犬が吠える理由がわかる!吠え方でわかる犬の気持ちとそのしつけ方

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犬が吠え止まない時は慌てますよね。早朝や夜であれば近隣の方への迷惑になり、これが毎日のことであれば神経が参ってしまいます。

しかし犬が吠えるには理由があるのです。その理由がわかれば吠えに対する対処もわかります。

また、今回は騒音問題に発展する犬の吠えについて、飼い主だけでなく近隣で迷惑に思われている方のための情報や知識も揃えました。

双方と犬が楽しく仲良く暮らせるよう、こちらのページを読んで今日から実践してください。

目次

1.しつけをする前に知っておきたい犬が吠える理由
1.1.そもそも犬に「無駄吠え」なんてない
1.2.「鳴き声のパターン」と犬の気持ち
1.3.「うなりや遠吠え」のパターンと犬の気持ち
1.4.犬の吠え声の変化と病気の関係
1.5.老犬や痴呆の犬も気持ちを訴えている
1.6.犬は地震を感知することがある
1.7.犬に霊感があるとは断言できない

2.吠えや夜鳴きを少なくする方法
2.1.まずは「なぜ吠えているか」を見極める
2.2.パターン別のしつけ方
2.3.絶対にやってはいけないこと
2.4.去勢手術で吠えは治らない

3.吠えに関するトラブル対処法
3.1.近所の人はあなたのワンちゃんを大切に思っているとは限らない
3.2.トラブル解決にはしつけと話し合いが一番
3.3.近所の犬がうるさくて困っているあなたへ

4.吠えない理由も様々

5.よく犬に吠えられる人にはちゃんと理由がある
5.1.自分の犬が他の犬に吠えられる理由

6.番外編 犬の吠えトリビア

7.まとめ

1.しつけをする前に知っておきたい犬が吠える理由

しつけをするとき、飼い主と犬との信頼関係がないと、どれもうまくいきません。吠えのしつけも同じです。

まずは、飼い主が犬の事をよく理解し、信頼関係を築いてからしつけを行う必要があります。

また、犬が吠えるからには理由があり、その理由によって対処が異なります。

しつけを始める前に、まずは吠える理由を次項でよく理解することから始めましょう。

1.1.そもそも犬に「無駄吠え」なんてない

犬は人間の言葉を話しません。人間には吠えが犬の主張である、ということが理解できていないだけです。

ですから犬は無駄に吠えているわけでは無く、何らかの主張や訴えを「吠え」という手段で行っているのです。

例えば人間であれば、「あれ何?怖い!」「あの人、好きじゃないのよね」「今痛かった~」という事を、犬は「吠え」で表現しているわけです。

例えば「怖い」と思う対象が、人間とは違う上、犬によっても違う為に、人間が予期しない場面で吠えると「無駄吠え」と言われてしまいます。

しかし、犬にしてみれば、無駄に吠えているわけでは無く、自分にとってそれが怖いという事を訴えているのです。

このように犬が吠えるのには理由がありますから、「無駄」と考えることは間違いで、なぜ吠えているのか、その意味を理解することが大切です。

まずは犬の吠え声に耳を傾けましょう。

1.2.「鳴き声のパターン」と犬の気持ち

犬の吠えは、どれもワンワン、キャンキャンと聞こえているようでも、声の高低や長さなどで表している気持ちが違います。

それぞれがどのような気持ちを表しているのかご紹介します。

犬の吠えや唸りは、音の高低、長さ、繰り返す回数が組み合わされたパターンで気持ちが分かります。

声が低い場合は警戒を表し、高くなるほど敵意は無くなります。

唸りが長い場合は威嚇で攻撃体勢です。短い場合は恐怖を表したり、近寄るなと言っている感じです。

連続して吠え続ける時は興奮度が高い状態、少なめな回数で断続的であれば興奮度はそれほどではない状態です。

以下に典型的なパターン例を挙げておきます。

連続して数回、中程度の音程で間に休みを入れながら吠える(警戒吠え)

何だか正体がはっきりしない、遠くに見慣れないものを発見したときの、あいまいな警戒の合図です。

警戒心や恐怖心から吠えます。

立て続けに何度も、中程度の音程で吠え続ける(警戒吠え)

立て続けに吠えるのは、侵入者など明らかに外敵とみなす対象を発見した時の明確な警戒の合図で、チャイムや来客、新聞配達などに対して吠える時はこれが多いです。

警戒心や恐怖心、縄張り意識から吠えます。

高めの声で断続的に吠える(嬉しくて興奮)

飼い主が帰宅した時や、来客が好きでうれしさのあまり吠える犬もいます。

1度や2度で終わればよいですが、興奮すると断続的に吠えて止まりません。

低い音程でゆっくり吠え続ける(威嚇吠え)

低い音程は1歩も引かない覚悟があると言う意味で、敵が近くにいて緊迫した状況です。

夜の散歩で怪しい物体に遭遇した時などによく聞かれます。

長く伸ばした高い声で、間に長い休みを置いてまた吠える(不安吠え)

