犬のよだれが止まらない!大量のよだれの原因と関係する病気について

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犬のよだれ焼けや、よだれの多さに悩んではいませんか?

せっかくトリミングに連れていって綺麗に可愛くしてもらっても、よだれ焼けで口の周りが茶色いと、台無しになってしまいますよね。

同じような悩みをお持ちの飼い主さんは意外に多いようです。

よだれ焼けは飼い主さんのちょっとした手間で、だいぶ改善することができるんです。

ここでは、まずよだれ焼けの原因であるよだれについて紹介をし、病気の可能性があるよだれについて知っていただこうと思っています。

それを踏まえたうえで、よだれ焼けが起きてしまう原因や、改善方法などを紹介していきますので、是非最後まで読んでみてください。

目次

1.愛犬のよだれの主な原因
1.1.正常な状態のよだれの原因
1.2.病気が原因の危険な状態のよだれ
1.3.危険なよだれが出ている時に確認しておくとよいことは?

2.犬のよだれが止まらない!犬がよだれを多く流す時に考えられる病気
2.1.消化器系の疾患
2.2.てんかん
2.3.口腔内の疾患
2.4.熱中症
2.5.中毒
2.6. 歯や口内に物が詰まった場合
2.7.乗り物酔い

3.愛犬のお口の周りが茶色のは「よだれやけ」かも!
3.1.口の周りが茶色くなる原因は何?
3.2.よだれやけの改善方法とは

4.手作りのよだれかけでよだれの悩みを解決!

5.まとめ

1.愛犬のよだれの主な原因

犬は食べ物を目の前に出されたり、その臭いをかいだりするとついついよだれが出てしまいます。

これは人間も同じで、自律神経からの命令を受けて無意識に出てしまっていると言えます。

食べ物をイメージすることが起こるとよだれが自然と出てしまうのは、これから実際に食べ物を口に入れた時に、喉を通りやすくするために唾液をたくさん分泌するからだと言われています。

また、短頭の犬種は鼻から肺までが狭く常に呼吸がしにくい状態にありますので、口で呼吸をしようとして口を開けていることが多いので、それに伴いよだれを垂らすことが多いようです。

1.1.正常な状態のよだれの原因

犬のよだれには、特に心配をすることのない正常なものと、病気を疑ったほうがいいよだれがあります。

まずは正常なよだれについて紹介しておきます。

体温の調節

人が汗をかいて体温調整をするように、犬は舌を出してよだれを出すことで体温調整を行います。この時同時に、水分調整も行っています。

ブルドッグのような短頭種は、体温調節が上手にできない体質を持っていますので、他の犬種よりもよだれが多く出てしまいます。

食事の前に出る

飼い主さんが食事の用意をしてくれるのを認識した時などには、自律神経が働き自然とよだれが出てきます。

これは身体が食事の準備を始めて、食事を食べやすいようによだれを出す指令を出しているからであって、食欲があり健康な証拠でもあります。

車酔い

車に乗せてしばらくすると、ダラダラとよだれを垂らしてしまう犬がいます。

これは車に酔ってしまったからです。人も車酔いをしやすい人と全くしない人がいますが、犬も同様にいくら乗せていても大丈夫な犬もいるのですが、ほんの5分でもダメな犬もいます。

1.2.病気が原因の危険な状態のよだれ

犬が下記のようなよだれを出している時には、病気の可能性を疑うようにしてください。

  • ポタポタとよだれが大量に出続ける
  • 常によだれが口にたまっている
  • 泡状のよだれを出すようになる
  • よだれに血が混じっている
  • 今まではしなかったような臭いがよだれからするようになる

正常な時のよだれと、そうでない時のよだれとでは、明らかに差があります。

いつもと違う様子の時には犬に何が起きているのかよく確認するようにしましょう。

1.3.危険なよだれが出ている時に確認しておくとよいことは?

