犬の血尿が理解できる!血尿の原因と見分け方や治療法

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愛犬の健康って大切ですよね。

ある日、愛犬の血尿を見つけたら、飼い主さんは驚くとともに「どこが悪いのかなあ、悪い病気かもしれない」と心配になります。

血尿はさまざまな感染や病気が考えられる症状です。大丈夫ですとは言えません。

ここでは、血尿から考えられる病気や症状、その治療法などを詳しく紹介していきます。

いざ、愛犬に血尿が出てしまったら、飼い主さんは「どうしたらいいんだろう」と戸惑うと思います。

そういう時に役立つ情報ばかりです。血尿に関する知識を持っていることをおすすめします。

愛犬が高齢になればさらに血尿が出るような病気のリスクは高まっていきますので、予防についても紹介します。

早く発見できれば、薬で簡単に治すことが出来る病気も多いですので、ぜひ、正しい知識を持ってください。

かわいい愛犬の命と健康を守っていきましょう。

目次

1.犬の血尿ってどんな感じ?
1.1.正常なおしっこと血尿の見分け方
1.2.習慣づけよう!血尿を見逃さないためのチェックポイント
1.3.愛犬から突然の血尿!考えられる原因は?

2.これって血尿?と思ったら病院に連れて行こう
2.1.病院受診前に知っておくと安心なポイント
2.2.病院受診で伝えるポイント
2.3.基本4つの検査
2.4.病名がわかったらどんな治療法がある?
2.5.再発防止は早期発見!完治が重要

3.日頃から心がける3つのポイント

4.まとめ

1.犬の血尿ってどんな感じ?

犬の血尿は、そのまま、おしっこに血液が混じっている状態です。

赤いおしっこという感じです。

いつものおしっこの色と違いますので、すぐにわかります。

人間にもありますので、聞いたことがあると思います。

おしっこが赤いのは血液ばかりではないそうです。

血尿と言われるのには大きく分けて3つあります。

赤血球尿、血色素尿(ヘモグロビン尿)、ミオグロビン尿です。

  • 赤血球尿尿に赤血球が混じっています。腎臓、尿管、膀胱、尿道などの尿の通り道のどこからか出血している場合です。オスの前立腺からの出血、メスの子宮や膣、外陰部からの出血の場合もあります。
  • 血色素尿(ヘモグロビン尿)尿にヘモグロビンが混じり、赤い色になっています。感染症などで短時間に大量の赤血球が破壊された場合、肝臓や脾臓での処理が間に合わないために、赤血球の中のヘモグロビンという赤い色素が排泄されています。中毒症状やフィラリア症などは、これにあたります。
  • ミオグロビン尿筋肉中のミオグロビンというタンパクが血中に出て、尿に排泄されます。急性筋炎、運動のし過ぎなどでもなります。筋肉の細胞が壊死したり、融解したりした場合に起こります。

    では、素人でもすぐに血尿と見分けられるのでしょうか?

1.1.正常なおしっこと血尿の見分け方

犬のおしっこの色は、普通、黄色や、ややオレンジ色って感じですね。

外で排尿しているとわからない場合もありますが、おしっこシートで見ればよくわかります。

血尿は赤いのですが、どのくらい赤いかによっても症状が違います。

まるで血が出たと同じように鮮血なのか、どちらかというとピンク色なのか、黄色のおしっこの中に、赤いシミがあるのか、などです。

尿の色だけではなく、犬の排尿の行動も正常なおしっこと違いがでます。

血尿の頻度や回数も重要です。

血尿の回数、排尿についてのチェックポイントは次の通りです。

  • 血尿は初めてなのか
  • 血尿はいつから続いているのか
  • 色はどのような色になっているのか
  • 頻繁に排尿しているか、
  • 全然、排尿していないのか

このような症状によっても異なります。普段の愛犬の尿の回数などを知っておくことも大切です。

1.2.習慣づけよう!血尿を見逃さないためのチェックポイント

室内でおしっこシートの上に排尿している犬は、血尿に気づきやすいです。

血尿かどうかわからない時は、ティッシュなどでシートのおしっこの部分を押してみて、色を確認してみてください。

散歩の時に、排尿をしている犬は、土の上などで色がわかりにくいです。

なかなかおしっこの色をチェックする機会はありません。

でも、毛が長い犬などは、お尻のあたりに血のようなものがついていたりしますので、見逃さないようにしてください。

排尿中に尿に血がいつ混じるかも大切なポイントです。

血尿の表れ方によって、出血している場所が違うことが考えられます。

    • 排尿の始めで血尿尿道や生殖器からの出血で、尿道などの病気が疑われます。

 

