犬のボディコントロールがうまくいく!とても簡単な5つのステップ

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犬はしつけをすれば十分だと思っていませんか?

しつけはしっかりしたけど、爪切りや耳掃除、動物病院などで暴れてしまうと困ってしまいますよね。

実は犬にはしつけ以外にも重要な「ボディコントロール」というものがあります。

このボディコントロールを覚えるだけで、子の悩みを解消することができます。

そこで今回は、他の飼い主さんも実践しているボディコントロールの方法をご紹介します。

ボディコントロールをしっかり教えることで様々なトラブルを解消することができ、日々の健康チェックにも役立ちます。

ボディコントロールの方法を覚え、犬のストレスができるだけ少ない状態を作ってあげましょう。

目次

1.主従関係もばっちり!良いことづくしのボディコントロール
1.1. ボディコントロールとは?
1.2. 自由に触ることができるメリット
1.3 動物病院とボディコントロール
1.4 トリミングとボディコントロール

2.実践しよう!ボディコントロールのしつけ方 5ステップ
2.1.ステップ1 弱点部分を触ってみる
2.2.ステップ2 マズルコントロール
2.3.ステップ3 マウンティングのポーズ
2.4.ステップ4 横向きや仰向けに寝かしつける
2.5.ステップ5 慣れてきたら、触る強さを変えてみる

3.ボディコントロールを行う時、これは注意しよう!
3.1 まず実践する前に
3.2 ご褒美はどうするか
3.3 トレーニングを行う環境作り
3.4 ステップを踏み、焦らないように
3.5 普段の生活でもスキンシップを
3.6 アイコンタクトができるとボディコントロールもスムーズ

4.まとめ

1.主従関係もばっちり!良いことづくしのボディコントロール

ここではボディコントロールについてご紹介します。

ボディコントロールとは何か、重要性やメリットなどを調べました。

1.1. ボディコントロールとは?

