犬の膀胱炎の症状や原因がわかる!治療や対処法と薬や血尿、食事など

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人間にも様々な病気があるように、犬にも色んな病気があり、その1つが膀胱炎です。

犬を飼っている人にとっては、犬が膀胱炎になると、どんな症状が出るのだろうかとか、犬が膀胱炎になったときは、どんな治療が行われるのだろうかという疑問があると思います。

また、犬が膀胱炎になる原因ってどんなものがあるのかも、知っておきたいことでしょう。

そこでここでは、犬の膀胱炎の原因や症状、治療法などについて、紹介したいと思います。

さらに、愛犬が膀胱炎に苦しむ確率が少しでも減るように、犬の膀胱炎予防に飼い主ができることや、膀胱炎予防になるサプリや食べ物などについても紹介します。

どんな犬にも膀胱炎になる可能性はあるため、愛犬が膀胱炎にならないように工夫したり、膀胱炎になったとしても適切な判断ができると、犬にとっても飼い主にとっても良いことですね。

目次

1.犬の膀胱炎は治らない病気
1.1.膀胱炎の原因とは
1.2.犬の膀胱炎の症状
1.3.膀胱炎になりやすい犬種ってある?

2.細菌感染には薬が有効的!
2.1.膀胱炎の薬・抗生物質の種類とは
2.2.膀胱炎の薬の投与期間はどれぐらい?
2.3.薬は市販や通販でもある?値段は?
2.4.薬による副作用とは?

3.犬の膀胱炎が自然治癒することもある
3.1.犬の膀胱炎予防が期待できるおすすめのドッグフードやサプリ

4.犬の膀胱炎を防ぐために飼い主ができること

5.まとめ

1.犬の膀胱炎は治らない病気

膀胱炎は、尿道から細菌が入って、膀胱に炎症を起こすことですが、膀胱炎の治療を行っても、完治をするのが難しく、症状がなくなったと思ったら再度繰り返すことがある病気と言われています。

膀胱炎は、オスよりメスのほうがかかりやすく、その理由としては、メスのほうがオスよりも尿道が短く、腸などの菌が尿道に入りやすいからと言われています。

また、排尿時にも、メスはオスよりも地面との距離が近く、それが原因で最近が侵入しやすいとも言われています。

こう聞くと、「うちの子はオスだから大丈夫!」と安心するかもしれませんが、オスは前立腺炎から膀胱炎になることも多いですし、膀胱炎は犬全体でみても泌尿科系の病気で1番多いと言われているので、油断はできません。

犬の膀胱炎が繰り返しやすかったり、治りにくいと言われている原因の1つは、飼い主が抗生物質の投与を途中でやめていることだと言われています。

抗生物質を与えると、今まで出ていた膀胱炎の症状が止まってくるので、「治った!」と勘違いしやすく、抗生物質を自己判断で与えなくなるため、細菌が増殖して、再度症状を繰り返したり、治りにくかったりすると言われています。

抗生物質は必ず、決められた量を決められた通りに与えないと意味がなく、最悪の場合は耐性菌ができることもあるのです。

耐性菌とは、抗生物質の効力に打ち勝つ菌のことですので、耐性菌ができてしまったら、その抗生物質の効き目がほとんどなくなり、膀胱炎も繰り返してしまうでしょう。

そのため、抗生物質は、自己判断でやめるのではなく、獣医の指示通りに飲みきるまで投与し、再度検査をして、獣医の判断を仰ぐというように、何度も何度も根気強く向き合い、細菌を完全に死滅させることが大切になってくるのです。

1.1.膀胱炎の原因とは

膀胱炎になるのは、原因が1つではありません。様々なことが原因で膀胱炎になる可能性があるため、注意しなければなりません。

主な膀胱炎の原因としては、以下の通りです。

加齢

犬も人間と同じように月日とともに老化が進みます。
老化が進むことで、腎臓機能や免疫力、体の抵抗力などが下がり、尿道から入った細菌に勝てなくなることで、膀胱炎になることがあると言われています。

体力低下

老犬だけでなく、若い犬でも体力が低下していると、細菌への抵抗力が下がるため、膀胱炎になる可能性があります。例えば風邪をひいたときなどは、免疫力も抵抗力も落ちているときなので、細菌には注意しなければなりません。

