チャウチャウの性格や値段、ブリーダー情報と食犬問題について

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チャウチャウがどんな犬かご存知ですか?
モコモコの被毛を持ち、小さい目がとても愛らしい犬ですが、ペットショップなどではなかなか販売されていませんので、実物を見たことがない方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、チャウチャウがどんな犬か知ってもらうために、チャウチャウの特徴や性格、飼育の際に注意して欲しい点など、様々なことを紹介していきます。

目次

1.チャウチャウとは
1.1.チャウチャウの歴史は2000年?!
1.2.チャウチャウの特徴
1.3.チャウチャウってどんな性格?
1.4.チャウチャウのかかりやすい病気
1.5.チャウチャウの飼育環境は?

2.実は日本でも食肉用だった!
2.1.中国などでは今でも食べられている

3.子犬の平均値段

4.チャウチャウの里親

5.まとめ

1.チャウチャウとは

チャウチャウは、モコモコとした被毛が魅力の中国産の犬です。

特に子犬の頃はフワフワの被毛に包まれていて、その姿は大変愛らしく、一部で根強い人気の犬種になります。

1.1.チャウチャウの歴史は2000年?!

チャウチャウは、中国北部で2000年以上の歴史があると言われていますが、実はその起源は定かではない部分もあります。漢王朝時代の物とされている陶器に、チャウチャウと思われる犬がデザインされていることから、その時代には既に存在していたのではないかと推測されているようです。

ただし、近年行われたDNA解析の結果では、モンゴルやシベリアを含む中国北部を起源とした、最も古いとされている犬に属することだけは判明しています。

遠い過去においては、モンゴルや満州で食肉用として繁殖されていた記録もあり、その毛皮は防寒具として重宝されていたようです。日本では、有名な野球選手が出演したテレビCMに、自分の飼い犬としてチャウチャウを一緒に出演させたことがきっかけで広く知れ渡り、一時期ブームを巻き起こしました。

名前の由来については諸説あるのですが、中国でソリ引き犬として活用されていたことから、中国語のソリを意味する「シューチャウ」からきたという説と、1700年代にイギリスの会社がチャウチャウを乗せた時の積荷の明細に、東洋の骨董品という意味の「チャウチャウ」という言葉を記載したことからきたという、この2つの説が有力となっているようです。

1.2.チャウチャウの特徴

チャウチャウは、愛嬌のあるつぶれたような顔のなかに埋もれている、小さな奥目が特徴です。サイズは、大型犬に近い中型犬となります。

体高

  • オス:48~56cm、
  • メス:46~51cm

体重

  • オス:20~32㎏
  • メス:20~30㎏

平均的にみると、メスの方がオスよりも若干小さいことが多いようです。
全身モコモコの被毛に覆われていて分かりにくいですが、身体はガッシリとしているスクエア型で、太っているように見えて筋骨隆々タイプが多いです。奥目のせいか、物を確認する時には、顔を近づけて見る習性があります。

更に大きな特徴が2つあり、その1つが青黒い色をした舌です。この色の舌は、現在は絶滅してしまった古代犬種ハンドッグから引き継がれたといわれています。もう1つの特徴がその後肢です。チャウチャウは後肢の飛節部分の関節が真っすぐにできていて、突っ張ったような感じで歩く姿が大変特徴的で、まるで竹馬に乗っているようにも見えます。

被毛はダブルコートの長毛になり、カラーはクリーム・ブラック・レッド・ブルー・ホワイトがあります。レッドが一番多く見掛けるカラーではないでしょうか。

1.3.チャウチャウってどんな性格?

チャウチャウは、神経質で警戒心が大変強い性格の子が多いといわれています。声も掛けずに後ろから触ろうとすると、とても驚くことがあるほどです。

いつも無愛想で反応が冷めた感じに見えますが、冷静沈着なうえに穏やかで愛情深く、飼い主さんには大変忠実です。
困った点があるとすれば、人見知りな性格のため、飼い主さんやその家族以外の人にはなかなか触らせない子が多いところではないでしょうか。

1.4.チャウチャウのかかりやすい病気

チャウチャウは、体温調整をする能力が極めて低いために、熱中症にかかりやすいといわれています。また、その特徴的な体型から股関節形成不全にも気を付けてあげなければいけません。毎日散歩をさせて、適度な筋肉を付ける必要があります。

被毛の多さから、皮膚トラブルを起こしやすい傾向があるようです。これは、こまめにブラッシングをして、抜け毛を溜め込まずに除去し、皮膚の風通しをよくしてあげることを心掛けていけば起こりにくくなるようです。

そして、チャウチャウの平均寿命は、中型犬にしては少し短めの8~12年といわれています。

1.5.チャウチャウの飼育環境は?

高温多湿が苦手なチャウチャウは、屋外よりも室内飼育に向いています。1年中密集した被毛をまとっていますので、夏の暑さは身体にかなりの負担がかかります。エアコンで温度管理をしっかりしてあげる必要があるでしょう。

そして、散歩があまり好きでない性格の子が多いのですが、太りやすい体質を持っていますので、毎日適度な運動は必要になります。

被毛のお手入れは、最低でも週に2回程度は必要です。コームやブラシを使用してよく全体をとかし、皮膚に空気を当てることがとても大切となります。これを怠ってしまうと、被毛の根元に雑菌が繁殖して、皮膚トラブルに繋がってしまいます。

マイペースな性格の子が多いので、しつけは意外と時間がかかる場合が多いようです。ただし、根気よく一貫したしつけを行っていけば必ず覚えてくれますので、諦めずに気長に行う必要があります。

2.実は日本でも食肉用だった!