長時間孤独で寂しいと感じている時で、ストレスの度合いが増すと声が高くなります。

ひたすら吠え続け次第に遠吠えのようになる(退屈吠え)

ただ単に時間を持て余している時や、慢性的な運動不足、刺激不足からストレスを感じて吠えることがあります。

立て続けに吠え続ける(要求吠え)

飼い主が帰宅した時や、遊びに誘う、食事をねだるなど、何か要求をするときに興奮したように吠え続けます。

キャンと一度甲高い声で吠える

キャンと甲高い声で一度吠える時は、その時に何か痛みを感じた可能性が大きいです。

キャンキャンと甲高い声で連続して吠える

何か怖いと感じて逃げたい時や、痛みの程度が高い時が考えられます。

1.3.「うなりや遠吠え」のパターンと犬の気持ち

こちらでは、唸りや遠吠え、夜泣きについてのパターンをご紹介します。

低い唸り声(威嚇)

わずかに口を開き、顔にしわを寄せている状態は、近づくなという相手に対する警告です。

また、周囲に危険を知らせる合図でもあります。

相手が警告を無視して睨み返したり近づくと、唸りが止まった時に攻撃が始まります。

やや高めの唸り声

威嚇の唸りに似ているので間違えやすいのですが、歯を見せずに高めに唸っているのは楽しい気持ちを表しています。

遊んでいる最中に出ることが多いです。

尾を引くような遠吠え

シンプルな遠吠えで、縄張りを主張し、自分の居場所を他の犬に知らせています。

他の犬の遠吠えに合わせるように発した時は、返答の意味になります。

救急車などに向かって遠吠えするのはこれに当たります。

高い声で吠えた後の遠吠え

寂しさを表しています。中程度の音程で数回吠えた後に遠吠えする場合は、かなり寂しい思いをしており、自分に注目させるために何度も遠吠えを繰り返します。

夜鳴き

夜になると、泣き続ける状況を夜鳴きと呼んでいます。

声はキュンキュンもあればワンワンやクーンクーンなど様々です。

寂しさや不安から、あるいは日中の運動不足によるストレスなどでも夜鳴きをします。

1.4.犬の吠え声の変化と病気の関係

犬の吠え声がいつもと違うな、いつも大人しいのによく鳴くようになったな、と思ったら、よく観察してください。

犬は感受性が豊かですので、少しの環境変化や心境の変化でも過敏になり、それらが鳴き声に出てきます。

違った鳴き方、吠え方をするようになったら、声をよく聞き犬の気持ちを汲み取ってください。

精神的に何か不安を抱えている、ストレスなどの原因がある場合は、早めに不安やストレスを取り除いてあげる必要があります。

声の異変は隠れた病気を知らせるサインであることもあります。

普段通り元気なら少し様子を見ていても良いですが、元気がなく気になるようなら獣医師に相談してみましょう。

吠え続けているわけでは無いのに、急に声がかすれるようになった場合は、気管に異常をきたしている可能性があります。

吠えすぎで声が枯れることもありますが、それは一時的に声帯が弱ったことによります。

しかし普段通りの生活で急に声が枯れた場合や、長く続く場合は、気管支炎の可能性があります。

かすれと一緒に咳をする場合、目ヤニを伴っている場合などは、病気が疑われますので早めに受診しましょう。

声がかすれて少しでも動くと何か痛がって強く鳴くような場合は、骨折や脱臼その他の外傷の疑いがありますので、早急に診てもらいましょう。

1.5.老犬や痴呆の犬も気持ちを訴えている

犬も歳を取ってくると、人間同様に若いころとは違ってきます。

わがままが出たり、病気や認知症で吠えるようになることもあります。

しかし、老犬でも、痴呆症でも、無駄に吠えているのではなく、普通に何かを訴えているのです。

歳を取ったから、痴呆だからと聞き流すのではなく、発する声には耳を傾け、気持ちを読み取ってあげましょう。

老犬になると、目が見えにくい、耳が遠くなったということで、不安になることがあります。

安心できるように愛情を持って接してあげましょう。

歳をとると人間でもありますが、わがままが出てくることがあります。

この場合はわがままな要求に応えると一時的に吠えは止みますが、わがままが通ると学習してしまうので、節度を持った対応が必要です。

認知症にかかると、夜鳴きをしたり徘徊したりするようになります。

なるべく昼夜のバランスを保つように生活を心掛け、夜には寝るように促します。

病気やけがによって吠えたり夜鳴きをすることもあります。

元気があるか、下痢や嘔吐、排泄の状態、触ると痛がるところは無いかなど、よく犬をみてあげましょう。

老犬になると夜鳴きが増える傾向です。

飼い主が寝られないだけでなく、近所のトラブルになりそうだと思ったら、早めに獣医師に相談するか、老犬介護士や老犬ホームに相談してみることも選択肢になるでしょう。

1.6.犬は地震を感知することがある

大地震の前に、犬が異常行動を見せていたという話はよく聞きます。犬は地震を感知することができるのでしょうか。

 

地震前の異常行動は、認知バイアスの一種といわれるアンカリングであるとの見方もあります。

これは、「そういえば犬がやたらと吠えていた」とか「そういえばそわそわして落ち着きが無かった」など、地震があった後で異常行動と地震を結び付けて、特別なものとして捉えてしまう事です。