ストレス

ストレスが溜まることで、ホルモンバランスが乱れやすくなり、体の抵抗力が下がってしまいます。そのため、尿道から入った細菌が膀胱を傷つけることで膀胱炎になることもあるようです。
犬もストレスを溜めることがあるので、運動不足や、愛情不足がないように、飼い主が注意していかなければなりません。

寒さ

「寒さがどうして膀胱炎と関係があるの?」と思われがちですが、実は、寒い日は、犬の水分摂取量が大幅に減ると言われているのです。
水分摂取量が少ないと、排尿の回数も減り、侵入してきた細菌を尿で排出することができません。
そのため、尿道から入った細菌が体内に残り、膀胱に炎症を加えやすくなるのです。

排尿の我慢

排尿の我慢は、人間が膀胱炎になる原因としても知られていますね。
犬も排尿を我慢することがあり、我慢すればするほど、尿を排出する機会が減ってしまうので、菌が増殖し、膀胱炎になると言われています。
排尿の我慢はクセになることもあるので、甘くみていてはいけません。

糖尿病

糖尿病になると、尿に糖が含まれるようになるのですが、この糖が尿道に入った細菌を増やす恐れがあるため、糖尿病になると膀胱炎を併発してしまう可能性があるのです。
糖尿病は思っているよりもずっと怖い病気なのです。

結石や結晶

尿道に結石や結晶が詰まることで、尿が出にくくなり、細菌の排出も上手に行えなくなり、それが原因で膀胱炎になることがあります。また、結石は、膀胱の粘膜を傷つけてしまうことがあり、膀胱炎に発展させることもあるのです。

外傷や腫瘍

膀胱炎の原因はほとんどが細菌感染によるもので、健康な体ですと、細菌に対抗することができるようです。
しかし、ひどい外傷をおったり、腫瘍ができることで膀胱に炎症を起こすと膀胱炎になることもあります。
膀胱腫瘍は膀胱癌の恐れもあるので、すぐにでも病院で診断してもらいましょう。

1.2.犬の膀胱炎の症状

犬は、体の不調を言葉で表すことができないので、犬の不調をいち早く見つけるためにも、膀胱炎の症状を知っておきましょう。

少しでも知識があるだけで、犬もきっと安心して毎日を過ごせるようになると思いますよ!

犬の膀胱炎の症状は、以下の通りです。

元気がなくなる

膀胱炎になると、熱を出したり、食欲がなくなったりするため、犬に元気がなくなります。
膀胱炎になると常に違和感を感じたりもするので、いつもなにか気にしているようになり、ソワソワしていることもあるようです。

排尿が困難になる

膀胱炎になると、常に残尿感があり、さっきトイレにいったのにまた行くという行動が多くなります。
しかし、何度もトイレに行っているため、尿が出にくかったり、出ても少しだけしか出ないなどの症状もあります。
トイレの周りをうろついたり、排尿しようとしているのに出ていないときは、膀胱炎を疑ってもいいかもしれません。

排尿後の尿の臭いが強烈

膀胱炎になると、排尿後に異常な臭いがすることが多いと言われています。
水を飲む量が極端に少ない場合、尿に強い臭いがつくようですが、膀胱炎の場合は、細菌が増殖していることが原因で、尿の臭いが強くなると言われています。
水を飲む量が少なすぎるのも膀胱炎の原因になるので、適度な水分摂取はさせてくださいね。

メスは外形部をなめる

メスは、膀胱炎になると排尿部から分泌物が出ているのを気にするようになるので、外陰部をよくなめるようになります。
外陰部を頻繁になめるということは、必ずなにかを気にしている証拠なので、膀胱炎の可能性も高くなります。

症状がひどくなると血尿も出る

膀胱炎になると、尿の色が濁ったりするのですが、症状が進んでくると血尿をすることもあります。うっすらピンク色の尿が出たときも、血尿の恐れがあります。
血尿が出たということは、膀胱炎も初期段階は終わっているかもしれません。

1.3.膀胱炎になりやすい犬種ってある?