古代中国では、犬の肉は身体を温める効果があるといわれ、普通に食べられてきました。漢方でも犬の肉については薬効が記載されていますので、犬を食べる行為自体は特に珍しいことではなく、ベトナムや台湾などのアジア各国でも犬を食べる犬食文化は浸透しています。

日本も例外ではなく、西暦675年に「肉食禁止令」が出された時に、その肉のなかに犬が含まれていたことから、日本でも犬を食べる文化があったのが確認できます。

その後日本では、犬は番犬として扱うことが増え犬食文化もそのまま衰退していったといわれていますが、海外の国のなかには今でも犬食文化が残っている地域もあるようです。

現在犬はペットとしての位置づけが大きく、犬食文化に対しては倫理的な論争が巻き起こり、犬食文化のある地域でもあまり公に食べることは減ってきているといわれています。

そのような世界の論調があるにも関わらず、チャウチャウは国際畜犬連盟に登録されている犬種のなかで、唯一今現在でも食用として繁殖が許されています。

2.1.中国などでは今でも食べられている

現在でも犬を当たり前のように食べている中国の玉林地方で、街のなかには犬肉料理店が数多く存在します。ですが、純血種のチャウチャウは非常に高価なため、食べられることはまずないようです。そのため、安価に食べるために食用に品種改良されているチャウチャウが市場に出回っています。食用に繁殖されているチャウチャウは、肉は焼肉などとして食され、骨は漢方薬に、毛皮は防寒用のコートなどに使われています。

これは余談ですが、チャウチャウが小さめの足で細かくかわいらしく歩くのは、食用犬として脱走されるのは困るため、品種改良を重ねた結果らしいです。

今の日本人には犬食文化がないため、カルチャーショックが大きい方も多いのではないでしょうか?

3.子犬の平均値段

チャウチャウは繁殖が難しい犬種の一つとされています。そのため、子犬の価格も割と高めのことが多いようです。更にメスはオスと比べると産まれる比率が少ないので、メスの方が価格設定は高くなっています。

子犬の価格は、その時の人気犬種ランキングなどによって多少変動があるのですが、ここ数年チャウチャウに関しての価格は安定しているようです。

  • レッド…オス:20~22万、メス:22~24万
  • ブラック…オス:20~22万、メス:22~24万
  • ホワイト…オス:23~25万、メス:25~27万
  • クリーム…オス:23~25万、メス:25~27万
  • ブルー…オス:33~35万、メス:35~38万
  • シェード…オス:38~40万、メス:40~42万

ブルーの毛色は、黒みがかった灰色で滅多に出るカラーではないために、希少価値から価格も高くなってしまうようです。そのブルーよりも更に高額になるのが、本当に稀にしか出ないシェードになります。シェードカラーは、被毛の毛先から真ん中までの色と、真ん中から根元までの色に陰影や濃淡の出る大変珍しいカラーとなります。また、これも稀ではありますが、白と黒など、違うカラーの混ざったまだらのカラーが産まれることがありますが、これはチャウチャウとしては認定されないこととなっています。

4.チャウチャウの里親

いざチャウチャウを購入しようとペットショップに出向いても、ここ数年ペットショップでは小型犬の販売数が多く、チャウチャウを見付けることは容易ではありません。

チャウチャウを飼いたいと思うのであれば、ブリーダーや里親制度を利用するしかないかもしれません。
チャウチャウのブリーダーは全国にいくつかあり、チャウチャウ専門のブリーダーサイトなどもありますので、ネットで検索をすると簡単に見付けることができます。

ブリーダーから購入する場合には、子犬の親も見ることができるメリットがあり、ブリーダーは繁殖しているだけあって、チャウチャウについて広い知識をお持ちの方が多いので、飼育に関してなど、色々と教えてもらうことができます。ただし、価格は少し割高になる場合があります。

ブリーダー以外では、里親制度を利用して迎え入れる方法もあります。里親を募集している保護施設などでは、あまりチャウチャウを見掛けることはありませんが、全くない訳ではありません。最近では、個人で里親を募集しているサイトも多数ありますので「チャウチャウ 里親募集」などで検索かけてみると、意外と簡単に見付かる場合があります。

チャウチャウの里親を募集している人のなかには、大事に育ててきたけれど飼い主さん自身が高齢になり飼い続けることができなくなった場合や、その他のやむを得ない事情のことが多く、性格の良い犬が多いという話も耳にします。

既に成犬であることがほとんどですので、しつけも済んでいることが多いようです。警戒心が強い性質を持つ犬種ですので、心を開いてくれるまでには少し時間がかかっても、慣れてくれば飼いやすい犬種といえます。

チャウチャウを迎え入れる時には、是非里親制度を利用することも検討してみてください。

5.まとめ

チャウチャウの特徴や歴史について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

チャウチャウはそのモコモコとした被毛が可愛らしく、ペットショップなどではあまり見掛けることはありませんが、根強い人気のある犬種です。

そのモコモコとした被毛のせいか大型犬と思われがちですが、実際は中型犬に区分され、大きな身体には似合わず神経質な性格の子が多いようです。

誰にでも簡単に触らせたり、仲良くなったりするなどフレンドリーな気質は少ないですが、飼い主さんに対しては愛情深く忠実であることが多いです。

チャウチャウを飼う際には、特徴でもあるモコモコの被毛の手入れはこまめにしてあげなくてはいけません。暑さにも弱いので、夏場は温度管理もしてあげてください。

日本ではペットとして飼われているチャウチャウですが、中国の一部の地域では今でも食用として繁殖されていることには、少し驚きを感じざるを得ません。

チャウチャウを家族として迎え入れようと決めましたら、ペットショップやブリーダーだけでなく、是非里親制度の活用も検討していただきたいと思います。里親制度では、チャウチャウの子犬はなかなか居ないかもしれませんが、成犬でも相性の合う子が見付かるかもしれません。

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