そんな反論の中でも、世界各国で地震予知に利用できないかと研究が続けられています。

諸説あり研究が進められているところですが、残念ながらまだ科学的に明確にされているものはありません。

しかし実際には、世界各国で地震前に犬が異常行動を見せたという報告がたくさんあります。

例えば、急に吠え出す、急に言う事を聞かなくなったり噛みつく、飼い主にくっつく、やたら怖がる、いつもと違うタイミングや時間でやたら散歩に行きたがる、などです。

犬が電磁波に強く反応することは実験で証明されています。

電磁波説では、震度5以上で地震の直前に吠える、暴れるなどの反応を見せることが明らかにされています。

特に、野生に近い状態で飼われている犬や、古代犬種でオオカミに近いバセンジやシベリアンハスキーが激しく反応したようです。

また、柴犬や秋田犬、チャウチャウも敏感に反応すると言われています。

東日本大震災でも犬の異常行動は多数報告されていますが、中でも柴犬のベルの動画が有名でしょう。

朝から落ち着きが無く、家に入れて欲しいと訴え続けていたそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=nOCfSmtD3Bk

特に外に出たがる行動は、地震前で一番多い異常行動と言われています。

犬が飼い主を連れ出すための行動ではないかと言われています。

阪神淡路大震災でも、異常に鳴いた犬が44%、数日前からその兆候を見せた犬が23%いたとの報告が出されています。

まだ明確にはなっていないものの、犬は地震を感知できるのではと、信じたくなります。

1.7.犬に霊感があるとは断言できない

ふと、犬が何もないところをじっと見つめたり急に吠えたりして、「もしかして霊でもいるの?」と思うことはありませんか?

こちらも明確に証明されているものはありません。

犬は人間より非常に優れた嗅覚と聴力を持っており、人間にはわからないものに反応しているのではと考えられています。

実際、犬がやたらと天井に向かって吠え出した時、人間にはわからなかったのですが猫が屋根にいたことがあります。

家の中でじっと何か空気中を見つめていたところ、よく見たら近くに寄らなければ見えないほどの小さな虫を見ていた、たばこの煙を眺めていたということもあります。

しかし、まれに「やっぱり霊感があるのではないか」と思うこともあります。

病弱なお母さんが大好きだったメスの柴犬がいます。ある日、お母さんは入院したまま帰らぬ人となってしまいました。

居間に仏壇が設けられましたが、気丈にもその柴犬は、その日からお父さんを励ますつもりか何事もなかったかのように振る舞い、仏壇も遺影も全く見ようとしませんでした。

新盆の時、その柴犬が一度も入ったことが無い部屋へ、来客に備えて仏壇を移動しました。

迎え火を炊いた後、その柴犬がいなくなりました。

お父さんが必至で探したところ、一度も入ったことが無い部屋の仏壇の前で、お母さんの遺影をじっと見つめていたそうです。

「お母さん帰ってきたの?」と聞くと、一度こちらを見て、また視線を遺影に向けました。

お盆が明けるまで、その柴犬は寝る時もずっと仏壇の前にいたそうです。

お盆が明けたらその柴犬は、まだ仏壇がおかれたままの別の部屋には全く入らなくなりました。

もし犬に霊感があるなら、こんな霊感ならあって欲しいと思う出来事です。

2.吠えや夜鳴きを少なくする方法

吠えや夜鳴きは犬が発する気持ちだとはいえ、あまりに多いと飼い主だけでなく近所にも迷惑になってきます。

段階を踏んで、できるだけしつけで改善していくことが求められます。

しつけの前に、意外と多いのが運動不足や長い留守番でのストレスによる吠えです。

日中、十分な運動をさせていますか? 犬としっかり遊んでいますか?

これらのストレスがないかまずは生活を振り返り、できる限り必要な運動量を確保してあげましょう。これで吠えが減ることがあります。

それ以外の場合は、吠えのパターンによって対処が異なりますので、次項でご説明します。

夜鳴きは寂しさや不安や恐怖、またはストレスからくることが多いです。

むやみに叱ってやめさせようとしても逆効果になります。

まずは、安心して寝られる環境づくりをしてみます。

広すぎると寂しさが増しますので、適度に囲われた場所を作る、ハウスの三方を布で囲う、好きなおもちゃを入れるなどで、寂しい状況を取り除きます。

特に仔犬の時は試し鳴きをすることがあり、心配して飼い主が来ると、鳴けば飼い主が来ると学習してしまいますので、ハウスにタオルやクッションなどぬくもりを感じられるものを入れて安心させ、ハウスを布ですっぽりと覆ってしまいます。

