犬の便秘は対策できる!犬が便秘になる7つの理由と簡単な便秘解消法

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犬は比較的、便秘をすることが少ない動物ですが、なぜか我が家の愛犬は便秘気味で困っている、という飼い主さんもいるのではないでしょうか?

便秘などしたことがなかったのに、ある日突然便秘になってしまって、どうしたのだろうかということもあるでしょう。

便秘というのは様々な原因で引き起こされることがあって、便秘がもとで大きな病気になってしまうこともあるのです。

そこで今回は、便が出なくなってしまう様々な原因や、自宅でできる便秘の解消法、人間にはおなじみの「ビオフェルミン」を犬に与えてもいいのか?という疑問、便秘に効果的なツボマッサージなどを紹介していきます。

たかが便秘とは思わずに、便秘になってSOSを発している犬の様子をよく観察して、適切な対処をすることによって、すっきりとさせてあげたいですね。

目次

1.犬の便秘とは
1.1.硬いコロコロしたうんちは『急性便秘』
1.2.便秘の繰り返し、2日以上出ない『慢性便秘』

2.犬が便秘をする7つの原因
2.1.『腸内の便が硬すぎ』て自力で出せない。
2.2.『排便が痛く』て出せない
2.3.『ストレス』により便ができない
2.4.『薬剤の副作用』により便が出ない
2.5.食べ物が消化できない『胃の機能低下』
2.6.『トイレの場所』の変化
2.7.『結腸が何らかの影響で塞がる』

3.犬の便秘のときに取る行動
3.1.『便秘で震えている』のは排泄を我慢している時
3.2.『便秘で犬が鳴く』のは痛いから

4.便秘と伴って引き起こす症状は危険
4.1.便秘と嘔吐は『異物の誤飲が影響』
4.2.『下痢をした後便秘の繰り返し』は細菌感染によるもの

5.犬の便秘を解消する4つの方法
5.1.お腹と背中の『マッサージでツボを刺激』
5.2.日々の食事から便秘を解消『ヨーグルトが効果的』
5.3.悪玉菌を減らす『ビオフェルミン』(サプリメント)
5.4.便秘薬といえば『下剤』
5.5.上記で『改善されなければ病院』へ

