犬の咳は病気のサイン!見逃せない咳の症状とその原因

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愛犬が突然咳をしだした、咳が止まらない、ということはありませんか?

不安になりながらも、咳は人間でもよくあることなので、なんとなく様子を見がちになります。

しかし、咳をするからには何らかの理由があります。実は、大変な病気が隠されていることもあるのです。

このページでは、様子をみる際に何を見たらよいのか、たかが咳でもこれは動物病院へ行った方が良いと判断できる、咳についての知識を身に着けていただける内容をご提供します。

目次

1.犬の咳 重い病気が潜んでいるのかも!?
1.1. そもそも咳ってなぜでるの?
1.2. 咳の種類から疑われる病気

2.動物病院に連れて行く時の大事なポイント
2.1.要チェック!こんな症状の時はすぐに連れて行こう
2.2.病院受診で伝えるポイント
2.3.Q&A~こんな時どうする?

3.自宅で様子を見る時のポイント

4.まとめ

1.犬の咳 重い病気が潜んでいるのかも!?

咳の中には、実は病気のサインや、命の危険を知らせるものがあります。

普段、水を飲んだ後、少し気管に入って咳込むことは良くあるでしょう。

寒い日に外に出た時や、リードを引いた時、吠えた後などに「カッカッ」または「カハッカハッ」と、一時的に咳をすることもあります。

これらは生理的な咳ですぐに止まります。

しかし、咳の出方や音によっては、病気が原因であることがあります。

どのような病気が疑われるのか、緊急性が高い咳なのか、音による見分け方について、詳しくご説明します。

1.1. そもそも咳ってなぜでるの?

犬は口呼吸が多い動物です。そのため、口から異物が入りやすく、通常であれば異物を外に出すために咳をします。

しかし、口呼吸が多いと喉の炎症が起きやすくなるため、長引く咳を伴う疾患にかかりやすくもなります。

咽頭炎はのどの炎症により咳を誘発します。

犬の風邪と呼ばれるケンネルコフは、気管が感染して咳を誘発します。

ひどくなると肺炎を引き起こし、さらに咳の原因になります。

咳の種類は次項で説明しますが、犬の咳の仕方や音によっては、犬を飼っている経験が長い方は、心臓か気管を疑い、じっと観察して咳の詳細に注意します。

心臓に異常があると心臓の機能が低下し、肺に水が溜まります。

または心臓が肥大して気管を圧迫します。そのせいで呼吸がしにくくなり咳をするからです。

例えば気管のそばにある軟骨が変形し、気管を押しつぶしてしまうのが気管虚脱です。

呼吸がしにくくなり咳をします。最悪は呼吸困難になります。

ハウスダストやアレルギー物質が気管に入った時なども咳をします。

つまり、咳をするときは、生理的現象や、のどの炎症でなければ、心臓、肺、気管の異常により誘発されていることもあるのです。

寄生虫が気管から腸へ動くときにも咳が出ます。

尚、チワワやシーズー、パグ、フレンチブルドックのような短頭種は、他の犬より口呼吸が多くなり、体の構造上、呼吸器系の疾患にかかりやすい犬種ですから、咳には特に注意してあげましょう。