時間がかかるかもしれませんが、次第に鳴いても構ってくれないことを覚え、諦めるようになります。

日中に運動不足で夜鳴きをすることもあります。

日中は適度に運動をさせ、十分にエネルギーを発散させておかないと、夜になって落ち着かずに吠えることがあります。

適度な運動は仔犬にも成犬にもとても大切なものです。

必要な運動量を確保し、しっかりと欲求を満たしてあげましょう。

2.1.まずは「なぜ吠えているか」を見極める

では、吠えに対するしつけはどうしたら良いのでしょう。

1項では吠えや唸りのパターンをご紹介しました。

しつけを始める前に、まずは実際に犬が吠えている状況や声から、どのパターンであるかを見極め犬の気持ちを理解します。

次にそのパターンに合った対処法で、吠えに対するしつけを行います。

吠えの対処はこの流れを忘れないことが肝要です。

2.2.パターン別のしつけ方

1項でご紹介した通り、吠えには大きく分けて、威嚇、警戒、恐怖、不安、要求、嬉しい、寂しい、退屈を表現するパターンがあります。

どのパターンで鳴いているか見極めたら、犬の気持ちが分かりますので、それに対して適切なしつけを行います。

威嚇・警戒・恐怖

多くの場合、慣れていないことが原因です。いわゆる社会化不足です。

まずは慣れさせることから始めます。

対象物が怖くないもの、警戒しなくても良いものだと体験させることです。

繰り返し何度も見せ、慣れさせます。

吠えている時、飼い主が犬の体にぴったりと寄り添い、体を付けることで安心を与えます。

撫でたりすると褒められていると勘違いしますので気を付けましょう。

同時に、基礎訓練が出来ていることが肝要です。マテやお座りです。

これが普段できないと、吠えている最中に静かにさせようとあれこれ指示を出しても、従わなくて良いことを教えてしまいます。

ですから、平常時にマテとお座りの訓練をし直し、しっかりと聞くようにします。

吠えている時に、マテやお座りの指示を出します。

指示に従い吠えるのを止めた瞬間に思い切り褒めます。

大切なことは、吠えていない時だけ褒めるということです。

慣れてくれば犬は吠える必要はなくなりますが、長い間の癖で吠えていることもありますので、根気強く何か月も行う必要があります。

不安・寂しい

生活環境などでの不安や寂しさは、落ち着ける環境に改善してあげます。

不安や寂しい心理からくる吠えに対しては、なるべく犬を安心させてあげることが重要です。

飼い主が不在時に吠える場合は、犬が夢中になれるおもちゃや、テレビをつけておくなどの生活音を聞かせておくことも安心を与えます。

外出して30分程度が不安のピークですので、これを乗り切れるような工夫をします。

外出はなるべく犬が夢中になっている間などに、気づかれないように出ていきます。

夜鳴きについては前述の2項を参照してください。

要求

優しい飼い主は、残念ながら犬をわがままにしてしまうことが良くあります。

要求すると応えてくれるために、犬は要求吠えをするようになることが多いです。

要求吠えだと思ったら、無視が一番です。

吠えても触ったり、声をかけたり、視線を向けるなど、あらゆるリアクションを止めましょう。

無視しているつもりでも、意外と「止まないかなあ」とチラチラ見たり、何らかのリアクションを取っていることが多いので、完全無視を心掛けます。

最後に吠えてから1分間程度、完全無視を貫きます。

要求吠えはそのうち、犬は何もメリットが無いと学習し収まります。

嬉しい

喜びのあまり興奮している犬は、空き缶を床に落とすなど、大きな音を出して犬の気を別のものにそらします。

落ち着けば吠えは止みます。

音を鳴らす時は、背後など見えないところで突然鳴らします。見えるところでやると慣れてしまいます。

退屈

ストレス発散をしてあげましょう。運動やコミュニケーションが足りていない状態です。

このまま放置しておくと、ストレスが次第に攻撃的な行動に移行することがあります。

犬の健康のためにも、毎日適切な運動量は確保し、ストレス発散のためにもこまめに遊んでコミュケーションを図りましょう。

2.3.絶対にやってはいけないこと

しつけの方法として、やってはいけないことがいくつかあります。

まずは、大声で怒鳴りつけてはいけません。

大声で怒鳴っても、自分がしている行為と結びつかないので、しつけの効果は出ません。

逆に、怒鳴り声が犬にとっては「一緒に吠えてくれている」と思わせることもあるので逆効果になることもあります。

体罰による恐怖支配もやってはいけません。痛みや恐怖でしつけをすることは誤った方法で、逆に反撃されることもあります。

目をじっと見て叱ろうとすると、犬は攻撃されると不安になり目をそらします。

それでも無理に目を合わせようとすると、犬は怖がり、逃げたり反撃してきたりしますので、これも止めましょう。

無駄吠え防止グッズというものがいくつかあります。口輪やショックカラーです。

口輪はとりあえずその時は吠えることができないというだけで、解決にはなっていません。

また、口輪をしている間、犬はとてもストレスです。反動で別の行動を起こすことがありますのでおすすめできません。