    • 排尿中ずっと血が混じっている場合腎臓の病気が考えられます。

 

  • 排尿の後半最初はきれいな尿が出ていても、最後に血液が混じるのは、膀胱の病気が疑われます。

排尿するときの犬の様子も見てください。血尿が出ている時は、排尿痛があることがあります。

おしっこをしながら、痛くて鳴いたり、落ち着かずにウロウロしたり、かがんだままだったりの様子がうかがえます。

勢いよく出ずに、少しずつしか出ないようなら、泌尿器系の病気が考えられます。

反対に尿の量が異常に多い、水を大量に飲んでは、おしっこをして頻尿になっているのは、感染症、腎臓病などの病気が考えられます。

おしっこをしたがっているのに、出ないような場合は、結石などで尿道がふさがってしまっている可能性もあります。

おしっこが出ない状態が続くのは危険です。

このような症状が見られたら、すぐに動物病院に連れていきます。

1.3.愛犬から突然の血尿!考えられる原因は?

血尿は感染や病気など、よくない症状です。

膀胱炎ぐらいかと思っていても、病気が進行した場合は、膀胱がんの大病の場合があります。

オス、メスによっても発症しやすい病気が違います。

また、感染症や中毒の場合もあります。

考えられる病気を紹介します。

オスの犬に多い原因

尿路結石

尿道に結石ができて、尿道をふさぐ病気です。

結石が管の回りを傷つけるので血が混じっています。尿の量が減ったり、出なくなったりします。

元気にしていることもありますが、尿が出ない状態が続き、症状が悪化すると尿の毒素によって起こる尿毒症、腎不全なども引き起こします。

最悪の場合は死に至る恐ろしい病気です。

リン酸、マグネシウム、カルシウムなどの摂りすぎや、水分不足などによっても、なりやすくなります。

前立腺肥大

前立腺というのはオスだけの臓器です。

男性ホルモンのバランスの変化による病気です。老化に伴っておきます。

初期の段階では、症状が見られませんが、肥大に伴って血尿が出ます。

5歳以上の年齢で、去勢していない場合に起こりやすいです。

前立腺炎

前立腺の炎症で、尿道の先からバイ菌が入って起きることが多いです。

老犬に多く、ひどい場合に血尿が出ます。

発熱、便秘、嘔吐などの症状が見られます。

慢性化すると症状が見られなくなる場合があります。

膀胱がん

慢性的な膀胱炎、前立腺炎が続いた場合、病気が進んでがんになります。

オスは、5歳を超えたら前立腺肥大や尿路感染、膀胱がんなどの悪性腫瘍にも気を付けなくてはいけない年齢になります。

去勢しているかどうかにもよりますが、高齢になるほどリスクは高くなっていきます。

膀胱がんは、初期症状がわかりにくく、血尿が出始めたころには手遅れになる場合もあります。

早期発見に努めることが大切で、おしっこがピンク色、おしっこの時に痛がるなどの症状を見逃さないようします。

5歳以上になったら、定期的に動物病院で尿検査を受けることをおすすめします。

メスの犬に多い原因

生理

メスは避妊していない犬は生理があります。生理の時に血液がついて、血尿のように見えます。

知らないとびっくりしてしまいますが、病気ではありませんので一安心です。

生理は通常、小型犬で年に2~3回、大型犬で年に1~2回ほどあります。

生理になると、約2週間は出血があります。出血の量や期間は犬によって違います。

生理期間中は清潔にして、生理用パンツやナプキンなどで対応してください。

初めて生理を迎えるのは、小型犬で生後7~10カ月ころから、中型犬や大型犬では生徒8~12カ月頃です。

中にはもっと早かったり遅かったりと個体差があります。

周期がわかったら、次回の生理の時期をチェックしておきます。

生理の血液なのか、病気の血尿なのかわからない場合もあります。

メスの陰部、外陰部を見てください。生理の時は外陰部が腫れています。

生理中は陰部を頻繁に舐めて気にしているのも特徴です。

血尿の場合は、排尿に伴っての血液ですし、外陰部が腫れることありません。

膀胱炎

メスは尿道が短いため、排尿の時、地面に近いこともあり感染しやすいです。

膀胱炎になると、陰部をよく舐めるようになり、頻尿になります。

排尿の際に痛みで鳴いたりします。

尿が臭くなり、濃い黄色や赤茶色になったりします。

血尿のほか、血のかたまりが一緒に出てくることもあります。

細菌感染、結石、ストレスなどが原因で起こることが多いです。

寄生虫や腫瘍の場合の膀胱炎もあります。

膀胱結石、尿道結石を引き起こす可能性もあります。

膀胱結石

膀胱炎が原因で起こることが多く、膀胱に結石ができる病気です。

水分が不足したり、カルシウムの多い食事をしたりしていると、なりやすいことがあります。

性別を問わず考えられる原因

腎炎

慢性の腎炎は症状の進行がゆっくりで、初期には気づかないことが多いです。

進行するとタンパク尿が出るようになり、ネフローゼ症候群という腎臓障害を起こすこともあります。

ネフローゼ症候群になるとむくみ、腹水が溜まったりして、腎不全や尿毒症に発展しやすくなります。

急性腎炎(急性糸球体腎炎)

