犬におすすめなミネラルウォーターは軟水!硬水よりも軟水がいい理由

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愛犬が毎日飲んでいる水、どんなお水を与えていますか?

ミネラルウォーターを与えてもいいのか、水道水はダメなのか、ペットショップやネットショップの犬専用の水がいいのか、迷うこともありますよね。

犬にミネラルウォーターが良くないと言われることもありますが、あまり気にすることもないようです。

そこで今回は、愛犬にミネラルウォーターを与えるなら、どんなものが良いのか、犬専用の飲料水にはどういうものがあるのか、水と関係が深い病気である腎臓病について説明していきます。

水は動物にとって大切なものです。
愛犬にとって水とはどういう役割をしてくれるのかを、一度しっかりと考えてみませんか?

目次

1.犬にミネラルウォーターを与えるなら軟水を!
1.1.尿結石になる根拠はない??
1.2.下痢の原因はミネラルウォーター?
2.犬に与えてもOKな水の種類
2.1.飲み水の管理をするのならミネラルウォーター
2.2.水道水+浄水器
2.3.犬専用の水
3.犬の腎臓病の原因とは?
3.1.犬の腎臓病の症状
3.2.犬の腎臓病対策と予防
4.まとめ

1.犬にミネラルウォーターを与えるなら軟水を!

スーパーなどに行くと、たくさんのミネラルウォーターが並んでいます。

私たちも、喉が渇いたら水道水ではなくミネラルウォーターを飲むことが多いですね。

水道水よりもおいしく「ミネラル」という響きから体に良いものだと思って飲んでいる人がほとんどではないでしょうか?

体に良いミネラルウォーターなら、当然犬にも良いはずだと、愛犬の飲み水にミネラルウォーターを与えている飼い主さんも多いですよね。

ところが「犬にミネラルウォーターを与えるのは良くない」という話も聞こえてきます。

水道水よりもはるかに体に良さそうなミネラルウォーターなのに、どうしてそういう風に言われるのでしょう?

ミネラルウォーターの「ミネラル」とはカルシウムやマグネシウムのことをいいます。

水1000ml中に溶けているカルシウムやマグネシウムの量を表した数値を水の「硬度」といいます。

水の硬度には3種類あり、0~60ml未満は軟水、60~120ml以下を中硬水、120ml以上を硬水と分類されます。

スーパーなどでは、120mg/l以下のものは軟水、120mg/lのものは硬水として販売されているものがほとんどです。

ミネラルウォーターは犬には良くないと言われる理由は、ミネラルを摂りすぎることによる尿結石の可能性があるからです。

カルシウムやマグネシウムなどのミネラルは、ミネラルウォーターだけでなく、ドッグフードやおやつにも含まれています。

ミネラルの過剰摂取を防ぐためにも、ミネラルウォーターを与える場合は、硬水ではなくミネラルの含有量が少ない軟水を与えるべきでしょう。

スーパーなどでミネラルウォーターを購入して犬に与える場合は、その水が軟水であるか硬水であるかを必ず確認して、同じ軟水でもミネラルの含有量が少ないものを選ぶようにしましょう。

1.1.尿結石になる根拠はない??

犬にミネラルウォーターが良くないと言われる原因には、ミネラルの過剰摂取によって尿結石になる可能性が高いからだと言われています。

とても納得がいく理由ではありますが、実はこの理由には医学的根拠は何もないのです。

欧米では硬水が基本となっていることが多いですが、日本よりも尿結石になる犬は少ないのです。
そのことからも、水に含まれるミネラル分が尿結石の原因とはならないということがわかります。

尿結石になる原因はミネラルの摂りすぎよりも遺伝的な要素が大きいのです。

尿結石を予防するには、水は飲まないよりも飲んだほうが良くて、たっぷりの水分補給と適正回数の尿が必要です。

しかし尿結石の症状がある犬には硬水を与えるのは控えたほうが良さそうです。

硬水を飲んだから尿結石の症状が悪化するという根拠がないとは言え、あえてミネラル分の高い硬水を与える必要はありません。

ミネラルウォーターなら軟水を与えるようにしたほうが安心できるのではないでしょうか。

1.2.下痢の原因はミネラルウォーター?

人間でも時々ミネラルウォーターを飲み過ぎたために下痢をしてしまうことがあります。

犬も同様で、理由は単純に冷たい水を飲み過ぎてしまったためだと思いがちですが、実はミネラルウォーターに含まれている成分が原因になってしまうことがあります。

ミネラルウォーターのミネラルとは、主にカルシウムとマグネシウムのことをいいますが、特にマグネシウムが下痢の原因となることがあります。

マグネシウムは人間の便秘薬としても使われることが多い成分です。

硬水のようにマグネシウムが多く含まれているミネラルウォーターをたくさん飲んでしまうと、当然、下痢をしてしまう可能性があります。

犬や猫などに硬水を与えていて下痢をしてしまった時には、マグネシウムが原因であることが一番に考えられます。

硬水のミネラルウォーターだけでなく、水道水にもマグネシウムは含まれていますので、飲み過ぎには注意が必要です。

水道水に含まれているマグネシウムの量は、地域、季節、雨量などによって変化しますので、はっきりした数値はわかりません。

マグネシウムの量が気になるようなら水道水よりもミネラルの量が表示してある軟水のミネラルウォーターを選ぶといいでしょう。

2.犬に与えてもOKな水の種類

動物にとって水はとても大切なものです。特にペットの飲み水は飼い主が管理をしてあげる必要があるので、どんな水を与えるかでペットの体調が左右されてしまう場合もあります。