ショックカラーは電流を流す機械をつけた首輪です。犬が吠えると振動と共に電流が流れます。

リモコン式で飼い主がスイッチを押すと電流や振動が流れる物もあります。

吠えのしつけには根気がとても必要になるため、合理的だと言う賛成派もいますが、犬にとってはストレスや恐怖の原因になるため、恐怖支配に入るでしょう。

効果もまばらなため、このような道具を使うより、専門家の助けを借り、根気強くしつけをする方が適切です。

最後に、声帯切除手術を安易に考える方もいるようです。

犬の声帯の一部に切れ目を入れ、声が出にくくするという方法です。

こちらも効果は絶対ではなく、犬にとってはストレスが大きいため、ただ単に吠えが困るという理由だけで行うことは止めましょう。

2.4.去勢手術で吠えは治らない

吠えや他の問題行動が出ると、去勢したら治るらしいという都市伝説的なものがいつまでも流れています。

去勢をしても吠えが無くなることはありませんので、安直な解決方法に頼ることは止めましょう。

まれに吠えなくなる犬もいます。

それはホルモンバランスが変わり、そもそも吠えの原因がホルモンから起因するものだったからかもしれないというだけで、たまたま起こったことです。

むしろ、手術体験によるストレスや、ホルモンバランスが変わったことで逆に吠えがひどくなることもあります。去勢後の状態は個体それぞれです。

飼い主としてすべきことは、吠えの原因を見極め、適切なしつけを行うことです。

自分でどうにもならない時は、専門家に相談して根本から対処しましょう。

3.吠えに関するトラブル対処法

犬の吠えに関するトラブルは、実はとても多いのです。

飼い主は愛犬を近所の方々にも可愛がって欲しいと思うでしょう。

一方、近所の方々は、マナーの良い飼い主を求めています。

しかし、犬を飼っている人はどうしても視野が犬よりに狭くなりがちです。

周囲の皆さんに愛される飼い主と犬であるよう、飼い主として努力をしなくてはいけません。

また、近所に犬を飼っている人がいて、何らかの迷惑を感じている方も、どうか感情的にならず、できるだけ飼い主との対話を試みてください。

それぞれの側からの、トラブル対処法についてまとめてみました。

3.1.近所の人はあなたのワンちゃんを大切に思っているとは限らない

愛犬家は、犬は家族だと大切にしているでしょうが、近所の全ての人が同じに思っているわけではありません。

中には犬が嫌いな人や、小さなお子さんや赤ちゃんがいる家では、吠えで寝た子が起こされて困っている人がいるかもしれません。

夜勤明けでせっかく寝ていても、吠えがうるさくて寝られない人がいるかもしれません。

犬を飼っている側は、毎日触れ合うことで犬に対する感覚や感情が特別なものになっています。

何か注意をされると、わが子に何を言うの?と耳を貸さないことも良くある話です。

しかし周りから見れば、そんな態度は「犬を飼っている家は自分本位で嫌だな」と思われてしまいます。

日光浴のつもりで外やベランダに出している間、犬が吠えていたらうるさいですね。

しかし、「うるさいから時間を変えてもらえないかしら?」と言われたとします。

飼い主が、吠えるのは犬の仕事よ、などと耳を貸さずに続けていると、次第に憎悪は犬に向かいます。

最悪、毒が入ったおやつを投げ込まれたりすることも、実は本当にある話です。

自分の犬をご近所の仲間に入れてもらい、お互いの幸せな生活を尊重し合うためには、飼い主の心掛けが肝要です。

犬を飼っていない人たち、近隣の人たちの気持ちも汲んで、愛犬と同じくらいに周りの人たちのことも考えて生活しましょう。

それが愛犬の幸せにもなるのですから。

3.2.トラブル解決にはしつけと話し合いが一番

犬を飼い始めたら、ご近所との上手なお付き合いも飼い主の責任です。

日頃から良好な関係を維持していれば、言いにくいことも上手に伝えてくれますし、落ち着いて話し合いもできます。飼い主も社交的になりましょう。

まず大切なことは、これまで述べたしつけをしっかりと行い、事前にトラブルを避けることです。

次に、ご近所の方々とはこまめに話をすることです。

迷惑に思っていることは無いか、おしゃべり感覚で聞けるうちに話を聞き、根が深くなる前に対処しておくことが肝要です。

飼い主もご近所も、決して感情的になってはいけません。感情的になっては何も良い結果は生みません。

外飼いで、どうしても新聞配達員に吠えてしまう犬がいました。毎朝5時に吠えられたら近隣はたまりません。

飼い主は気にはしていたものの、完全に室内飼いにはできずにいたところ、ある日から無言電話がかかってくるようになりました。

犬が吠えると電話が鳴り、それ以外にも夜中に何回も電話が鳴るようになりました。

こうなると話し合いの機会も持てず、室内飼いに変えても吠えれば電話が鳴り、しまいには飼い主さんがノイローゼに。やむなく犬を心ある方に譲ることになってしまいました。

室内飼いのミックス犬は、2歳近くになったころから番犬をするようになり、近隣住人しか通らない家の前にビラ配りや配達の人が通ると、とても響く声で吠えるようになりました。