犬がいつもよりもよだれを出している時には、病気の可能性も疑った方がいいのですが、まずは犬の口の中の様子を確認しましょう。

犬は歯や歯茎の間に何か異物が入ってしまった時などには、それを外に排出しようと自然と大量のよだれを出すようになることがあります。

おもちゃのかけらや、食べ物のカスなどが歯に挟まっていないか確認してあげてください。

よだれに血が混じっている時などは、口内に傷がないかなども注意深く見るようにしましょう。

犬が前足でしきりに口元をいじっているような仕草をしている時には、口内に異常があることが多いようです。

痛みがある場合には触られると嫌がって怒ることもありますので、そのような時には無理強いはせずに動物病院へ連れて行くようにしましょう。

2.犬のよだれが止まらない!犬がよだれを多く流す時に考えられる病気

犬がいつもと違うよだれを多く出している時に、可能性のある病気をいくつか紹介しますので、参考にしてみてください。

2.1.消化器系の疾患

犬は歯や歯茎の間に異物が詰まった時と同様に、食道に異物が詰まっているような感覚がある時や、異物を飲み込んでしまった時などは、それを自力で吐き出そうとしてよだれを多く出すようになります。

おもちゃをかじって壊してしまう癖のある犬や、餌をよく噛まずに飲み込んでしまうような犬に時々起こります。

異物は便と一緒に排泄される場合もありますが、よだれを出すだけでなく嘔吐もするようになった時には、異物が体内で癒着してしまうと大変ですので一度動物病院に連れて行くようにしてください。

2.2.てんかん

今まで元気にしていた犬が、突然泡をふいて何の受け身を取らずに倒れ痙攣を起こした時には、てんかんの発作を疑ってください。

てんかんの発作は通常数分でおさまり、痙攣が収まると何事もなかったかのように通常の元気な状態に戻ります。

痙攣が起きた時には、飼い主さんも慌てて犬を抱き寄せたりしてしまいがちですが、痙攣が起きている間は、抱き上げたりは絶対にせずに、犬の身体が何かに当たって怪我などをしないように周りの物をよけて、優しく身体をさする程度にしておいてください。

余裕があれば痙攣の時間を計るようにしましょう。この痙攣の時間は、後々動物病院で診察を受ける時に獣医師に伝えるようにすると診察がスムーズに運びます。

てんかんによる痙攣は長くても2~3分程度でおさまります。もしも10分以上も痙攣が続くようであれば、夜間であってもすぐに動物病院に連れて行くことをおすすめします。

2.3.口腔内の疾患

口内炎や歯肉炎など、何らかの原因により口腔内に炎症が起きるとよだれが多く出てくるようになります。

また、この時には口臭がするようになってくるので、犬の口元が少し臭うようになってきます。

口内炎や歯肉炎が原因の痛みがひどくなってくると、固いフードを食べる時に顔をしかめるような仕草をしたり、物を噛むと痛みを感じるので食欲が落ちてきたりすることもあります。

食欲が落ちて栄養状態が悪くなってくると、口腔内の炎症も悪化していってしまいますので、早めに動物病院に連れて行くようにしましょう。

2.4.熱中症

夏場や雨上がりで湿気の多い日に、よだれを流しながらぐったりしている様子でしたら、熱中症の可能性があります。

特に、梅雨の晴れ間などで急激に気温の上がった日には、犬の身体はまだ暑さに慣れていませんので熱中症にかかりやすくなってしまいます。

熱中症は初期の段階でしたら、身体を冷やして水を飲ますことでだいぶ回復していきますが、ぐったりとした後に下痢や嘔吐の症状がみられた場合にはかなり重症化していると思ってください。

早急に動物病院に連れて行かなければ手遅れになってしまう場合もあります。

2.5.中毒

犬には食べてはいけない物がいくつかあるのですが、それらを食べてしまった時の中毒症状として大量のよだれを流したり下痢をしたりすることがあります。

中毒症状が更に悪化してくると、痙攣や発熱を伴ってくることもあります。

特にチョコレートを食べてしまうと、よだれが多く出始めるようです。

チョコレート以外で犬に食べさせてはいけない代表的な物には、玉ねぎや長ねぎなどのねぎ類、にんにく、ぶどうなどがあります。

万が一食べてしまった場合には、しばらく様子を見て何も症状が出てこなければ構いませんが、少しでも先に紹介したような症状が出始めたら動物病院へ行くことをおすすめします。

2.6. 歯や口内に物が詰まった場合

犬が地面に顔をこすりつけたり、前足で口元をしきりに触ったりしている時には、歯と歯の間に何かが詰まってしまっていることがあります。

この詰まった物を気にして、犬は口を開けたままにしてしまうので、自然とよだれが多く出てしまいます。

このような時には、口元を優しく開けて中の様子を確認してみてください。

飼い主さん自身で取り除けるようでしたらよいのですが、詰まっている箇所が奥の方だった場合には、あまり無理をして取ろうとすると犬の口の中を傷つけてしまう場合もありますので、動物病院で取り除いてもらうようにしましょう。

