犬の目やには病気のサイン!正しい知識と適切な目やにの取り方

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犬の目やにが気になることってありますよね。

「目やにって、何か悪影響あるのかな?」「ほっといていいのかなぁ・・・」

なんて思ってる方も多いと思います。

本来目やには、自然なものなので問題ありません。とくにいつも外でよく遊んでいる犬は、大きな黒い目やにがついていることがあります。

しかし、緑色の目やにが出ている、目やにで犬の目が開かないということなら、病気のサインかもしれません。

犬はしゃべることができませんから、目の異常があっても前足でこすったり、目をしょぼつかせたりしかできません。さらにその行動がさらに傷口にバイ菌を入れてしまうこともあるんです。

また、傷やケガによって目やにが出ている場合もあります。このような目の病気のサインを見逃すと、最悪の場合失明などにつながる場合も。

そこでここでは犬の目やにについて詳しく紹介していきます。

「目やになんて自然なことだから、適当に取っていればいい」と思うかもしれませんが、涙やけやドライアイなど、一度は聞いたことがある目の病気についても、正しい知識を持っていることが望まれます。

簡単で衛生的な目やにの取り方も紹介しますので、ぜひ、覚えて愛犬の目の健康に役立てて下さい。

上手に目やにを取ってあげれば、犬も嫌がりません。愛犬の目の健康を守ってあげましょう。

目次

1.犬の目やにとは

2.危険な目やにの色と考えられる病気
2.1.目やにが『黄色や緑で粘度の高い』ものは危険
2.2.目やにが赤いのは血の流れたあと
2.3.『黒や茶色の目やに』には特別問題はない
2.4.『白やグレー、透明な目やに』も正常なもの

3.色は問題ないが、片目だけだったり、量が多い場合
3.1.『犬にあっていないエサ』はアレルギー症状の一つ、目やにが出る
3.2.『片目だけに目やにが出るのは外的要因』が影響
3.3.目やにの量が酷く多いのは『逆さまつげやドライアイが影響』

4.正しい目やにのとり方と対策
4.1.目やに取りを嫌がらせ無いために『平然を装う』
4.2.目やにには『清潔な湿ったティッシュで取る』
4.3.目の中の目やにを取る『目やに取りシート』
4.4.『ホウ酸水』を使った目やにの洗浄
4.5.散歩や外から帰ってきたら『犬用の目薬でケア』
4.6.日頃から目の状態をしっかりチェックしよう!

5.まとめ

1.犬の目やにとは

犬の目やには、目の代謝から分泌された老廃物のひとつです。

目についたホコリ、皮脂腺の分泌物や粘液が固まって目やにになります。

目の周りに固まり付着します。

季節によって、ホコリの多いことがありますから、目やにが多くでることも自然なことです。

これは人間と同じですね。

代謝によるものなので、目の周りに目やにがついていても自然なことです。

でも、ドロドロした粘性の強い目やに、涙の量が多い、目の周りの毛に、目やにがべったりくっついているといった状態だと、何か目の異常が考えられます。

目やにが多く出る目の病気も多くあります。

目のケガや炎症が原因になっている場合もあります。

2.危険な目やにの色と考えられる病気

目やにには、緑、黄色、茶色、白、グレーがかったものなどがあります。

こうやってみると、実にいろいろな色があって驚かされます。

正常な目やにの色は、涙にホコリ、砂などが混じったもの、タンパク質や脂質が変色したものです。

いつもと違う目やにが出る場合、炎症や傷、病気が原因でなる場合があります。

では、目やにでわかる犬の目の病気にはどんなものがあるのでしょうか?