血尿や、おしっこの色が濃くなり、尿の量が減ります。

進行すると、今度はおしっこの量が異常に増えます。

元気がなくなり、食欲不振、四肢のむくみなどがあります。

血液をろ過する働きが低下します。

腎臓の糸球体の基底膜の炎症が原因で、急性糸球体腎炎とも言われます。

細菌の感染、犬伝染肝炎が原因で、ほかの病気が原因でなる場合もあります。

フィラリア症

蚊を媒体する寄生虫フィラリアによって起こる感染症です。

成虫になると犬の心臓に寄生して発症します。

咳や息切れなどの症状があり、末期になると血尿が出ます。重い心臓病で命に係わります。

バベシア症

マダニを媒体にする病気です。

バベシアに感染しているマダニに刺されてしまったことで、マダニの唾液から原虫が犬の体に入り、赤血球内に寄生します。

主に西日本の山野に生息するマダニでの感染が多いです。

発熱や息が荒くなる、貧血などの症状が表れます。重くなると命にも係わります。

ストレス

膀胱炎などを患っていると、尿が出にくくなり、それがストレスになります。

人間でも、尿が出にくくなったら、すごいストレスを感じますよね。

ストレスからの血尿で、もちろん病気にもよくありません。

また、引っ越しをしたなどの環境の変化によるストレスでも、おしっこをしない、食事を食べないなどの体調の変化がある場合があります。

ストレスから免疫力が低下して、膀胱炎になることもあります。神経質なワンちゃんに多いです。

中毒

薬品を舐めた、タマネギ、長ネギ、チョコレートを食べたなどでの中毒症状です。

下痢や嘔吐などもあります。血尿が出ることがありますが、個体差があります。

中毒は飼い主さんの注意で防げますので、散歩中の誤飲などに気を付けてください。

さまざまな原因で血尿が出る場合があります。

膀胱炎や尿道炎はオス、メスともにかかりやすい病気でもあることも覚えておいてください。

フィラリア急性症、バベリア症などの感染症は、緊急手当てが必要ですので、すぐに獣医師に相談します。

病気が進行してしまい、重症になって血尿が出ていることもあります。

その場合、血尿だけではなく高熱、息切れ、嘔吐、下痢などの症状が出ています。

ほかの病気の重症化から腎機能が低下すると、さらに合併症の心配もあります。命に係わる自体にもなってしまいます。

2.これって血尿?と思ったら病院に連れて行こう

血尿が出て、おしっこが出ない、または頻尿になったら、すぐに動物病院に連れていきます。

感染症などの血尿は、気づくのが遅くなると、ほかの臓器へも感染が広がってしまいます。

元気にしている場合もありますが、1日も早く受診しましょう。

2.1.病院受診前に知っておくと安心なポイント

犬の血尿は早めの受診が必要です。まずは様子を観察して、元気があるか、ないのか、ほかの症状があるかを見ておきます。

次に動物病院に連絡します。かかりつけの動物病院がある場合は「血尿があり、なるべく早く診てほしい」と伝えます。

いつも元気な犬がぐったりしているのは重症かもしれません。

歯茎、舌の色などが白くないかも見てください。貧血が酷い場合は白くなっています。

夜間や緊急の場合は、緊急対応の病院を探して、電話してみる、または直接連れていって、診て欲しい旨を伝えます。ほっとおいてよいことはありません。

犬は発熱や調子が悪い場合は、バスタオルなどに包んで、体温を保つようにしてください。

おしっこシートなどに血尿があったら、そのままシートを持って行き獣医師に見せます。

散歩に行きおしっこをさせた時に、おしっこを取って持っていくのも有効です。

洗ったスーパーのトレイとフタつきの瓶などを持っていき、おしっこをした時にトレイを出して、それに少しおしっこを入れます。それを瓶などで持っていくのもいいです。

少ししか取れなくても、色がわかりますし、自然な状態のおしっこが必要な場合の尿検査に使えます。そのまますぐに病院にいくことをおすすめです。

犬の健康を守るためには、いつでも対応してくれる信頼ある獣医師や、近くの救急病院などを事前に調べておくのが良いです。

2.2.病院受診で伝えるポイント

愛犬を血尿で動物病院に連れて行った場合、獣医師に伝えなくてはいけないポイントがあります。

しゃべれない愛犬に代わって、症状を伝えてあげてください。

的確な情報でより早く治療が進められます。

  • いつから具合が悪いのか、血尿が出たのか
  • 血尿の色はどうだったか
  • おしっこの回数は普段通りか 量は多いか、少ないか
  • 排尿時に痛がっている様子があるか
  • 水をいつもより飲むようになっているか
  • 食欲や元気は通常通りあるか 食事は何を食べたか
  • 去勢(避妊)手術はしているか
  • 嘔吐や発熱、下痢などほかの症状があるか、あるならいつからか
  • お腹などに触ろうとすると嫌がったりするか 普段の様子との違いがあるか
  • 持病があるか、飲み続けている薬はあるか

などです。

2.3.基本4つの検査

血尿が出て、動物病院を受診した場合、獣医師の診察のほかに、主に尿検査、血液検査、エコー検査、レントゲンの検査を受けることになります。

尿検査

尿のPH、血の量など潜血の状態を化学的に調べます。

顕微鏡などで尿の中の結石や、結石になる前の結晶の有無などを調べます。

尿検査は普通に排尿した尿や、カテーテルで採取した尿など、検査の内容によって違います。

費用は一般的に1回1000円~2000円ほどです。

エコー検査

膀胱などの状態を観察します。

尿道炎症や結石の有無、結石になる前の砂状の結晶などがあるのかなどを調べます。

費用は3000円~5000円です。

血液検査

赤血球、白血球の量などの検査で、臓器が炎症を起こしているかなどを調べます。

腎臓病と関係あるかなどを検査するために、腎臓の状態も数値で確認します。

費用は内容によって異なります。10000円位からです。

レントゲン検査

膀胱などに結石や腫瘍があるか、また、ある場合は大きさなどを見ます。

腫瘍などが見つかった場合は、投薬後に腫瘍が拡大しているか、転移しているかなども見ます。

費用は2000円~5000円ほどです。

2.4.病名がわかったらどんな治療法がある?