6.まとめ

1.犬の便秘とは

便秘とは腸の中に溜まった便が、長い時間排出されないことを言います。

犬の場合は人間とは違い便秘することは少ないですが、1日便が出ないことはよくあります。

しかし2日出ないというのは異常であり、便秘であると言えるでしょう。

通常は成犬でも1日に2回の排便があることが多いので、2日出ない状態は普通ではないことがわかります。

犬の腸に便が溜まった状態は、お腹を触ってみるとよくわかります。

左の下腹部に明らかに便だとわかるゴツゴツしたものに触れることができます。

他にも犬の便秘の症状は様々です。

便を出そうとするけれど出ない、食欲不振になる、お腹に触られるのを嫌がる等がありますが、便が出ていてもコロコロとした少量の便しか出ない時も便秘だと言えます。

犬の便秘には急性便秘と慢性便秘の2種類あり、症状が少し異なります。そこで急性便秘と慢性便秘の症状について説明します。

1.1.硬いコロコロしたうんちは『急性便秘』

便が出ていても、ウサギの糞のようなコロコロした少量の便しか出ない場合は急性便秘です。

また出し辛そうにしながら排便をするのも急性便秘であると言えるでしょう。

急性便秘は便秘の初期段階の症状です、この段階で適切な処置をすれば症状を改善することができる可能性が高いです。

便が出ているからと安心せずに、量や状態、排便時の様子などを確認することが大切です。

1.2.便秘の繰り返し、2日以上出ない『慢性便秘』

慢性便秘は、2日以上出ない状態が続いている時や、一時的に便秘の症状が改善しても、また便秘になってしまうという状態を繰り返すことです。

慢性便秘を繰り返していると、腸の中の便が硬くなっていき宿便となって、腸の中にとどまった状態になってしまいます。

そうすると、腸の中で溜まっていった便で腸が異常に拡大して正常に機能しなくなってしまう病気「巨大結腸症」という病気になってしまう危険性があります。

犬が2日以上便が出ない状態は単純な便秘ではなく、別の大きな病気が引き起こしている可能性が高いです。

ましてや5日以上出ない場合は命に関わることもあります。

2日以上犬の便秘が続いている場合は、すぐに動物病院で診てもらうようにしましょう。

2.犬が便秘をする7つの原因

犬が便秘をしてしまう時には次の7つの原因が考えられます。

その原因を起こしてしまう要因は何が考えられるのか、説明していきます。

2.1.『腸内の便が硬すぎ』て自力で出せない。

腸内の便が硬くなりすぎてしまって腸を通過できなくなってしまう症状です。

体の他の部分は特に問題がない場合があります。

水分の摂取不足、異物や骨を誤飲してしまった時に起こることが考えられます。

2.2.『排便が痛く』て出せない

体の機能には問題がないけれど、排便時の痛みがあるために排便ができなくなってしまう状態です。

要因は肛門周辺の傷や肛門嚢炎(肛門近くの肛門嚢という部分が炎症を起こすこと)、肛門や直腸の通り道が狭くなってしまう、後足や骨盤の骨折、腫瘍、脱肛、直腸内に異物がある、などが考えられます。

2.3.『ストレス』により便ができない

犬は様々なことでストレスを受けやすく、便秘になってしまうことがあります。

新しい家に迎え入れ始めた頃、引越しをして環境が変わった、トイレが変わった、排泄のことで叱られた、などがストレスの要因となることが考えられます。

また散歩の時に外で排泄することが習慣になっている犬の場合、悪天候で散歩に行けないとストレスになって便秘になってしまうことがあります。

2.4.『薬剤の副作用』により便が出ない

薬剤の中には副作用として便秘を引き起こしてしまうものがあります。

薬剤によって起こる便秘のことを「医原性便秘」と呼びます。

医原性便秘を引き起こすと考えられる薬剤には、鎮痛剤、利尿剤、制酸剤、スクラルファート、硫酸バリウム、抗コリン剤、抗ヒスタミン剤があります。

2.5.食べ物が消化できない『胃の機能低下』

犬も加齢によって内臓の機能が弱くなってきます。

胃の機能が低下してしまうと内容物がうまく排出されなくなり便秘を引き起こします。

胃の機能が低下してしまう要因には加齢の他に食べ過ぎもあります。

また消化が悪いものを食べ過ぎてしまい消化不良を起こしているときも胃の機能が低下し便秘になることがあります。

2.6.『トイレの場所』の変化

犬はとてもデリケートな動物で、ちょっとしたことがストレスになって便秘になります。

トイレの場所が変わっただけでも、便を我慢してしまい便秘を引き起こすことがあります。

一旦トイレの場所を決めたなら、できれば場所を頻繁に変えることは避けたいです。

トイレの場所が変わらなくても、トイレの周辺にいつもと違うものが置かれていると、環境が変わったと感じてトイレに行かなくなることもあります。

2.7.『結腸が何らかの影響で塞がる』

便を通過させる結腸が何らかの影響で塞がってしまうと、便が通過できずに便秘になってしまいます。

結腸が塞がる要因として考えられるのは、腫瘍、ポリープ、オス犬の前立腺肥大などの他に、骨盤内の内臓が飛び出してしまう病気の会陰ヘルニア、去勢していないオスに多い病気の直腸憩室などがあります。