目やにと涙が多量に出る症状の病気を、簡単に紹介します。

目やにが出る病気はいろいろあり、失明につながる怖いものもあります。

内蔵の病気で目やにが出ている場合もあります。

素人判断は難しいですから、異常がある場合はすぐに獣医師に相談してください。

  • 角膜炎

目の表面を覆う角膜が炎症しています。

かゆみと目の充血があります。

  • 眼瞼炎

目の回りが赤く腫れる病気です。
目の周りの毛が抜けてしまったりもします。

目の縁がグルリと赤いので、すぐにわかります。

角膜炎、結膜炎と一緒にかかることもあります。

  • 結膜炎

角膜の回りにある結膜が炎症しています。

かゆみと目の充血があります。

  • ぶどう膜炎

目の中のぶどう膜が細菌感染などで炎症を起こす病気です。

ほかの目の病気が進行しての合併症で起こることが多いです。

目が充血し痛みがあります。

  • チェリーアイ

瞬膜腺が切れて外に出てしまう病気です。

白めの部分に赤いチェリーのような膨らみが出来ます。

目がショボショボし、充血と痛みがあります。

  • 白内障

眼球内の水晶体が白く濁る病気で、視力が低下します。

目の表面に白い膜がかかるように見えたり、白く濁ったりします。

糖尿病の合併症などからもなります。

  • 緑内障

眼球内に、外に向けての強い圧力がかかる病気で、激しい痛みがあります。

短期間で失明してしまうこともあります。

  • 網膜剥離

目の裏の網膜層が炎症して、網膜がはがれてしまう病気です。

視界の一部が欠けるようになります。

  • マイボーム腺症

目の周りにあるマイボームと呼ばれる部分に、黒いできものができます。

  • 眼瞼外反症(がんけんがいはんしょう)

下の瞼が外側に反転する、または垂れてしまい、まぶたの内側、結膜の一部が露出してしまう病気です。

赤い粘膜が見えてしまいます。

  • 角膜潰瘍

角膜が感染や傷で損傷し、角膜の一部が欠けてしまう病気です。

さらに深いところまで傷が悪化すると、「角膜穿孔」という角膜全部に穴があく、破損した状態なってしまいます。

2.1.目やにが『黄色や緑で粘度の高い』ものは危険

目やにの色から病気の種類が分かります。目やに色をよく観察してください。

ティッシュなどに取ってみるのもいいです。

目やにが黄色や緑色の場合は、感染症にかかっている可能性があります。

黄色の場合は要注意で、ウイルス菌による感染が考えられます。

炎症が原因で膿が出ている状態で、黄色は膿の色です。

充血や目の腫れがあるかもしれません。

目やにが黄色くて水っぽい場合は結膜炎やドライアイ、どろどろした目やにでもドライアイの場合があります。

緑色の目やにの場合は、角膜炎や結膜炎、緑内障が考えられます。

緑色の目やには、ウイルス菌と、死んだ細胞が混じっている状態です。

この時、目は腫れ、充血して炎症を起こしていることもあります。

犬も痛みやかゆみを感じているようなしぐさをします。

緑内障は完治することができない病気です。進行を遅らせることは出来ます。

早期発見が大切です。

黄色や緑色の目やにの場合、すぐに動物病院に行って診てもらいます。

目やにが黄色や緑色の場合、感染症が考えられますので、他の犬に移ることもあります。

複数のペットがいて、目やにがひどい犬が出た場合は、ほかの犬と離しておくことが望まれます。

2.2.目やにが赤いのは血の流れたあと

目が充血している、赤い目やにの場合も、さまざまな病気が考えられます。

目に異物やアレルギー物質が入って炎症が起こる結膜炎、ドライアイで目が充血している、眼球の傷から細菌などが繁殖するぶどう膜炎などです。

チェリーアイという病気も、白目に赤いサクランボのように瞬膜が飛び出て、赤く見えます。

これが角膜や結膜を刺激して、角膜炎や結膜炎につながってしまうこともあります。

感染などさまざまな要因で、痒くてこすっているうちに、目の淵などが切れて、血が出ていることもあります。

犬の爪は鋭いので、傷をつくることがあります。

そこからバイ菌が入りますので、触れさせないようにします。

2.3.『黒や茶色の目やに』には特別問題はない

目やにが黒や茶色の場合は、基本的に病気などの心配はありません。

老廃物やタンパク質などと、涙が混じって色がついた状態です。

そのままにしておくと、固まったり、臭いの原因にもなったりします。

こまめに拭き取るようにしてください。

2.4.『白やグレー、透明な目やに』も正常なもの

目やにの色が、白やグレー、透明も問題ありません。

ホコリやチリなどが溜まっていることがほとんどです。

涙にタンパク質などが混ざっている場合です。

正常な黒や茶、白、グレーの目やにでも、突然増えた、1時間おきに拭いても出てくる、強い粘りがあるような場合は、目の病気の初期症状のことがあります。

続くうちに、色が黄色や緑色に変わってしまうことがあります。

よく経過を見て、おかしいと感じたら、動物病院で診てもらってください。

目やにが増えるとともに、充血しているのであれば、角膜に傷がついて炎症していることが考えられます。

この場合もすぐに動物病院で診てもらいます。

3.色は問題ないが、片目だけだったり、量が多い場合

片目だけに目やにがついている場合は、結膜炎、角膜炎、ぶどう膜炎、眼瞼炎の炎症である場合があります。

この時、目やにの量は多いです。

目の下が濡れていることもあります。

いつもポロッと目の周りに涙が浮かんでいるワンちゃんもいます。

目の下の毛がいつも涙で濡れているために、目の下の毛が茶色に変色しているのを「涙やけ」といいます。

目やにや涙やけが気になりやすい犬種は、ヨークシャテリア、シーズー、チワワ、トイプードル、マルチーズ、ペキニーズ、ボストンテリア、パグ、フレンチブルドッグなどです。毛の色が白いワンちゃんは特に目立ちます。