どんな犬も膀胱炎に絶対にならないと保証できる犬種はいませんが、膀胱炎になりやすい犬種はあります。

膀胱炎になりやすいのは、ミニチュアダックスフンド、柴犬、トイプードル、シーズー、ミニチュアシュナウザー、コーギーなどです。

一般的には、小型犬のほうが膀胱炎になりやすいと言われています。

その理由としては、小型犬は大型犬のように水を飲む量が多くなく、一度に飲める量も限られているので、排尿も少なくなってしまいます。

排尿が少ないことで、細菌を排出することができなくなるので、膀胱炎になりやすくなるのです。

また、コーギーは、中型犬なのですが、膀胱炎になりやすい犬種として挙げられています。

小型犬やコーギーが絶対に膀胱炎になるというわけではありませんが、他の犬種よりも注意してあげるだけで、膀胱炎の確率を減らせたり、初期段階で発見することに繋がるのではないでしょうか。

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2.細菌感染には薬が有効的!

膀胱炎の原因は、細菌感染がほとんどですので、細菌を完全に死滅させるためにも、膀胱炎には抗生物質を投与することが有効的だと言われています。

しかし、上記でも紹介したように、抗生物質の投与は、しっかり決められた通りに行わなければなりません。

そのため、犬にとっても飼い主にとっても、根気がいる辛い治療になるかもしれません。

抗生物質を投与することで、あたかも治ったかのように見えるのですが、細菌が完全に死滅したかどうかは、病院で検査しなければ分かりません。

自己判断で抗生物質の投与をやめると、せっかく減ってきていた細菌が再度増殖し、膀胱炎を繰り返してしまうので、完全に死滅するように、獣医の判断を頼ってください。

膀胱炎は炎症が進むと、尿閉塞になり、死ぬこともある病気なので、薬の投与で手を抜くことは、絶対に許されません。

2.1.膀胱炎の薬・抗生物質の種類とは

膀胱炎かもしれないと思ったら、病院に連れていきましょう。

病院に行くと、尿検査やエコー、血液検査などを行って、結石や結晶がないかを確認したり、膀胱炎の原因となっている菌を特定します。

膀胱炎の原因となる菌には、ブドウ球菌や大腸菌、プロテウス菌、レンサ球菌などがあり、原因となる細菌に対して、効果がある抗生物質を投与しなければなりません。

犬の膀胱炎治療に投与する抗生物質は、バイトリル、ビクタス、アモキシシリン、タリビッド、ラリキシンなどがあります。

バイトリル

バイトリルは、犬の尿路感染症を治すための薬です。
強力な殺菌力を持つ薬で、ブドウ球菌やレンサ球菌、大腸菌、プロテウス菌などに効果があり、膀胱炎の治療によく出される抗生物質の1つです。
猫にも使われることがある抗生物質としても知られています。

ビクタス

ビクタスは、細菌による皮膚感染症にも使われる薬ですが、犬や猫の尿路感染症にも使われていいる薬です。
ブドウ球菌、レンサ球菌、大腸菌、プロテウス菌などに対して効果を発揮する薬です。

アモキシシリン

アモキシシリンは、殺菌効果の強い薬で、細菌による感染症に対して効果を発揮するため、膀胱炎の薬として処方されることがあります。
アモキシシリンは、インターネットでも購入することができ、1箱1200円前後で売られています。

タリビッド

タリビッドは、ブドウ球菌や大腸菌に効果があり、細菌の増殖を抑えて殺菌していく薬です。
犬の皮膚感染症の治療にも使われている薬ですが、犬や猫の尿路感染症の治療にも効果的な薬です。

ラリキシン

ラリキシンは、ブドウ球菌、レンサ球菌、大腸菌などの細菌を殺菌する効果がある薬です。
ラリキシンは人間にも処方される薬ですが、犬の膀胱炎や皮膚感染症にも有効な治療が認められている薬です。

2.2.膀胱炎の薬の投与期間はどれぐらい?