飲み水と一口に言っても、水道水や浄水、ミネラルウォーターなど選択肢が多い現在、犬に与えてもOKな水にはどのようなものがあるのかを説明します。

2.1.飲み水の管理をするのならミネラルウォーター

犬にミネラルウォーターを与える理由の一つに水道水よりも安心できるからということがあります。

しかし必ずしも人間と同じものが犬にとってもいいわけではありません。

こまめに飲み水の管理ができる場合は、水道水よりも軟水のミネラルウォーターがおすすめです。

軟水のミネラルウォーターにはミネラル量の表示があるので管理をしやすいです。

軟水でも特にミネラル量の低いものを選ぶようにすればいいでしょう。

2.2.水道水+浄水器

水道水をそのまま飲むのは体に良くないという風潮が広まっていますが、日本の水道水は世界一安全だと言われています。

水道水をそのまま飲むことができる国自体、それほど多くはありません。

その中でも日本は水道水をそのまま飲用水にできるだけでなく、世界一安全な状態で飲むことができる恵まれた環境にあります。

水道水に含まれている塩素が心配だという人も多いですが、塩素は水道水の衛生面を守るためには必要なものです。

日本の水道水の塩素の量は安全面ではほとんど問題がありません。

水道水にもミネラルは含まれていますが、軟水ですのでそれほど多くはありません。

塩素が使用されていて長時間の衛生面が保たれるので、長時間留守にしなければならない家庭では水道水のほうがおすすめです。

塩素がどうしても気になるという場合には、浄水器を通した水を利用するといいでしょう。

ただし浄水器はカートリッジなどの取り替えを忘れてしますと雑菌が繁殖してしまいますので、浄水器の管理もしっかりとしておくようにしましょう。

2.3.犬専用の水

ペットショップやネットショップでは、ペット専用の飲料水を購入することができます。

人間用のミネラルウォーターとは違い、犬などのペットの健康に配慮したものになっています。

そんなペット専用の飲料水の中から、お勧めのものを紹介します。

Acqua Pura アクアプーラ

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アクアプーラは硬水か軟水かを悩む必要がない硬度ゼロの水です。
結石の疑いがある犬や、結石治療のために療養食を食べている犬に向いている飲料水です。
「アクアプーラ」というのはイタリア語で「純粋な水」という意味です。
その名の通り、犬にとっての究極の「純水」であり、高知県室戸岬沖で採取した海洋深層水をろ過したものです。

ペットの天然水 Vウォーター

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伊豆天城山系の天然水で、マグネシウムの含有量が少ないのでペットの飲用に向いています。硬度30mg/lの軟水で、安心して愛犬の飲料水として与えることができます。

みんなの水

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「みんなの水」は海洋深層水をろ過して、可能な限りミネラル分を取り除いた高純度の水です。
犬や猫だけでなく、ウサギやフェレットなどの小動物、鳥類や爬虫類などすべてのペットに安心して与えることができる飲料水です。

ペットの水 パイウォーターピタリゲン

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「ピタリゲン」はペット専用の高機能活性水です。
長期に与えることにより、排泄物の悪臭の軽減やアレルギーの予防、ノミやダニの発生軽減などが期待できます。

アクティア

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「アクティア」はペット専用の天然水です。
養老山系の天然水を現地でボトリングしたもので、硬度は19mg/lという超軟水で、安心してペットに与えることができます。

3.犬の腎臓病の原因とは?

犬の腎臓病は犬の死亡要因の上位にあげられる病気です。

体の老廃物を排泄する重大な役割を果たしている腎臓が、役目を果たせなくなってしまうのが腎臓病(腎不全)です。

腎臓病は高齢犬になると起こしやすくなりますので、注意が必要です。

その他の原因としてはリンが多くカルシウムが少ない食事、糖尿病やがんなどの他の病気が引き金になることも多いです。

その他、レーズンやぶどうを食べてしまったことや抗生物質による中毒で発症することもありますか、まだ解明されていないことも多い病気です。

3.1.犬の腎臓病の症状

犬の慢性腎臓病の症状を4段階に分けて説明してみます。

ステージ1

犬の腎臓病の症状は、初期の段階では無症状です。
血液検査でも異常は出ませんので、この段階で気がつくことは、ほぼないと思われます。

ステージ2

ここまで進むと多飲多尿が起こります。
腎機能が低下することによって尿を濃縮できなくなるので、薄い尿を大量にします。
そのため水分不足になり、水を大量に飲みますが、食欲もあり、元気もあるので気がつきにくいです。
しかしこの段階で腎機能は正常時の4分の1まで低下しています。