涙やけは、逆さまつ毛で目に毛が入り、目の表面を刺激し、炎症を起こしていることがあります。

このほか、餌の影響によるもの、角膜炎、結膜炎などの目の病気、先天的に涙管が細い、詰まっていることが考えられます。

涙やけもほっておくと、そこに雑菌が繁殖し、感染症を起こす原因になります。

こまめに涙を拭いてあげて、ひどい場合は動物病院で診てもらってください。

3.1.『犬にあっていないエサ』はアレルギー症状の一つ、目やにが出る

食事が影響してアレルギー症状から、目やにが出ていることがあります。

タンパク質や分解できなかった老廃物などが原因となります。

いつも与えているジャーキーやおやつに含まれる添加物が、よくないことがあります。

餌の質と食生活を見直して、ヘルシーな食事に切り替えていきます。

今食べているドッグフードの材料などを見ておき、違った材料の食事に切り替えてみます。

それで改善される場合もいます。

今までの食事の材料にアレルギーがあると考えて、与えないようにしてください。

添加物が怖いので、手作りのフードにしてみるのもおすすめです。

乳酸菌生成エキスなどのサプリメントなどで改善されることもあります。

人間のアレルギーと同じで、年をとって体質が変わり、直る場合もあります。

3.2.『片目だけに目やにが出るのは外的要因』が影響

片目だけ目やにが出る場合、何か傷ができるなどの外的な要因が考えられます。

目に毛やゴミが入っていることもあります。

散歩中に草などに顔を入れて、草や枝で目の表面に傷がついていることも考えられます。

犬のシャンプーやリンスが原因の場合があります。

シャンプーなどの化学薬品が目に入り、そこに傷があった場合や、逆さまつ毛で傷んでいた場合などです。

犬は痒いからと目をこすって、そこに傷ができてしまうこともあります。

風が強い日などの散歩から帰った後に、片目だけショボショボしている、目を閉じている場合は、目に異物が入ったことが考えられます。

目に触らないように気を付け、目を洗ったり、目薬を差したりします。

老犬は痛覚が衰えていて、目の表面の痛みがあまりわからない場合があります。

涙の分泌も少なくなり、目を異物で傷つけていても、そのままになってしまうことがあります。

逆さまつ毛も片目だけの場合があります。

3.3.目やにの量が酷く多いのは『逆さまつげやドライアイが影響』

目やにの量が多い場合、逆さまつ毛の影響を考えてみてください。

逆さまつげがあると、ずっとそこが角膜を刺激していますので、涙や目やにが増える原因になります。

そのまま角膜が傷ついて、角膜炎になったり、目が白く濁ったりすることもあります。

太陽の下など明るいところでよく、目の色や様子を観察してください。

毛の生え方によって、なりやすいワンちゃんがいるので、目の周りの毛を短くカットします。

毛の長さや生えている向きを意識して、目にかかる毛を取り除くことが大切です。

ドライアイも犬種によってはなりやすいです。

ドライアイは目の表面の水分が少ない状態です。

瞬きをしても水分がないので、まぶたと角膜で摩擦が起こり、角膜や結膜に炎症が起こります。

涙が正常の量、分泌されていても、蒸発するスピードが速く、目が乾いてしまうことが原因になることもあります。

涙の量が少ない状態なので、目をよく保護できずに目やにが出ます。

人間でもドライアイだと、何度も瞬きしてしまいます。

犬もドライアイになると目がショボショボとしています。

目の輝きが前より少なくなったと感じたら、ドライアイかもしれません。

動物病院で早めに診てもらうことをおすすめします。簡単な検査でわかります。

最近はドライアイになる犬が増えているそうです。

遺伝的なことや目の形によると、考えられるそうです。

シーズー、パグ、フレンチブルドッグ、チワワなど、目が大きくてちょっとギョロメな犬種は、ドライアイになりやすいです。