また、口の中の異物が気になるあまり、顔を強くこすりすぎて鼻水に血が混じってしまうこともあります。

そうなる前に、早めに対処してあげてください。

2.7.乗り物酔い

車など乗り物に乗せると、ダラダラとよだれを垂らしてしまう場合には乗り物酔いだと思ってください。

車酔いをしてしまう犬には、獣医師が処方してくれる犬用の酔い止め薬もあるのですが、あまり効果がない場合もあるようです。

明らかに酔ってしまった様子でしたら、一度車から降ろして外の空気を吸わせてあげましょう。

もう少しだからと、いつまでもそのまま乗せておくと、車に乗ることに対して拒否反応を示すようになってしまいますので、犬と一緒に出掛ける時には休憩をする時間をしっかり計算して、時間に余裕を持って行動するようにしてください。

車酔いをしてしまう犬は、乗車時間を少しずつ伸ばしながら慣らしていくようにするのがいいかもしれません。

3.愛犬のお口の周りが茶色のは「よだれやけ」かも!

口元がよだれで湿っていて、被毛が茶色く変色している犬を時々見掛けますが、これはよだれ焼けと言います。

ここでは、よだれ焼けの原因とその改善方法を紹介していきます。

3.1.口の周りが茶色くなる原因は何?

よだれ焼けが起きる原因は、なみだ焼けと同じ理由でよだれが被毛につき、そこが着色してしまうことで起こるのですが、本来健康的な状態で出るよだれではよだれ焼けはあまり起こりません。

ただ、プードルやシュナウザーなどのように口元に髭のような被毛が多い犬種は、健康な状態でもよだれ焼けが起こりやすいようです。

では、その他によだれ焼けが起こる原因は何かを説明していきます。

ドッグフードに含まれる物質

ドッグフードには、添加物や着色料など様々な化学物質が含まれています。物によっては、通常人が口にはしない化学物質が含まれている場合もあります。

このようなフードを食べ続けていると、犬のよだれにも化学物質が含まれるようになり、そのよだれで濡れた口元がその化学物質より着色していってしまいます。

口内環境の悪化

歯周病や歯肉炎などを発症している場合、口の中には雑菌が多く繁殖しています。

そうなると、当然よだれにも雑菌が多く含まれていることになり、そのよだれが被毛に付くことでだんだんと酸化し変色をしていってしまいます。

アレルギー

何らかの物にアレルギー反応を起こしている場合、よだれが被毛の着色の原因になるのと同時に、皮膚自体がアレルギー反応による炎症で色素沈着を起こすことがあります。

そうなると、そこから生えてくる被毛も変色してしまうことがあります。

3.2.よだれやけの改善方法とは

よだれ焼けそのものは、何か大きな病気を引き起こす原因にはなりませんが、身体全体を綺麗にトリミングなどしても、口元だけがよだれ焼けで茶色くなっていたりするとちょっと残念ですよね。