ステージ3

この段階になると、ますます腎機能が低下して老廃物や有害物質の排泄ができなくなり尿毒症が進行していきます。
体中を尿毒素が巡ることによって口腔粘膜や胃粘膜が荒れて、口内炎や胃炎を起こしやすくなります。
食欲がなくなり嘔吐を繰り返すようになるのもこの段階からなので、ここで初めて気がつくことも多いです。
腎臓の機能が低下することによって、赤血球の成熟に必要なエリスロポエチンという物質の産生も低下するため貧血が起こることもあります。

ステージ4

食欲もなく、どんどんと痩せていきます。
痙攣や昏睡などの神経症状が見られることもあります。
この段階になると積極的な治療を行わないと生命の維持が困難になります。

尿毒症

腎臓病の症状の主なものは尿毒症のものであり、非常に危険なものもあるので、早期発見が大切です。
尿毒症の主な症状は食欲不振、嘔吐・下痢、アンモニア臭の口臭、体重減少、ふらつき、貧血、痙攣、昏睡などが起こり、死に至る場合もあります。
また心不全を起こしやすい状態になりますので、注意が必要です。

3.2.犬の腎臓病対策と予防

腎臓病の原因にははっきりと解明されていないものが多く、そのため予防法もはっきりと効果があるというものはありません。

しかし、いくつか気をつけておいたほうが良いというポイントはいくつかあります。

腎臓病は若い犬よりも高齢の犬のほうがかかる可能性が高くなります。
また食べのものによって腎臓病になりやすいことがありますので、高齢犬の食事には気をつけるようにしましょう。

タンパク質やリン、塩分が多い食事を続けていると腎臓機能が低下する可能性があります。
ドッグフードはタンパク質やリン、塩分などを抑えたものを選んであげるようにしましょう。

脱水によって腎臓の機能は低下してしまいますので、常に新鮮な水を飲めるようにしておいてあげましょう。
犬が一日に必要な水の量の目安は「体重g×0.05~0.07」であると言われています。
体重5kgの犬では250~350mlとなりますので、これを目安にして水分量を測ってあげるようにしましょう。
水はミネラルを抑えた軟水がいいでしょう。

ぶどうやレーズンは犬に与えてはいけない食べ物にあげられますが、それは犬の腎臓に猛毒になるからです。
部屋に中にぶどうやレーズンがある場合は、絶対に犬に届かない場所に保管しておきましょう。
レーズン入りのクッキーやパン、ケーキなどにも要注意です。

腎臓病は初期の頃には症状が出ないことが多く、気がつかないことが多いです。
気がついた時には、かなり進行したという状態になっていることも多いのですが、この状態を防ぐためには早期発見が大切です。

常日頃から愛犬の様子をよく観察するようにして、少しでも異常に気がついたら、すぐに動物病院に相談しましょう。

一年に一回、健康診断を受けることも大切です。

腎臓病になってしまったら、完治することはないので、いかに進行を遅らせるかがポイントになります。

動物病院での薬物治療と併せて家庭での食事療法がとても大切です。
療養食とともに、水分補給をしっかりとさせるようにしましょう。

4.まとめ

飼い主である私たち人間も、水道の水をそのまま飲料水として飲むことは少なくなりました。

愛犬にもおいしい水を飲ませたいと思うあまり、人間用のミネラルウォーターを与えている人は多いですよね。

しかし「ミネラルウォーターは犬には良くない」ということも言われています。

その理由としては、ミネラルウォーターにはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルがたくさん含まれているために、ミネラルの過剰摂取となり尿結石の原因になると考えられるからです。

実は尿結石の原因になるという医学的根拠はないのですが、マグネシウムが下痢の原因となることがあるので、ミネラルウォーターを与えるなら硬度が低い軟水を与えるようにすれば良いでしょう。

犬に水を与える場合は、水道水でも問題はなく、塩素がどうしても気になるようであれば浄水器を通した水を与えるようにすれば良いでしょう。

ペットショップやネット通販などでは、犬専用の飲料水も多く販売されていますが、その種類にはいろいろなものがあるので、購入する場合は愛犬に合ったものを選んであげるようにすれば良いでしょう。

腎臓病は犬にとっては死亡要因の上位に入る怖い病気です。
腎臓病の予防方法は、確実なものはありませんが、食事に気をつけるとともに、常に新鮮な水を飲めるようにしておくことが大切です。

水は動物にとっては欠かせない大切なものです。
水道をひねれば自動的に出てくる水ですが「湯水のように」という言葉は今は昔で、決してただで好きなだけ使えるものではありません。

大切な資源であるとともに命を守ってくれる大切な水について、今一度しっかりと考えてみるのもいいかもしれません。

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