犬の風邪がよくわかる!詳しい症状や適切な対処法と予防法

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少し元気がない気がする、いつもより食欲がない、くしゃみ・鼻水が出ているけれど風邪を引いてしまったのかな?なんて愛犬の体調不良に悩んだことはありませんか?

特にいつもよりぐったりしていたり、嘔吐や発熱の症状が出てきたときは動物病院に連れて行った方がいいのか、など心配してしまいますよね。

ここでは風邪の様な症状が出た時の対処法や、病院の受診について、風邪を引かないための予防策など詳しくご紹介します。

生活していくうえでちょっとした工夫により、愛犬の健康を守ることができます。

このページを読んで、愛犬の健康を守りましょう。

目次

1.様子がいつもと違う時・・・犬も風邪をひくの?
1.1.犬には風邪という病気はない!?
1.2.風邪に似た症状とは?原因と対処法について
1.3.飼い主が風邪に!人間の風邪は犬に伝染る?その反対は?

2.心配な時は病院へ!検査方法から自宅でのお世話の仕方
2.1.病院での診療から治療、料金はいくら必要?
2.2.人間用風邪薬を飲んだらどうなる?
2.3.ゆっくり休ませるのが一番!自宅での過ごし方

3.日頃から気をつけよう!風邪を引かせない3つのポイント

4.まとめ

1.様子がいつもと違う時・・・犬も風邪をひくの?

犬がくしゃみや鼻水を出していたり、風邪の様な症状がでている風邪を引いてしまったのではないかと心配してしまいますよね。

ここでは犬は本当に風邪を引くのか、原因や対処法などをご紹介します。

1.1.犬には風邪という病気はない!?

くしゃみをしたりコフコフと咳をしていても、実は犬には「風邪」という病気はありません。

何だかわからないけれど体調が悪い、というときに「風邪のような症状」だという診断がでるのです。

病気じゃないけれど、くしゃみや咳、鼻水などの健康状態の時には出ない症状が出る、ちょっとした体調不良の時に使われることが多いようです。

1.2.風邪に似た症状とは?原因と対処法について

ここでは風邪に似た症状についてご紹介します。

原因は何なのか、どう対処したらいいのかなど詳しく調べました。

1.2.1.症状

風邪に似た症状として元気がない、食欲がいつもよりない、反応が鈍い、くしゃみや鼻水が出る、時には嘔吐や熱が出ることもあります。

悪化すると咳、発熱などの症状も現れ、最悪肺炎や気管支炎になることもあります。

はじめはいつもと何か様子が違うな、なんとなく元気がないといったぼんやりとした症状から始まるので見逃してしまいがちですが、咳や発熱まで出るような症状になると動物病院での受診が必要になります。

様子を見ておけば治るかなと思っていたら肺炎になって入院になってしまった、ということにもなりますので軽い症状だからといって様子を見すぎないように注意が必要です。

ちなみに犬の発熱は直腸で測定したときに39度以上の熱があった時です。

犬の平均体温は37.5~39度ですので、人間より高めなのです。

1.2.2.原因

風邪の様な症状が現れる原因は「細菌」や「ウイルス」です。

細菌やウイルスは常に身の回りに存在していて、ストレスや何らかの原因により免疫力が下がった時に感染します。

ほとんどが「ウイルス感染」による症状です。

犬アデノウイルス、犬ジステンパー、犬パラインフルエンザなどのウイルスが代表的で、混合ワクチンで予防できる病気です。

まだ免疫力のない子犬や老齢の犬に感染することが多いですが、成犬でも何らかの原因により免疫力が下がるときに感染することがあります。

ウイルスに感染すると動物病院での治療が必要になります。

早い段階での治療により早く完治することができます。

1.2.3.対処法

早期の症状は比較的軽いので自宅でのケアで良い場合もあります。

まずは身体を温めてあげましょう。

温めるといっても寝床に毛布を一枚多く入れてあげたり、飲み水や食事を人肌程度に温めて与えてあげたり、部屋を暖かくしてあげるなどしましょう。

部屋の温度は暖かい空気は上に行ってしまうので人間は暑くても犬は寒いこともあります。

犬の目線になって温度設定をしてあげましょう。

寒いからといってモコモコの洋服を着せてしまうと、犬自身で体温調節がしにくくなってしまうので、洋服の暑さには注意しましょう。

症状が進行し、嘔吐や熱などの症状が出る場合は早めに動物病院を受診しましょう。

様子を見て脱水などの症状陥ってしまう場合もあります。

動物病院の治療としては、今出ている症状に対しての治療が行われますが、嘔吐・下痢などをしている場合は点滴などで水分補給したり、熱が出ている場合は抗生物質や抗炎症剤などのお薬が出ます。