1.2. 咳の種類から疑われる病気

どんな音の咳か、どんな時に出るかなどによって、疑がわれる病気が変わってきます。

咳は大きく分けて、乾いた咳と湿った咳に分けられます。

その中でも、音が細分化され、疑わしい病気を予測します。同時に、犬の状態を見ることも重要です。

ここでは一般的に言われる咳の音から、どんな病気が疑われるのかをご説明します。

ゴホゴホ

コホッコホッやコンコン、ケホッケホッと聞こえることもあります。強い感じの咳です。

・ジステンパー感染症

乾いた咳を頻発し、40℃前後の発熱を伴う時は、ジステンパー感染症の初期症状と言われています。

目や鼻から黄色い分泌物を出すようになると、肺炎を引き起こすことがありますので、感染が疑われる場合は早めに受診しましょう。

通常は、毎年混合ワクチンを接種していることで、感染は比較的に予防できるとされています。

混合ワクチンの中にジステンパーが含まれているか確認してみてください。

・ケンネルコフ

乾いた咳を続けることが特徴です。下を向いて吐くような恰好で咳をします。

犬の風邪とも呼ばれ、接触または被膜感染でウィルスや細菌に感染することで発症します。

運動時や興奮した時、寒いところに出た時に咳が出やすくなります。

微熱が出ますが、食欲もあり元気で、乾いた咳以外に症状が見られない時は、様子を見ていると1週間ほどで治ることが多いです。

しかし、治癒せずに長引くと、食欲不振、高熱が出始め元気がなくなり、膿の様な鼻水を出すようになり、肺炎を起こすこともあります。

長引く場合や、子犬や老犬は重症化することがあるので、念のため受診させた方が良いです。

・急性気管支炎

最初はケンネルコフと同じような咳をします。

運動の後や食事の時、リードを引いたとき、寒いところに出た時など、のどに刺激が加わった時に咳をします。

のどの痛みや食欲不振、発熱、元気がない、運動を嫌がるなどの症状が出てきます。

症状が進むと痰が絡んだような湿った咳をするようになります。

コホンコホン(ゴホンゴホン)

・慢性気管支炎

下を向いてのどに何かが詰まったような動作と一緒に、湿った咳をします。

急性気管支炎と同じような刺激が喉に加わったタイミングで咳をします。

症状が進むと、元気がなくなり動くことを嫌がります。

呼吸が早く浅くなり、呼吸困難やチアノーゼ(酸素欠乏、歯ぐきが紫になる)になることもあります。

1年間で2ヶ月以上咳が続き、他に咳の原因となる疾患が無い場合に診断されます。

長期にわたり気管支上皮に刺激が加わることで、軌道の周りが腫れてしまい、呼吸を妨げるようになります。

悪化すると気管支拡張症に進行してしまいます。

中高年齢の小型犬が発症しやすい傾向にあると言われます。

コホコホ

・咽頭炎

乾いた咳と発熱が特徴的な症状です。

喉の部分に炎症が起きている状態で、原因は様々あります。

咽頭は口、鼻、食道を繋いでおり、口や鼻から吸い込む空気が直接触れる場所です。

そのため、有害なものを吸い込んだ時や、鼻炎、ウィルス、細菌による呼吸器感染症から発症したり、固いものを食べて咽頭を傷つけることで発症することもあります。

ですから、原因を特定することがまず大切になります。

咳の他、リンパの腫れ、呼吸障害、食欲不振、唾液の増加、鳴き声が変わるという症状も見られるようになり、悪化すると痛みを伴うことから食事を嫌がるようになります。

・僧帽弁閉鎖不全症

興奮や運動の後、吠えた後、朝方の気温が下がった時などに、軽い乾いた咳が出ます。

カハッカハッと聞こえることもあります。

最初は軽い咳で頻度も少ないのですが、運動が辛くなるために散歩を嫌がるようになり、症状が進むと咳が絶え間なく続き、眠ることが出来なくなることがあります。

食欲不振や元気がなくなるといった症状も出てきます。

血液が逆流してしまう病気ですので、血液が溜まった左心房や、肺動脈に負担がかかり、肺水腫などを引き起こすことがあります。

また、症状の進行で心臓肥大が進み、心臓機能が低下して死に至ることもあります。

先述の通り、日頃の生活で気づきやすい症状が出ますので、早く発見して治療を始めることです。

小型犬に多いと言われますが、特にキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは遺伝的にかかりやすいと言われています。

・フィラリア症

最初に乾いた空咳を軽くする症状を出します。

蚊が媒体するイヌフェラリアという寄生虫が、血管内や心臓、肺などに寄生した状態です。

やがて体内に成虫が増えてくると、血液循環が悪くなり、咳がひどくなったり、呼吸困難が見られるようになります。

次第に腹水が溜まり始めたり、失神や喀血などの症状を見せるようになり、死に至ります。

毎年、予防薬を服用しているかと思いますが、服用に関して注意が必要です。

フェラリア予防の薬が高いからと、インターネットなどで安く購入したりすることがありませんか?