3.犬の便秘のときに取る行動

犬が便秘になると独特の行動を取ることがあります。

便秘に苦しんでいる犬が必死に出しているサインを飼い主は早めに気がついて、何らかの対処をすることが大切です。

3.1.『便秘で震えている』のは排泄を我慢している時

犬は様々な事情で排泄を我慢してしまい便秘を引き起こすことがあります。

散歩のときに排泄することが習慣になっている犬は、雨天が続いて散歩ができない場合、排泄するのを我慢してしまうことがあります。

散歩の時間が決まっている場合、散歩の時間以外は排泄をしてはいけないと思い込んでしまい、散歩までの間、排泄を我慢してしまいタイミングを逃してしまう場合もあります。

また室内で排泄をする場合も、トイレが変わった、トイレの場所が変わった、トイレシーツがいつものものと違う、などの理由で排泄を我慢してしまうことがあります。

我慢しすぎた場合、震えていることがありますので、排泄を我慢しすぎて震えているのか、他の原因で震えているのかを注意して対処するようにしましょう。

3.2.『便秘で犬が鳴く』のは痛いから

便秘が続いて排便するのが困難になってくると、犬は苦しくなって鳴く場合があります。

犬は我慢強い動物ですので、鳴くほど痛いということは、相当頑固な便秘になっているのでしょう。

特に高齢犬は排出する力も弱くなってきますので、便秘になると頑固になってしまうことが多いです。

オスの高齢犬の場合、前立腺肥大や会陰ヘルニアになっている可能性もあります。

便秘が3日以上続く場合は、明らかに異常な状態であり、他の病気が原因になっていることが多いです。

苦しんで鳴く状態になる前に対処するようにしたいですね。

4.便秘と伴って引き起こす症状は危険

便秘になった時、便秘の症状とともに、嘔吐や下痢を起こすことがあります。

こういう場合は単純な便秘ではなく危険な状態である場合があるので、早めに対処することが必要です。

4.1.便秘と嘔吐は『異物の誤飲が影響』

犬が便秘になる原因の一つに異物誤飲があります。

いつも遊んでいるおもちゃや部屋の中の生活用品を間違って飲み込んでしまうことが原因で便秘になってしまいます。

誤飲しても便として排出されれば問題ないのですが、出ない場合は体の中に異物として残ったままになってしまいます。

この異物が原因となって腸が塞がってしまい、腸閉塞を起こすことがあります。

腸閉塞の主な症状は便秘と嘔吐、それに腹痛です。

腹痛を起こしているかどうかは見てわからないことが多いですが、便秘と嘔吐は明らかに体調が悪いことがわかります。

嘔吐は体の中の異物を除去しようとする症状で、便秘は腸が塞がることによって便が排出されなくなる症状です。

腸閉塞は放っておくと命に関わることがありますので、すぐに動物病院へ診てもらうようにしなければいけません。

腸閉塞を起こしてしまう異物には、おもちゃや生活用品だけでなく、消化機能が弱い犬や小型犬は、大きすぎるおやつや消化が悪いおやつでも腸閉塞を起こしてしまうことがあるので、注意するようにしましょう。