内服以外にも血液検査を行い、原因を究明することもありますので、獣医師と治療方針をしっかり話し合いましょう。

1.2.4.他に疑われる病気

ここでは風邪以外に疑われる病気をご紹介します。

まず、元気がない、食欲がないといった症状はどんな病気でも起きることがあります。

この症状だけでは病気を確定診断することは難しいです。

元気がないな…と動物病院に連れて行っても病院では飛んだり跳ねたりしていた、なんてこともあります。

獣医師に伝えるときは「いつもよりどう元気がないのか」、「いつもよりどう食欲がないのか」などいつもと比べてどうなのかきちんと説明し伝えるようにしましょう。

次に反応が鈍い症状ですが、発熱、下痢、嘔吐などほかの症状が出ていて反応が鈍い、だるそうにすることもあります。

他に症状が出ていないのに反応が鈍い場合は病気のサインかもしれません。

夏バテなど寒暖差により不調、ストレス、老化、椎間板ヘルニアなどの骨の病気、打撲などの怪我、爪が伸びていて歩けないなどが考えられます。

まずは全身をくまなく触り、全身状態を確認してみましょう。

次にくしゃみ・鼻水です。アレルギーや鼻炎、感染症、人間の香水などの強いにおいに反応した場合などにくしゃみ・鼻水が出ます。

アレルギーや鼻炎の場合は生活環境の掃除をするなどの対策が必要になります。

他にもノミ・ダニなどによりアレルギーの場合はノミ・ダニ予防をしましょう。

犬ジステンパーウイルスや犬アデノウイルス、犬パラインフルエンザなどの感染症の場合は動物病院での治療と同居犬と隔離したり、犬が多くいる場所にはいかないなどの二次感染を防ぐようにしましょう。

犬は人より嗅覚が優れています。

そのため犬のにおいが気になるからといって犬に香水を振りかけたり、匂いの強い消臭剤は使用しないほうがいいでしょう。

下痢・嘔吐の症状が出ている場合は感染症、膵臓疾患、肝臓疾患、腎臓疾患、熱中症、外部寄生虫感染、消化器疾患、異物の誤飲など多くの病気が考えられます。

下痢・嘔吐の症状は水分が身体に残らないためにすぐに脱水症状に陥ってしまうため様子を見ずにすぐに動物病院を受診しましょう。

ふるえなどの症状は単純に部屋が寒い、排泄を我慢している、ストレス、苦手なものがあることによるパニック、怪我、痛みのある病気、中毒症状などが考えられます。

部屋の温度を確認し、ストレスやパニックの場合は優しく撫でてあげたり、リラックスできるようにマッサージをしてあげましょう。

怪我や病気でしたら全身を触り、痛みの原因を見つけましょう。

目に見えない内臓系が原因の場合もありますので、動物病院で相談したほうがいいかもしれません。

中毒が原因の場合は早期に対応が必要です。

いつ、何を、どれだけ食べたのか、というのが重要になります。

もし食べたものが手元にある様であればそれを持参し動物病院を受診しましょう。

先に電話で現在の症状や食べたもの、いつなのかなどの症状を伝えておくと、状態によっては動物病院についてすぐに処置してもらえますので必ず電話してから受診しましょう。

最後に発熱の症状が出ている場合は感染症(犬ジステンパーウイルス、犬パルボウイルスなど)、熱中症、膀胱炎、肺炎、尿路感染症、身体の中に炎症が起こっているなどの場合です。

発熱がある場合は何らかの処置が必要になる可能性が高いため動物病院を受診しましょう。

犬の体温測定は自宅でもできます。

人間用でも大丈夫なので体温計を用意しましょう。

犬の尾の根元を上に持ち上げると肛門がぷっくり浮き上がり測定しやすくなります。

体温計を真っすぐにして肛門に差し込みます。

この時乱暴に無理やり差し込まないよう注意しましょう。

差し込んだら体温計をやや上か下に向けましょう。

肛門付近に便があるときに正確な体温を測定するために行います。

犬の平均体温は37.5~39.0度です。それ以上だと発熱だと診断できます。

体温にも個体差がありますので、その犬の平均体温を知ることも大事です。

動物病院に行ったときに聞いてみたり、健康な時に測定し覚えておきましょう。

必ず安静にしているときに測定しましょう。

自宅で測定するのがなかなか難しい場合は犬の身体、耳などを毎日触りその子の平均体温を肌で覚えるようにしましょう。

毎日同じ部位を触ることにより、犬の体温がわかるようになります。ぜひ試してみてください。

1.3.飼い主が風邪に!人間の風邪は犬に伝染る?その反対は?