検査の結果、病名がわかったら治療です。

主な病気とその治療法を紹介します。

膀胱炎

細菌感染によるものは抗菌剤を服用していきます。

結石が原因の場合は、結石を溶解させる食事療養を始めるか、手術で結石を取り除きます。

原因によっても治療法が違います。

抗菌剤の服用だけでしたら、検査代と薬代で、数千円ほどで治ります。

家でできることは、陰部やおしっこシートなどをいつも清潔にしておくことと、水分を多くとらせて、トイレを我慢させずに、排尿させます。

前立腺炎

抗生物質で細菌を抑えます。

前立腺が肥大していると、尿道や膀胱、直腸などの病気にもかかりやすくなります。

前立腺自体を取り除いてしまうことがよい場合もあります。

獣医さんによっては、将来のことを考えて、手術をすすめられる場合もあります。

尿路結石

カテーテルで尿道に詰まった結石を膀胱に動かして、排尿ができるようにします。

水分を多く飲ませて、トイレを我慢させずに、結石が出るようにしていきます。

点滴による薬で、結石を溶かす方法もあります。

結石が大きくなっている場合は外科手術もあります。

小さい結石の投薬は2万円~3万円の治療費で済みますが、手術となると10万円以上となります。

膀胱がん

化学療法や、放射線治療、外科手術などが主に行われます。

一般的には化学療法で腫瘍の成長を抑えます。

膀胱炎、排尿困難などの合併症の可能性がある場合は放射線治療で、腫瘍の成長を抑えます。

膀胱の上部の小さな腫瘍ができている場合は、外科手術が可能なので手術します。

ほかの場所の腫瘍には手術は難しいです。

線維症、膀胱炎、排尿困難などの合併症を引き起こしている可能性もあります。

合併症になると治療は変わっていきます。

フィラリア症

フィラリア症になってしまったら、投薬を続けて病気の進行を遅らせる治療をします。

軽度の場合でしたら、月に数千円から10000円ほどの投薬です。

フィラリア症は完治することはないので、生涯、投薬を続けていきます。

バベシア症

完全にバベシアを除去できる治療薬はありません。

バベシアの繁殖を抑え、症状を緩和させる治療を行います。

体力や免疫力を落とさないように、犬に体力をつけさせるようにします。

中毒症状

タマネギなどの誤飲による中毒症状には、赤血球の破壊を止めるために、抗酸化剤やステロイド剤を投与します。

ひどい場合は輸血による治療も加わります。

飲み込んですぐの場合は、吐かせるための催吐処置を受けます。

家で、飲み込んだ場合は、なるべく吐かせるようにします。

そしてすぐに動物病院に連れていき、何をどの位食べたか、飲んだか、吐いているかいないかなどの情報を、獣医師に伝えてください。

2.5.再発防止は早期発見!完治が重要

犬の排尿、排便とともに、尿の色も健康のバロメーターだということを忘れずに、早期発見に努めることが愛犬の健康を守る方法です。

病気が発見されて、投薬などの治療が始まったら、獣医師から「大丈夫」と言われるまで、しっかり治療を続けていきます。

犬が元気になったからといって、途中で薬を止めてしまうと、逆戻りしてしまうだけではなく、さらに悪化させてしまうこともあります。

膀胱炎は抗生物質の投薬を飲み終えたら、再度病院で検査をしてもらい、完治しているかどうかを診てもらいます。

膀胱炎は一度なると、クセがついて再発する確率が高い病気です。