老犬になるとさらになりやすいです。

ドライアイは避けることはできませんが、早期発見で、適切に治療していけば、視力低下などが防げます。

大きな目が魅力な犬種ばかりですので、ドライアイに気を付けてあげてください。

鼻涙管のつまりが原因で目やにが出ていることもあります。

犬の涙腺は瞼にあり、出た涙は目から鼻涙管を通り、鼻に流れていくのが正常な状態です。

目から涙が溢れてしまうのは、涙が多くて出ているか、涙の量は正常でも鼻涙管が詰まっていることが考えられます。

この溢れた涙が乾いて、目やにの量が増えてしまいます。

鼻炎や副鼻腔炎によって鼻涙管が圧迫されている場合や、先天的な奇形など、様々な原因が考えられます。

動物病院を受診し、鼻や鼻涙管の病気であれば治療します。

目やにの量が多いのは寝起きです。起きている間は、まばたきや目を動かしているので、少ないです。

寝ている間は鼻涙管から流れていく量が少なくなるので、目やにの量が多くなってしまいます。

4.正しい目やにのとり方と対策

目やにをそのままにしておくと、そこに雑菌が繁殖し、目のトラブル、臭いの原因になります。

目やにがたまっていたら、取り除いてあげましょう。

目やにを正しくとるには、清潔なケア用品が使ってください。

必要なものはガーゼ、コットン、アイクリーナーなどです。

いずれもドラッグストアやペットショップなどで販売されています。

こびりついた目やには、固まってしまい少しぐらいこすっても取れません。

こういう場合は、ティッシュやコットンに水を含ませ、目やにをふやかします。

取れない場合はさらに時間をおきます。

毛が長い犬は、ふやかした後で、ゆっくりとのみとりの櫛ですくいとってもいいです。

シャンプーをする時に意識的に目やにをふやかしておき、取ってしまうのもいいです。

犬種にもよりますが、目やにの予防も大切です。

ロングコートの犬などは、目やにが溜まりにくいように、目の周りを清潔にしておきます。

目の周りの毛が目に入ってしまう場合は、こまめに毛をカットしておきます。

目が痒くて頻繁に掻いてしまう場合、獣医師の指示でエリザベスコートをして、掻けないようにすることがあります。

痒いのに、掻けないのはストレスが溜まります。

飼い主さんは犬の様子を観察して、気を紛らわせ、スキンシップを取ってあげてください。

4.1.目やに取りを嫌がらせ無いために『平然を装う』

目やにを取る時は、犬を落ち着かせ、犬に不安を見せずに平然とふき取ってください。

目の近くは不注意で目に触ってしまうことがあり、飼い主さんも怖いです。

でも、飼い主さんが不安でいると、犬にもそれが伝わります。

目やに取りは、目の近くを触られるので犬は嫌がります。

目やにが乾いて毛についている状態を無理やりひっぱると痛がります。

さらに嫌がってしまいます。

大きくなってしまった目やには濡らして時間を置いてふやかすことです。

時間をかければ、すっと取れるので痛くありません。

次からは小さいうちに、柔らかいうちにこまめにとってあげてください。

犬は顔を触られるのが基本的に嫌いです。目と言わず、口の回りなども嫌がります。

普段から目の手入れをさせてくれるように慣らしておくことが大切です。

飼い主さんと愛犬がスキンシップをとって、体のどこを触っても大丈夫なようにしておきます。

ひどく嫌がって、やらせてくれない場合もあります。

頭を撫でる機会に、少し顔を触って慣れさせます。

散歩から帰ったら、清潔なタオルで顔や耳を拭いてあげるのもいいです。

ホコリやゴミも取れますし、顔を拭かれることに少しずつ犬が慣れます。

この時に目やにがついていたら、とってあげてください。

目薬も犬にとっては恐ろしいことで、ほとんどの犬が嫌がります。

治療で点眼薬が必要な時は、目薬の差し方も工夫が必要です。

人間もそうですが、前からいきなり押さえられて、目に先端の尖った目薬が近づいてきたら怖いです。