膀胱炎になると、病院から抗生物質が処方されますが、処方される抗生物質により、投与期間が変わってきます。

基本的には、2~3週間の投与と言われていますが、投与が終わったあとは再度病院に行き、細菌が完全にいなくなったかどうかを検査しなければなりません。

細菌が残っている場合は、獣医の指示にしたがって、再び薬の投与をしなければならないこともあるでしょう。

長いときは数か月かかることもあるようですが、その間も、抗生物質の投与方法は、必ず獣医の判断通りに行ってください。

抗生物質は、強い薬なので、一定期間を過ぎると、耐性菌が生じて、効果を感じなくなります。

膀胱炎のように、細菌感染が原因となる病気は、注意深い治療が大切になってくるのです。

2.3.薬は市販や通販でもある?値段は?

犬の膀胱炎に効くと言われている薬は、市販でも通販でも購入できるものがあります。

その代表的なものとして知られているのが、「ナリジクス酸」という薬で、大腸菌やプロテウス菌に効果があると言われています。

値段は、2000円前後です。

膀胱炎に良いとしても、市販薬も薬なので、愛犬の体に合うかどうかは分かりません。

投与のときは、かかりつけの獣医に相談することをおすすめします。

薬にアレルギーを持っている犬でしたら、飲んではいけない薬になることもあるからです。

2.4.薬による副作用とは?

膀胱炎の症状を抑えるために飲む薬には、副作用が起こることもあります。

副作用の症状には、皮膚のかゆみやじんましん、体のむくみ、口内炎、下痢、軟便、嘔吐、食欲不振などです。

副作用が見られたときは、すぐに動物病院に電話をして、副作用が出た旨を伝えてください。

薬は勝手にやめることはできませんが、副作用が出ると、投与するのもためらってしまうと思います。

正しい判断で、適切な処置を愛犬にしてあげるためにも、早く病院に連絡をして、その後の指示を受けるようにしてください。

また、もともと薬で副作用が出た経験がある場合は、抗生物質を処方される前に、薬アレルギーの事を獣医に伝えるようにしてください。

そうすることで、愛犬の苦しみを少しでも軽減させることができ、愛犬にとって1番良い治療法を見つけやすくなるのです。

3.犬の膀胱炎が自然治癒することもある

犬の膀胱炎は、自然治癒することもあると言われていますが、自然治癒する可能性は、ごくわずかです。

愛犬が膀胱炎かもしれないと思ったときに、血尿をしていたり、頻尿になっていたり、尿に強烈な臭いがする場合は、症状が進んでいる状態なので、自然治癒は見込めません。

1日でも早く病院に行くことをおすすめします。

細菌に感染したばかりのときや、細菌感染が原因ではない膀胱炎なら、自然治癒も見込めるかもしれませんが、膀胱炎はただのケガとは違いますので、自然治癒を待つよりは、早めに病院に行ったほうが良いでしょう。

自然治癒を待つ間に、症状が進むことも考えられますし、症状が進みすぎると尿閉塞を起こすこともあります。

また、素人の判断ですと、愛犬の膀胱炎の原因が細菌感染なのか、そうでないのかなんて分からないと思います。

そもそも、犬の膀胱炎のほとんどの原因が細菌感染によるものなので、膀胱炎かもしれないと思ったら、すぐに病院に連れて行ってあげてください。

3.1.犬の膀胱炎予防が期待できるおすすめのドッグフードやサプリ

ここまで見ると、犬の膀胱炎って怖い病気だなと思うでしょう。

しかし、犬の膀胱炎には、予防が期待できると言われているドッグフードやサプリメントもあるので、愛犬の健康を維持するためにも、予防策を取るのも良いと思います。

とくに、愛犬がミニチュアダックスフンドや、ミニチュアシュナウザー、柴犬などの小型犬であり、膀胱炎になる確率が高いと言われている犬種である場合は、あらかじめ、膀胱炎予防のために、飼い主が動いてあげると良いのではないでしょうか。

ここでは、いくつか膀胱炎予防が期待できるドッグフードやサプリメントについて、紹介したいと思います。

アクシスの「ペットボタニックス クランベリーサプリメント」

ペットボタニックス クランベリーサプリメント

ペットボタニックスクランベリーサプリメントは、犬や猫の膀胱炎予防として効果が期待できるサプリメントと言われています。

クランベリーに含まれているポリフェノールや、キナ酸という成分が、犬や猫の排尿を上手く促すことができる作用があるため、日頃から尿を我慢しすぎたり、尿が少なすぎるという症状を減らすことができるかもしれません。

