、違う病気も考えられます。したがって、捻挫以外の病気の症状も調べておくことが大事です。特に、似たような症状が出る病気をチェックすべきであり、脱臼や骨折などが代表的なものです。もちろん、今では、スマートフォンなどを持参し、外出先で調べることもできます。

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