そして冷たい液体を目に入れられ、沁みたら痛いので、次から嫌がります。

犬に目薬を差す時は、目薬を視界に入れないようにすることがポイントです。

頭をなでながら、上の方に目薬を持って見せないようにして差します。

軟膏剤は目の下、頬の方から塗ってしまいます。

もうひとつは犬を背中から抱っこします。

頭の後ろから瞼の上を少し引っ張って、目薬が視界に入らないようにして点眼します。

時間をかけずにサッと差すことも大切です。

長い間点眼が必要な犬には、特に嫌がられない工夫が必要です。

食事の前に点眼し、そのまま食事にするなどして、すぐに忘れさせてあげて、不安を取り除いてあげることも有効です。

嫌がっても我慢してやらせたら、おやつをあげるのもいいです。

散歩中、ほかに気を取られているうちに点眼する、動いている洗濯機の上など、ほかのことに気を紛らせているうちに点眼してしまうこともできます。

4.2.目やにには『清潔な湿ったティッシュで取る』

人間もそうですが、目の周りを乾いたティッシュで拭いたら、痛いことがありますよね。

ゴシゴシ乾いたティッシュで拭くと、目を傷つける原因にもなります。

切れた繊維が目に入ってしまいます。目の周りの皮膚は薄く敏感です。

清潔に湿らせたティッシュで目やにを取りましょう。

目やにが目の中でフワフワ浮いている、目の下のところに溜まり始めているとうこともあります。

この場合は清潔で湿ったティッシュを四角に折って、そのまっすぐな辺の部分を目の下に当てて、涙と一緒に目やにがティッシュに移るようにします。

目の上にティッシュが触らないように気を付けながらやります。

目をつぶらせて、ティッシュの折った角を利用すると、うまく目やにを取ることができます。

生理食塩水、人口涙液などを使って、目やにを洗い流すこともいいです。使い過ぎに注意してください。

4.3.目の中の目やにを取る『目やに取りシート』

ティッシュは柔らかくていいのですが、切れやすいので、そのままくっついてしまうこともあります。

毛羽たない柔らかな布、ガーゼを使うのが適しています。

このほかに犬猫用の目やにとりシートが販売されています。

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使い捨てで、ウエットティッシューと同じ要領で使います。

32枚入りで約160円~あります。ペットショップや通販で買えます。

犬が舐めても、目にシートの水分が入っても大丈夫なように水と食品成分でできています。

ノンアルコール、無香料で、涙やけなども防げます。

涙やけを防ぐために、涙やけケアシートも販売されています。

消臭、抗菌作用のある天然由来エキスが配合されているものもあります。

涙やけ、目やにの変色部分に直接塗る専用の除去剤もあります。

こちらはガーゼなどに除去剤を少しとり、変色した部分、きれいにしたい部分に塗ってふき取るタイプです。

毛を清潔にしてくれるので、ヨダレなどにも使えます。

布でも目やにとりシートでも、犬は押さえられて、目の近くをいきなりいじられたら、びっくりしてしまいます。

最初にスキンシップをとって、犬を落ち着かせた状態で安心させます。

それから、しっかりと頭を押さえてやさしく拭きます。

犬は我慢してじっとしていたら、終わったら「えらいね」と褒めてあげてください。

次の時にも楽にやらせてくれます。

4.4.『ホウ酸水』を使った目やにの洗浄

目やにに、ホウ酸水を使った目の洗浄がおすすめです。

ホウ酸水は、目にゴミが入った時などは特に便利です。

ホウ酸水は殺菌作用があり、弱酸性で刺激が少ないです。

ホウ酸はドラッグストアや薬局などで購入できます。1箱約200円です。

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ホウ酸は溶けにくいので約60度のお湯で溶かして、冷ましてから使います。