サプリメントといえども、錠剤ではなく、粉末状になっているものなので、非常に与えやすく、日頃から愛犬の健康を促すことに適している商品です。

バンガードインターナショナルフーズの「プロバイオビスケット クランベリー」

プロバイオビスケット クランベリー

ナチュラルハーベストのプロバイオビスケットクランベリーは、腸の中の細菌のバランスを正常にしてくれたり、クランベリーに含まれるキナ酸やポリフェノールが尿を酸性に保ったり、抗酸化作用を促してくれることで、膀胱炎の予防になると言われています。

乳酸菌が含まれているので、腸内環境も良くなることで、体の免疫力が上がり、細菌に対する対抗力がしっかり備わった体に促すこともできるでしょう。

プロバイオビスケットクランベリーは、おやつなので、犬にとってもご褒美がてら健康になれるなんて、一石二鳥ですね!

与えるときは、喉に詰まらせないように、細かくしてあげたり、食べている最中は観察するようにしてください。

プリスクリプション・ダイエットの「c/dマルチケア」

c/dマルチケア

プリスクリプション・ダイエットの「c/dマルチケア」はこちら

c/dマルチケアは、尿結石になった犬が、食事療法するために食べるドッグフードになります。

膀胱炎は、結石が原因で起こることもあるので、食事療法をしっかり行って、膀胱炎になる可能性を少しでも減らしてあげることが大切です。

c/dマルチケアは、尿路感染症を防ぐためにオメガ-3脂肪酸を配合させているので、膀胱炎予防に良い効果が期待できるかもしれませんね。

パインズ・ペットフードひろばの「ストラフリー」

ストラフリー

パインズ・ペットフードひろばの「ストラフリー」はこちら

ストラフリーは、結石や、血尿、頻尿などをケアするためのドッグフードです。

日本製で、無添加で天然素材を配合させているため、飼い主にとっても安心して愛犬に与えることができるドッグフードではないでしょうか。

結石による膀胱炎を防ぐためにも、結石になった犬の療養食として、使われています。

療養食と言えども、おいしさにもこだわっているので、喜んで食べてくれる犬が多いようですよ!

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4.犬の膀胱炎を防ぐために飼い主ができること

犬の膀胱炎を、飼い主が予防することができるなら、絶対にしてあげたいですよね!

そのためにも大切なのが、細菌が入らないように、犬が過ごす環境を清潔に保つことです。

特にトイレは清潔にする必要があるので、排尿するたびにペットシーツを取り換えてください。

また、排便後の肛門周りも清潔にしてあげましょう。

さらに、水分の摂取を促し、排尿を我慢させずに、定期的に行うように見てあげてください。

水分摂取は、水を持っていくだけでは飲んでくれないときは、口もとに水をチョンチョンとつけると舐めてくれるので、飲んでくれないからといって諦めないでください。

水分を摂取すれば、排尿もしてくれるので、あまりにも水を飲まない犬には、水分摂取を飼い主が行うようにしましょう。

排尿は毒素を排出するために、とても大切な行為なのです。

愛犬が結石になった場合は、食事療法も取り入れて、膀胱炎まで併発しないようにしましょう。

定期的な健康診断を受けることで、膀胱炎の早期発見につながることもあるので、1年に1回は健康チェックをするのも良いでしょう。

5.まとめ

犬の膀胱炎について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

犬の膀胱炎の原因は、主に細菌感染ですが、加齢やストレス、排尿の我慢、寒さ、結石、糖尿病などで、細菌を増殖させたりしていることが分かりました。

膀胱炎の治療は、主に抗生物質の投与で行われるのですが、その際に大切なのは、症状が回復してきたからといって、飼い主の判断で投与をやめないことです。

かならず処方された分の抗生物質は、獣医の指示通りに、愛犬に投与してください。

膀胱炎は、予防策もあるので、予防策を取り入れて、愛犬がいつまでも健康に過ごせるようにしてあげましょう!

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