そこで、よだれ焼けを改善する方法をいくつか紹介していきますので、試してみてください。

口周りを清潔にする

常に口の周りを清潔に保つようにしましょう。食後は濡れたタオルなどで口元を拭いてあげる習慣をつけるといいでしょう。

ウェットティッシュなどを使用する場合は、アルコールを含んでいない物を選ぶようにしてください。

よだれが付いていたら拭く、という習慣を付けていくとだいぶ変わってきます。

既に変色してしまっている部分は、トリミングの際に少しずつ短く切ってもらうようにしてください。

変色した部分を切りながら、清潔を保つようにしていけば新しく生えてくる毛は綺麗なままで伸びていくようになります。

フードを変える

犬が毎日食べる物ですので、できればあまり化学物質が含まれていない物を選んで欲しいです。

フードの入れ物に記載されている成分表を参考にして、着色料や保存料があまり含まれていない物で、なるべく自然由来のフードを与えるようにしてください。

サプリメントに含まれる添加物にも注意をはらうようにしてください。

デンタルケアを行う

先に紹介したように、よだれ焼けの原因にはよだれに含まれる雑菌が大きく関係しています。

このよだれに含まれる雑菌を増やさないために、デンタルケアを行うようにしましょう。

犬が嫌がらないようであれば、犬用の歯ブラシを使用して歯磨きをしてあげてください。

歯ブラシを嫌がるようであれば、濡らしたガーゼを飼い主さんの指に巻き、それで歯の表面を優しくこすってあげてください。

アレルギー対策

口元を清潔にしたり、デンタルケアを行ったりしてもなかなかよだれ焼けが改善されない場合には、一度動物病院でアレルギー検査をしてもらいましょう。

アレルギー検査の結果、現在食べていたフードが犬の身体に合わないと判明した場合、フードを変更してあげれば、よだれ焼けも改善されていきます。

フードを変えて体内環境の改善をしていく時には、水分をいつもより多めに与えると、今まで溜まった毒素が排出されやすくなります。

手作りホウ酸水でケア

犬の口元を拭く時に手作りのホウ酸水を使用すると、既に着色してしまった部分も少し色が軽減される効果があります。

ホウ酸水の作り方
  • 用意する物:ホウ酸、精製水(どちらも薬局で手軽に購入することができます)
  • 作り方:60度程度に温めた精製水150mlに、ホウ酸3gを溶かします。

これで約2%の濃度のホウ酸水ができあがります。

犬に使用する時には、これ以上の濃度には絶対にしないでください。

また、ホウ酸水は作ってから2週間で使いきるようにして、残ったら廃棄してまた新しい物を作るようにしてください。保管は冷蔵庫がおすすめです。

専用のクリーナーを使用

重曹が含まれた、よだれ焼けやなみだ焼け専用のクリーナーも販売されています。

着色された被毛部分をこのクリーナーを使用することで、汚れの一時的解消にはなるようです。

ホウ酸水同様に根本的解決にはなりませんので、その点はご注意ください。

4.手作りのよだれかけでよだれの悩みを解決!

犬のよだれはこまめに拭いてあげるようにしていても、お留守番をしてもらう時などはそうもいきませんよね。

そこで、犬用のよだれかけを作って巻いてみてはどうでしょうか。

ニューファンドランド RIKIがゆく

簡単に作れる物をいくつか紹介しますので、数枚用意して汚れたら取り換えるという風にすれば、犬の口元を常に気にしてこまめに拭き取る作業をする飼い主さんの負担も多少解消されますし、何よりも犬が可愛く変身するかもしれません。

http://rikigayuku.exblog.jp/25899194/

RIKIがゆく

ニューファンドランドを飼われている方のブログですが、よだれの多い愛犬のためにバンダナをリメイクしてよだれかけを作っているそうです。

型紙いらずで簡単に作れるので、裁縫が苦手な方にも安心です。

https://plaza.rakuten.co.jp/bunsup/diary/200807190000/

犬のクールバンダナ改良版&作り方公開:(C)hiromi426

バンダナでは小さい犬用には、首回りを計って作れるこちらを参考にしてみてください。

保冷材を入れる専用のポケットも付けられるタイプのよだれかけです。

5.まとめ

犬のよだれ焼けについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

犬のよだれには、正常な物と病気の可能性を疑ったほうがいいよだれがあると紹介しました。

確かに、食事の前や大好きなおやつをあげる前には、よだれを垂らすことはありますが、特に臭いが気になったりすることはありません。

これが正常なよだれの証拠ですね。

異常のあるよだれは、正常な時の物とは出てくる量も明らかに違いますので、飼い主さんも見落としてしまうことは少ないかと思います。

犬が大量によだれを出している時には、何らかの異常が起きているのだと思い、犬をよく観察する必要があります。

その他にも、口腔内トラブルが原因でよだれが多くなることもあります。

歯肉炎や歯周病などはデンタルケアを行うことでだいぶ改善されますので、子犬のうちから歯磨きの習慣を付けてあげましょう。

やはり基本は、口周りを清潔に保つことが一番のようです。

よだれを付けたままにしておくと、そのよだれが乾いて酸化し着色の原因になってしまいます。よだれはこまめに拭いてあげるようにしてください。

拭く際に使用すると、着色した部分が少し改善するホウ酸水の作り方も紹介しましたので、是非作ってみてください。

よだれ焼け自体は、犬の健康に大きく影響を及ぼすものではありませんが、いつもと違う様子のよだれの出方をしているようであれば、気に留めてあげるようにしてください。

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