使用する濃度は2%です。

150mlのお湯ですと、粉末ホウ酸3gに溶かす計算です。

これを100円ショップや、量販店で販売されている詰め替え用のプラスチックボトルなどに入れます。

使い方は犬の頭を動かないように押さえてホウ酸水を点眼して、洗い流していきます。

涙やけにもホウ酸水で拭くと効果があります。

1日1~2回ホウ酸水で涙やけの部分を拭いてあげます。

涙やけはこまめにお手入れすることが一番大切です。

ホウ酸は値段も安いので安心して続けられます。

ホウ酸がなければ、ぬるま湯にガーゼを浸すなどしてやさしくふき取ります。

ない場合は水道水などでも大丈夫ですが、塩素が入っているので、頻繁に水道水を使うことはおすすめしません。

目やにが濁った黄色や緑色の場合は、感染症にかかっていると思われますので、ホウ酸水で洗浄をするよりも、すぐに動物病院に行ってください。

愛犬が目をショボショボさせて、どうも目にゴミが入っているよう、前足で目をこすっているという場合は、洗眼するのもよいです。

注ぎ口の先端が細くなっているプラスチックボトルなどに精製水などを入れて洗います。

直接目に触れないようにしてください。

精製水はコンタクトレンズの洗浄用と同じものです。

薬局のコンタクト用品のコーナーにあり、100円位で購入できます。

涙をたくさん出して異物を出す方法もあります。

異物が入っていない目の方を、優しく瞼を押して閉じさせます。

そして瞼をやさしくマッサージします。声をかけながら落ち着いてやります。

反対の異物が入っている目の方の涙が増えて、異物を洗い流してくれます。

片方に涙が出ると、もう一方も涙が出るという性質を利用したマッサージです。

終わったら目の周りの涙を拭いてあげてください。

その後、片目がショボショボしてないようだったら、異物は出たことになります。

4.5.散歩や外から帰ってきたら『犬用の目薬でケア』

散歩の途中、犬の目は地面の近くにあります。そして匂いを嗅いで歩いています。

目の横には塀があったり、草があったり、それを体で確認しながら歩いています。

散歩から帰った後の目や目の周りは、かなり汚れています。

散歩から帰ったら、顔をペット用のウエットティッシューや濡れたタオル、布で拭いてあげるのもおすすめです。

目や口の周りが驚くほど汚い時があります。

また、草むらに顔をつっこんで、ダニなどがひょう依しているかもしれません。

手足を洗うのと同じように、顔を拭いてあげてください。

木枯らしが吹く秋、春のホコリっぽい日、風の強い日などは目に砂やホコリが入ります。

犬も同じです。風の強い日の次の日に、目やにが多くなった、涙がぽろぽろ出て目を閉じているということがあります。

目のトラブルの前兆で、これをほっておくと病気につながってしまいます。

人口涙液や精製水で目を洗う、目薬や差すなどして対処します。

目に直接触らないようにしてください。

様子をみて、変わらないようなら、ゴミがとれていないかもしれません。

もう1度、目を洗ってみます。

散歩の後に、犬用の目薬で目のケアをするのもいいです。

風の強い日や乾燥する日、目の周りが汚れている日でいいです。

4.6.日頃から目の状態をしっかりチェックしよう!

愛犬の目と目やにをチェックすることで、目の異常の早期発見につながります。

毎日、顔を合わせて、アイコンタクトしています。

この時、目やにや目の状態も観察しておきます。

犬は話すこともできませんので、目のチェックは愛犬の健康を守るためと、習慣つけていきましょう。

目の充血がないか、目の形など変化がないか見ておきます。

目の異常を見落とさないことが大切です。

元気よく見つめ返してくれるかも大切なポイントです。

日頃の目のチェックポイントは次の通りです。

  • 目の色について

充血していないか、白く濁っていないか、白目が黄色や赤くなっていないか、

  • 目の周辺について

毛が変色していないか、目やにで毛が固まっていないか、目やにの色が黄色や緑色など異常でないか、目の縁が腫れていないか、

  • 犬の行動について

前足で目をこすっていないか、瞬きの回数が多くないか、目をショボショボさせていないか、光に対してまぶしそうにしていないか、歩いている時に前方の物にぶつかっていないか、

たくさんありそうですが、それほど大変なことはありません。

目の病気の影響で、視力にも支障があり、見えにくくなっている場合もあります。

家の中でドアや壁にぶつかる、少し視点がずれる、というような普段と違う行動があることがあります。

犬はかなり視力が落ちても、嗅覚が発達しているので、普段と同じ行動がとれるので、発見が遅れてしまいます。

取り返しがつかないこともならないように、観察します。

5.まとめ

犬の目やについて紹介しました。

目やにの色や状態によって、健康状態がわかることがわかっていただけたでしょうか。

目やに一つをとっても、実にいろいろなことがわかります目やには自然に出るものですが、目の病気のサインであることもあります。

ほっておくと、失明などにつながる怖い病気もありますので、早期発見が望まれます。

飼い主さんも後悔しないように、目に異常を感じたら、早めに動物病院に連れていくのがいいようです。

予防にも力を入れたいです。

逆さまつ毛など、目の周りの毛のカットで防げる目やにもあります。

目やに防止シートは使い捨てで、簡単に使えますし、ホウ酸も安くて安心して使えます。

犬は話せませんが、目でいろいろなことを語り掛けてくれます。

その目が病気になっては、楽しみにしている散歩など、犬の行動すべてに支障が出ます。

毎日、目を観察して、愛犬の目の輝きを守ってあげてください。

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