また腸閉塞は異物誤飲だけでなく、腫瘍や寄生虫、腹部臓器の癒着などでも起こることがありますので、要注意です。

4.2.『下痢をした後便秘の繰り返し』は細菌感染によるもの

犬が下痢と便秘を繰り返してしまう場合に考えられることは、細菌感染です。細菌感染の場合、まずは下痢をしてしまいます。

下痢をしてしまうと腸の機能が弱まります。

食欲もなくしてしまい、腸の中には何もない状態になります。

腸の中に何もない状態だと、当然便は出なくなります。

食欲が出てきて、腸の中に溜まってくるまで便秘の状態になることがあります。

この便秘は下痢から回復している途中の状態であるので、腸の中に便が溜まっているのに出ない便秘とは違います。

細菌感染が原因ではない下痢の場合も、腸の中が一時的に何もない状態になるため、便秘になることがあります。

あまりにも下痢と便秘を繰り返して心配であれば動物病院で指示を仰ぐようにしましょう。

5.犬の便秘を解消する4つの方法

犬は便秘になることが少ない動物です。それだけに便秘が頻繁に起こると心配になります。

そこで家で便秘を解消する方法を説明しますので、犬が便秘気味になったら試してみてください。

5.1.お腹と背中の『マッサージでツボを刺激』

お腹と背中には、胃腸を整えるツボがあります。

そこをマッサージで刺激することによって便秘を解消するのに役立ちます。

お腹のマッサージのために犬を仰向けに寝かせて、おへその位置を確認しましょう。

おへそはお腹の中で毛が生えていない場所にあり少し盛り上がっています。

おへその左右1cm~1.5cmのところに腸の動きを整える「天枢(てんすう)」というツボがありますが、そこを優しく押します。

次に胸の骨の下側とおへそを線で結んだ中間辺りに胃の動きを整える「ちゅうかん」というツボがありますが、ここを優しく押します。

そして、おへそから1cm~1.5cm下側に水分を調整するツボ「関元(かんげん)」がありますので、ここを優しく押します。

それから、おへそを中心にして天枢、ちゅうかん、関元と時計回りに優しくマッサージします。

お腹の次は背中のツボです。犬の姿勢は伏せの状態にしておくと、やりやすいでしょう。

大腸機能を整える「大腸兪(だいちょうゆ)」というツボを探して優しく押します。

大腸兪は肋骨がくっついている最後の背骨から3番目と4番目の背骨の左右にあります。

大腸兪から背骨二つ分下に下がった背骨の左右に、今度は腰痛に効果がある「小腸兪」というツボがありますので、ここも優しく押してあげます。

次に最後の肋骨と一つ前の肋骨の間の背骨の間にある、便秘に効果があるツボ「胃兪」を優しく押します。

胃兪、大腸兪、小腸兪という順番に、背骨の左右を指で円を描くように、くるくるとマッサージしていきます。

正確なツボの場所がよくわからなくても大体の場所をマッサージすれば、便秘解消の効果が期待できます。

5.2.日々の食事から便秘を解消『ヨーグルトが効果的』

日々の食事に注意することも、犬の便秘を解消することに役立ちます。

ヨーグルトは人間にも効果的な食べ物ですが、犬の便秘解消にも効果があることが多いです。

ヨーグルトは腸内の善玉菌を増やして悪玉菌の増殖を抑える働きがあります。

腸内の環境を整えることによって便秘も解消します。

また便の臭いを抑える役目もあり、犬にもお勧めの食品です。

しかし体質に合わないこともありますので、様子を見ながら少しずつ与えるようにしたいですね。

与え方は無糖のプレーンタイプのもので、冷たすぎないものを与えましょう。

ヨーグルトの他に犬の便秘に効果的な食べ物は、食物繊維豊富なさつまいもがあります。

さつまいもは市販の犬のおやつに使用されていることが多い、犬も大好きな食材です。

果物も良いですが、犬が食べてはいけないものがあるので注意が必要です。

果物の中でも、りんごが腸の調子を整えるのに効果が大きいのでお勧めです。

オリーブオイルやバターを少量なめさせるのも、油分が腸内の潤滑油の役割をしてくれるので良いですね。

ただしバターは無塩のものにしましょう。

5.3.悪玉菌を減らす『ビオフェルミン』(サプリメント)

「ビオフェルミン」は有名な人間用のお腹の薬ですが、犬のお腹のトラブルにも「ビオフェルミン」を利用することが多いですね。

犬のお腹のトラブルで動物病院を訪れたときには動物用ビオフェルミンを処方されることが多いです。

それでは便秘にビオフェルミンは効果があるのか、人間用のものを犬に与えても大丈夫なのか、どうなのでしょうか?

ビオフェルミンはビフィズス菌、フェーカリス菌、アシドフィリス菌などが含まれている整腸剤です。

副作用がないので、サプリメントのように毎日服用しても大丈夫です。

腸内環境を整える働きがあるので、便秘にも下痢にも効果的です。

しかし即効性はないので、ずっと服用しながら様子を見ることが必要です。

動物病院で処方されるのは動物用ビオフェルミンですが、実は人間用のものと成分はほとんど変わりありません。

犬が突発的に便秘や下痢になった時、家に人間用のビオフェルミンしかなかったら、それを与えてみても大丈夫でしょう。

ただし即効性がないので、たくさん与えれば良いというわけではありませんので、分量に気をつけましょう。

錠剤であれば、小型犬で1日に半錠、中型犬なら1錠、大型犬なら2錠を目安に与えてみてください。

人間用のもので錠剤ではなく顆粒状になったものがありますので、それを利用すると、様子を見ながら量が調節できるので便利です。

しかし便秘が続いている場合、下剤ではないのですぐに解消できるわけではありません。

便秘が続いている場合は、動物病院で下剤を処方してもらうようにしましょう。

ビオフェルミンは便秘を解消するものというよりも腸内環境を整えるためのものと考えておくほうがいいでしょう。

人間用のビオフェルミンを与えるのに抵抗がある場合は、ペットショップや動物病院でペット用のサプリメントを手に入れることができますので、スタッフや獣医さんに相談しながら選ぶようにすれば良いでしょう。