検査を受けてから服薬しないと、もし感染していて予防薬を飲むと命にかかわります。

予防薬は感染していないことが前提です。また、止める時期も気を付けます。

予防薬は、蚊に刺されないようにするのではなく、前月に蚊に刺された分を帳消しにする仕組みです。

ですから、蚊が居なくなった後の1か月後まで飲ませないと、最後の1か月分が帳消しにならず、翌年までに成虫が体内に増えてしまう、ということになるのです。

ガーガー

・気管虚脱

音が鈍く、何か詰まったような乾いた咳が特徴です。

高温多湿な場所にいたり(特に夏は注意)、興奮すると悪化します。

突然苦しそうな症状を見せたかと思うと、少しして元に戻るため、安心してしまいがちですが、これを繰り返すことによって悪化していきますので注意が必要です。

軟骨が変形して気管を押しつぶし、空気の流れが悪くなる状態です。

つぶれてしまった気管は元に戻す方法が現在はありません。

気管虚脱は軽度から重症度まで、I度、II度、III度、IV度に分けられています。

呼吸がしずらくなるため、チアノーゼが出たり、失神を起こすこともあります。

明確な原因はわかっていませんので、全ての犬種に発症リスクがありますが、比較的、小型犬や日本犬、ゴールデンレトリーバーやラブラドールレトリーバーがかかりやすいと言われます。

また、中齢から高齢になるほど発症率が高くなります。

ケホケホ

・肺炎

継続的に激しい乾いた感じの咳をします。

呼吸困難になり、ゼーゼーという音を出すこともあります。

食欲不振や元気がないなども見られます。

咳が弱々しくなってきたら緊急を要します。

放置すると死に至る危険な病気です。

通気管支炎や他の病気をこじらせて肺炎になることも多いのですが、ウィルスや細菌、寄生虫、真菌、薬剤、有毒なガスなどを吸い込んで起こることもあります。

症状が進行してしまう前に、適切な治療を受ければ完治できることも多いので、早くサインに気づいてあげましょう。

肺炎が治るまでは、肺に負担をかけないように激しい運動が抑制されます。

・肺水腫

殆どの場合、他の疾患によって引きおこります。

肺に水が溜まり、機能不全になってしまう状態です。

軽度のうちは、運動や興奮のあとに咳が出たり、呼吸が乱れたりします。

進行してくると咳が弱々しくなり、呼吸が苦しくなって横になれず、前足を突っ張って座った状態でいることが多くなります。

もっと重症になると、よだれが大量に出たり、泡を吹くことがあります。

他の疾患が先に出ていることが殆どですから、肺水腫になる前に、早く異変に気付いてあげることが重要です。

2.動物病院に連れて行く時の大事なポイント

咳が長引く場合、咳以外に症状がみられる場合は、動物病院へ連れていきましょう。

通常、健康な犬にこのような状態はありません。

咳以外に出ている症状によっては緊急を要する場合もあります。

特に子犬や老犬の場合は、他の疾患に繋がり重症になることがあるので、できるだけ早めに受診させてください。

2.1.要チェック!こんな症状の時はすぐに連れて行こう

どのような症状が危険なサインかをご説明します。

連れて行く時には、できるだけ胸を抑えないように注意して抱き上げます。

また、興奮させないように注意します。

行く前に動物病院に事前に連絡すると、症状や様子を伝えれば、搬送中の注意などを教えてくれる病院もありますし、状況によっては病院側で準備をしてくれていることもあります。

  • 呼吸がしにくくなっている
  • ぐったりとしている
  • 歯ぐきや舌の色が紫色になっている
  • 咳と一緒に血や膿を吐いた
  • 咳が止まらない、咳が急にひどくなった
  • 朝から夜にかけて咳が出る

これらの症状は、重篤な病気である可能性が高いので、すぐに動物病院に連れて行って診察を受けましょう。

2.2.病院受診で伝えるポイント

動物病院では、咳が出る、咳がひどい、というだけなく、咳の状態、頻度、どんな時に、他に見られる症状などを具体的に細かく伝えることが肝要です。

また、動物病院で咳がたまたま止まってしまうこともありますので、できればスマホなどで咳が出ている時の映像を撮っておくと、スムーズな対応に繋がります。

では、どんなことを具体的に伝えればよいのか、主な状況を列記します。

  • 咳はどのくらい続きますか? すぐに治まりますか?
  • 繰り返し咳が出ますか? その頻度はどのくらいの間隔ですか?
  • どんな咳ですか?
    コンコン、ゴホゴホ、ゲーゲー、乾いた感じ、湿った感じ、詰まった感じ、など
  • 咳が出る時はどんな時ですか?
    朝方、外に出た時、運動した後、吠えた後、横になった時、食事の後、など
  • 咳以外に症状はありますか?
    元気がない、食欲がない、横にならない、鼻水が出る、熱がある、など
  • 呼吸はいつも通りですか?
    浅く早い、ゼーゼーまたはヒューヒュー音がする、など

犬は自分から獣医師に申告が出来ません。

飼い主さんが事細かに観察し、その様子を伝えることで、適切な対応へと移ることができます。

慌てずに、良く観察し、的確に、上述以外でも気になることは全て伝えましょう。

2.3.Q&A~こんな時どうする?