飼い主が風邪を引いたからといって人間の風邪が犬に感染することは基本的にありません。

それは人間に感染する細菌やウイルスと、犬に感染する細菌やウイルスは種類が行るからです。

人間と犬に感染する「人畜共通感染症」という病気はありますが、人間に感染し風邪の症状を引き起こすウイルスは犬には感染しません。

逆に犬から人への感染ですが、犬の風邪を引き起こす原因のウイルスは犬伝染性気管支炎、犬アデノウイルス、犬パラインフルエンザウイルス、犬ジステンパーウイルス、犬ヘルペスウイルスなどです。

これらのウイルスは人間に感染することはありません。

2.心配な時は病院へ!検査方法から自宅でのお世話の仕方

いつもより元気がなく、いつもより食欲がない時はどうひたらいいか心配ですよね。

ここでは風邪を引いてしまった時の対処法、検査の方法、自宅でのお世話の方法をご紹介します。

2.1.病院での診療から治療、料金はいくら必要?

動物病院での治療は今出ている症状により異なります。

元気がなく、食欲がないのみであれば、様子を見てくださいで終わることもあります。

犬の体温などの一般状態の検査、脱水があれば点滴、熱などがあれば抗生物質などの内服と必要があれば血液検査も行います。

状態が悪いようであれば、入院しながら点滴処置、内服処置、栄養価の高いご飯を与えるなどの入院管理を行います。

費用に関しては行う処置により異なります。

診察のみでしたら1000~2000円程度、点滴があるのであればプラス2000~3000円、血液検査があればプラス8000~10000円ほどかかります。

入院になると1日で10000円程度はかかります。

さらに他にも処置があれば1日で20000円ほどかかることもあります。

動物病院を受診する際は15000~20000円程度持参したほうがいいでしょう。

もし追加で検査を行う必要があれば、費用について獣医師に相談しましょう。

およその金額を教えてくれます。

万が一入院になった場合は基本的には退院時に料金を精算することが多いでしょう。

しかし内金などで最初にある程度の金額を支払うこともありますので、少し多めにお金を用意しておいたほうがいいでしょう。

2.2.人間用風邪薬を飲んだらどうなる?

早く風邪を治してあげたいからといって人間用の風邪薬を飲ませるのは絶対にやめましょう。

犬は人間より副作用が出やすく、胃腸炎や腎機能の低下、腸粘膜の機能低下などの症状が現れることがあります。

副作用が強く現れて最悪死に至るケ―スもあります。

犬にお薬を飲ませる場合は必ず獣医師に処方してもらい、用法用量をしっかり守り服用しましょう。

人間のお薬を誤って犬が飲んでしまった場合も、すぐに動物病院に連絡し、いつ、どの薬を、どれくらい飲んだのかなどを伝え診察を受けましょう。

人間の薬は犬にとっては毒となることもあります。

人間用のお薬の管理は犬の届かないところに保管しましょう。

2.3.ゆっくり休ませるのが一番!自宅での過ごし方

自宅での過ごし方は静かな環境で安静にすることです。

犬がしっかり休めるようにテレビやラジオなど音の出る者は消すか音量を下げましょう。

寝床には暖かい毛布を一枚追加し温まれる環境を作りましょう。

飲み水やご飯などは犬の寝床の近くに置き、犬が食べたらすぐ休めるようにしてあげます。

体調が悪い時の水分補給はとても大事なので、常に新鮮な水を飲みたいときに飲めるようにします。

なかなか水を飲まない時は人はf程度に温めた水をシリンジなどを使用し口の端に入れゆっくり飲ませてあげましょう。

ドライフードを与えている場合は水やぬるま湯を入れ、ふやかし人肌程度に温めてあたえると食欲も出て、水分補給もできるので試してみてください。

食欲がない様であれば、缶詰を与えましょう。

ドライフードより匂いも味もおいしく工夫されて、食べやすく、消化しやすくなっています。

室内温度を調節し、暖かい環境をつくりましょうそれと同時に加湿器などを使用し加湿も行いましょう。

体調不良時の散歩などの外出は控えるようにし、他の犬との接触も控えましょう。

体調不良時は免疫力が下がっているため他の病気にも感染しやすくなります。

同居犬がいるときは隔離するなど他の犬と関わらないように心掛けてください。

3.日頃から気をつけよう!風邪を引かせない3つのポイント

風邪をひかせないためには日頃の予防が大事です。

ここでは風邪を引かせない3つのポイントをご紹介します。

  • 混合ワクチンの接種

犬は生まれてから生後2カ月ごろからワクチンを接種し始めます。

混合ワクチンは1年に1度の接種が推奨されています。

混合ワクチンは病院により種類が異なります。

2種混合ワクチンは犬ジステンパー、犬パルボウイルスの2種類の病気を予防するワクチン。

5種混合ワクチンは2種混合ワクチン+犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス2型、犬パラインフルエンザの5種類の病気を予防するワクチン。