飼い主は近所の方を見るたびに申し訳ないと誤っていましたが、近所の方々は普段は静かだから大丈夫だと言ってくれていました。

ある日、夜中の1時近くに突然吠え出し、飼い主が止めに入ったにもかかわらず止めません。

ふと外を見た瞬間、真向かいの家の駐車場から、黒い影がさっと飛び出して逃げていきました。

翌朝、ご近所全員にお詫びし、昨夜あったことを話しました。

ご近所の皆さんは、吠えていたら知らない人がいるんだなと思っているから、心強い番犬で助かると言ってくれました。

以降も、ご近所には積極的に声をかけて、関係を良くしておくように心がけているそうです。

ある中型犬は土日だけは朝6時半頃から家族で長めの散歩に出かけます。

途中のコンビニで人間の朝食を買っている間、出入りするお客様に吠えるようになりました。

縄張り意識が出たようです。家族の一人が常に一緒にいてなんとかやめさせようとしていたものの、吠えが止まず何か月か過ぎました。

ある土曜日の朝、コンビニから出たところで近隣自治会の班長さんに呼び止められました。

休日の朝早くにうるさく吠える犬がいて、赤ちゃんがいる家、夜勤明けの人、帰宅が遅くて週末はゆっくり寝たい人などから苦情が議題にあがり、出入り禁止にして欲しいと何度も要望が出されたとのこと。この近隣の住宅街には来ないで欲しいと通告されてしまいました。

これらは実話です。対処を甘くしているとこんなことになる、早くから会話を持っていれば和解もできると言う例です。

他にも、犬や人を見るとやたらと吠える犬が、周りの迷惑を考えて散歩の時間を朝早くし、人通りの少ないところに変えたとか、隣に赤ちゃんができたので吠えで起こさないよう、二重サッシに変えたなど、周りの人たちとよく話し合って対策をしている人も多いのです。