咳が続いていると言った時、動物病院へいくと、どんな検査や治療をおこなうことになるのでしょう。

咳に関しての検査と、診断後の治療について見てみましょう。

検査内容や費用については、一般的な目安となります。

特に記載がない限り、診察代は含まれません。

Q:どんな検査をするの?
A:大きく分けて血液、レントゲン、エコーの3つです。

・血液検査(全身の状態を調べるために行います)
生化学検査:検査費用 3,000円~7,500円
フェラリア抗原検査:検査費用 1,000円~3,000円
ウィルス抗体価検査:検査費用 2,000円~5,000円

・レントゲン検査(フェラリア症や気管虚脱等の診断のために行います)
検査費用 3,000円~12,500円(枚数によってばらつきがある)

・エコー検査(心臓の状態などを観察するために行います)
検査費用 2,000円~5,000円

Q:どんな治療をするの?
A:咳の原因別に治療は異なります。代表的な疾患5つについては以下の通りです。

・僧帽弁閉鎖不全症

利尿剤、血管拡張剤、強心薬などを使用し、内科的な治療を行います。

費用:内服薬 小型犬で10,000~20,000円/月
定期検査 小型犬で20,000円~40,000円/回
入院が必要だと30,000円~60,000円/月が別途かかります。

進行具合(グレード)によって医療費はかなり変わってきますが、基本的に一生投薬を続けることになり、フードも心臓病用フードが必要になることもあります。

末期の場合、酸素室のレンタルが必要になる事があります。小型犬で10,000~30,000円/月です。

手術は非常に高額で、100万円~150万円と言われ、内科的治療を選択するケースが多いようです。

・フェラリア症

早期のものは注射や投薬となります。心臓に寄生している場合や、急性の場合は外科手術での摘出となります。

費用は犬の体力や、感染の度合いによって変わってきます。

初期で、犬に体力がある場合は薬での治療が一般的です。1年以上はかかることが多く、定期検査や薬などで、年間およそ20万円前後と言われます。

手術の場合、手術費用だけで15万円~20万円はかかると言われます。

一度感染すると血管や臓器がダメージを受けるため、これらの治療費や対処が加わることもあります。

・ケンネルコフ

細菌が原因の場合は、抗生物質と気管支拡張剤を使用します。そのほか、対症療法も行われます。

完治まで1か月として30,000円前後はかかるようです。

・気管虚脱

気管拡張剤や抗炎症剤を使用して内科的な治療を行います。症状が重い、呼吸困難がひどい場合は、酸素吸入や外科的な治療の検討を行います。

手術をすると、重度では検査や入院、前後の診察や投薬などで、全体としては小型犬で70万円ほどかかるようです。

軽度でも最低10万円ほどはかかります。

手術はまだ高額なため、咳止めや抗炎症剤、気管拡張剤などの投薬で、一時的に症状を抑える治療をすることもあります。

・気管支炎

急性と慢性がありますが、慢性は一度発症すると完治しないと言われていますので、ずっと付き合っていかなければならなくなります。

まずは気管支炎の原因を特定し、その原因の対処が必要になります。

感染症、寄生虫、異物、有毒なものを吸っているなど、原因は様々あります。

感染症や寄生虫では、抗生物質や駆虫剤の投与、必要応じて咳止めや酸素吸入です。

平均的に急性では、小型犬でおよそ11万円前後がかかっているようです。

Q:お薬を飲ませても咳が止まらないのですが。
A:薬を飲んでいるのであれば、まずは動物病院に相談です。他には環境に気を付けることがあります。

・薬が合っていない可能性があります。万が一、他の疾患であれば大変です。

服薬中、咳が止まらないのであれば、まずはかかっている病院に相談することが一番です。

場合によっては病院を変えてみることも考えましょう。

・快適な環境を保持してあげます。温度は22℃~25℃、湿度は40~60%です。乾燥していると咳が出やすくなります。

空気清浄機を使って部屋の空気を綺麗にします。こまめな掃除でハウスダストやほこりなどのアレルギー源を除去します。

・咳止めとしてハーブが売られています。モウズイカ、マシュマロ、オオバコ、甘草、エキナセアは、犬の咳を和らげる効果があると言われています。

注意は、自然のものとはいえ、他に内服薬を使用している場合は、併用によって副作用を起こすことがあります。

使用前には薬との相性を、内服薬を処方している動物病院に確認した方が良いです。