ボディコントロールとは犬の身体を自由に触りコントロールすることです。

動物病院やトリミングサロンに連れて行った時や、日々の健康管理などに重要で、犬と人間の信頼関係を築くために大切なことです。

ボディコントロールは正しい訓練が必要で、誤った方法で行うと嫌がり逆にコントロールできなくなってしまいます。

「ふせ」や「おすわり」などのしつけ以外にボディコントロールも犬を飼い始めたときにしっかり教えてあげましょう。

できるだけ子犬の時からしっかり触り慣れさせてあげることが大事です。

1.2. 自由に触ることができるメリット

自由に全身を触らせてくれるようになると、毎日愛犬の健康チェックができるようになります。

さらに、飼い主だけでなく他の人に触られるようになると動物病院に行く時やトリミングサロンに行く時などにもボディコントロールは活用することができます。

触られることになれていなボディコントロールができない犬はトリミングサロンや動物病院などで適切な治療や処置を受けることができないこともあります。

飼い主との信頼関係がしっかり構築でき、人間に触られることに抵抗のない犬は近隣トラブルも少なく、周りの人に愛されるようになります。

近年では犬と人間のトラブルが増加しました。

人間に触られ慣れていない犬が急に触ろうとした人間に噛みつくなどの事件も多く、人間が命を落とすケースもあります。

飼い主だけに慣れてればいいというのではなく、飼い主以外の人間や動物などに慣れることでトラブルも少なく過ごせることでしょう。

1.3 動物病院とボディコントロール

動物病院での診察とボディコントロールは深い関係があります。

動物病院では体温測定、脈拍などの測定などの診察を行います。

動いてしまうと診察ができなくなってしまうので、診察を行い時には必要に応じて保定を行います。

この保定は人間が怪我しないために行うのではなく、犬が怪我をしないように適切な処置を適切に行うためにするもので、処置しやすいように犬をコントロールします。

動物病院では保定で犬を抑えていて、かわいそうと思う方もいますが、実は関節を抑えているだけなので痛みはありません。

ボディコントロールがしっかりできている犬だとスムーズに保定をすることができ、ストレスなく動物病院で治療を行うことができます。

1.4 トリミングとボディコントロール

トリミングでは犬を抑えて処置などすることはありませんが、爪切り、耳掃除、バリカンなどで全身を触ります。

頭から足先、尻尾まで触ることに慣れておくことで犬にストレスなく飼い主の希望通りのトリミングカットをすることができます。

ボディコントロールになれていないと、触ることでもストレスを感じ問題行動を引き起こし、トリミングなどのカットができなかったり、犬を抑えて作業することもあります。

犬にとって飼い主とはなれあちこち触られるのはストレスです。すこしでもボディコントロールに慣れておくと、このようなストレスを軽減することができます。

2.実践しよう!ボディコントロールのしつけ方 5ステップ

ここではボディコントロールの方法をご紹介します。

正しい方法を覚えて実際に試してみましょう。

ステップ1に入る前に背中や頭などある程度身体を触ることに慣れさせておきましょう。

犬を触るときは乱暴に触らず、優しく触ることを心掛けましょう。

手の温度も冷たいと犬が驚きますので暖かくしてから触るようにしましょう。

2.1.ステップ1 弱点部分を触ってみる

人間に触られることになれていない犬は背中などに触り少しリラックスした状態になってからさわり始めましょう。

犬の弱点部分は耳やマズル、足先、尻尾やお腹などです。

これらの弱点部分は急に触ると驚き噛みつくこともありますので、注意しましょう。

まず耳を触るときは頭を撫でてあげそのまま自然に耳を触ってみましょう。

1、2度撫でて嫌がらないようであれば耳を優しくつかんでみましょう。

耳をつかんでも嫌がらなくなったら耳をひっくり返し耳の中を見てみましょう。

ここまで触れるようになれば大丈夫です。

耳をつかむことを嫌がる様であれば無理せず、少しずつ触りましょう。

次に足先です。足を急に触ると嫌がりますので、胸から足、足先へと流れるように撫でます。

何度も繰り返し、足を持ちあげ、足先を触れるようになれば問題ないでしょう。

足先も耳も爪切りや耳掃除をする際に大事です。

触ることができずに爪が切れない、耳を触るのを嫌がり耳掃除ができないなんてことにならないようにしっかり触れるようになりましょう。

次にマズルです。足先と同じくらい触られるのが苦手なのが部位です。口は犬にとって大事な部位で急所となります。

信頼関係が出来上がってない状態でがっしり掴んでしまうと人間嫌いになってしまったり、今後信頼関係を築くのが難しくなります。

マズルは最初撫でるだけにしましょう。口元を触り徐々に口の中を見てみたりなど口先に触るのを慣れさせましょう。

口先を触ることは歯磨きなどの口腔内のケアに大事で、口腔内疾患の早期発見早期治療に繋がります。

次は尻尾です。お尻から尻尾も犬が弱点とし、尻尾にも神経が通っていて、犬が他の動物と喧嘩し逃げる時などに一番かまれやすい部位です。