酵素や乳酸菌、食物繊維のサプリが腸内環境を整えるのに効果的です。

サプリメントはあくまでも、よく便秘になってしまう犬の腸内環境を整えるもので、便秘を治すものではないということを頭に置いておくようにしましょう。

5.4.便秘薬といえば『下剤』

便秘薬は腸を刺激して、強制的に便意を起こし下痢の状態にするというものです。

2日以上便が出てないという場合以外は、気軽に利用できるものではありません。

どうしても下剤の力を借りないと出ないという時だけ利用するようにして、常用するのは避けましょう。人間用の下剤を与えるのは厳禁です。

軽度のペット用の下剤に「ラクサペット」というものがありますので、紹介します。

ペットくすり

ラクサペットはジェル状でキャラメル味の食べるタイプの下剤です。

鼻や口から投与します。最初は少量ずつ投与して様子を見ていきましょう。長期間の投与は避けるようにしましょう。

軽い効き目の薬ですが、初めて投与するときには獣医師に相談するようにしたいですね。

下剤の他には人間用の浣腸「マイクロラックス」を使用することもできます。

ペットくすり

この薬は成分が穏やかで赤ちゃんでも使えるものですので、便秘で苦しむ犬の状態をすぐに解決してあげたいときに使用できます。

浣腸は即効性がありますが、使用方法は動物病院で確認してから行うようにしましょう。

マイクロラックスを犬に使用すると、溜まっていた便が水分といっしょにたくさん排出されるので、脱水を起こさないように水分補給をしっかりしてあげるようにしましょう。

5.5.上記で『改善されなければ病院』へ

自宅でできる犬の便秘解消法はいろいろあります。

軽い症状であれば、マッサージや食事、サプリなどで解消できますが、これらの対策をしても効果がなく、4日以上も排便がないのであれば、すぐに動物病院で診てもらうようにしましょう。

動物病院へ行く前に、いつから症状が出ているか、元気があるのかないのか、便秘といっしょに出ている症状はないのかをまとめておき、獣医師に説明できるようにしておきましょう。

下痢と便秘を繰り返している症状であれば、検査ができるように便を持っていくといいでしょう。

費用は症状や処置方法、薬の種類などで異なります。

ペット保険に加入している場合は保険適用となりますので、保険の契約書や約款を確認しておきましょう。

便秘は重大な症状を引き起こす、または大きな病気が原因になっている場合があるので、できるだけ早く動物病院を訪れるようにしましょう。

6.まとめ

犬はよく下痢をすることはありますが、便秘をすることはそれほど多くありません。

通常は1日に2回排便があることも珍しくはなく、2日以上出ない状態が続くと便秘だと言えるでしょう。

犬の便秘は決して軽く見てはいけない症状で、放っておくと「巨大結腸症」という重大な病気を引き起こしてしまうことがあります。

便秘の原因には、加齢で胃腸の働きが弱くなったこと、他の病気が引き起こしている、などの他にストレスが原因であることも多いです。

他の症状がなく便秘気味になっている犬には何かストレスの原因となっているものがないのかどうかを確認してみましょう。

また誤飲が原因となることもありますので、おもちゃを与えっぱなしにしないこと、口に入ってしまう生活用品の置き場所などにも十分注意しましょう。

愛犬が突然、嘔吐と便秘に苦しむようなら何かを誤飲していないかが疑われますので、何かなくなっているものはないか確認しましょう。

便秘気味の犬には、マッサージや食事、ビオフェルミンやサプリで解消できることがあります。

お腹や背中のツボマッサージは、犬の体に負担をかけず、薬剤も使用しません。

コミュニケーションにも役立ちますので、マスターしてみるのもいいですね。

ツボは必ずしも正しい位置でなくても、大体の位置がわかれば大丈夫です。

人間用のお腹の薬「ビオフェルミン」も副作用がなく穏やかで、薬というよりもサプリメントのような働きなので、便秘気味の犬の腸内環境を整えるのに役立ちます。

「ラクサペット」というペット用の軽い下剤も市販されていますので、試してみるといいでしょう。

自宅でいろいろな対処法を試してみても4日以上便が出ないことが続くと、動物病院ですぐに診てもらうようにしましょう。

重大な病気が隠れているかもしれません。

ペット保険に加入していれば費用は保険適用となります。

動物病院では、普段の様子や食べているもの、何日出ていないかなどを説明できるように、メモなどをしてまとめておくようにしましょう。

犬の便秘の原因と解消法を知ることで、飼い主がしてあげられることがわかります。

便秘の原因となることに気がつけば、取り除ける事は全て除いてあげるようにしましょう。

たかが便秘と考えずに、愛犬の腸内環境を整えて、健やかですっきりとした毎日を送れるようにしてあげたいものですね。

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