6種混合ワクチンは5種混合ワクチン+犬コロナウイルス感染症の6種類の病気を予防するワクチン。

8種混合ワクチンは6種混合ワクチン+犬レプトスピラ感染症の黄疸出血型とカニコーラ型の2種類を追加し、全部で8種類の病気を予防できるワクチンです。

どの種類の混合ワクチンを接種するは生活環境や費用などにより異なりますが、風邪様症状が出るウイルスを予防する5種混合ワクチン以上のワクチンを接種することをお勧めします。

犬コロナウイルスは他の病気に感染しコロナウイルスに感染すると症状が重篤化することもあるウイルスを予防できます。

犬レプトスピラ感染症はネズミの糞尿などにより感染し、人間にも感染する人畜共通感染症のためネズミがいる環境で生活していたり、山や川などアウトドアによくいく方は予防することお勧めします。

  • 免疫力がアップする食生活

免疫力を上げる方法として、生活リズムを整え、腸内環境を整える、消化吸収しやすい良質な食餌、散歩などでストレス発散させるなどです。

免疫力を上げる食材は抗酸化物質を多く含むバナナ、キャベツ、ラム肉を与えたり、善玉菌を増やし腸内環境を改善するためにヨーグルト、納豆などがお勧めです。

免疫力が上がるからといって大量に与えるのではなく初めて与える食材はティースプーン1杯から始めてみましょう。

下痢や嘔吐などのアレルギー症状が出ないのであれば量を増やしましょう。

与えるときは常温にし、お腹が冷えないように気を付けてください。

  • 生活環境を整えてあげましょう

犬も人間と同じで平均体温が下がると免疫力も下がるといわれています。

規則正しい生活リズムで生活環境を整えてあげましょう。

運動不足もストレスに繋がりますので、天気がいい日に日光浴をしながら散歩をしましょう。

季節の変わり目や冬場などは部屋も寒く暖房などを使用するかと思いますが、犬がいる足元は想像以上に寒いこともあります。

足元の温度などを確認し、室内温度を設定しましょう。

特に冬場は暖房を使用しすぎて湿度が下がり細菌やウイルスが増えやすい環境になりますので、加湿器を使用し加湿をしましょう。

4.まとめ

ここでは犬が風邪を引くのか、原因、対処法、予防法などをご紹介しました。

犬には「風邪」という病気はなく、くしゃみ・鼻水が出ているときは他の病気の初期症状であったり、ウイルスや細菌が原因の感染症であることがわかりました。

症状は人間とよく似ていて、元気がなくなったり、食欲がなんとなくない、鼻水やくしゃみ、咳などです。

自宅でケアする場合もありますが、症状によっては動物病院を受診することもあります。

動物病院では今出ている症状に対しての対症療法や、原因となる病気を治療するための抗生物質や抗炎症薬などの内服投与があります。

動物病院は動物保険に入っていない限り100%負担になります。

さらに、症状が進行し重症化すると、動物病院での費用もさらにかかります。

早期発見早期治療が望ましいでしょう。

動物病院に受診するほどではないけれど早く治したいがために人間用の風邪薬を与えるのは絶対にやめてください。

人間用のお薬を与えて胃腸障害や、腎機能の低下など思わぬ副作用が現れることもあります。

人間用の薬は犬には届かない場所に保管しておくようにしましょう。

自宅でケアするときは安静が一番の治療です。

静かな環境で十分な睡眠が取れるようにしてあげましょう。

寝床に毛布を入れてあげたり、水を寝床に近い場所に置くなどあまり動かなくてもいい環境作りをしてあげましょう。

風邪を引かせないためには予防が一番です。

ウイルスに感染しないよう混合ワクチンを1年に1度必ず接種したり、規則正しい生活を心掛け、腸内環境を整え、生活環境を整えるなど犬の免疫力を上げるためのサポートをしましょう。

様々な点に気を付ければ、病気知らずの健康な身体を手に入れ、愛犬との有意義な時間を過ごすことができますよ。

是非試してみてください。

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