その傍らで、しつけもしっかり行い、そもそも問題をつくらないように努力もしましょう。

3.3.近所の犬がうるさくて困っているあなたへ

騒音は、一度耳についてしまうと離れなくなり、とても不快なものになります。

近所の犬が吠えてうるさいと思い始めると、気になって仕方がなくなります。

そんな時には、どう対処したらよいか、いくつかご紹介します。

飼い主に伝える

犬好きにとっては、吠えがうるさいと思っていない人がいます。

言われて初めて気が付く人がいることが、実はよくあるのです。

難しいかもしれませんが、直接飼い主に伝えることが、最初のステップでしょう。

ただし、一人だけで家に伝えに行くと、一人だけ恨まれてしまうこともよくあります。

できれば数人で、何かのきっかけに伝える、犬を飼っている人がいればその人にも入ってもらうなどして、素直に受け入れてもらえる状況と伝え方を心掛けます。

飼い主に常識がなさそうで、ご近所トラブルに発展しそうな場合は、直接伝える行動は控えて、別の方法を取った方が良いでしょう。

これ以降のどの方法においても共通して、感情的にならないことです。

決して良い結果は生みませんし、自身が逆におかしな目で見られてしまうことにもなります。

決して感情的にならず、冷静に落ち着いて行動しましょう。

町内会で議題にする

もし町内会があるなら、そちらでお悩みを打ち明けるのも一つの方法です。

中には同じ悩みを抱えている人もいるかもしれません。

町内会には会長や班長がいますので、その人たちが相手に伝えてくれます。

散歩がしにくくなってしまうので、付き合いを気にする人なら聞き入れてくれるでしょう。

賃貸なら大家さんに相談する手が一番早いかもしれません。マンションであれば管理組合や管理人に相談できます。

保健所や役所に連絡する

直接伝えられない場合は、保健所や役所に相談します。

保健所では騒音対策として、犬の吠えに対する苦情に対応してくれ、必要であれば相手にしつけの方法を指導してくれます。

役所でも騒音問題に対応してくれるところがありますので、相談窓口があれば行ってみましょう。

警察に相談する

何の前触れもなくいきなり警察が介入すると、物々しくなり近所の人にも不快な思いをさせることがあります。

できれば警察へ連絡する前には、何らかの対応をして効果が無い時の手段にした方が良いでしょう。

警察は騒音問題として介入することになります。

被害状況が詳しくわかるようにしておかないと、ただうるさいというだけでは動いてくれません。

いつ、何時に、何分あるいは何時間吠え続けたか、詳しく書き留めておくと警察も動きやすいでしょう。

ただし、法的拘束力はありませんので、非常識な飼い主には通用しないようです。

法的手段に訴える

犬の騒音被害に関する民事裁判は、実は珍しくない現状です。

一般的なケースでは、ほとんどの場合に被害者側の主張が認められています。

ここで大切なのは、こちらに非が無い行動を取り続けることです。

腹いせ行動を取ると、逆に訴えられる場合があります。

裁判もやむを得ない、と判断した時は、まずは内容と日付を公的に証明するため、内容証明郵便にて簡易裁判や少額裁判を起こす考えがある事を伝えます。

常識がある相手なら、ここで何らかの善処をするはずです。

動かなければ、裁判を起こすことになります。

自己防衛対策

近所とトラブルは起こしたくない、というときは、犬の吠えを聞こえなくするために、防音サッシや二重サッシを窓に取り付けます。

ピアノがある家でよく使われていますが、最近は犬の騒音対策で使用する人も増えています。

これもだめ、となれば、引っ越しを考えざるを得ません。

そうはいっても費用はかかりますし、簡単な事ではありません。

しかし、どうにも解決できない場合は、最終的には検討しなくてはいけないことになるでしょう。

4.吠えない理由も様々

初めから全く吠えない犬もいます。理由はいくつかあります。

犬種で言えば、ゴールデンレトリーバーやパグ、トイプードル、パピヨン、フレンチブルドッグ、秋田犬などは比較的吠えないと言われます。

逆に良く吠えると言われるのはポメラニアン、ジャックラッセルテリア、ビーグル、柴犬、シェルティなどで、神経質な犬種や元々牧羊犬や狩猟犬だった犬に多いです。

しかし、犬種だけでなく、犬にも個性があり、吠えやすいと言う犬種でさえ、飼い始めた時から全く吠えない犬もいるのです。

そもそも大人しい性格や、臆病で自己主張が少ない性格、縄張り意識が弱い犬は吠えません。

最初から全く吠えない場合は、個性による可能性が高いので、悩むことはないでしょう。

ストレスが無い環境で育った犬も、吠える必要がないためか、初めから全く吠えなくなることがあるようです。

逆に、これまで元気に吠えていた犬が、急に吠えなくなった時は、何があったか原因を調べる必要があります。

生活環境の変化はなかったか、いつも通りに元気はあるか、もしかすると何か体調に問題がある可能性があります。

特にしつけをしたわけでもなく、急に吠えなくなった時は、一度動物病院で診てもらった方が良いでしょう。

5.よく犬に吠えられる人にはちゃんと理由がある

なぜかいつも犬に吠えられてしまう人っていますね。

犬嫌いだと余計に嫌いになってしまいますが、犬好きでさえ吠えられる人がいます。

吠えるからには、犬には犬なりの理由があるのですが、どんなことがあるのでしょうか。

犬嫌いの人の場合、犬を見ると身構えてしまうことで、独特な汗を分泌すると言われています。

犬にとっては嫌いな臭いになるようで、離れて欲しいために吠えるとか。よく犬嫌いは犬に伝わる、と言われるのはこの為でしょうか。

実際、人間の緊張は犬に伝わります。「犬がいる!」と思った瞬間、なんだかこちらの様子がおかしく見えるのでしょう。

犬をチラチラみたり、見つめたり、オドオドしたり、何か警戒した様子やしぐさを感知し、犬も緊張して警戒し吠えます。

対処法は、犬を見ても知らんぷりすることです。実は犬嫌いだったからよくわかりますが、平常心でいることがとても難しいのですが、頑張りましょう。

犬が来たからといきなり逃げたり、吠えないかなと気にしていると吠えられますから、お互いの為に何事もなかったように無視するに限ります。

あるいは、犬を見かけたらなるべくさりげなく道を変える、道の反対側へ行くなどして、相手を刺激せずに離れる事です。

犬好き、嫌いにかかわらず、こちらが意図していなくても、犬にとって嫌な事をすれば吠えられます。

声がやたらデカい、低い声、怒ったような話し方、急に動く、ジェスチャーが大きい、急に近づく、目をじっと見る、正面から近づく、正面から見つめる、手を大きく振る、頭上から手を伸ばす、などは犬にとって脅威で嫌な動作、敵意に見える動作です。

犬が好きだからと、いきなり頭を撫でようとすると、叩かれると勘違いして吠えることもあります。

思い当たる行動があれば、犬の前ではやらないようにしましょう。

外的要素もあります。何に対して吠えるのかは犬によるのですが、マスク、サングラス、杖、傘、カバン、黒い服、動くとカサカサと音が鳴る服、キャスターバッグ、釣り竿、ゴルフバッグ、大きなカバン、光る物、香水、タバコ、音を立てて荒い息をする、ヘルメット、雨合羽、大きく見える服などは、人というよりそれらが人を怪しく見せるようです。

知らない人だけでなく、飼い主に吠えることもあります。

これを身に着けているとよく吠えられるな、と思うものがあれば取り除くか、それを身に着けている時は犬に近づかない方が良いでしょう。

仕事中に吠えられてしまう人は本当に申し訳ないですが、敷地内に入ってくる郵便配達、宅配業者、水道やガスの検針、新聞配達、ポスティングなどは、番犬にとっては縄張りを荒らす相手として吠えます。