触り方は背中から尻尾にかけ撫で、最後はしぽをつかむように毛並みに沿って撫でてあげましょう。

尻尾は肛門を絞るときに重要で、掴んでも大丈夫なように慣れさせましょう。

その部位も徐々に触りゆっくり慣れさせていきましょう。

犬によってもともと触られるのに慣れている犬、慣れていない犬がいます。

焦らず、ゆっくりその犬のペースに合わせてあげましょう。

触り方も大袈裟にガシガシ触ると犬のテンションが上がってしまうので、ゆっくり触りリラックスさせましょう。

2.2.ステップ2 マズルコントロール

ステップ1の弱点に触ることに慣れたら次のステップに進みましょう。

マズルコントロールとは口先をつかみ、コントロールすることです。

犬に取って口はいろんなものを掴んだり、噛みついたり、犬に取って重要な部位です。

この部位をコントロールするということは犬にとっても重要な意味を持ちます。

犬は口でも呼吸をする動物です。

上から掴んでしまうと呼吸ができず苦しくなってしまうので、下からマズルを包むように掴みましょう。

まずは掴むことに慣れさせましょう。

掴むことに慣れてきたら上下左右に動かしコントロールできるようにしましょう。

マズルコントロールは苦手な犬が多いと思いますので、声をかけながら、マズルを掴むことができたら褒めてあげましょう。

褒めてあげるかおやつなどを与えるなどしましょう。

マズルコントロールは日常の口腔内ケアや動物病院での診察にも重要です。

2.3.ステップ3 マウンティングのポーズ

マズルコントロールができるようになったら次のステップに進みます。

次はマウンティングのポーズです。マウンティングとは犬の上下関係を表す行動で、犬が犬の腰に乗るポーズのことです。

マウントした犬の方がされている犬より優位な犬です。

マウンティングのポーズは犬の後方に回り乗りましょう。

実際に体重をかけると犬がつぶれてしまうので覆いかぶさる程度で十分です。

犬がお座りした状態で後ろから抱きつく形でもいいでしょう。

後方に回ると警戒し逃げてしまう事もあるでしょう。

そんな時は「おすわり」と指示してから後方に回りましょう。

ダックスフンドなど椎間板ヘルニアを引き起こしやすい犬種は腰に負担をかけなように体重をかけないよう気を付けましょう。

犬にマウントされるということは愛情表現ではなく、犬より下だという意味です。

飼い犬にマウントされるようであれば、しっかり上下関係を築き直したほうがよいでしょう。

2.4.ステップ4 横向きや仰向けに寝かしつける

マウンティングのポーズに慣れてきたら次のステップに行きましょう。

横向きや仰向けのポーズにしましょう。横向き、青向きでは犬の急所のお腹が見え無防備な状態です。お腹を見せるポーズは服従のポーズです。

抱っこし自分の膝の上にあおむけの状態にしてみたり、伏せの状態から横向きや仰向けの状態にしてあげましょう。

できたら褒めてあげたり、おやつを与えるなどしてあげると、できるようになります。

暴れることがあっても離さず、落ち着くのを待ちましょう。

ここで離してしまうと暴れたら離してくれると思い、今後自分が嫌だと感じたら暴れてみよう!と思ってしまいますので注意が必要です。

マッサージしながら行うのも効果的です。

マッサージしながらリラックスしますので、お腹や身体を優しく撫でてあげましょう。

抱っこして自分の膝の上に乗せるとき、ダックスフンドや椎間板ヘルニアを持った犬には行わないようにしましょう。

他にも心臓が悪い犬や老齢の犬には身体に負担がかかりますので仰向けの体勢はやめましょう。

何か病気を持っている犬や腰が悪い犬などは横向けの状態でお腹を撫でる程度にしましょう。

2.5.ステップ5 慣れてきたら、触る強さを変えてみる

ステップ4まで行くと犬との信頼関係も構築で来ていると思います。

犬も触られることに慣れてきている頃でしょう。慣れてきたら触る強さを変えてみましょう。

はじめは触れるだけだったのをポンポンと軽くたたくような強さまで変えてみましょう。

ただし、強すぎないように注意しましょう。

小型犬、中型犬、大型犬とで力の下限を調節してみてください。

小型犬には強すぎるけれど、大型犬には弱すぎて分からないことなどもあります。

臆病な犬には触られることに慣れていてもできるだけ優しく、活発な元気な犬には少し強めにするなど犬の性格ごとに変えてみるのもいいでしょう。

老齢犬や心臓が悪い、肺が悪いなどの内臓疾患を患っている犬には撫でるだけにしておきましょう。

犬の弱点とする足先、耳、尻尾などの部位は少し強めに触ってみましょう。

足先は爪を切る時のように握ってみたり、耳は耳掃除の真似をしてみたり、尻尾は高毛氈を脂肪るときのように尾を上に持ち上げてみたりなどしてみましょう。

もしできるのであれば、実際に爪切り、耳掃除、肛門腺絞りなどを行ってもいいでしょう。

これらのケアは1カ月に1度程度行うのがベストですので、慣れておくと犬のストレスも軽減できるでしょう。

マズルコントロールではマズルを力強く持ってしまうと痛がるのでマズルを持つ力は優しくしてあげましょう。

3.ボディコントロールを行う時、これは注意しよう!