薬を飲み終えたからといっても安心はできません。

尿路疾患や膀胱炎などには、療養食もあります。

一般のフードよりも価格は高いですが、再発防止になります。

獣医師に相談して、必要なら変えてみるのもいいです。

3.日頃から心がける3つのポイント

血尿が出て治療中の愛犬が家にいる場合や、膀胱炎や尿道結石などの予防のために家でもできることがあります。

愛犬の健康を守ることですので、意識的に続けていきましょう。

結石や腎臓の負担などを考えて、タンパク質、カルシウム、ナトリウムなどを多く与えないようにします。

人間の食事は犬にとっては塩分が強い物が多いので、ナトリウムの取り過ぎになります。

極力、人間の食事と同じものはあげないでください。

体や陰部の清潔にしておきます。散歩の後には、手足とともに、肛門や陰部を拭いてあげます。

おしっこシートやその周りなども衛生的にすることが大切です。

  • 毎日適度な運動をさせる愛犬の健康は、適度な運動と食事からです。ストレス解消のためにも、毎日散歩に出る、適度に走らせるなどの運動を心掛けましょう。食事も添加物の多い安いドッグフードなどではなく、栄養バランスのとれたフードに替え、手作りの食事を加えたりしていきます。
  • 長時間おしっこを我慢させないおしっこを我慢していると、尿が濃縮されていき、膀胱炎の原因になることがあります。おしっこを我慢するのは体によくありません。いつも清潔なおしっこシートが使えるようにします。散歩中だけ排尿している犬は、家でもできるようにしていきましょう。
  • 水分補給を心がける膀胱炎や尿道結石の予防には、よく水分を与えて、結石にならないようにしていきます。きれいな水をこまめにあげて、体内の水分の循環をよくしていきます。あまり水を飲まない犬には、フードに水を足して水分を取らせるなど工夫してください。

フィラリア症の予防には、毎年、フィラリア検査を行い、蚊が出る暖かい季節には予防薬を月に一度、必ず飲むようにして、かからないようにしていきます。

バベリア症の予防は、マダニが生息する山野などに犬を連れて行く場合、感染しないように、マダニ駆除薬を投与する、虫よけなどで予防します。

マダニをつけないようにすることが望まれます。

食中毒は飼い主さんが、目を光らせて、誤飲しないようにして防ぎます。

4.まとめ

犬の血尿の原因や症状、治療などを紹介しました。

血尿が出ると、飼い主さんもびっくりしてしまって、どうしていいかわからなくなります。

血尿は家で様子を見て治していくという症状ではありません。

血尿は体のSOSと言えるものです。ひどくならないうちに、そして手遅れにならないうちに動物病院に連れていきます。早期発見、早期治療に努めましょう。

血尿が出たらいろいろな病気が考えられます。

オス、メスによって異なる病気のリスクがあいます。

膀胱炎など投薬で治るものから、膀胱炎や腎臓病、尿路結石など多くの病気があることがわかりました。

動物病院に連れていく際に、血尿のついたおしっこシートなどを持っていくのもよい方法です。

普段から愛犬の健康のために、運動や食事に気を付けておくことも大切です。

犬は話すことができません。老犬になるほど、リスクは高くなりますから、定期検診を受けることも大切です。

かわいい愛犬の健康を守っていきましょう。

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