用事が済んだら居なくなるのですが、犬にとっては吠えたら逃げた、ということになり、来るたびに吠えられるようになります。

中には、顔見知りになると吠えなくなる犬がいます。

時間と気持ちに余裕があれば、出入りするときに犬に挨拶すると、吠えなくなる時がまれにあります。

しかし、実際これはこちら側ではどうにもならないですね。

最後に、犬も人間と同じように相性があります。

それは犬に対しても人に対してもあるのです。

犬がどうしても嫌だと思う相手はダメですね。

どうも相性が悪いという場合は近づかないことです。

5.1.自分の犬が他の犬に吠えられる理由

こちらは吠えてもいないのに、なぜか他の犬に吠えられてしまう犬がいます。これにも理由があります。

まずは、1頭でも複数でも「いつもこの犬」という相手がいる場合、相手の犬が社会化不足あるいはしつけ不十分であることが多いです。

吠えてくる犬は、犬の挨拶など犬社会のルールが分かっていない、そもそも犬慣れしていない、などがある他、甘やかしすぎた結果、飼い主を守ろうと吠えることもあります。

また、犬にも相性があります。どうしてもダメな相手もいるものです。

これらの場合は、犬が怖いか、相手の犬に来てほしくなくて吠えていることが多いので、できればお互いの為に距離を取ることが良いです。

自分の犬には、大したことではないと学習させる意味で、いたって冷静に普通にやり過ごします。

吠えられたからと飼い主が慌てたり、何か特別な行動(抱き上げるなど)を取ると、吠えられることが大変な事だと学習してしまいます。

いたって普通に、「こんにちは」などと言いながら、自分の犬には不安を抱えさせないように「いい子だね、大丈夫だよ」などと体を触ってあげ、普通にやり過ごします。

こちらは吠えないのに不特定の犬にいつも吠えられる、という場合、もしかするとこちら側に原因がある事があります。

自分の犬は知らない犬と挨拶したり、他の犬と遊んだり、コミュニケーションが取れますか?

吠えなくても、自分の犬が向こうから来る相手を正面からじっと見つめて、すれ違うまで相手を刺激していることがあります。

つまり、自分の犬が犬社会のルールを知らないために、吠えないだけで実は態度で相手を威嚇していることがあるのです。

この場合、吠える方が目立ってしまい、吠える側に問題があると思われがちなので、いつまでたっても吠えられたままです。

犬同士のコミュニケーションが取れる犬は、通常はカーミングシグナルを見せ、敵意が無いことを知らせます。

知らない犬に近づくときやすれ違う時、顔や目線をそらさずに、正面からまっすぐ見つめながら近づくことはありません。

6.番外編 犬の吠えトリビア

犬の吠えに関するトリビアを2つご紹介します。

日本では犬の吠えをワンワンと表現しますが、海外ではどう表現するのでしょう。

犬の吠えを表現するにあたっては、犬との関わり方や主な種類によることも多いようで、大変興味深いものがあります。

代表的な吠えの表現をいくつか見てみましょう。

    • 各国の犬の吠えの表現

 

    • 英語:bow-wow (バウワウ) woof-woof (ウゥーフウゥーフ)
      バウワウは日本で言うワンワンと同じ一般的な表現です。ウゥーフウゥーフは唸る感じです。アメリカなど英語圏では、広い庭で力強く走り回ることが多く、体格も大きい犬が多いので、迫力がある表現が定着したと言われます。

 

    • フランス語:ouah-ouah(ウワウワ)
      プードルやパピヨン、フレンチブルドッグなどはフランス原産で、愛嬌がある小型犬が多いことから、可愛らしい表現が定着したようです。

 

    • イタリア語:bau-bau (バウバウ)
      グレイハウンド系やマスティフ、シープドッグなど大型犬原産を多く持つイタリアでは、少し怖そうな表現となっています。

 

    • ドイツ語:haff-haff (ハフハフ) wuff-wuff (ワゥッフワゥッフ)
      ジャーマンシェパードやシュナウザーなど、強そうな犬の原産国ですので、やはり少し勇ましい感じです。実は、ダックスフンドやポメラニアンの原産国でもあるため、小さな犬は wau-wau (ワウッワウッ)とも表現します。

ヨーロッパではもともと狩猟犬や軍用犬として使役についていた歴史があり、比較的勇ましい表現になっていることが多いようです。

 

    • ロシア語:gav-gav (ガフガフ)
      シベリアンハスキーなど、厳しい環境で生きてきたせいでしょうか、オオカミを思わせるような表現が使われています。

 

    • 中国語:wu-wu (ウーウー)
      シーズーやペキニーズ、チャウチャウといった犬の原産国のせいでしょうか、愛嬌がある表現が一般的です。

 

    • 韓国語:meong-meon (モンモン)
      コリアジンジードッグという韓国固有の犬種がおり、現在は天然記念物に指定されています。古くから大切にされてきた犬種で、これが表現の背景にあるとも言われています。

 

  • 犬に吠えられる夢をみたことがありますか?
    友人や職場の同僚、恋人など、対等な関係や立場の人から非難されることを暗示していると言われます。すでに非難されている時にもみることがあるようです。人間関係での問題が起こることを危惧している、恐れている、という気持ちの表れの様です。

危機管理能力が高いと言えるでしょう。せっかくの能力です。問題にならないうちに対応しておきましょう。

7.まとめ

犬が吠えるのには理由があり、パターンで理由がわかること、しつけはそのパターンによって対処が異なることがお分かりいただけましたでしょうか。

また、吠えに限らず飼い主は、近隣の方々へ配慮や気遣いも重要であることをご理解いただけたかと思います。

逆に、近隣の吠えでお悩みの方にも、落ち着いて対処していただける方法をご紹介しました。

皆様と犬が仲良く生活できるために、お役に立つページになれば幸いです。

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