ここではボディコントロールを行う上での注意点をご紹介します。

ボディコントロールを行う前にしっかり注意点を見てから行うようにしましょう。

3.1 まず実践する前に

犬のボディコントロールを行う前に触られることに慣れさせてあげましょう。

ステップ1の犬の弱点の部位に急に触ると逆効果になりますので、背中や頭などにある程度慣れてからステップ1に進みましょう。

触る時は優しく、手の温度は暖かい状態にしてから始めましょう。

3.2 ご褒美はどうするか

次はご褒美についてです。ご褒美の種類は「おやつ・フード」、「おもちゃ」、「撫でる」があります。犬の性格により使い分けてあげましょう。

ご褒美のタイミングも重要で間違えるとご褒美の意味になりません。

犬は行動を起こした時に褒めないと効果がありません。

行動を起こした後、数秒以内に褒めてあげましょう。

1分後など時間が経ってからだと何の行動に対してのご褒美なのか分からなくなってしまいます。

「おやつ・フード」は行動を起こしてからすぎに与えられるよう小さく砕いて手に持っておくか、ぽっけなどに入れておくといいでしょう。

さらに、1日の食事量に気を付けましょう。

あげすぎると肥満に繋がります。与えた分だけ1日の給与量から減らしカロリーオーバ―にならないようにしましょう。

おやつやフードが好きな犬には効果的です。

しかし。おやつやフードが好きすぎる犬に対しては興奮しすぎてボディコントロールどころでなくなってすまうので不向きです。

「おもちゃ」は犬が一番喜ぶおもちゃを使用しましょう。

いざ褒めるときに犬が喜ぶものでないと意味がありません。

さらに、おもちゃを与えるとなかなか回収ができないため、トレーニングの最後に与えるために使用するのがいいでしょう。

おもちゃに対して過剰に反応してしまう犬や飽きっぽく1つのおもちゃにすぐ興味がなくなってしまう様な飽きっぽい犬には不向きです。

「撫でる」はおもちゃもおやつ・フードではできない場合などに効果的です。

「いいこだね」と声をかけながら優しく毛並みに沿って撫でてあげましょう。

掛け声に関しては家族間で統一するようにしましょう。

ワシャワシャと激しく撫でると犬が興奮してしまうためトレーニングの最後に行うようにしましょう。

臆病な犬やトレーニングが大好きな犬には向いている方法です。

他のトレーニング同様にご褒美も最終的には徐々に与える回数を減らし、褒める回数を減らしてもできるようにしましょう。

3.3 トレーニングを行う環境作り

ボディコントロールも立派なトレーニングです。

犬が集中して取り組むことができるように静かな環境で行いましょう。

トレーニングを行う際は犬が集中できるように周りには物をできるだけ置かず、犬が慣れた場所で行いましょう。

テレビなどを消したり、できるだけ静かな環境を作りましょう。

犬は聴覚に優れていますので、テレビなどをつけっぱなしにしておくと、犬が集中できずにトレーニングがうまくいかないこともあります。

しかし、トレーニングをするからといって滅多に来ないような場所に連れていくと犬が集中できませんので、慣れ親しんだ場所で行いましょう。

3.4 ステップを踏み、焦らないように

なかなか犬ができないと焦ってしまう事もあると思いますが、焦ってステップをどんどん進まないようにしましょう。

犬には犬のペースがあり、飼い主が焦ってしまうと犬も焦ってうまくいかないこともあります。

トレーニングする際はできたら褒めて、できなくても叱らず温かい目で見守ってあげましょう。

3.5 普段の生活でもスキンシップを

ボディコントロールはトレーニングの一環のように感じますが、基本的には飼い主と犬の信頼関係を構築するためのものです。

普段からたくさん触ったり声掛けを行い愛犬との信頼関係を築いていきましょう。

飼い主に触られることで犬も精神的にも安定しリラックスすることができます。

「ボディコントロール」というと難しく聞こえてしまいますが、普段からスキンスップを積極的に行っているのであれば簡単にできてしまう事も多いと思います。

例え、すべての項目をクリアできなくても愛犬とのスキンシップはこまめに行うようにしましょう。

愛犬の体調の変化や病気のサインなど見抜くことができるようになります。

3.6 アイコンタクトができるとボディコントロールもスムーズ

ボディコントロールを教える際の注意点ではないですが、「アイコンタクト」を覚えているとボディコントロールもスムーズに教えることができます。

アイコンタクトとは、犬と目と目を合わせることです。

犬とアイコンタクトをとるということは信頼関係を築けているということです。

犬が飼い主の顔を見ようとする行為は犬が飼い主を主として認識している証拠です。

主従関係が明確になっているためアイコンタクトを取れるようになるとボディコントロールもスムーズに覚えてくれるのです。

ボディコントロールを先に教えた方がいいのか、一般的トレーニングを教えた方がいいのかなどは決まっていません。

できるのであれば、両方同時進行で教えてあげると効率でしょう。

しかし、犬の性格を考慮し、トレーニングをしていくのが、飼い主と犬にとって一番ベストな方法かもしれません。

4.まとめ

ここではボディコントロールについてご紹介しました。

ボディコントロールをすることにより犬と人間の信頼関係を築くことができ、さらに、日々の健康管理にも繋がります。

ボディコントロールができると、老齢になってから病気になったなど体のトラブルなどもストレスなく受けることができ、触られることになれていないから治療することができないなど、後悔することがなくなります。

ボディコントロールは実際に難しくなく、ステップをしっかり踏んでいけば簡単にできます。

犬の様子を見ながら進んでおきましょう。

ボディコントロールにはいくつかの注意点があり、触ることに慣れさせておき、犬に合ったご褒美の種類を選び、トレーニングをやりやすい環境を作りましょう。

ボディコントロールを取得することで健康管理、美容管理などに役立ちますので、ぜひ試してみて下さい。

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