Q:薬の副作用ってありますか?
A:あります。

・利尿剤を服用すると、のどが渇き大量に水を飲んでオシッコをします。

あまりひどいと脱水症状になることがありますので、多飲多尿があまりにもひどいと言う場合は、処方量を調整してもらいましょう。

・心臓治療薬では、食欲不振や下痢、嘔吐が出ることがあります。

通常、服用から1~2週間以内に出ます。この場合は副作用の可能性があるので、動物病院にすぐ相談しましょう。

3.自宅で様子を見る時のポイント

動物病院へ連れていくまでには、少し様子を見ることもありますね。

やっぱり病院で診てもらったとなれば、受診後は自宅で様子を見てください、と言われるでしょう。

どんなことに注意して様子を見ればよいのか、受診前後に分けてご説明します。

受診前

動物病院へ行く前には、犬の状態把握とケアがポイントになります。

・咳と犬の状態を細かく観察

咳の詳細と犬の状態を良く観察し、できれば細かく記録します。咳をしている時の映像があるとより良いです。

咳はどんな音か、どのくらい(何分くらい、あるいはずっと)続くか、いつから咳をし始めたかなどの詳細を観察します。

咳をするときの姿勢やしぐさも見ておきます。

どんな時に咳が出るか、時間帯も把握します。

同時に、犬の状態も良くチェックします。普段に比べて元気は? 食欲は? 散歩は? 呼吸は?

他に変だなと思う症状は出ていないか、息をすると何か音がする、鼻水や膿、などです。

熱が出ていないか、お腹が張っていないかも、みておきます。

・犬のケア

咳が楽になるように、住環境をケアしてあげます。

室内環境は、温度が22℃~25℃、湿度は40~60%が咳が出にくくなります。

喉や気管支に刺激を与えないように、空気を綺麗にします。

空気清浄機を使用したり、こまめに掃除をしてアレルギー源やほこりを除去します。

特に寝る場所については、常に清潔にしておきましょう。

食事が食べにくい、水が飲みにくそうだと感じたら、楽な姿勢で食べられる高さまで器を上げます。

給水ボトルを使っている場合、咳をしている間は器に変えた方が良いです。

犬は上を向いて水を飲む習慣が本来は無く、気管に水が入り咳込むことが多いのです。

様子見の間は、食事は固いものを避けた方が良いです。

水分の補給にもなりますので、ウェットフードや柔らかくふやかしたものなどにします。

おやつは控えた方が良いです。誤飲誤食にも注意です。

喉の負担になるので、首輪は外した方が良いです。首が詰まった服も避けましょう。

激しい運動や、興奮させることは控えます。

受診後

・受診内容と受診後のケアを必ず聞いてくる

第一は、動物病院でしっかりと聞いてくることです。

原因となった疾患によって、注意するべきことも変わってきますし、薬についての副作用、食事の事、咳が止まらないときのこと、寝る時の注意なども、遠慮せずに聞いてください。

どんな症状が出たらすぐ連れてくるなど、本来は詳細な説明があるはずです。

きちんと説明してくれない場合は、病院を変えたほうが良いです。

・受診後の様子を観察

病院で指示されたケアと、住環境については受診後と同じケアをしながら様子を見ます。

内服薬が出た場合は、飲んだ後に何か症状が出ないか良く観察してください。

少しでもおかしいと感じたらすぐに病院に相談しましょう。

受診前と良し悪しに関係なく、どのように咳や様子が変わったかをよく見ておきます。

咳に関しては、何らかの処置や薬が処方されることがあります。

どのくらいで落ち着くか、目安を聞いておきます。

あまり咳の状態が変わらない、まったく止まらないという場合は、病院に相談します。

嘔吐や下痢が起きていないか、脱水症状になっていないかも注意してみてください。

4.まとめ

何も理由が無く咳をすることはありません。

咳は体内に何か異物や有害なものがある場合に、それらを排斥しようとして起こす運動です。

生理的なものはすぐに治まりますが、長引く場合はどこかに異常があると思った方が、重篤になる前に対処できます。

中にはかかってしまうと一生付き合わなければならない病気もあります。

予防が難しい病気もありますが、なるべく咳の原因になるものは体内に入れない、咳をするようになったら早めに対処する、ということで、愛犬の負担を減らしてあげる努力を心掛けましょう。

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